映画『バッド・デイ・ドライブ』徹底解説!驚きの結末とネタバレ




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映画『Retribution(リトリビューション)』の基本情報

  • タイトル: 『バッド・デイ・ドライブ』
    原題Retribution(リトリビューション)
  • 公開年: 2023年
  • 監督: ニムロッド・アンタル
  • 脚本: クリス・サルマンプール
  • 原作: 「El desconocido(エル・デスコノシド)」(アルベルト・マリーニ)
  • 主要キャスト: リーアム・ニーソン(マット・ターナー役)、ノマ・ドゥメズウェニ(アンジェラ・ブリックマン役)、リリー・アスペル(エミリー・ターナー役)、ジャック・チャンピオン(ザック・ターナー役)、アリアン・モヤード(シルヴァン役)、エンベス・デイヴィッツ(ヘザー・ターナー役)、マシュー・モディーン(アンダース・ミューラー役)
  • 製作国: フランス、ドイツ、スペイン、アメリカ
  • 言語: 英語
  • 予算: $20ミリオン
  • 興行収入: $17.8ミリオン

ストーリー概要(ネタバレなし)

映画『リトリビューション』は、子供たちを学校に送る途中で、車が停止すると爆発するという脅迫を受ける銀行幹部(リーアム・ニーソン演じるマット・ターナー)の緊迫したストーリーを描いています。この作品は、2015年のスペイン映画『エル・デスコノシド』のリメイクです。

リメイク元の映画『El desconocido』

そしてリメイクリーアム版『Retribution』

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主要キャラクター紹介

  1. マット・ターナー(リーアム・ニーソン):銀行幹部で、物語の主人公。
  2. アンジェラ・ブリックマン(ノマ・ドゥメズウェニ):映画の重要なキャラクター。
  3. エミリー・ターナー(リリー・アスペル):マットの娘。
  4. ザック・ターナー(ジャック・チャンピオン):マットの息子。
  5. シルヴァン(アリアン・モヤード):物語に関わるキャラクター。
  6. ヘザー・ターナー(エンベス・デイヴィッツ):マットの妻。
  7. アンダース・ミューラー(マシュー・モディーン):映画の中で重要な役割を担うキャラクター。
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視聴者の反応と評価

『リトリビューション』は、批評家からは混合から平均的な評価を受けています。Rotten Tomatoesでは29%の好意的な評価を得ており、Metacriticの加重平均スコアは43/100です。一方、観客からの評価は平均的で、「C」のCinemaScore評価を受けています。

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映画『バッド・デイ・ドライブ/Retribution』物語ネタバレ

マット・ターナー(リーアム・ニーソン)は、友人でCEOのアンダース・ミュラー(マシュー・モディーン)の下でナナイト・キャピタルの金融マンとして働いています。家に帰れば妻のヘザー(エンベス・ダヴィッツ)と二人の子供エミリー(リリー・アスペル)ザック(ジャック・チャンピオン)と一緒にベルリンで暮らしています。

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ネタバレ:爆弾魔の要求とは?

マットが子供たちを学校へ送る途中、知らない番号から電話を受けると、見知らぬ電話の主はマットたちの乗る座席の下に爆弾があると言い出します。さらに爆弾は、すべての座席の下にある圧力を感知しても爆発し、無線の周波数にも反応する感知器があるので、マットが助けを呼ぼうとしても爆発すると伝えます。運転を続けながらマットは装置を見つけ、脅しは本当で、マットは二人を生かすため、爆弾魔の指示に従わざるを得なくなるのでした。

爆弾魔の指示で車を走らせた先に、マットの顧客シルヴァン(アリアン・モアイド)も同じように車に爆弾が仕掛けられていると脅されている最中でした。そして、マットの目の前でパニックに陥った恋人が車外に出ようとした途端、車が大爆発を起こすのを目撃します。

次に爆弾魔はマットに、妻のヘザーに電話をかけさせ、5万ユーロを引き出したら青いスーツの男に金を渡すよう命令します。マットはヘザーに電話で伝え、ヘザーは言われた通り青いスーツの男にお金を渡します。青いスーツの男はヘザーに何を渡されたのか理解していない顔でヘザーをみています。すると、近くに隠れていた警察が登場し、青いスーツの男を逮捕してしまいます。

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ネタバレ:子供の命か、300億か

何が起きているのか理解できないまま車を走らせていると、ニュース番組でマットが爆弾テロに関与しているという報道を見て驚きます。すると突然、マットの携帯にユーロポールの捜査官アンジェラ・ブリックマン(ノマ・ドゥメズウェニ)から電話が入ります。もちろん犯人扱いされたマットですが、今までに何が起きたのか?を自分の無実を説得した後、この車に搭載されている爆弾の遠隔操作を防ぐために携帯電話の電波を妨害して欲しいと依頼して電話を切ります。

爆破犯から電話が入り、マットとアンダースが顧客から預かっている2億800万ユーロ(約300億)銀行口座を送金するようにお願いをします。マットはアンダースを発電所まで呼び、合流すると。マットはアンダースに口座を清算するように依頼しますが、アンダースは一体何を言ってんのコイツは?という信じられないという顔で、親友のマットの要望を拒否します。

