海外で大不評の映画『ウィッシュ』物語結末ネタバレと海外のリアルな感想評価紹介




「魂がない、今のディズニーを象徴した作品」海外先行公開され大不評の映画『ウィッシュ』物語結末ネタバレと海外のリアルな感想評価を紹介。

このブログでは、映画の物語をネタバレ後に、海外の感想評価をネタバレ有りで紹介、最後に自身の試聴後の感想を書いています。
映画未視聴の方は閲覧には十分注意してください。

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映画『ウィッシュ』作品情報

  • 上映日:2023年11月22日
  • ジャンル:アニメーション、冒険、コメディ、ファミリー、ファンタジー、ミュージカル
  • 制作国:アメリカ合衆国
  • 上映時間:95分
  • 興行収入:$12,200,000
  • メタスコア評価:48/100
  • 監督:クリス・バック、フォーン・ヴィーラスントーン
  • 主要キャスト:アリアナ・デボーズ(アシャ役)、クリス・パイン(キング・マグニフィコ役)、アラン・テュディック(ヴァレンティーノ役)

制作背景

『ウィッシュ』は、ディズニー創設100周年を記念して制作されたアニメーション映画。手描きアニメーションとCG技術の融合によって、新しくも懐かしいビジュアルスタイルが特徴。

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ストーリー概要

17歳の少女アシャは、暗雲が迫るロサス王国を救うため、星に願いをかけます。しかし、その願いによって現れたのは、問題を起こす星そのものでした。この奇妙な出会いが、彼女の運命を大きく変えることになります。

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主要キャラクター紹介

  • アーシャ:元気で情熱的な17歳の少女。
  • マグニフィコ王:ロサス王国を治め、人々の願いを管理する王。
  • バレンティノ:アシャの友達であるヤギ。魔法で話す能力を得る。
  • アマヤ女王:キング・マグニフィコの妻であり、温かく賢い女王。
  • サキーナ:アシャの母親。
  • ダリア:アーシャの親友で、障がいを持つ王国のパン職人。
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監督クリス・バックの紹介

映画「ウィッシュ」の映画監督クリス・バックの顔写真。
Chris Buck(II)
  • 生年月日: 1958年2月24日
  • 出身地: アメリカ合衆国カンザス州ウィチタ
  • 主な職業: 映画監督、アニメーター、脚本家

教育背景とキャリア初期

  • 教育: カリフォルニア芸術大学でキャラクターアニメーションを学ぶ。
  • キャリア初期: ディズニーアニメーションでのキャリアを1978年に開始。ジョン・ラセターやMichael Giaimoと共に学び、アニメーションの技術を磨く。

主な業績と影響

  • ディズニーでの貢献:
    • 「ターザン」「アナと雪の女王」シリーズなどの大ヒット作を監督。
    • アニメーターとして「きつねと猟犬」「ポカホンタス」などにも関与。
  • 他スタジオでの活動: ソニー・ピクチャーズ アニメーションに移籍し、「サーフズ・アップ」を監督。
  • 特徴的なスタイル: 従来のディズニー作品に新しい息吹を吹き込む手法で知られる。特に「アナと雪の女王」は世界的な現象を巻き起こした。

個人的な背景と影響

  • 家族: 1989年にShelley Rae Hintonと結婚し、3人の子供をもうける。
  • 個人的な試練: 長男Ryderが2013年に交通事故で亡くなる。この悲劇は「アナと雪の女王2」の曲「The Next Right Thing」のインスピレーションとなった。

受賞歴と評価

  • アカデミー賞、アニー賞、BAFTA賞など、数々の賞を受賞。
  • 「アナと雪の女王」での功績により特に高い評価を受けている。
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視聴者の反応と評価

  1. 『アニメーション美術の傑作』
    “驚くほど美しいアニメーションと色彩が際立つ。ディズニーの新たな方向性を示す作品。”(95点)
  2. 『魅力に欠けるストーリー』
    “キャラクターは魅力的だが、ストーリーは予測可能で新鮮味に欠ける。もっと深みが欲しかった。”(65点)
  3. 『伝統的なディズニーの味わい』
    “従来のディズニーの魅力が詰まった作品。特に子供向けに楽しめる、ファミリー映画の良作。”(80点)
  4. 『革新性が不足』
    “ビジュアルは美しいが、ストーリーの革新性や深みが不足。期待外れの作品だった。”(60点)
  5. 『キャラクターに感情移入できない』
    “キャラクターに感情移入しにくく、物語の展開も強引。音楽は良かったが、全体としては平凡な出来栄え。”(55点)

