映画『アーガイル/Argylle(2024)』物語結末までネタバレと海外の反応評価まとめ




「2024年最悪の作品」メタスコア35の不評映画『アーガイル/Argylle(2024)』物語結末までネタバレ!この映画はなぜ酷評されるのか?海外の反応評価もまとめて紹介。自分の書いたスパイ小説が原因で騒動に巻き込まれるドタバタコメディアクション作品、キングスマンの監督最新作にして失敗作と言われる理由とは?

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映画『アーガイル/Argylle(2024)』物語結末までネタバレ

上品なイギリス人スパイのオーブリー・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)は、標的の女性ラグランジュ(デュア・リパ)に近付き一緒にダンスを踊り始めるが、アーガイルのことはバレておりラグランジュの仲間に包囲されてしまう。

アーガイルはパートナーのキーラ(アリアナ・デボース)の助けを借りて車で脱出するが、待ち構えていたラグランジュが二人に向かってマシンガンを乱射しキーラは死亡してしまう。アーガイルと逃げたラグランジュはカーチェイスを繰り広げ追い詰めると、アーガイルの仲間ワイアット(ジョン・シナ)がレストランで彼女を掴み上げて捕獲する。

アーガイルとワイアットの二人でラグランジュを尋問し、彼女の雇い主がファウラー(リチャード・E・グラント)に雇われていることが判明するが、二人の目の前でラグランジュが服毒自殺してしまい、アーガイルは誰が信用できるのか分からないと呟く。

アーガイルシリーズの著者エリー

…人気スパイシリーズ「アーガイル」の著者エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)がアーガイルシリーズの朗読を終えると、集まったファンからのいくつかの質問に答えてファンミーティングは終了する。

彼女はアーガイルシリーズ5冊目の新作を書き始めるために、ペットの猫アルフィーを連れて別荘でくつろぎながら、次回作は香港、アーガイルは…と頭の中の構想を全て書き切って眠る。

朝、エリーは母親のルース(キャサリン・オハラ)から、エリーから送られてきた新作の原稿を一晩中読み、とても良いと感想を伝えられるも、エリーは結末が気に入らないと本音を吐く。電話を終えたエリーは、この本にもっと良い区切りをつけようと、アーガイルにもっと良い結末を与えようと、いくつかのシナリオを思い描くが、どうしてもしっくりこない。

エリーは、ルースが本を仕上げるのを手伝おうと提案してくれたため、猫のアルフィーと列車に乗ってシカゴのルースを訪ねることにする。

列車の中で、エリーの著書のファンだという男性に声をかけて立ち去った後、エリーの座席の前に座ったエイデン・ワイルド(サム・ロックウェル)という男が突然、あなたのファンを装って命を狙っている人がいると忠告する。

すると別の乗客がファンだと言ってエリーに近づいてきた男性がペンに見せかけたナイフを出して襲いかかり、エイデンは暗殺者と戦い始める。その姿を見ていたエリーはエイデンの姿と彼の思い描く主人公アーガイルと重なり、目が離せなくなる。二人は列車が橋を渡るタイミングで車両から飛び降りて脱出する。

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秘密組織がエリーを狙う理由とは

山小屋で目を覚ましたエリーは、エイデンから、エリーはリッター局長(ブライアン・クランストン)率いるディビジョンという組織が、あなたの本を狙っていると話す。

訳がわからず困惑しているエリーの目の前で、エリーの自宅をカメラで映し出すと、大勢の男たちがエリーのオフィスを荒らして何かを探し回っている姿を見せる。エイデン曰く、エリーの書いたアーガイルシリーズの内容が、ある出来事を予言しており、全て的中しているため、組織は最終章の原稿に描かれている”マスターファイル”の行方を求めているのだという。

さらに、アーガイルシリーズに登場するワイアットというキャラクターはエイデンをモデルにしたもので、キーラは本当に死んだらしい実在の人物だと伝え、エリーはますます混乱する。

ディビジョンのアジトでリッター局長が、エリーの捕獲に失敗した副長官(ロブ・ディレイニー)を処刑していた。

ロンドンに到着した二人は、マスター・ファイルの手がかりであるバクーニン(スタンリー・モーガン)という情報提供者の行方を調べるため、公園のど真ん中でエリーに次の章を書き始めるよう依頼する。