それでもマットは、顧客から預かった親友の300億円よりも子供二人の命を優先し、応じてくれないならお前を殺すと脅したためアンダースはしぶしぶ応じます。すると、爆弾魔はマットに、自分の命と子供たちと引き換えに、リボルバーでアンダースを殺すよう命じます。隠されていたリボルバーを手にしたマットはアンダーソンに銃口を向けますが、最終的にリボルバーを捨てて拒否します。その途端、アンダースの車が大爆発し親友を失うのでした。

マットが再び車を走らせると、警察がマットの車を見つけて追跡します。最終的にマットは警察の包囲網(狙撃兵付き)から逃げきれず車を停めます。そこにアンジェラとヘザーが現場に到着し、マットの車を調べ、圧力板は運転席の下にしかないことがわかり、ザックとエミリーは外に出ることができました。

残されたマットは、ヘザーと話し一人で爆弾犯を見つける決意をし、車を急発進させ警察の包囲網から潜り抜け飛び出します。そしてマットは爆弾魔に、金が欲しければ直接会うよう要求して会うように仕向けます。

結末ネタバレ:犯人は誰だ?

そして、車に突然乗り込んできた仮面を被った爆弾魔が車を走らせるように命じます。車を走らせたあと、仮面を外した爆弾魔は車で爆死したはずのアンダースでした。

アンダースは、自分の暗号口座に振り込まれた顧客の預かり金2億800万ユーロを自分の懐に横領して逃亡する計画を隠すため、マットを一連の爆破事件の犯人に仕立て上げたかったと明かします。そしてスイッチを手にしたアンダースを後ろに乗せたまま、マットは車を急発進させ橋の欄干に車をぶつけ、自分だけ川に飛び込みます。マットが飛び込んだ途端圧力板が作動し後ろにいたアンダースごと車が爆発し、マットは助かります。

アンジェラと警察が現場に到着し、アンジェラは橋の上からマットにうなずくと、マットが立ち去るのを見守ります。

そしてエンドクレジット中、ニュースで爆弾テロはアンダースによる巨額横領を隠すために行った犯行で、マットは事件を解決するためにユーロポールに協力したと報道されて、物語は終了します。

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IMDb 5.4/10 海外の感想評価

2/10
冗談だろう?

リーアム・ニーソンはギャラのために必死なのか?演技とアクションは良かったが、ストーリーラインがふざけてる。子供や妻を誘拐して、リーアムにパスワードを聞く方が簡単じゃないのか?
誰がこんなくだらないストーリーを思いつき、誰が実際に決めたのか。高給取りのCEOとかがダークウェブで爆弾の作り方を調べて、しかもそれを車に搭載する。家族を誘拐する方が簡単じゃないのか?警察はリーアムを信じないのか?彼は子供と一緒に人を殺すつもりなのか?そして最後に悪者が正体を現す?なぜだ?2人とも吹き飛ばすって?そうだ。そしてリアムは車を走らせ、偶然にも水の上で横転事故?冗談だろ?

5/10
でも、これって要するにスリルのない「スピード」だったのでは…。

もちろん、リーアム・ニーソンが出演しているのだから、この2023年のアクション犯罪スリラーを腰を据えて観なければならないことに疑いの余地はなかった。もちろん、リーアム・ニーソンが出演しているのだから、この映画を観る前にこの映画について聞いたことすらなかったが、リーアム・ニーソンの映画である以上、そんなことはどうでもよかった。
アルベルト・マリーニとクリストファー・サルマンプールの脚本による『リトリビューション』のストーリーは、ハイスピードとアドレナリンがないことを除けば、1994年の映画『スピード』によく似ていた。確かに見応えはあったが、リーアム・ニーソンにとっては一流の映画ではなかった。ストーリーは『スピード』のコピペが多すぎたが、SUVで、プロットが少し違っていたことを除けば。

3/10
この映画を見たせいで、頭が悪くなった気がする。

この映画にはあまり期待していなかった。予告編を見る限り、貧乏人のスピードのように見えたが、その男がどれほど貧乏で貧困にあえぐことになるのか、ほとんどわかっていなかった。
他の人も言っているように、この映画には論理性が全くない。
彼女のキャラクターには、スクリーン越しに手を伸ばして、彼女を揺さぶってバカにしてやりたいと思った。
また、彼がトンネルを抜けたとき、電話の電波が途絶えたのを見てすぐに立ち止まらなかったのはなぜだろう?
リーアム・ニーソンは本当に、ここ10年ぐらい彼が私たちに見せてきたこの三流「アクション」スリラーではなく、もっとドラマチックな事件の演技に戻るべきだ。
自分のために、この映画はスキップしよう。

3/10
“お願いだから聞いて!”

