「低評価の理由が不明なほど愉快な作品」映画『エクスペンダブルズ4 ニューブラッド』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介します。失われる仲間もいるがトニー・ジャー加入で一気に盛り上がる本作は映画館でみんなが笑って拍手して楽しめる映画となっていましたよ!
もくじ
映画『エクスペンダブルズ4 ニューブラッド』物語ネタバレ
リビア、
かつてカダフィが所有していた化学工場から物語は始まり、そこに住むフェザン将軍(カリム・サイディ)を守ため大勢の兵士が配置されている様子が映し出されます。突如上空からヘリコプターによる襲撃がきっかけに、地上からはスアルト・ラフマット(イコ・ウワイス)が率いる傭兵集団が科学工場に傾れ込み襲撃を開始し、あっという間に工場を制圧するとラフマットはフェザン将軍のいる住居に足を踏み込みます。
ニューオーリンズ、バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)が相棒のリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)と恋人のジーナ(ミーガン・フォックス)が口論して最中に家を訪れると、クリスマスに仕事がると伝え一緒にバーに向かいます。
バーに入店した二人はジャンボシュリンプ(マイク・モラー)という男に奪われた指輪を取り戻すためクリスマスをそそのかしてバーにいるチンピラ全員をぶちのめした後、バーニーは指輪を手に入れます。
バーニーとクリスマスはアジトに集合していたトールロード(ランディ・クートゥアー)、ガナー・ジャンセン(ドルフ・ラングレン)、そして新兵のイージー・デイ(50セント)、ガラン(ジェイコブ・シピオ)(ガランはガルゴ(前作でアントニオ・バンデラスが演じた男)の息子)と合流し、上司のマーシュ(アンディ・ガルシア)から、ラフマットが第三次世界大戦を引き起こす可能性のある核弾頭のコードを強奪しようとしているのを阻止すること、そしてラフマットは、バーニーが長年追っていたテロリスト “オセロット “と共謀していることを知りやる気を出します。
バーニーはなぜ死んだ?
チームはリビアに向かいますが、そこでは工場を襲撃したラフマットはフェザンを拷問するため、彼の妻を殺し、次は息子に銃口を向けたためフェザンは核弾頭の暗号を伝えてしまいます。しかし、ラフマットは息子を射殺した後、フェザンも殺害します。
工場まで航空機で近づいていたエクスペンダブルズはラフマット軍団たちの対空砲火に遭い、バーニーは上空支援、残りのメンバーは地上に降りて制圧に向かいます。ガナーが絶好の位置からラフマットを狙撃しようとしますがメガネが合わずにラフマットを取り逃し、エクスペンダブルたちはラフマットを追いかけますがラフマット部隊の層は厚くエクスペンダブルズは近づけずにいると、対空砲火によってバーニーの飛行機は墜落してしまいます。エクスペンダブルズは間抜けなことに標的ラフマットを目の前にしながらバーニー救出に向かったためラフマットはヘリコプターであっさり逃亡してしまいます。バーニーの救出に向かった間抜けたちは墜落したコックピットに焼け爛れた焼死体(バーで取り返した指輪をしていた)を見てクリスマスは落胆します。
エクスペンダブルズはバーに戻ってバーニーを弔い、チームを率いてラフマットをぶっ殺して敵討ちをしようと計画を話していると、上司のマーシュが現れ自分の責任でバーニーを失ってしまったのでエクスペンダブルズはこの作戦から手を引くと告げます。そして納得のいかないクリスマスに同情しながらも、マーシュはエクスペンダブルズの指揮権をジーナに託します。
クリスマスの脱退
エクスペンダブルズの仕事を失ったバーニーはお金を稼ぐため、求人広告を見て不愉快なインフルエンサーのボディーガードの仕事を得ますが、その男が舐め態度をとりながらSNSでライブ配信を始めたためクリスマスは彼をライブ中にぶん殴ってすぐに失職します。
ジーナの家に忍び込んだクリスマスは、ジーナの金庫からラフマットの情報を探しますが、帰宅したジーナに見つかりとりあえず殴り合った後、セックスして仲直りします。そこでクリスマスがジーナのために送りますが、翌日になるとナイフに仕込まれたGPSを頼りにクリスマスは独自に行動を開始します。
