映画『ザ・ウォッチャーズ/The Watchers』物語結末までネタバレ




「シャマラン一族に期待するな。見る価値のない原作改悪の陳腐なホラー」世界で酷評中の映画『ザ・ウォッチャーズ/The Watchers』物語結末までネタバレと原作との違いを紹介。M・ナイト・シャマラン監督自体が傑作を生み出せていない状態で娘が監督デビューする意味が分からないと世界で酷評されまくっている内容とは?気になる中身を紹介していきます。

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映画『ザ・ウォッチャーズ/The Watchers』物語結末までネタバレ

森の中で何かから必死に逃げている男ジョン(アリステア・ブラマー)は “Point of  return”(帰還不能地点)と書かれた看板を前に時間を気にしていた。周囲が暗くなってくると木の上に逃れようとするが、謎の怪物によってどこかに引っ張られてしまう。

芸術家の卵であるミナ(ダコタ・ファニング)は勤めているペットショップの店長から、ダーウィンと名付けられたインコを配達するように依頼される。

配達先に向かうミナとダーウィンだったが、森の中で車が故障して止まってしまう。仕方なくダーウィンと一緒に車を降りて周囲を探すが、いつの間にか迷い込んでしまい車のあった場所に戻ることができなくなってしまう。

徐々に暗くなりつつある森の中を彷徨い歩くうちにマデリンと名乗る老女(オルウェン・フエール)を見つけ、彼女の後をついていくうちに小さな小屋に辿り着く。扉を開けたマデリーンは手遅れになる前に中に入るようミナに呼びかけ、ミナは小屋に駆け込むのだった。

謎の存在ウォッチャーと監視小屋

小さな小屋の中には老女マデリーンの他に若い男女シアラ(ジョージナ・キャンベル)とダニエル(オリヴァー・フィネガン)がいた。不思議なことにこの小屋の半分は壁ではなく巨大な鏡となっており、マデリーン曰く、この小屋は「クープ/coop」と呼ばれ、4人はこの鏡の向こう側にいる “ウォッチャー(監視者) “から監視されていると説明する。

ミナは信じることができずにいたが、巨大な鏡に耳をつけるとその向こう側に確かに謎の存在の息遣いと鳴動を感じることができたため、信じざるを得ない状況になる。

翌朝、ミナは森から脱出しようとするがマデリンから”Point of  return 44”と書かれた看板を見せ、周囲は人里から遠く離れた場所で脱出は困難であること、そしてここでの生活について説明を始める。このクープ(小屋)からは逃れることはできないが、ウォッチャー達は地下に住み日光の下に出ることができないので、日中は自由に行動して良いが、日没までにクープに戻らないと襲撃を受けて殺されてしまうこと。

そして、クープ内では“普通に振る舞う“などの生き残るためのルールを説明する。

夜になり、暇を持て余すダニエルは今日あったことを鏡の向こう側にいるであろうウォッチャーに向かって独り言を始める。鏡に興味を持ったミナがなんとなく鏡をノックすると鏡の向こう側から激しいノックを返されミナは恐怖を感じる。彼らはなぜ鏡越しにこっちを監視し続けるのだろうか、全く意味がわからないまま監禁生活が始まる。

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ウォッチャーズはなぜ監視をするのか

ミナは長い間ここにいるダニエルとシアラからウォッチャーの住処に続く穴の場所を教えてもらい、ロープを使って穴の中に入って探索を始めることにする。井戸のような穴を降りた先は広い空洞になっていてミナは空洞にかつて誰かの荷物であろう落ちていたビデオカメラや人形、自転車などを見つけ、脱出の手段に使えると判断したミナはダニエルの力を借りて自転車などの備品を引き上げていく。穴の中には日光が入り込んでいたため、日光の中にいたミナは背後からウォッチャーの気配を感じて振り向くと、日光で焼かれる六本指を引っ込めるバケモノの姿を少しだけ目撃してしまう。

ミナはそこにあったビデオカメラや懐中電灯を片っ端から持ち帰り、これらの持ち主はシアラの恋人ジョンのものであることが判明してシアラは狼狽する。ミナは夜の外の様子を知るためにビデオを外に設置してクープのテレビに接続すると、突然裸の男性の足だけが映り、クープのドアをノックし始めるのだった。

ノックの主はジョンと名乗り、シアラがドアを開けようとするが、マデリンに止められ冷静になったシアラが最近読んだ本について尋ねると、外にいるジョンは答えようとせず急にいなくなってしまう。すると扉を開けてくれなかった怒りをぶつけるかのようにクープの上から激しく小屋を殴打し始める、やはりマデリンの言うとおりジョンの擬態をしたウォッチャーだったことが判明するが、ウォッチャーがなぜ人の姿を真似して小屋の中に入ろうとするのか、謎は深まるだけだった。