リーガルのミステリー・ムービー・マンデーの一環で『リトリビューション』を早速観ました。バカにしたいことは山ほどあるので、この部分は短くしようと思う。この映画はバカバカしい。脳を完全にオフにしなければならないが、それでもおそらく十分ではないだろう。
たとえ論理の欠如を無視できたとしても、登場人物と台詞がこの映画を耐え難く、腹立たしいものにしている。一番の問題は、誰も誰の言うことにも耳を傾けないことだ。すべてが少なくとも一度は繰り返される。これは、マット(ニーソン)のとんでもなく迷惑な子供たちとの衝突の前から始まっている。
マットは「頼むから聞いてくれ」とか何度も言う。そしてさらに悪いことに、マットは結局同じことを繰り返し、人の話を聞かず、物事を疑ってかかる。脅威が本物だと確認した後でさえ、だ。
リーアム・ニーソンは最近、『ブラックライト』(2つ星)、『マークスマン』(2つ星)、『正直泥棒』(3つ星)と悪い連鎖が続いている。彼が主役を張れる映画がこれだけなら、もっといい企画の脇役を考えるべきだ。

2/10
ツッコミどころ満載のクライムコメディロードムービー

1) この対立の始まりで、マットは座席の下に爆弾があることを確認するために車を止める。彼は後部座席に圧力センサーがあると信じる理由がない。助手席の下に何もないことさえ確認できたはずだ。結論として、いったいなぜすぐに子供に車から降りるように言わないのか?もう止まっているのだから!

2) 爆弾犯はマットを見ていると何度も言っている。これについては一切説明されていない。私は彼がハッカーで、交通カメラやマットの携帯電話のカメラにアクセスできると思っていた。しかし、いや、ただのナンセンスだ。

3) インターポールの捜査官がマットに電話する。彼は座席の下に爆弾があるから止まれないと言う。捜査官は彼を信じない…。すでに2件の爆破事件が起きているのに。理解できない。ニュースでは連続爆破犯の話までしている。たとえ彼女が彼を疑っていたとしても、まともな神経の持ち主なら、彼の座席の下に本当に爆弾があるかのように捜査を進めるだろう。

4) マットは、彼女の電話を開けっ放しにして、爆弾犯をスピーカーフォンにすれば、彼女に電話の相手を簡単に納得させることができた。しかし、この映画はあまりに間抜けなので、登場人物に賢いことをさせることができない。

5) 警察がマットの車を包囲したとき、インターポールの捜査官アンジェラは彼に話を聞きに行くが、彼女はまだ彼が爆弾犯だと勘違いして嫌がる。息子は彼女に、”父さんはやってない、誰かが電話で指示しているんだ!”と言おうとするが。彼女の答えは”今忙しいから、後で話そう “だった。私は信じられなかった。

6) 爆弾処理班がマットの座席の下に爆弾があることを確認した後でも、彼女はまだ彼が爆弾犯だと思っている。正気か?なぜ彼がこんなことを?

7) マットはドアのない、完全に見分けがつく車の中で。これは史上最悪の警察に違いない。特に彼が連続爆弾魔だと思われているのに、どうして見つからなかったのだろう?

8) エンディング…ああ、エンディング。爆弾犯はシートベルトをして後部座席にいる。しかし、マットの無謀な計画は電柱に激突することだ。自分の勢いが前に出て、体重がシートにかからなくなるのに。しかし、それは水に流そう。
車は横倒しになる。圧力センサーにかかる体重はゼロになった。しかし爆弾は爆発しない。信じられない。
そして彼はシートベルトを外して車から川に落下して脱出する…。さっき誰かが車から逃げようとして、完全に炎に包まれるのを見たのに。しかも、マットが川に落ちても、車両全体が川に落ちないように、車両が絶妙な場所に止まるという、滑稽なほど都合がいい。ひどい。

まとめと感想「残念ながらC級映画」

全体的に酷い。

「スピード」と同じように車に爆弾、でも違うのは何キロ以下になったら爆発ではなく、席を立ったら爆発するよーってだけ。そして一般市民のリーアムは爆発魔の言われるがまま犯罪を重ね、300億よりも二人の子供を優先し、顧客の金を渡すように指示し、親友を見殺しにし、リーアムが犯人だと決めつけて信じようとしない女、警察の包囲網を潜り抜け、最後は黒幕が後部座席に乗るという最悪の選択をした結果、一緒に自爆。。。

おいおいおい。

車が衝突した時点で運転席のシートの圧力はゼロだよな?なんで爆発しないんだ?

あんな細い欄干を破壊できない車ってどんだけ?

車のドアが全くないボロボロの車が警察の包囲網を潜り抜けて真犯人と街中で合流できるってどんだけアホなんだ?

どうしたリーアム・ニーソン、かつての認知症を発症しながらB級映画に出まくったブルース・ウィルス、借金を返すために同じくB級映画に出まくったニコラス・ケイジのようなことになっている。

というか、96時間で人気爆発してからなんとも微妙な作品にしか出てないように見えるが、大丈夫だろうか。

映画監督もエイドリアン・ブロディの「プレデターズ」の監督ニムロッド・アーントル…この人も微妙な作品しか撮れてないね。

ニコラス・ケイジのピッグみたいにB級の中にめちゃくちゃ光る作品に出会えることを信じて待つとしよう。

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