クリスマスは単身、タイに向かうとバーニーの友人の傭兵デシャ(トニー・ジャー)を訪れバーニーの指輪を見せるとクリスマスを助けることに同意しボートを提供します。
新人のラッシュ(レヴィー・トラン)が加入した新生エクスペンダブルズを率いるジーナは、上司のルーシー・ニューマン=ウィリアムズとマーシュのもとに集合し、ラフマットが乗った核弾頭をロシア海域に運ぶ船を襲撃する計画を伝え、計画が成功すれば黒幕のオセロットに辿り着けるだろうと伝えます。
エクスペンダブルたちは闇夜に乗じて上空から船に乗り込みますが、計画がラフマットにバレていたため乗り込んだ瞬間に包囲されて捕まってしまいます。捕まったエクスペンダブルたちは裏切り者がチームにいると疑心暗鬼になります。
デシャとクリスマスがラフマットの船に乗り込むと次々と乗組員を殺しはじめ、最終的にクリスマスがオフロードバイクに銃を取り付けたアホみたいな装備で敵を一気に殺し、エクスペンダブルズを救出したあとは、チーム全員で残りのチンピラを殺し始め、ラフマットとクリスマスが一騎打ちをしてラフマットの胸にトマホークを突き刺してぶっ殺しますが、核弾頭のコードは”上司”が持っていると伝えて絶命します。
エンディングネタバレ「あの焼死体は誰だ?」
クリスマスが甲板で本性を表したマーシュが黒幕のオセロットだったことが判明しますが、オセロットの傭兵部隊がエクスペンダブルズに襲いかかります。エクスペンダブルズたちは襲撃をなんとか回避しながらデジャのボートにチームを乗せた後、単身船に残って起動された核弾頭を解除しに向かいます。
クリスマスは船の錨を下ろし船を停止させると、オセロット部隊と戦いながらついにオセロットと対峙しますが絶体絶命のピンチに陥ります。そこに突如現れたヘリがオセロット部隊を粉々に吹き飛ばし全員ぶっ殺します。何が起きたのかクリスマスが外に出るとそこには死んだはずのバーニーでした。クリスマスを救出したバーニーは、マーシュが黒幕っぽかったが隠れ家から引き摺り出すために死を偽装したことを伝えると、ヘリで船を爆破させ深くまで沈没させ核爆発を起こしますが被害を最小限に抑えることに成功し、二人は船に乗って帰還します。
チームはバーニーの帰還を祝うためにバーに戻ると、あの時コックピットに乗っていた焼死体は誰だと尋ねられ、あれはジャンボ・シュリンプだと答え皆で大爆笑して物語は終了します。
海外の感想評価 IMDb 5.1/10
8/10
みんなエクスペンダブルズに何を求めているんだ?
俺たちは考察をしたくてこの映画を見てるんじゃないだろ?80年代のアクションヒーローたちが集結してバカみたいなアクションをするのを酒飲んで楽しむだけだ。
今回だってそれはできている。誰もが腹を抱えて笑って楽しむ良い映画だった。
それでいいじゃないか?
多くを望む間抜けたちはスターウォーズでも見て騒いでいると良いだろう。
7/10
エクスペンダブルズです。爆発。一発芸。アクションヒーロー。
エクスペンダブルズ」フランチャイズにまた新たなソリッドな作品が加わった。この映画について唯一否定的に言わなければならないのは、冒頭で飛行機が飛行し、着陸し、滑走路にランドローバーを展開させるCGIが悪いということだ。それ以外は、ジェイソン・ステイサム中心の映画で、楽しくて頭を使わないアクションを楽しむことができる。
他の作品を観たことがある人なら、何を期待すればいいかわかるだろう。そうでない人は、この映画を見るために他の作品を見る必要はない。あまり多くを求めないアクション映画が必要?エクスペンダブルズ』をどうぞ。
3/10
これは誰のため?
10年近くかけて作られたこの続編は、明らかにこのフランチャイズの長年のファンのために作られたものではない。タイトルは “ジェイソン・ステイサムとエクスペンダブルズ “にすべきだった。
また、この映画は馬鹿馬鹿しい安っぽいアクション映画が好きな人のために作られたものではない。
スコット・ウォー監督は、ストーリーを語るために一連のショットをつなぎ合わせるのがやっとという、このシリーズの連作を続けている。ほとんどすべてのショットが安っぽく見え、出来事の進行は地獄のように雑だ。
悲惨な無能さとは、この映画で見られるほとんどのことを表現する言葉だ。この映画には、私がこれまで見た中で最悪の特殊効果がある。それでいて1億ドルもかかっている。
もう一度聞くが、これは誰のためのものなのか?潜在的な観客の誰にもまったくアピールしないアクションの続編を作ろうというのは誰の考えなのか?