エリーは言われるがまま、思いつくままにアーガイルのことを思い描きながら本を書き始める。(その様子は全てディビジョン組織に筒抜けで、公園にいる一般市民を装った組織の人間たちに監視されていた)

そしてエリーの閃きでとあるアパートに入った二人だったが、そこは誰も住んでいる様子もなかった。しかしエリーは、その部屋を見ながら何か既視感を感じ、周辺を調べ始め、床板を剥がした下にバクーニンが書いた情報を記した本を見つけるが、ディビジョンの刺客が部屋に突入してくる。

気配を察知していた二人は床下に隠れ、刺客が油断したタイミングで皆殺しにしたあと、増援が到着する前に屋上へ行き、川に浮かぶ船に飛び移る。(予告編の猫が飛び上がるシーン)

二人はボートで逃げてエイデンの自宅に隠れる。エリーがバスルームで鏡に向かって脳内アーガイルと自問自答をしていると、エイデンが誰かと電話をしながら”頭に銃弾”というフレーズを耳にしてしまう。命の危険を感じた彼女はエイデンの家を抜け出し母ルースのいるシカゴに向かう。

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エリーの隠された素顔とは

実家に帰宅したエリーは母ルース、そして父リッター局長(エリーは彼の裏の顔を知らない)とハグをする。リッターはハグをそこそこに彼女の書きかけの原稿に目を通していると、突然エイデンが銃を持って現れる。

エイデンは銃を向けながらエリーに、”この2人は本当の両親ではない”とエリーに告げると、母ルースは銃を取り出しエリーに銃を突きつける。

エイデンはルースを撃ち、リッターを気絶させて原稿を持つと、混乱するエリーを連れ出すが、急いでいたエイデンは、エリーの懇願を無視してアルフィーを実家に残して出発する。

混乱し涙を流すエリーのため、エイデンはエリーを彼の所属する組織のアジトに連れていき、彼の雇い主であるアルフレッド・”アルフィー”・ソロモン(サミュエル・L・ジャクソン)に会わせる。

ここでアルフィーはエリーこそが、”本物のアーガイル捜査官 “で、エリーは記憶を失っている元スパイだったことを明かし、エリーの書いてきた本は予言ではなく、スパイとしての過去を巡る自身の人生の記憶だったことが判明する。

そして、エリーの本名はレイチェル・カイユであること、とある任務に失敗して記憶を失ったところを。リッターとルースはエイデンより先にレイチェルのもとへ辿り着き、彼女の両親を装って、彼女が常に作家志望だったと信じ込ませ、彼女の掴んだ”マスターファイルのありか”を文書化して、情報を手に入れようとしていたのだ。

もちろんエリーは混乱して信じることができずにいたが、エイデンから突然襲われた途端に戦いの記憶がよみがえり、一瞬でエイデンを無力化して自分自身も驚く。

ソロモンはエリーとエイデンの3人はエリーの記憶をたどりに、マスターファイルのあるアラビアのパーティーに向かう。そこでエリーはスパイレイチェルになり切ってエイデンと共に侵入し、サバと呼ばれる女性から無事にマスターファイルを手に入れる。

しかし実家で原稿を撮影していたリッターも屋敷に到着しており、ルースとリッターが再びエリーの前に現れ、包囲されてしまう。ルースの言葉でエリーはスパイ時代のフラッシュバックがよみがえり、マスター・ファイルを奪う前にバクーニンを銃殺した瞬間に自爆に巻き込まれて記憶を失ったことを思い出し気絶する。

目覚めたエリーの前にアルフィーを人質にしてリッターがエリーを脅す。するとエリーはエイデンの胸を撃って彼に渡していたマスターファイルをリッターに手渡し、裏切ってしまう。

裏切ったエリーは、ルースとリッターと一緒にマスターファイルの解明を始め、油断したタイミングでルースとリッターをぶっ飛ばしてエリーは立ち去る。その頃、撃たれて死んだはずのエイデンが蘇り護衛をぶっ倒してエリーと合流する。エイデンは撃たれたことを非難するが、エリーは心臓や血管を避けて撃つ神業でエイデンを生かしたと伝える。

