映画『イコライザー3 THE FINAL』物語ネタバレと海外の感想評価




「同じ展開、少ないアクション、96時間と同じ道を辿っている」映画『イコライザー3 THE FINAL』物語エンディングまでネタバレと海外の感想評価を紹介。前作を見ていなくても大丈夫、だって前作と同じ展開が起きるだけだから。前2作に比べて同じ展開遅いテンポそして少ないアクションシーンに不満の声が上がっています。

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映画『イコライザー3 THE FINAL』物語ネタバレ

シチリア、犯罪王ロレンゾ・ヴィターレ(ブルーノ・ビロッタ)が幼い孫とブドウ園に到着すると敷地内にはおびただしい数の部下たちの死体の山が築き上げられていました。

ロレンゾは孫を車に残し生き残った部下と一緒に屋敷の奥に向かいます。その道中にも大量の部下たちの死体が道標のように続き、さらに地下に向かいワインの貯蔵庫に辿り着くとそこには部下の3人が銃を突きつけられながらワインを優雅に嗜むロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)の姿でした。

マッコール、重傷を負う

レオンゾはマッコールに何をしているのかと尋ねますが、マッコールはお前らのものではない何かを持っていたためにだと答え、ストップウォッチを操作しタイマーをスタートさせると3人の部下を瞬殺した後、ロレンゾの頭をショットガンで撃ち殺しその場を立ち去ります。

マッコールが袋を持って庭に出ると車に残された孫を見つけ、その場所にいるように指示して立ち去ろうとしますがマッコールは背後から孫に背中を撃たれて負傷します。逃げる孫を撃ち殺そうとして止めたマッコールは。背中で傷も縫えず弾が取り出せない状況と自らの傷の深さを分析し一度自殺して全てを終わらせようとしましたがマッコールはその場を逃げ出します。

遠くはなれた場所で意識を失っていたマッコールを偶然通りかかったジオ・ボヌッチ警部(エウジェニオ・マストランドレア)に助けられ、町医者のエンゾ・アリシオ医師(レモ・ジローネ)の診療所に運び込まれたマッコールは奇跡的に生き延びます。

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マッコール、カフェで友達作る

数日後に目を覚ましたマッコールは、エンゾと友達になり、彼の住む街”アルトモンテ”でしばらく療養することになり、彼の娘ガビー(デア・ランザロ)、カフェの従業員アミナ(ガイア・スコデラーロ)とも友達になります。弱った体で街を歩きながら前作で殺されたCIA時代の同僚で長縁の友人だったスーザン・プラマー(メリッサ・レオ)の姿や、ロレンゾのブドウ園でマフィアの一員たちを一人一人どのように殺したかを思い出します。

マッコールはDIAのエマ・コリンズ(ダコタ・ファニング)と連絡をとり彼がシチリアのブドウ園で見つけたものについてヒントを与え、チームで調査するように依頼します。後日すぐに行動したコリンズはフランク・コンロイ(デビッド・デンマン)とチームで死体だらけの葡萄園で1,100万ユーロと、大量の麻薬を見つけたことを報告されます。

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マッコール、悪者見つける

アルトモンテの市場で、マフィアグループ”カモッラ”リーダーヴィンセント(アンドレア・スカルデュジオ)と弟のマルコ・クアランタ(アンドレア・ドデロ)は街の魚屋のアンジェロ(ダニエレ・ペローネ)を殴って脅し、マフィアがホテルを運営するために立ち退きを要求したが拒否した夫妻の父親を窓から投げて吊るして住民への警告をしている悪逆非道な所業をマッコールは静かに見ていました。

夜、マッコールは魚屋のアンジェロの店が放火されて全焼し、彼と彼妻が店の目の前で号泣している姿を見ます。マッコールは背後を見てカモッラのギャングたちがニヤニヤ見物している姿を見てマッコールは誰を標的にするかを明確に決めたように見え動き出します。