映画のテーマとメッセージ

『ウィッシュ』は、願いと夢の重要性を描いた物語。自分の力で夢を追求する勇気と、願いが叶う魔法の力を通じて、希望と夢の大切さを伝えます。

映画タイトルの意味

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『ウィッシュ』は、「願い」という意味。主人公アシャの星に願いをかける行為から始まる冒険が、タイトルに反映されています。

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映画『ウィッシュ』物語結末ネタバレ

マグニフィコ王王(クリス・パイン)は人生の中で大きな失意を経験し、魔術を学ぶと、才能あふれる魔術師になる。彼はその才能を、人々のために使い、たくさんの人々から支持されるようになる。そして妻のアマヤ王妃(アンジェリーク・カブラル)と共にロサス王国を築き、世界中の人々から託された何百もの願いを管理する願いの管理者として、誰もが18歳になると、願いの儀式で、どんな願いであっても王が夢を叶えてくれるという、夢のような儀式だった。

ヒロインアーシャの夢

17歳のアーシャ(アリアナ・デボース)母親のサキナ(ナターシャ・ロスウェル)と100歳になる祖父のサビーノ(ヴィクター・ガーバー)、そしてペットのヤギのバレンティノと暮らしている。アーシャは、マグニフィコ王の弟子として面接を受けることになっているので、弟子になったら祖父の願いを叶えてもらう夢を持っていた。

そしてアーシャは、ローザスを訪れる人々に王国の歴史やマグニフィコ王の偉大さを伝える挨拶に出かける(「ローザスへようこそ」)。

アーシャは親友のダリア(ジェニファー・クミヤマ)のもとへ向かい。
ダリアはハンディキャップを持ち、王国のパン職人で、そこに彼女の友人、
不機嫌なガーボ(ハーヴェイ・ギレン)
眠そうなサイモン(エヴァン・ピーターズ)
照れ屋のバジーマ(デラ・サバ)
楽しそうなハル(ニコ・ヴァーガス)
くしゃみのサフィ(ラミー・ユセフ)
おっちょこちょいのダリオ(ジョン・ルドニツキー)

が登場すると、面接を控えているアーシャに対し、マグニフィコ王へのアプローチの仕方をアドバイスする。

マグニフィコ王の真の顔

面接のため城を訪れたアーシャをアマヤ王妃が自ら出迎えると、マグニフィコ王の書斎へと案内する。そこで、マグニフィコ王はアーシャに王国の願い事を歌いながら(”At All Costs”)を見せてもらい、流れでアーシャは祖父サビーノの願い事である「王国の人々のために音楽を演奏すること」を叶えられるかと尋ねた瞬間、マグニフィコ王は友好的な態度を崩してアーシャに詰め寄る。するとマグニフィコ王はサビーノの願いの玉を呼び寄せ、確かに願いを叶える儀式で彼の夢を叶えることは可能だが、群衆の暴動を扇動する可能性がある危険な願いだという理由で、願いを断られてしまう。そして、マグニフィコ王が願いを叶えると、代償に王に魂の一部を捧げ忠誠を誓うことになることを知ってしまう。

その後、マグニフィコ王は国民を集め願いを叶える儀式を始め、アーシャへの当てつけのように、次々に国民たちの願いを叶えていくが、サビーノの願いだけ叶えないまま、儀式を終了させ立ち去るのだった。

失意の中、帰宅したアーシャはサキナとサビーノと夕食を共にし、マグニフィコ王が本当はどんな王なのかを話すが、二人は信じようとしなかった。家族にも信じてもらえず、アーシャはバレンティノと一緒に外に出て、家族の願いを叶えるために天に向かって願い事をする(”This Wish”)。

アーシャの願いを叶えるスター

すると、夜にも関わらず大空が眩く光り出す。王妃や王国中の人々が夜空を見上げ、マグニフィコ王が起こした奇跡の魔法の一部だと思い込んでいたが、当のマグニフィコ王はこの強大な力に驚いてその光がアーシャのいる森の中に落ちていくのを目撃する。