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エンディングネタバレ

二人はディビジョンの武器庫で準備をした後、大量の護衛たちを次々にぶっ殺していく。二人はマスターファイルをソロモンに送るため、船のコントロール・ルームにたどり着くが、リッターが背後から襲いかかるが、猫のアルフィーが襲いかかり撃退。

二人はファイルをソロモンにアップロードし始めるが送信完了まで施設を守らなければならない。大量の増援を引き連れたルースが現れエリーを洗脳すスイッチとなるオルゴールをエリーに聞かせてエリーを再び洗脳状態にしてエイデンを襲わせる。

エイデンはエリーに殺されそうになるが、従業員の姿をした女性がルースに襲いかかり、オルゴールを破壊、エリーの洗脳は解けてエイデンを助ける。

襲いかかった従業員は死んだはずのキーラだった。実はキーラもエイデンのように弾が心臓を避けていたため、死んだように見えたが実は生きていたのだった。

マスター・ファイルの残りを送り、船を爆破させた3人と一匹は帰りのボートに乗り脱出。船の中でエイデンとエリーはキスをする。

…そのアーガイル、エイデン、そしてキースのチームが無事に任務を終えて脱出するシーンは、アーガイルシリーズの感動のラストシーンとして、エリーはファンミーティングで朗読していた。

朗読を終えると、アーガイルに似たオタク風のファンが現れエリーは驚きの表情を浮かべて物語は終了する。

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ミッドエンディング「キングスマン続編」

クレジットの間に、20年前のフラッシュバックが映し出され、若きアーガイル(ルイス・パートリッジ)がパブに入り、キングスマン機関で働いていることが示唆される。

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映画『アーガイル/Argylle(2024)』海外の反応評価まとめ

ここから先は、アメリカで2024年2月2日にApple TVと劇場で公開された『アーガイル/Argylle(2024)』を見た海外の様々なメディアの感想評価を紹介していきます。

IMDb 6.0/10

7/10
信憑性はないが、大笑いできるバカバカしいスパイ映画
キングスマン』シリーズの脚本家による大注目の映画で、予告編ではおどけた場面やスパイアクション、ブライス・ダラス・ハワードの叫び声、そしてすごいとされる猫などが頻繁に映し出されていた。最初、映画は限りなく安っぽいのだが、それは意図的なものだと思われる。映画の大半は、観客をあるものだと思わせるが、実際は別のものであり、あまり驚かされない意外な展開で明らかになる。
ヘンリー・カヴィルの髪型は最悪だが、アンサンブル・キャストの演技は素晴らしい。デュア・リパの出演時間は短いが、彼女に会いたくなるような素晴らしい演技をしている。サム・ロックウェルは、トム・クルーズやジェイソン・ステイサムに続いて50代半ばであることを忘れてしまうほど、年齢を感じさせないハリウッドのトレンドを続けている。
この映画は長すぎるし、もっといい編集者が必要だった。
私はこの映画を全体的に楽しんだ。この映画を真面目に見てはいけない。非常に長いエンディングのシークエンスは、不信感を抱かせるようなクレイジーなものだが、それを受け入れよう。

1/10
アーガイルはApple+ TVにとって大失敗、期待されたテレビシリーズのスピンオフを確立するには程遠かった
妻と映画館で『アーガイル』(2024)を観た。ストーリーは、世界的に有名なスパイ小説の作家が作家のブロックに直面する。彼女は精神的なブロックを克服するために母親を訪ねようとするが、その途中で自分の本がノンフィクションであり、現実に影響を与えることを発見する。彼女が知らない彼女の能力の秘密とは?
監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーン、出演は『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィル、『ヘルプ』のブライス・ダラス・ハワード
この映画は大失敗だ。ここまでひどいものを見たのは久しぶりだ。傑出したキャストにもかかわらず、どの俳優も活かし方が下手で、サム・ロックウェルのキャラクターだけが当たり外れがある。
ブライス・ダラス・ハワードはミスキャストに感じられ、猫の追加、ぎこちないスケートシーン、無意味なダンスと煙のシークエンスが映画全体の失敗の一因となっている。最後の戦いは精彩を欠き、サミュエル・L・ジャクソンのワインの例えをフィーチャーした1つの価値あるシーンも平坦だ。ヘンリー・カヴィルとジョン・シナは何の役にも立たず、この映画の唯一の救いとなるシーンである列車のシークエンスは、すでにプレビューで上映されていた。エンディングは「アーガイル/キングスマン」のApple+ TVシリーズを暗示しているが、このがっかりの後で、誰がそれを必要とするだろうか?
結論として、『アーガイル』はApple+ TVにとって大失敗であり、彼らが期待したテレビシリーズのスピンオフの勝利にはほど遠い。点数は1/10で、スキップすることを強くお勧めする。