ジオ警部がガビーが早退したという電話を受け取り迎えに行きますが別の警察官が引き取られたと聞いて家に走って向かいます。するとそこにはカモッラのマルコたちが娘と妻のキアラ(ソニア・アンマール)を人質にとっており、ジオにひどい暴行を与えた後、手を引くように伝えて立ち去ります。

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マッコール、全員殺す

ジオが家族とレストランで夕食をしていると再びマルコが部下を従えてジオの席に向かい脅し始めます。話をしている最中、マルコは背後でマッコールがこちらを見つめているのに気づき邪魔をするなと席に座り脅しますが、逆にマッコールはこれ以上この町で脅威を働くなと軽く脅した後、店の外で彼らをぶっ殺します。

翌日、コリンズは葡萄園で見つけた大量の金と麻薬、そしてローマで日々発生しているテロ攻撃のニュースを見て、テロリストによる何か大きな大きな計画が動いている可能性について本部と連携をとり、カモッラについて街の警察署を訪れバレラ警部と話し合いを行います。

ヴィンセントの巨大な屋敷で行われてる葬儀を尋ねたのは彼らに買収or脅迫されているバレラ警部(アドルフォ・マルジオッタ)でした。弟の死に関連しているであろうバレラに一通り尋問した後、彼の手首を切り落とし必ず落とし前をつけると謎の暗殺者に復讐を誓うのでした。

最初に標的になったのはバレラと面会したコリンズの車でした。コリンズが報告を終えて車に戻ろうとしたところで車が爆破してコリンズは一命を取り留めたものの重傷を負います。その夜、ヴィンセントは部下を引き連れて街のど真ん中でジオ一に拷問を与え、周囲に聞こえるようにマルコを殺した男が出てくるまでジオと家族に暴行を続けると叫び彼の両耳の前で銃を撃ち鼓膜を破ります。

するとマッコールは両手を上げながらヴィンセントの前に現れます。すぐにヴィンセントは彼を殺そうとしますが、エンゾ医師が銃を撃ったのを契機に住民たちはスマホを取り出しヴィンセントがマッコールを殺そうとするのを録画し始め警察を呼び出したことでヴィンセントたちは撤退します。

屋敷に戻ったヴィンセントたちは屋敷に戻って明日アルトモンテの住民たちを皆殺しにする計画を立てた後就寝します。しかしマッコールはそんな彼らに休息を与えず、屋敷を訪れると暗闇に乗じてを部下を一人ずつ丁寧に瞬殺していきます。

ヴィンセントは頭上に吊り上げられた部下の血液で目を覚まし混乱した直後にぶん殴られて気絶させられます。目を覚ますとマッコールは葡萄園の麻薬を致命的な量注射されており、意識朦朧としたままマッコールから逃げようと夜の街を徘徊した挙句、住民の車に轢かれ、最終的に麻薬のオーバードーズによって死亡します。

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エンディングネタバレ「スーザンの娘へ」

マッコールはコリンズが滞在している病院を訪れると、シチリアに来た本当の理由は奪われたお金をマフィアから取り返しに来ただけだと伝え、そしてお金を渡しておいてほしいとコリンズに金の入ったバックを置いていきます。

ボストンに向かったコリンズが家を訪れると、そこでコリンズはマッコールの友人であるブライアンとスーザン・プラマーの娘であることが明らかにされ、マッコールはアルトモンテに滞在し、彼らのサッカーチームの勝利を住民と一緒に祝福している姿が描かれたところで物語は終了します。

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海外の感想評価 IMDb 7.1/10

7/10
第2幕から抜け出せない映画

誤解を恐れずに言えば、この映画は素晴らしかった!デンゼル・ワシントンはもう若くはないけれど、彼のアクションシーンは残酷で、見ていてただただ素晴らしい。
問題なのは、デンゼルのアクションシーンがほとんどなく、文字通り、悪者たちとの最初の対決から20分後には最終決戦に突入してしまうことだ。
第2幕のエンディングが素晴らしかったのに、第3幕がこんな終わり方なのはかなり残念