空から降ってきたのは星だった。アーシャとバレンティノにちょっかいを出したあと、星が力を周囲に振りまくと、森の動物たちが次々と人間の言葉を話し始め、アーシャのペットのバレンティノ(アラン・テュディック)も喋り出す。

目の前で起きた不思議な力に、アーシャはどうしてこんなことが起こるのか?と質問を口にすると、森の動物たちは一緒になって、星が魔法をかけて命を吹き込んだのだと説明する(”I’m A Star”)そして、アーシャはスターに願いを叶えてほしいと願うと、スターはアーシャとバレンティノが母親と祖父の願いを見つけるのを協力すると約束する。

アーシャはバレンティノとスターを連れて、マグニフィコ王の城に侵入すると、ダリヤと仲間たちに、事情を説明し、実際にスターの力で生み出された鶏の大合唱を見せて無理やり納得させる。マグニフィコ王が城の外で、群衆と昨夜の光について話をしている間に、アーシャたちは食事運搬用エレベーターで、無事に王の願い事を集めた書斎に侵入する。アーシャは祖父の願いの玉を手に入れ、戻ってきたマグニフィコ王の、人々の願いを独占して支配する野望の歌を聞きながら、城を脱出する。

マグニフィコ王の願い

アーシャは家に戻り、サビーノに願いの玉を渡すが、マグニフィコ王が現れ、サキナの願いの玉を目の前で握りつぶす。すると、夢を奪われたサキナは激しい悲しみが全身を襲い、深い悲しみを味わう。願いを潰したマグニフィコ王は、願い潰すと願いの力を吸収して力が強くなることを知り、邪悪な笑みを浮かべる。アーシャがマグニフィコ王が油断している間に、家具で足止めをして、その間に家族を安全な場所に移動させた後、自分はマグニフィコ王を止めるため再び城に向かう。

マグニフィコ王は書斎で、王国の人の願いをわざと潰すと、強大な力を得て確信を得る。そして、マグニフィコ王は国民を集めると、実験のために願いを潰したことで、深い悲しみの症状を訴える国民を見せると、全てアーシャが原因だと群衆を騙す。そして、秘密を知ったアーシャに懸賞金をかけると宣言した後、アーシャの友人の一人サイモンを壇上に登場させる。(ここで、アーシャの家を教え裏切ったのはサイモンだということが判明する)登場したサイモンに対し、彼の願い「騎士になる」願いを叶えるのだった。

アーシャは友人たちを探し出すと、自分はやっていないと歌って説明し(”Knowing What I Know Now”)、団結を深めていると、アマヤ王妃も参加し、マグニフィコ王を止める計画を進める。

エンディングネタバレ

アーシャはスターと協力しマグニフィコ王を外におびき寄せる。その間にダリヤと仲間たちたちとバレンティノは、独占されている願い玉が隠された書斎に向かい、囚われていた願いたちを解放しようとする。

マグニフィコ王がアーシャを追っていたと思っていたが、そこにいたのは魔法で変身していたサイモンだった。アーシャこそおびき寄せられてしまったことに気がつくが、サイモンが行手を塞いで動けずにいた。そこに、喋る森の生き物たちが現れ、サイモンを始末し、アーシャが城に戻るように手助けをする。

ダリヤたちの動きで、囚われていた願いが解放されるが、あと一歩で、マグニフィコ王が現れ国民の願いとスターを捉え、アーシャの目の前でスターの力を吸収してしまう。

絶大な力を手に入れたマグニフィコ王は、国民を魔法で捉えて動けなくする。そこでアーシャは抵抗するが、何もできずに倒されてしまう。

絶体絶命となってしまったが、アーシャは皆を鼓舞する歌を歌い始めると、ひとり、またひとりと彼女の歌に鼓舞され歌い始め、ついには国民全員が歌い始める。そして彼ら全員の胸の中に秘めている力が、マグニフィコ王の体から、全員の願いが解放される。

スターも解放されると、空に飛び立った人々の願いは、それぞれの体に戻る。魔法の反動で、マグニフィコ王自身が杖の中に閉じ込められてしまう。

ロサス王国唯一の女王となったアマヤ王妃は、マグニフィコ王が封じられた石を地下牢に閉じ込めてしまう。サイモンが現れると、アーシャに自分のしたことを謝る。アーシャと仲間たちは彼を許す。

そして、この国では、誰もが自分の願いを叶えることができるようになり、サビーノはみんなのために音楽を演奏できるようになり、お祝いが開かれる。そして、スターはアーシャに魔法の杖を与え、この街の人々の願いを叶える魔術師になる。

スターは、星空に帰る前にネズミの形をした花火が打ち上げられ物語は終了する。

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海外のリアルな感想評価とは?