5/10
このままでいいの?
マシュー・ヴォーンは大好きな監督の一人だ。彼には私のお気に入りリストに入る映画が3本ある: キック・アス』、『X-MEN:ファースト・クラス』、『キングスマン』だ: そして『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』だ。私は彼のスタイルが大好きで、巨匠だと思っている。
前作の『キングスマン ファーストミッション』はひどかった。星は2つ。しかし、完璧な人間などいないし、一度の失敗を許すのは簡単だ。
しかし『アーガイル』では、またしてもひどく失望させられる作品に仕上がってしまった。『キングスマン ファーストミッション』ほどひどくはないが、それゆえに余計にがっかりさせられるのかもしれない。素晴らしい作品になったかもしれないのに。

メタスコア 35/100

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  • 80
    その核心は、スパイの領域にクロスオーバーする多くのソープ・オペラの主題をリフした、軽快なスパイ娯楽だ。ヴォーン監督作品では「馬鹿馬鹿しい面白さ」という言葉がよく使われるが、それは事実かもしれない。
  • 60
    派手で楽しく、足取りも軽い『アーガイル』は、ひねりにひねりを加えながら、その隙を縫っている。
  • 60
    スクリーン・ラントモリー・フリーマン
    Argylle』は、興味のある人はチェックする価値があるが、『キングスマン』ほどの出来は期待しないほうがいい: しかし、『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』ほどの出来は期待しない方がいい。
  • 58
    IndieWireDavid Ehrlich
    アーガイル』は、もっとシリアスな映画では決して引き出せないような、これまた輝かしい高みで幕を閉じるのだが、そこに至るまでの薄っぺらで超作為的なフワフワは、自らの不条理を正当化しようとするあまり、それを楽しむチャンスを十分に残してくれない。
  • 40
    IGNジェシー・ハッセンジャー
    マシュー・ヴォーン監督の最新作は、『キングスマン』シリーズのようなエッジの効いたボタンの押し売りはないが、その安心感が薄れるにつれ、『アルジャイル』がいかにそれらの(そして他の、より優れた)映画からアイデアやイメージを再利用しているかが明らかになる。ブライス・ダラス・ハワードとサム・ロックウェルは愛すべきコンビだが、スターに見合うだけの気品に欠ける、時折おかしな冒険に徹している。
  • 40
    トータル・フィルムケヴィン・ハーレー
    ヴォーン監督のキャスティングはいいのだが、中途半端なアイディアのオンパレード。
  • 38
    RogerEbert.comロバート・ダニエルズ
    残念だ。アーガイルはウィスマートのパロディになる可能性を秘めていた。ただ残念なことに、オチをつける前にジョークのネタに飽きてしまったようだ。しかし、ギャグになるのを避けようとするあまり、この映画を『キングスマン』シリーズと結びつけようとするあまり、ヴォーンは自分の映画に匿名性を植え付け、単に忘れられるだけの作品にしてしまった。
  • 30
    ハリウッド・レポーターLeslie Felperin
    確かに、この映画が、笑いのない、怒鳴るような演技や、紆余曲折のある筋書きや、ぞっとするほどショボイCGIを愛する層を見つける可能性は十分にある。しかし、観客がこの映画を、まるで生ゴミを捨てるように鼻であしらう可能性もある。
  • 20
    ガーディアン紙ピーター・ブラッドショー
    理論的には楽しい映画になりそうだが、すべてが自意識過剰で自画自賛的であり、重要なアクションシーンは虚構と現実の2つのレベルで演じられることで無効となり、互いに打ち消し合っている。
  • 20
    ザ・テレグラフロビー・コリン
    アクションはドタバタ劇主体だが、セット・ピースはすべて、4流CGIや俳優のデジタル・ダブルがお化けマリオネットのようにバタバタと動き回るという、見え透いたインチキで、非道というより侮辱的に映る。

