「あなたの恐怖が現実化する」話題のホラー映画『Fear』物語結末までネタバレ!さらに海外のリアルなレビューをまとめて紹介!あなたの嫌いなもの恐ろしいものを感じ取って現実化してくる悪夢にあなたは耐えることができるのか!?連続するジャンプスケアであなたの心臓ははち切れるだろう。
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もくじ
映画『Fear(2023)』物語結末ネタバレ
ベストセラー作家のロム・ジェニングス(ジョセフ・シコラ)は、恋人のビアンカ(アニー・イロンゼ)の誕生日のサプライズと、恐怖をテーマにした次回作のアイデアを練るために、人里離れた別荘に車を走らせています。巨大なロッジに到着すると、目隠ししたビアンカの前に、ロムがサプライズで友人たちが現れ、彼女の誕生日を祝福します。すべての計画は、ロムの友人でありマネージャーでもあるマイケル(イド・ゴールドバーグ)が計画してくれたことが判明します。
一行はホテルの支配人の老婆ミセス・ウィンリッヒに案内されると、皆でポラロイドカメラで写真を撮り、一行にワインをプレゼントして立ち去るのでした。
それぞれの”恐怖”の話
夜、ロッジの外の川のそばでキャンプファイヤーを囲み、それぞれの恐怖について話をします。ロムは、この地に伝わるゴールドラッシュ時代の怖い話(略奪や殺人が横行していたが、略奪されるばかりの女性たちが集まり、自分たちを傷つけた鉱夫たちに復讐するた”ラス・ブルハス”という集団を作った話)、ロムの幼なじみのラス(テレンス・ジェンキンス)とルー(ティップ・T・I・ハリス)は、黒人として生まれた血と信用されないことへの恐怖を、ラスのガールフレンドのメグ(ジェシカ・アラン)は溺れることを恐れていること、マイケルは閉所恐怖症の恐怖、セレナ(ルビー・モディーン)はコントロールを失うことがいかに怖いかを口にし、写真家のベニー(アンドリュー・バチェラー)は警官恐怖症と逮捕されることを口にし、ルーのガールフレンドのキム(タイラー・エブロン)は息子を養えないことを恐れている。信心深く育ち、今は喘息を発症しているビアンカは、信仰を失い、息ができなくなることを恐れている話を、ロムはガールフレンドのビアンカを失うことが怖いのだとそれぞれの恐怖について共有します。
一行はロビーに集合し、ミセス・ウィンリッヒに贈られたワインのボトルを開けて乾杯しますが、とてつもなく不味く、なんとか飲み込みますがそれ以上誰も飲まずパーティーはお開きになります。
そして友人たちはそれぞれの部屋に戻り過ごし始めますが、マイケルを探していたベニーが、ルーの具合が悪くなっており感染症かもしれないと説明します。写真家のベニーはこの不気味なロッジにについて調べ始め、悪魔を崇拝する謎の儀式の映像や画像、そしてこの付近で多くの行方不明者が出ている情報など、色々と気味の悪い情報を得た後、突然インターネット接続が切れてしまいます。
ビアンカは恐ろしい悪夢にうなされる。一方、ロムは階下に降りて地下室を探検し始め、そこで謎めいたメッセージが書かれた古いノートや、過去にロッジに住んでいた人々の写真を見つけ、取材の良い刺激になったのか興奮しています。
コロナ感染の恐怖
翌朝、皆がロビーに集まると、携帯の電波が届かない状態で、朝のニュースで”空気感染する感染症(おそらくコロナのこと)”が世界中で感染爆発しており、”何があっても屋外に出るな”と伝えてニュースが終わります。
グループ内でパニックが発生し、ルーが前日から咳の症状が出ており、隔離するべきとか色々不穏な空気になります。そんな中、キムは荷物をまとめ始め、”息子が待っているから帰宅する”とその場を離れようとしますが、他の人たちはモヤモヤとしているところで、ビアンカから席の症状が出始めたため、帰りたがるキムを引き留め切れず彼女は車に乗って帰宅します。メグとセリーナは、呼吸困難に陥ったビアンカを部屋に運びますが、そこでビアンカが実は妊娠していることを明かし、二人から祝福のキスを受けます。
ラス、ベニー、マイケルは、地下室を探検し鍵のかかった部屋を見つけ、鍵を破壊して中に入り、部屋の中には禍々しい物が大量に保管されており、気味の悪さを感じますが、3人は咳の症状がひどくなったルーを騙して地下に連れて行くと、彼を無理やり閉じ込めようとします。もちろん、ルーは拒否して暴れて部屋の中に落ちていたドライバーでラスの肩を傷つけますが、最終的にルーを閉じ込めることに成功します。