もし、この映画に中途半端な第3幕と印象的な戦闘シーンがなかったら、私はこの映画がこの手の映画の中で最低だと言っていただろう。
しかし、そのタイトルを争う作品であり、それでもなお、これは私が今まで劇場で観たアクション映画の中でも最低の部類に入ると断言できる。
2/10
アクション映画の典型的な例。
ステイサム、スタローン、ラングレン、新人スターたち、イコ・ウワイス、トニー・ジャー。スコット・ウォーは、そもそもフィルモグラフィが十分に素晴らしいとは言えない(彼は最も退屈なビデオゲームの映画化『NFS』を作った)。
エクスペンダブルズ』は、スライやアーニーが活躍した昔のアクション映画に戻るはずだった。しかし、今は『ワイルド・スピード』のディスカウント版だ。問題は、80年代や90年代のアクション・ジャンルに愛情を持つ監督を起用する代わりに、新しいアクション監督を起用していることだ。サイモン・ウェストは良い選択だった。
良い点 –
1. ジェイソン・ステイサム
2. オープニングのアクションシーン
3. 悪役のイコ・ウワイス
特にジェイコブ・スキピオ、50セント、レヴィー・トラン、ミーガン・フォックス。
予想通りの偽装死 . 予想通りの結末
4. トニー・ジャーの出番が少なすぎる
5. ステイサム対ウワイスが2分と短すぎる
6. クライマックスの戦い
7.少なすぎるアクションシーン(主要なアクションシーンは2つだけ)
8. 目立つグリーン・スクリーン/悪いVFX。
この映画に適切な予算が与えられていないのなら、アイザック・フロレンティンやウィリアム・カウフマンのようなDirect to DVDの監督から信頼できる人を雇うべきだった。彼らは少ない予算で物事を面白くする方法を知っている。
全体的に大失望だった。
7/10
決して “素晴らしい “とは言えないが、明るい話題は多い
Expen4bles』が否定的な評価を受けるのは理解できるが、決して嘆かわしい作品ではない。役者にギャラを払い、短時間で撮影するために予算を組んだ映画のように感じる。そういう考えから、私はこの映画の欠点には寛容だし、多くの人が安っぽいと思うような部分にも快く驚かされた。
観客はいくつかの要素で二分され、好きな人はちょっとだけ好き、嫌いな人は本当に嫌いになると予想する。この映画は、自分がアクション映画のお手本ではないことを知っているので、決して出しゃばることはなく、役者たちはふざけた台詞回しを楽しんでいるように見えるし、ドラマの領域に踏み込もうとは決してせず、わずかなプロットを推進するのに役立つ程度にとどまっている。私はこの映画のマイナス点のほとんどをまったく気にしないが、そのほとんどは明らかなCGと雑な編集だ。CGは、それがひどいものであったり、物理学を無視したものでない限り、気にならない。アクションはすべて現実に起こりうることのように思える。たしかに編集はおかしいところもあるが、第1幕をあのようにした理由はわかる。この映画には失策もあるが、ステイサムらが名もなき悪党を大虐殺する雨の日の90分を楽しいものにするのに十分なプラス要素もある。
R指定の暴力、面白いアクション、面白い小ネタなど、私は十分に楽しめた。嫌いな人の気持ちもわかる。私自身、簡単に好きになれない。その理由の第一は、前述のジェイソン・ステイサムだ。彼の映画だからだ!彼が100人殺すのを見るのが好きな人なら、この映画は平均点以上だと思うくらい好きかもしれない。
8/10
基本に戻る
『エクスペンダブルズ4 ニューブラッド』は元々の魅力のすべてを、基本に立ち返った4度目のミッションで見つけることができた。
老いて感動的なベテランから、「新しい血」をもたらすルーキーまで。あらゆる意味で、私たちの大好きな最後の防衛線が、武器商人や世界大戦を起こす恐れのあるテロリストと決着をつけるとき。
シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、50セント、ミーガン・フォックス、ドルフ・ラングレン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、ランディ・クートゥア、アンディ・ガルシア、レヴィー・トランらがそれぞれのキャラクターを熱演する。
残念ながら、スライはこれがバーニー・ロスの最後のミッションであることをすでに確認している。
この第4部を見て、たとえ活躍の場が減ったとしても、彼がその決断を考え直してくれることを期待したい。なぜなら、彼こそがエクスペンダブルズの生みの親であり、リーダーであり、心臓であり、魂なのだから。
まとめと感想「トニー・ジャー無双見たかった」
大好きなジェットリーがいなくなって代わりにトニー・ジャーの名前が挙がった時、めっちゃくちゃ嬉しかった。彼がついに!ハリウッドで大暴れだ!と思っていたが結局のところブレイド2に出たドニー・イェンみたいな扱いであっさり少しだけアクション見せるだけの脇役中の脇役の扱いで悲しかった。
全体的には例によってステイサムとスタローンとおバカなチームたちによるおバカ大作戦で楽しめた。が、例によって90分という枠の中ではワンピースみたいに仲間が増えすぎてもそれぞれの見せ場を作れるわけもなく、カッスカスの見せ場で終わってしまうので少し物足りない。ついでに言うと全体的にアクション自体が少ない。(まぁそれはシリーズ全般にも言えることだからもはやお約束)
ということで、たまには頭パッカーンと楽しめる映画を見るのも良い脳みその体操になるのでおすすめ。
いやぁ、この映画、みんな腹抱えて笑って拍手して盛り上がってたからアメリカ人みんな好きなんだなーって嬉しかったよ。
2024年アメリカ公開映画
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