RottenTomatoes 批評32%: 観客71%

ロッテントマト
  • 詰め込みすぎのアクション映画で、139分という膨大な上映時間の重さを痛感させられる。
  • ポップカルチャー・マーケティングの空虚な多人数参加型エクササイズであり、マシュー・ヴォーンの、説得力のないCGIと熱狂的な戦闘シーンを駆使した、ガサツで混乱した、魅力のない11のハイパーアクティブな「スタイル」のショーケースである。
  • スパイというジャンルに対するこのアプローチが、単に巧みなスパイ物語を語るよりも優れているのはなぜか?ストーリーのレイヤーを増やすことで、アーガイルがより良い映画になるのか?真実はそうではない。
  • サム・ロックウェルは楽しませてくれるが、それ以外は散々。マシュー・ヴォーンは、大げさなCGI満載のスパイ映画を、錯綜したストーリー展開と、退屈を誘う調子の外れたミュージカル仕立ての間奏曲でお届けする。
  • この曲がりくねったサーガは、一貫した陰謀やサスペンスを生み出すのに苦労しており、全体を通してスタイルが中身を圧倒している。風刺として、本作が覆そうとしているのと同じジャンルの手法の多くに甘んじている。
  • この新しいスパイ大作戦は、座っているだけで絶対に退屈かもしれないが、アップルの刷新された映画戦略の一環として、そもそも存在していることを評価すべきだろう。
  • 素晴らしいキャストと純粋に笑える瞬間がいくつかあったにもかかわらず、この映画のひどいCGIと長すぎる上映時間は、この俳優たちが出演した他の作品を観たいと思わせるものだった。
  • あなたが思いつくスパイの決まり文句や型にはまっている。その結果、ジフェンヒドラミンによる感覚への攻撃と呼べるほど、まったくナンセンスなものがぎっしり詰まった映画になった。
  • アーガイルはストーリーから演技までほぼ完璧にひどい。興味をそそられるほど賢くないし、笑えるほどなりすましでもない。
  • 退屈はしなかったが、ハラハラもしなかった。賭け金が十分高くなかった。
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まとめと感想「寒い、女優がブサイク」

コメディ映画なんだから馬鹿笑いして楽しもうぜ!

ってタイプのはずなんだけど、この映画は色々とはまれず最後まで冷静に見れてしまい、全く楽しめなかった…

まず、主演女優のブライス・ダレス・ハワードがブサイク。ムチムチ。とてもじゃないが、主演を務める顔と演技者ではない。要するに華がない。違和感ずっとあって、そのまま間抜けな作家だったら良かったのに、実は伝説のスパイでした!って覚醒してサム・ロックウェルと共闘するんだけどさ、二人並んでいる時に

「くそ合わない」

ってスッゲェイラついた。

美人でもなければ、筋肉質でアクションに耐えうる肉体でもなく、中年作家が無理して頑張ってます感が強く最後までこの女じゃなければなぁと冷める。

サム・ロックウェルも素敵な人なんだけど、この映画には合わないかなぁ。

ここまで豪華なキャストにするならブラピあたりでも出してくれた方がニヤニヤしたかな。

アクションシーンは見事、爽快感抜群で、バカでアホで間抜けでご都合満載で、プロレスか?ガチか?で言うと前編プロレスなアクション。主人公たちには絶対に弾が当たりませんタイプ。

そこにマシュー・ヴォーン節が炸裂してしまい、船の中のラストの戦いは、キングスマン初代のラスト頭が色鮮やかな煙で爆発して画面を彩るシーンを丸ぱくりしたかのように、煙幕の中ダンスしながら銃をぶっ放すシーンは、正直痛い。ブラピとアンジェリーナジョリーみたいな美男美女がやらかすのではなく、魅力のない中年男女が踊られてもね。。。。

猫がラスボス倒したり

オイルの上でブサイクがスケートみたいに踊って銃撃したり。

最後は殴り合い。

うーん。

うーーーん。

日本だと劇場か配信かはまだ未定なのか?

とりあえずお金を払う価値はあると思うんだけど、その前に予告編を見てこの女性がアクションするのを許容できるかを見てからが良いかなと。

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