ロムとメグは男たちがしたことを知り、血を流しているラスを治療します。閉じ込められたルーは、禍々しい箱の中に潜む何かに操られ、いつの間にか手にしていたナイフで自分の首を切り裂いてしまいます。治療を終えたマイクとロムがドアを開けると、中でルーが自殺しているのを発見します。ルーが自殺した理由を探ろうとしますが、ロムはルーは自殺ではない、このロッジは何かおかしいと告げます。
さらなる死の恐怖
ラスの治療を終えたメグが洗面所で手を洗っていると、子供の頃、友人たちにバスタブに顔を押し付けられていじめられていたことを思い出し恐怖します。すると、突然鏡の中の自分が自分に襲いかかり、バスタブの中に引き摺り込まれて溺れて死んでしまいます。
治療を受けたはずのラスは、傷口から大量の血が吹き出す幻覚を見て、血が止まらずに叫んでいます。叫び声を聞いたマイクがラスの部屋に到着すると、ラスは幻覚を見ており、手術室で彼は体を拘束され首を折られてしまうと同時に、マイクの目の前で首が折れて死んでしまうのでした。
目の前で恐ろしいことが起きたマイクは、逃げようとしますが黒い何かに囚われてしまい、赤い部屋に閉じ込められパニックになります。そして、”出してくれ!”と助けを呼びますが、現実では洗面台に向かって何度も頭を打ち付けながら出してくれと叫び続けているのでした。何度も何度も洗面台に頭を打ち続けたマイクは自分で頭蓋骨を割って死んでしまいます。
その頃、ロム、ビアンカ、ベニー、セレーナはメグの溺死体を見つけて何が起きているのかとパニックになります。地下で様々な書類を調べていたロムは、このロッジの地下には地獄と繋ぐ穴、ポータルの門番である魔女がいること、彼女たちはこのロッジに泊まる人の魂をポータルに捧げていること、支配人のミセス・ウィンリッヒも魔女の一人だと伝えます。
そして、ビアンカは飾ってあった写真の中にラテン語の文字と419という数字を見つけ、これはラテン語の “nolite timere “は「恐れるな」という意味だと伝えます。数字の419は、聖書のイザヤ書の41章9節のことで、誰かが私たちに「恐れるな」と伝えようとしていることが判明します。
ロムはロッジの魔女は”人の恐怖を現実化して、恐怖に囚われた人を殺して生贄にしている”と魔女たちの狙いを皆に説明し、ロッジから脱出を始めます。まずベニーが狙われ闇に取り込まれますが、これは幻覚だと強く思うことで脱出に成功します。そして歩き始めると、次々と皆が恐怖する幻覚を見せ続けて追い込みをかけてきます、そしてセレーナが恐怖に囚われ魔女に囚われてしまい、皆の前で首を折られて殺されてしまいます。
ベニーは黒人だからという理由で、不当な取り調べを受ける幻覚に囚われてしまい、警察官を刺し殺そうとしますが、現実ではロムのお腹を深く突き刺していたのでした。ベニーは幻覚から覚めることができず、手錠を無理やり外そうとし包丁で手首を切り落として絶命します。
刺されたロムは瀕死の状態で、ビアンカに逃げてくれと懇願します。
『Fear』エンディングネタバレ:生還したのは?
魔女に追い詰められたビアンカは、様々な幻覚を見せられ恐怖しますが、信仰を思い出し、41章9節を唱え始めます。すると、魔女は聖書の神という言葉に反応してその場から逃げ出すのでした。
その隙にビアンカは外に飛び出しますが少し歩くと、夜だと思っていたが実は昼で太陽の光が差し込む穏やかな別荘地にいました。
電波が復活し、彼女の携帯電話には脱出したキムからのメールが次々に入り、ウィルスや病気なんてないことが伝えられ、ロッジが再び映し出され、ロッジは何10年も放置されたかのように荒れ果てた蜘蛛の巣だらけになっており、ロッジ到着時点から彼女たちが見た全てが魔女の幻覚だったことが判明したところで物語は終了します。
ビアンカとキミーだ。ロッジは人々の恐怖心を利用しているため、キミーにとって最大の恐怖は息子を失わないことであり、そのため彼女は脱出し、命拾いをした。空気感染するウイルスはまったくなく、ロッジが人々を中に閉じ込めておくために演じた幻覚に過ぎなかった。一方、ビアンカが生き延びたのは、彼女の信仰心が強く、聖書の一節を読んで悪を送り返したからだった。しかし結局、悪は退治されず、ロッジの中に残り、次の犠牲者を待っていた。
海外の感想評価 IMDb 3.6/10
2/10
「恐怖」は恐ろしく悪い
ホラー映画は映画館に溢れ続けており、それに伴って際立った恐怖映画も多数公開されている。しかし、悪いことも良いことと受け止めなければならないし、逆にこんなクズも増えている。見ていられない以上のものを少しずつ提供してくれたシーンは、全部で2つ、いや3つあった。オープニング・クレジットのシークエンスはきれいにアレンジされていたが、オープニング・クレジットは映画の高嶺の花であってはならないと言っていいと思う。