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ウォッチャーズたちの正体

ある日、日暮れにマデリンとミナが森に取り残されたことで、ミナはウォッチャー達の姿を目の当たりにする。身長は2−3m、肉体は痩躯で人間に似ていたが、蜘蛛のように四つ足で歩行する彼らから発せられる咆哮はバケモノそのものだった。

なんとかクープに戻ることができたが、ミナ達を追いかけ興奮したウォッチャー達が4人それぞれの声でここを開けるように叫び続け扉を破壊し始める。偶然クープの床に地下に続く頑丈なシェルターの扉を発見した4人は扉を破壊される目前に地下に逃げ込む。

地下は明るく大量の資料とモニターが散乱した研究室のような場所だった。

録画されていたビデオを再生すると、この場所はローリー・キマーティンと呼ばれる男がウォッチャーを研究していた場所だったこと。そして、彼らがウォッチャーと呼ぶバケモノはハーフリングとも呼ばれていた人間界から追放された妖精のことで、地下に住むハーフリングたちはいずれ人間に成り代わるために人間のことを学ぼうとする彼らの起源を知るために研究を続けていたことが判明する。

さらにビデオを見続けると、キマーティンはウォッチャーの1人を捕獲して研究を続けていたが、意思の疎通は叶わずウォッチャーを助けても無駄だと悟り、捕らえたウォッチャーと自分を殺す銃声で録画が終わっていた。

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エンディングネタバレ「本当の黒幕」

夜が明けると近くの湖に向かって4人は走り続けるが、ダニエルはジョンに擬態したウォッチャーに殺されてしまう。三人はあっさりボートに乗って脱出に成功する。

街に戻ったミナはキマーティンが働いていた大学に行き、彼の姪のふりをして彼のオフィスに入って資料を漁る。そこでキマーティンが生涯をかけて集めた様々なハーフリング達の資料を見ていくうちにミナは一組の写真を見て手を止めて驚く。写真にはキマーティンがマデリンが仲睦まじく一緒に映っており2人は結婚していたこと、そして本当のマデリンは2001年に亡くなっていたことが判明し、ミナは自分たちが人間だと思って接していたマデリンこそがハーフリング(ウォッチャー)だったことを知りシアラの元に向かう。

外に開放されたマデリンは日光を克服したウォッチャー“デイウォーカー“となり、人間達に復讐を近い、シアラとミナを殺して乗っ取ろうと襲いかかってくるが、ミナは自分の双子の妹ルーシーや母との死別について話をして同情を誘い、人間界から追い出されたのは不公平だったと認めたことでなぜかデイウォーカーは納得してその場を立ち去る。

ミナは双子の妹ルーシーに会いにいき、ミナはルーシーに自分の体験を語り、今でも “マデリン “が他の人の姿になって現れているような気がすると話をしている外で、少女に擬態したマデリンが彼女達の姿を監視する姿で物語は終了する。

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映画と原作のエンディングの違い

映画を見終わった後、原作もこんなにつまらないのか?と疑問に思い調べてます。

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まとめ

全体的に平凡なホラー。

いや、つまらない。

M・ナイト・シャマランの娘の作品、、、というか全体的な雰囲気はオチは父の「ヴィレッジ」と同じようなもので、娘は父のアホな才能をそのまま受け継ぎそのまま別の原作の雰囲気を盛り込んで似たような作品を生み出している。そして七光のみで生きてきたのだろうか、決して怖い新たな演出や雰囲気などを出すことをせず、典型的な舞台劇のような説明くさいセリフ、後付けしたようなクソみたいな意味のない背景、唐突でクソみたいなエンディング。全てがクソだった。

最近のM・ナイト・シャマラン監督の作品がつまらないなと感じている人は、絶対に見ない方が良い。別才能が枯渇し始めている監督の血を薄めた娘が傑作を生み出すはずもなく、原作が面白いらしいが、彼女にしか生み出せないような素晴らしい恐怖演出もなく、原作の持つ「何か」についてひたすら隠して最後に“お父さんがいつもやっている通りのオチ“を狙ってどんでん返しが待っています!見たいな感じにやって大失敗している。

この映画で最も欠落している点は「薄いキャラクター」だと感じた。この映画に登場するキャラクター全ての背景が薄く、言動に一貫性がなく、興味も感情が持てないのだ。

ミナの双子とか母を亡くした話や背景には何の意味もなく。

突然怪物がいるって言われている洞穴に単独で降りる奇行種のような行動。

ダニエルの微妙なサイコパスっぷりとか

シアラの微妙に旦那あいしてなさそうな感じとか

あと、なんかハーフリングを研究している教授とか、見せ方も話し方も演技も全てがカスだから全く誰に対しても興味を持つことができないまま、エンディング。

そしてエンディングが同情誘って終わりって。

おいおいおい。

納得する方も納得する方だっつーの

なんだよデイ・ウォーカー、襲いかかるならさっさと殺せよ。

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