4/10
デンゼルはこの続編よりもっと価値がある

デンゼル・ワシントンは間違いなく同世代最高の俳優のひとりであり、格調高い作品から中級アクション・スリラーまで、幅広い役柄に出演してきた。このフランチャイズは、不当な扱いを受けた人々に代わって暴力的な正義を下すためなら手段を選ばない自警団を描いている。前2作は、ワシントンのカリスマ性に支えられた、そこそこ面白いアクション映画だったが、本作は質的にも前2作から大きく後退している。より一般的で、無意味で、創造性も魂もない。私がどれほどデンゼルのファンであるかを考えると、残念でならない。

7/10
ふさわしい終わり方

イコライザーには必ず「あの時金を取っておけば」「あの時俺を入れておけば」というシーンがある。前2作が最も印象的な戦いを見せてくれたが、今作もアクションは健在だ。プロットの進行は少し遅いが、それでも魅力的だ。予測はつくが、そのシンプルさが功を奏し、余計な脚色もなく、脚本家たちが自分たちの物語に自信を持っていることが伝わってきた。
これはまさに『イコライザー』に期待されるものだ。主人公はより人間的で思いやりがあり、それでいてアクションは残忍さを保っている。復讐と平和を見つける旅であり、3部作の最後にふさわしい。映画の雰囲気を変えることなく、スリリングな戦いとともに穏やかな瞬間があり、テンポがいい。突然の宗教集会には戸惑った。

6/10
絶対に失敗しないことがひとつある: デンゼルは本当にかっこいい

イコライザー3』は、このエンターテインメント3部作の完結編としてふさわしい作品だ。全く新しい設定とキャストでありながら、全てをうまく設定し、彼の新しい人間関係を気にさせる。映画全体としてはエンターテインメント性が高く、ほぼ満足できる。
相変わらずデンゼルは野獣だ。魅力とカリスマ性は桁外れで、これはニュースではない。パート2と同様、彼が見せる表情には骨の髄まで冷やされるものがある。あるシーンでは一番いい男を、別のシーンでは一番怖い男を演じる姿はとても印象的だ。
この映画を素晴らしいものから遠ざけているのは、アクションが驚くほど少ないことだ。前作はアクション満載とは言えなかった。しかし、今作のアクションはトータルで7分程度だろう。それだけでは物足りない。特に、クライマックスのあまりクライマックスらしくない展開が痛い。

7/10
本当に良い三部作クローズ

『イコライザー3 THE FINALは、この予想外の3部作を締めくくる作品であり、暴力を理解する男の旅を続け、最終的にそれを過去のものにしようとするアクションスリラーである。エンディングは拍子抜けするほどあっけなく、少し邪魔をしているが、それでもうまくいっている。
最終的に幸福を見つけ、それを維持するための探求において、デンゼル・ワシントンは相変わらず完璧だ。今回は、マッコールが実際に人生を楽しんでいる姿を見せ、幸せになっている。
悪役は実に弱く、憎みやすく、時間を取らないので、大きな邪魔にはならないが、マーケティングでマッコールが彼と同等の人物に会うことを暗示していたように、彼にとっての真の脅威を感じさせないことを考えると、ちょっと笑ってしまう。
ダコタ・ファニングが絡むサブプロットは当初、映画を脱線させる恐れがあったが、ありがたいことにメインストーリーに効果的に絡んでおり、彼女がワシントンと共演するどのシーンも、『炎の男』の再会であり、ワシントンと彼女の仲がとても良いので素晴らしい。