メタスコア 48/100 「最も企業的なヒロイン」

  1. Chicago Sun-Times (75点)
    • 「はい、この映画は堂々とコーンフレークであり、過剰に自己満足的ですが、多くの古典的なアニメーション映画に比べると色あせてはいますが、子供たちは十分楽しめるでしょうし、両親も95分の短い上映時間に感謝することでしょう。」
  2. The New York Times (60点)
    • 「奇妙でありながらも魅力的。この映画は精神的な革命についてのものです。」
  3. Los Angeles Times (50点)
    • 「”Wish”は、少し奇妙になる勇気を見せた時だけ、本当に輝きます。」
  4. Slant Magazine (50点)
    • 「”Wish”は、ディズニーのプリンセス物語のノーフリル版のように展開します。」
  5. Collider (42点)
    • 「ディズニーは100年間、アニメーション映画の最前線に立ってきましたが、その遺産を記念する”Wish”は、これらの成果を祝うにはがっかりな作品です。」
  6. New York Post (38点)
    • 「”ピノキオ”でジェペットが星に願いをかけて木の人形が本物の少年になった時、83年後に公開された”Wish”は、同じ魔法の星についての物語ですが、より木製で、製造されたようで、生命感がありません。」
  7. New York Magazine (Vulture) (20点)
    • 「残念ながら、”Wish”はその目指すところの何一つを達成していません。過去への感慨深い追憶としても、また、破壊的で創造的、あるいは単純に面白いとしても、その絶え間ないが中途半端な言及によって正当化されることはありません。これは究極の逃避行であり、生気がなく、やる気がない、色あせたブランド管理の混乱です。」

その他メタスコア内のレビュー↓

率直に言って、私が見たディズニー映画の中で最も弱い。
まるでマーケティング委員会が作った映画のようだ。とてもがっかりした。まったく情けない駄作。純粋にAIのプログラムによって書かれた映画のように感じる。これが映画の未来なら、私は映画を見るのをやめようと思う。次のディズニー映画は間違いなくスキップする。この映画を見る必要があると思うなら、私を信じてほしい。これは、家事をしながらバックグラウンドで見るような映画だ。映画館で見る価値はまったくない。

ウィッシュ』は、ディズニーが100年続いた理由となるような大胆なリスクを冒すか、大きく傾倒してほしかった映画だ。
この映画は、スタジオが製作したプリンセス映画の中で最も「企業的」で無難なもので、ジョークも弱く、歌は残念ながら忘れ去られてしまった。強力な脚本と素晴らしい歌で、ディズニーの良さを讃えることを期待していたのだが、私が手にしたのは、イージーベイクオーブンで作られたプリンセス映画だった。私は、これ以上の何かを私たちに与えてくれることを願い、この願いを託す。

映画全体を通してかなり暗く、ストーリーよりも歌が多すぎる。まともなストーリーだが、子供にはとても暗い。

IMDb 5.9/10「水準以下」

6/10
キュートなメッセージだが、ディズニーの水準には達していない。

かわいい場面もあったけど、全体的にはそんなにいい映画ではなかった。プロットが弱く、好感の持てるキャラクターがあまりいない。
主人公の使い古された「私はとても不器用で風変わり」なキャラクターも気にならなかった。また、私は通常ディズニーの歌が好きだが、多くの歌や歌詞は超冗長に感じた。ある批評で、AIを使って作られたような歌だと書かれていたが、それが必ずしも正しいかどうかはわからないが、その意味は間違いなく理解できる。子供たちはこの映画を気に入るだろうし、家族向けの映画としては上出来だ。私の意見では、ディズニーは過去の映画(『ラタトゥイユ』、『タングルド』、『カーズ』など枚挙にいとまがない)でかなり高い水準を設定してきたが、この映画はその水準に達していない。オンワード』の方が『ウィッシュ』よりずっと良いので、もしまだディズニー映画を観たい気分でなければ、代わりにそちらをチェックしてみてほしい。私の意見だけど!

