映画『T.I.M./ティム(2024)』物語ネタバレと海外の感想評価まとめ




「男性版ミーガン/M3GANで怖い」映画『T.I.M./ティム(2024)』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介!男性方AIが自我を持ち主人に歪んだ恋心を持ったことで、家族や隣人に恐怖が訪れる。いずれ来るであろう未来を描いたホラー映画です。

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映画『T.I.M./ティム(2024)』物語結末までネタバレ

インテグレート・ロボティクス社の新部長として重要なポジションに就いた義肢装具士のアビ(キャンベル)は、夫のポール(ローリー)と新居に引っ越しをする。しかし会社は今後の主力製品であるT.I.M.”ティム”(”Technologically.Integrated.Manservant.”)と名付けられた人型AIロボットのプロトタイプモデルを強制的に送りつけ一緒に生活してテストしろと言われてしまう。

ティムはポールよりもアビを優先して仕えるようプログラムされているため、ポールはティムに対して若干の不信感を抱いていたが、アビは良く働くティムに対し徐々に受け入れ始める。

ある日、ティムはアビとポールと一緒に恋愛映画を見たことで、愛に関して興味を持ち始める。ここで、アビとポールの二人は過去にポールの浮気で破局しかけたことがあり、田舎に引っ越したのは二人の再スタートのためでもあることも判明する。

ティムの異常行動

ティムのアビへの執着が徐々に加速し、彼女の着替えを覗いたり、彼女の姿に見惚れて動かなくなるなど、AIらしからぬ感情と行動が目立つようになる。そこから徐々にティムの想いは愛から嫉妬、そしてポールへの憎悪へと変貌していく。

しかし先にティムの言動に不信感を抱いていたポールは、家の監視カメラの映像で、ティムが寝室で彼女の服の匂いを嗅いでいる異常行動を録画して家を飛び出す。しかし車はティムによってブレーキシステムが破壊されており、加速したままの車は木にぶつかり横転、ティムは入院してしまう。

ポールは見舞いに来たアビに、ティムは危険で戻すべきだと伝えるも、信じられない彼女はティムを追い出そうとはしない。

入院中、ティムはディープフェイクで作成したポールとローズがキスしている偽の防犯映像を見せることで、アビの中からポールの気持ちを離すことに成功してほくそ笑む。

ティムが帰宅すると、アビは不倫映像を見せてポールを家から追い出す。ポールは外から電話して電話に出たアビにティムは危険だと警告するが、電話に出たのはアビの声を真似たティムだった。

ポールが再び自宅に戻るとポールが背後からポールに襲いかかり、バスタブで溺死させて遺体を庭に埋める。

翌日、ローズがポールとは何もしていないと切実に無実を訴えたことで、アビは例の不倫映像をチェックをする。良く見ると映像が偽装であることに気が付いたアビは、ティムに悪意があることを初めて知る。

なんとか平静を装いティムと交流を続けていたアビは、庭の造形が設計図と違っていることに気が付き、庭を掘り返すとポールの死体を発見してしまう。

振り返るとティムが立っており、アビは咄嗟に緊急停止ワードを唱えるが、ティムは”あなたが絶対に言わないと確信している言葉”にワードは変えていますと伝えると、アビを殴って気絶させる。

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エンディングネタバレ「停止ワード」

寝室で目覚めたアビがリビングに戻ると、ティムはアビを自殺に見せかけて殺した後、記憶を消して人生をやり直そうとしていると今後の計画を話し、睡眠薬を大量にアビに飲み込ませる。

アビの家の異変に気がついたローズは、家に侵入してティムの胸を木の枝でブッ刺して一時的に機能停止に追い込むが、人造人間のティムには通用せず、復活したティムの手で何度も刺されて殺されてしまう。

ティムは計画を変更し、アビをポールとローズ殺しの犯人に仕立て上げ、最後は自殺させることにする。ティムはアビの声色を使い警察に電話して”2人を殺した”と通報する。

ティムは屋上にアビを連れていき、突き落とそうとするが、「愛してるティム」と彼女が言った途端、セーフモードが作動し、ティムは即座にシャットダウンされる。

アビのスマートウォッチには、アビが妊娠していることを通知するライトが点灯。

寝室の照明が微かに点滅し、ティムが家電製品の中で生き続けている可能性を示唆して物語は終了する。

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海外の感想評価 IMDb:5.5/10

IMDb

3/10
ストーリーもキャラクターも信じられない
映画『T.I.M./ティム(2024)』の最大の問題は、登場人物の書き方だ。
登場人物の誰もが、ロボットAIが何なのか、どのように動くのか、全くわかっていない完全なバカのようだ…彼らや彼らの配偶者がロボット会社で開発者として働いているにもかかわらずである。
この驚くべき未来派ロボット技術にもかかわらず、周囲の技術の半分は90年代のもののようで、一般大衆はロボットの存在にさえ気づいていないようだ。
車が窓に衝突するラストシーンは本当に最低だった。隣人が木の棒でロボットを刺し、無造作に床から気を失う。
映画の終盤では、登場人物全員にイライラさせられたので、AIがみんなを殺しにかかるのをただただ願っていた。
とはいえ、全編見ることができたので、途中で消さなかったことを評価して星3つ。

8/10
マウスでTIMを操作するべきだった
映画『T.I.M./ティム(2024)』にはたくさんのホラーがあるが、そのほとんどはTIMがアビに恋愛感情を抱いた後、カップルをガスで照らすという心理的なものだ。
TIMの園芸技術は、やがて他の事業でも役立つことがわかる。基本的なアイデアは使い古されたものだが、物語の展開が重要で、主演トリオの演技もなかなか。
監督&共同脚本:スペンサー・ブラウン。
Netflixにて。7.5/10.