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まとめと感想「スッゲェ物足りない」

デンゼル・ワシントンはかっこぇぇ。それは間違いない。

だけどもうシリーズを重ね続けた結果、リーアムの96時間のようになっている。

前作についてそれほど多く覚えていることはないが、世直し無敵のおじさんマッコールが今日も行き着く先で悪党をぶっ倒す物語。ってことで本作3作目にして最終章の本作「イコライザー3 the final」の感想としてはアクションはよりリアルにグロくなって爽快感が増したが「アクションが圧倒的に少なく」「舞台が変わっただけ」の”前作と何も変わらない”という印象を受けた。

わかる人にはわかると思うんだけど、シリーズを重ねるごとに劣化していくリーアム・ニーソンの”98時間”覚えてる?毎回家族が誘拐されまくるアホシリーズ。あれと同じ印象、場所が変わっただけだな、と思った。満足感は薄い。上から思ったことを述べると。

『いつも通りの展開とオチ』

彼のいく先には必ずトラブルがあるけど大丈夫、彼は最強だからさっくり解決。

以上。

大ヒットアクション最終章『イコライザー THE FINAL』予告 10月6日(金)全国の映画館で公開 <予告1>

↑大体カフェで話しかけてくるところから始まるのも、3作連続同じ展開で笑ったよ。

私の感想に毎回突っかかってくる頭の良い映画人たちは気に入らないと思うけど、土地変わる→住民困っている→カフェで話しかけられる→おせっかい開始→せっかくだから皆殺しにするわ→住民笑顔。以上。でしょ?wこれを3回連続で行っているだけでしかない。

ってことで彼が冒頭で子供に打たれて重傷を負った時、これは!?新しい展開があるのかとワクワクしてしまったが、戦士にも少しは休養が必要だって、楽園シチリアでのんびり休養するデンゼルがほのぼの過ごしたあとは、何一つ前作と変わることなく、チンピラたちをぶっ殺して街の平和を守って終わり。マジだよ。

『敵がザコ』

今度はシチリアの凶悪なマフィアだ!って言われても1、2作目のような強そうな風貌でもなく、IQ高そうでもなく、部下にも恵まれず、このご時世に見せしめで処刑しようとしたらスマホで録画されたから撤退するとか、そこらのコンビニでたむろしているチンピラ集団レベルのカスが相手で、マッコールがずっと余裕なのも気に入らない。少しでも彼が追い詰められるような緊張感のあるシーンがあれば有終の美を飾れたのに、彼にとっては1作目の冒頭のDV野郎もシチリアのマフィアも何も変わることなく、若干小馬鹿にした表情で余裕で殲滅してしまうのだ。何も面白くねぇ。あ、後もう一つ

『アクションがめちゃくちゃ少ない。』

気のせいじゃないと思うんだけど、アクションが猛烈に少ない。グロさとかはアップして本当に危害を加えたような痛みを感じるような見事な特殊効果だったが、、、物足りないんだよ。覚えているだけで冒頭で9秒の四人殺しの後、その葡萄園で皆殺しに敬意とかはハイライトでほんの少しだけ、そのあとは、弟のマルコをナイフで殺して、ヴィンセントと部下を殺し・・・・あれ?やっぱりアクションシーンめちゃくちゃ少ない。

大ヒットアクション最終章『イコライザー THE FINAL』予告 10月6日(金)全国の映画館で公開 <予告1>

↑この冒頭のシーンで、マッコールがずいぶん感情的に殺したんだなーと思わせる場面も何が起きたのかは死体でしか見せないので想像は膨らんだが、それ以上も以下もなく、期待以上の何かが起きることはなかった

ファンの多くは最高のフィナーレだって言ってるようだけど、なんだこれって感じ。あまりに面白い小説、漫画、映画、アニメなんかは「何度でもその世界に浸りたい」気分になるのは分かるが、同じ主人公が場所を変えて同じことを繰り返したら流石に飽きるっつーの。って感じ。

この予告編で全部のアクションシーン映ってんじゃね?ってぐらいだよ↓

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