6/10
この映画がもっと良かった

ディズニーの100周年記念作品は、『ウィッシュ』では平坦に終わってしまった。17歳のアーシャは、慈悲深いマグニフィコ王が統治するロハス王国で家族と暮らしていたが、彼の暗い秘密を知ってしまう。
なんだって?残念ながら、この映画の問題は、ストーリーがあまりに未発達でお粗末なことだ。何の利害関係もなく、結果的に泥沼化したテーマ、不均等なテンポ、退屈で平板な登場人物になっている。
この映画は古いディズニーの名作にオマージュを捧げようとしており、威嚇的で毒舌な悪役、愛すべきキャラクター、かわいい動物の相棒、面白いコンセプトなど、すべての要素は揃っている。
しかし、古い映画のようにキャラクターのビートを「見せる」のではなく、混乱したセリフと少ないアクションでストーリーを「語らされる」のだ。アーシャは、最近のディズニーの “愛らしい “女性主人公のラインアップに加わったが、”悪いことが起きたから止めなければならない “というだけで、明確な動機もキャラクターの成長もない。アニメーションとサウンドの出来は芳しくなく、当たり障りのないポップな音楽がフィラーのように感じられ、アニメーションのスタイルも洗練されていない。Be Our Guest』も『Part of your World』も『Let it Go』も『We Don’t Talk about Bruno』もない。
映画の中で歌われる “I’m a Star “の歌詞のひとつが “We are all shareholders “なのは笑わせる。ウィッシュ』は家族向けの無害なエンターテインメントであることに変わりはないが、ディズニーがどのような会社になってしまったかを痛感させられる。ストーリー・テリングやアニメーションに革新性がなく、投資家を喜ばせるために急ぎ足で、魂がなく、数字通りの絵に描いた餅になってしまったのだ。ディズニーの遺産に対する大いなる失望であり、100作目のアニメーション映画としてはお粗末な言い訳だ。

3/10
ディズニー100周年記念映画ということで、忘れ去られるような作品だった。

ここ数年、ディズニーの最近のアニメ映画はあまり好きではなかった。「ソウル」や「ラヤと最後のドラゴン」は好きだったが、「ルカ、エンカント、ライトイヤー、ストレンジワールド、エレメンタル、ターニングレッド」などの他の作品はあまり好きではなかったからだ。ディズニー100周年記念作品である『ウィッシュ』は、淡々としていて退屈なことこの上ない。
全体を通して、アニメーションの色使いや構成、デザインはしっかりしている。楽器の背景もいい。ストーリーが続編やリメイク、あるいはすでに存在するものをベースにしておらず、ディズニーが新しいキャラクターや設定を導入しようとしている点は評価できる。しかし問題は、物語が他のストーリーからあまりに馴染みすぎていて、古き良きディズニープリンセス映画の創造性、エネルギー、魅力に欠けていることだ。エネルギーの欠如と淡白なスタイルは、登場人物の誰一人として魅力的で興味深いキャラクターがいなかったため、キャラクターにも投資できなかった。しかし、キャストの声の演技はかなり良い。アリアナ・デボースとクリス・パインの声の演技は本当に良かった。アラン・テュディックも含めて、テュディックの声の演技はいつも通り素晴らしい。
アニメーションは、前述したように、デザインモデル、色彩、動きがかなり良いのでしっかりしている。コンピューターと水彩画をミックスしたアニメーションで、本当に素晴らしい瞬間がいくつかあるが、確かに、奇妙で当たり障りのない、少し気が散るようなアニメーションの動きや表情もあった。台詞回しはかなり雑で、演出は退屈だった。歌や音楽の場面は、1、2曲は悪くないものの、AIから作られたような音もあり、歌や曲作りは良くなかった。一部の声や歌の効果音はかなりずれていた。そして全体として、ほとんど退屈だった。
ディズニー生誕100周年記念作品ということで、他にもっと楽しい映画があったかもしれないのに、ディズニーは当たり障りのない路線で行くことを決めたようで、とても恥ずかしい。
全体として、子供や家族連れは楽しめるだろうが、この映画は間違いなくディズニーの弱い映画のひとつだ。