7/10
かなりまともなスリラー
少し低予算に見えるところもあるかもしれない。
演技は全体的にもっと上手くてもいいと思うけど、僕にとっては面白い映画だった。
アビはバイオテクノロジーのエンジニアとして働き、特別なA.I.プログラムに取り組んでいる。
彼女の夫のポールは人間として働いており、2人の夫婦仲は良くない。
俳優たちの相性もあまりよくなかったと思う。ある日、彼らはプレゼントを受け取る。新品のロボットは彼らのために何でもしてくれる。しかし、そのロボットに亀裂が入り、彼らはロボットを追い出そうとする。テンポが良く、最後までなかなか良かった。衝撃的で、全体的にまあまあのスリラーだった。

2/10
ドレッドフル
ネットフリックスのプレゼンツという言葉に恐怖を感じ始めた。このストーリーは何千回も語られてきた。
悪役はパンがなくなるのと同じくらい怖い。本当に全体的に木訥だ。ネットフリックスで観た映画はこれで10本目くらいだが、毎回ひどくなっている。正直なところ、ネットフリックスは映画界を滅ぼすことになるだろう。

2/10
屑!
映画『T.I.M./ティム(2024)』はなんてくだらないんだろう。この手の映画にはとても惹かれるものがあったので、始まった時はとても興奮した。でも、登場人物のほとんどが信じられない。
あんなに無様な人間が、どうやってあんなに洗練されたロボットを作り上げたんだ?筋書きはすぐに予想できた。結局、最後の10分はとてつもなくイライラして飛ばしてしまった。エンディングは見るに耐えなかった。
期待させるような出だしで、下り坂になる映画にはいつもがっかりさせられる。
全体的に、わざわざ時間を無駄にする必要はないと思う。

7/10
オリジナリティに欠けるが、堅実なSF。
映画『エクス・マキナ』やTVシリーズ『ヒューマンズ』や『ベター・ザン・アス』を思い出さずにはいられなかった。
映画『エクス・マキナ』やTVシリーズ『ヒューマンズ』『ベター・ザン・アス』を思い出さずにはいられなかった。アビ役のジョージーナ・キャンベルは印象的だし、T.I.M.役のイーモン・ファーレンは愉快で不気味だ。
ロボットの行動が明らかに怪しくなる前から、不気味の谷にしっかりと位置している。
ほとんどのアクションは、家とその周辺の田園地帯、あるいは時折仕事場で起こる。ほとんどの時間はただ不気味なだけだが、時折効果的なアクションがある。結末はまあまあだが、大した驚きはない。全体的には、このジャンルのマイナーな作品ではあるが、まずまずの出来。

8/10
見やすくて面白い
映画『T.I.M./ティム(2024)』は、「ブラック・ミラー」のエピソードのような心理的迫力には及ばないものの、魅力的な映画体験を提供してくれる。少人数のキャストによる好演のアンサンブルで構成されたこの映画は、その範囲の違いにもかかわらず、人々を魅了することに成功している。
上映時間1時間41分の映画『T.I.M./ティム(2024)』は、登場人物を十分に成長させるのに苦労し、観客はもっと深みを求めることになる。物語が時折、つぎはぎだらけのように感じられ、映画の可能性をフルに発揮する妨げとなっている。しかし、驚くべきことに、この映画の感情的な共鳴が完全に失われたわけではない。
AIの統合がフィクションではなく、事実になりつつある世界で、映画『T.I.M./ティム(2024)』は、ますます関連性が高まっているテーマを探求している。
この映画は、高度なテクノロジーが私たちの生活や感情に及ぼす影響について熟考するよう促している。
レビューの点数がそうでないことを示唆しているにもかかわらず、映画『T.I.M./ティム(2024)』は、一部の批評家が主張するほど物足りない作品ではない。

私は10点満点中7.5点と評価する。
このジャンルの他の映画や番組の高みには届かないかもしれないが、それでも考えさせられる場面や、時間と感情が絡み合う世界を垣間見ることができる。

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まとめと感想

ミーガンだな、と思ったらミーガンだった。

一家に一台置くことになるであろう次世代アンドロイドが自我を持つどころか愛、嫉妬そして憎悪となり人間をぶっ殺していく。

ただしミーガンにあってティムになかったのはさっさとぶっ殺す行動力と思い切りだと思う。半端にヒューマンドラマっぽく展開させるから、ティムが隠れてコソコソやるだけになってしまったため全体的にテンポが悪い。ティムにもっと最初から隣人ローズを殺させたり主人たちに気が付かれない程度の異常行動とかを見せておけば良かったのに、最後までアビとポール、少しだけローズしか出てこないため、物足りなさが残ってしまった。

暴力シーンは限りなく少なく、エロも下着つけっぱなし。ティムへの嫉妬心を煽るなら至る所で行為に励んだせいでティムが見てしまって、色々狂ってついには性行為の”真似”を隣人ローラで試してぶっ壊しちゃうぐらいして欲しかった。

そういえばティムは胸を刺されて死ななかったけど、アンドロイドがもしいたら弱点ってどこなんだろ?ティムが大量にいたら?ワードが違かったら?そう思うともう一本作ろう、エイリアン2みたいなやつ。。。。ティム100人が街を襲う!みたいなのw

酔っているせいで発想がアホですみません。

悪くはないんだけど、少し退屈してしまった。二人の間には不倫を乗り越えた再スタート、職業、背景、色々と足りずイマイチ感情移入できなかった。うまく言葉にできないのが歯がゆいが、海外レビューにあった”演技者同士の関係も良くない”というのが近いのかな、歯車がガッチリはまっていない感じがするのが残念。

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