登場人物の誰ひとりとして好感が持てなかったのは、脚本が突拍子もないリアリズムだったせいでもあるし、演技が浅かったせいでもある。ストーリーは定型的で、恐怖の表出に関する比喩は、比喩と呼ぶのもためらわれるほど文字通りのものだった。まあ、このような映画があるからこそ、今後見るであろう、より洗練されたホラー企画への評価が深まるのだろう。
1/10
この映画、本当に素晴らしい。
何から話せばいいんだ?この映画はひどい脚本、ひどい演出、下手な演技に悩まされている。この映画には演出が全くなく、映画の大半を「俺は一体何を見ているんだ?登場人物が多すぎて、ついていけないし、関心も持てない。1時間の時点で、私はまだこれがなりすまし映画でないことがわからなかった。出演している俳優の何人かは好きだが、役を引き受ける前に脚本を読めよ。タダで観たのに、まだ払い過ぎた。この映画の最後の10分をこのレビューを書くのに費やした。頼むからこの映画は観ないでくれ。
4/10
低予算ホラー
これは低予算のホラー映画で、ジャンプ恐怖と大音量の音楽が満載だ。友人たちがアニーの誕生日を祝うため、週末に人里離れたロッジを借りて集まる。
ジョセフは彼女のボーイフレンドで、彼女に結婚を申し込むつもりだが、まだその勇気がない。ルビーとティップはその友人たち。ジョセフはまた、このロッジの歴史からこのロッジを選んだ作家でもある。多くの魔女がそのライフスタイルを実践するためにロッジを利用していたようだ。空気感染する伝染病が全世界を襲ったとき、友人たちはロッジから出られなくなる。ある集まりで、グループの各メンバーは自分が最も恐れているものについて話し、魔女はそれを聞いていたのだろう。
血なまぐさい暴力と言葉でR指定されており、上映時間は1時間40分。
5/10
もっと良かった。
フィアー』は、正直なところ、6、8カ月前の方が私の心を動かしたかもしれない社会批判から始まる映画だった。私の社会的恐怖のレベルは、その頃より下がっている。これは他の人には有効かもしれないが、私には、意図した恐怖を与えるには遅すぎたインディ映画としか思えない。
その上、超自然的な要素は素晴らしいストーリーのように感じたが、少し複雑すぎたかもしれない。映画製作者には、ダメージを与える良い才能があると感じたが、その代わりにすべてが壊れてしまった。
淡々と展開されるまともなストーリーを見せるよりも、現実の問題で私を怖がらせようとする試みは、私にはうまくいかなかった。
とても退屈だった。
1/10
プロットがまともでも、無能な映画作りの言い訳にはならない。
うわー、何から話せばいいんだ?ストーリーの中心的なアイデアは悪くないし、ひどい台詞回し、まったくもって恥ずかしい演技、そして全体的に派生的な雰囲気の映画でなければ、まともなものになったかもしれない。
正直なところ、この監督は自分の映画を撮るためにどれだけの映画をパクったのだろうか?どれもひどく見慣れたもので、他のもっと優れたホラー映画でカバーされているような内容だった。
正直なところ、あまりにひどかったので、良かった。あんなに笑い転げたのは久しぶりだ。俳優たちのセリフのいくつかは、驚くほどひどい。こんな話し方をする人はいないし、こんなリアクションをする人もいない。この映画のサウンドトラックについても触れなければならない。安っぽいシーンをさらに安っぽくし、緊張感のあるシーンも台無しにした。全体的にゴミ映画だ。
まとめ
おいおい、『FEAR』って映画、マジでつまらなかったぞ。最初から最後まで、何がしたいのかさっぱりわからない。ストーリーがめちゃくちゃで、キャラクターたちの行動が全然理解できない。映画って、観る人を引き込むものだろ?でも、この映画は全然そんなことなかった。
キャラクターたちが自分たちの最大の恐怖を明かすシーン、あれは何?ただの情報提供?それとも何か深い意味があるの?でも、その恐怖がどう映画全体に関係してるのか、全然わからなかった。それに、彼らが体験する恐怖のシーン、あれも全然怖くなかった。ジャンプスケアばっかりで、本当の恐怖って何なのか、この映画は伝えられてない。
そして、最後の結末。あれは何?もうちょっとしっかりとした結末を期待してたのに、全然そんなことなかった。この映画、タイトルが『FEAR』なのに、本当の恐怖を感じさせることができなかった。
まとめると、『FEAR』は見る価値がない。こんな映画、二度と見たくないぞ。
2024年アメリカ公開映画
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