海外のSNSの評価「ビジュアルは良い」

『ウィッシュ』の何が一番不満かって?
この映画には素晴らしいコンセプトがあるはずだった。
例えば、アーシャと魔法の星の少年のロマンス。
ディズニー史上初の悪のカップル
しかし、彼らはそれを破棄してしまった。

https://twitter.com/UJStrikesBack/status/1728178282208854052

『ウィッシュ』は素晴らしい映画だと思う!キャラクターは好感が持てるし、曲も素晴らしいし、個人的にはアーシャ役のアリアナ・デボースとマグニフィコ王役のクリス・パインが一番の注目株だ!ディズニーの100周年を祝う素敵な映画です!

『ウィッシュ』を観た。単体の映画としても、ディズニーの100周年記念作品としても、過去の作品への無理矢理な引用が多く、うまく機能していない(キャラクターが稚拙で、ストーリーもあまり魅力的でない)。少なくともビジュアル的には問題ない。

これほど無個性なアニメを見たのは久しぶりだ。いいアイデアもあるんだけど、実現力が弱すぎて、語ることすら恥ずかしい。クレジットが一番好きなのは、ディズニーの古典的なキャラクターたちに魂が宿っているからだ。

まとめ「最近のディズニー作品レベル」

『ウィッシュ』はディズニーの長い歴史の中で、ストレンジャーワールド、バズ・ライトイヤー、エレメントレベルな、革新性が欠如した、ポリコレに汚染され、音楽やキャラクターの不十分さなど、多くの面で期待を裏切る作品である。ディズニーの100周年を記念する作品としては、残念ながら適切なものとは言えない。

みんな”嫌な予感”してるでしょ?

大当たりするから期待しない方が良い。

正直いうと、最近の低レベル最新作と同じレベルだよ。

ディズニー映画って想像力をかき立てられるような、イマジネーションの塊のような映像が印象的だった。だから大人になっても何度も見れるし面白い。50年以上も昔の作品なのにここまで印象に残るってすごいことだと思う。しかし『ウィッシュ』では、新鮮味を感じさせる要素がない。ないのだ。

キャラクターは、いつも通りだよ。ギリギリ許せたコメディなレッサーパンダの映画とは違い、100周年記念と銘打って他のにも関わらず、ディズニーの魔法をかけられずに世の中に放り出されたような、残念なヒロインは、やっぱりポリコレの影響を受けており、美しくも不細工でもない半端で、才能もない一般人(隠れた闘志と勇気はある)といういつも通りのテンプレのようなクソみたいなヒロインだった。

ストレンジャーワールドだっけ?わざわざ障害者を出して不評だったのに、友人ダリヤの足が悪いとかどうでも良いアクセント、さらにその友人たちも、眠い、不機嫌、とかとりあえず個性っぽい仲間たちとか誰に対しても、モブ、という印象しかない。まだ七人の小人たちの方が表情から想像をかき立てられ個性豊かに感じた。

映像は、まぁ綺麗だけど革新とかからは程遠く、3Dアニメーションと2Dの水彩画風テクスチャを融合させる試みは、正直言って未完成で、半端で奇妙な印象。今CGでなんでもできるのに、なんでこんなもはや古風に感じられるような演出にしたのか?あと全体的に目には優しいんだけど、色彩は豊かとは言えず、目が全然楽しくなかった。

音楽に関しても、ディズニーの過去の名作に匹敵するレベルには程遠い。楽曲自体の質は悪くないものの、不自然に唐突に歌い出す、物語との結びつきが弱く、ただ説明するために音楽のちからでなんとなく歌を利用した程度で、意味をなさず、耳にも残らない、テンポを阻害する害悪でしかなかった。

それらを魅力もないモブたちが一生懸命歌い、極めつけは映像も想像力とはかけ離れた乏しいもの、ディズニープラスのオリジナルドラマ程度の低品質なミュージカルそのものだった。

さらに、この映画はディズニーの100年の歴史に敬意を表す?

どこを見て?どの部分にリスペクトを?

とりあえず、おそらく早い段階で、ディズニープラスで配信されるから、高い値段出してみる価値は・・・ないとしか言えない。

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