アニメ『ミュータント•タートルズ:ミュータント•パニック!』物語ネタバレと海外の感想評価




「伝説の始まり、生きてて良かった!」2023年8月全米公開された映画『TMNT:ミュータントメイヘム』物語エンディングまでネタバレ!世界で大絶賛のタートルズ最新作は彼らが未熟なティーンエイジまで遡り、なぜ生まれ、街の守護者になったのかをエンタメ要素たっぷりに描き大人も子供も楽しめる映画作品になっています。

あの頃のタートルズが好きだから、なんて言わず、ぜひ見てください。初めて見る人にもわかりやすく解説しており物語を楽しめるようになっています。むしろこのタイミングでタートルズを初めて見れるあなたが羨ましいぐらいです。

エンディングで続編が示唆されており「シュ○ッダー」の姿が出てくることから世界中で早く続編を!と叫ばれているのが現状です。

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アニメ『Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem』物語ネタバレ

TCRI(テクノ・コズミック・リサーチ・インスティテュート)のエージェントたちが、CEOのシンシア・ユートロム(マヤ・ルドルフ)の命令により、独自のミュータントを生み出したマッドサイエンティスト、バクスター・ストックマン(ジャンカルロ・エスポジート)の捕獲と、彼が作り上げたミュータント血清を奪取する計画を練っていた。

ニューヨークの地下施設でマッドサイエンティストののバクスターは最初に想像したミュータントの”変異したハエ”に話しかけながら実験を続けていましたが、エージェントたちが到着してドアを蹴破った音を聞いた博士は施設から逃げようとしますがエージェントの起こした爆発に巻き込まれ死んでしまいます。この時いくつかのミュータント血清は地下に落ちていきます。

15年後、ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)のレオナルド(ニコラス・カントゥ)、ドナテロ(ミカ・アビー)、ミケランジェロ(シャモン・ブラウン・ジュニア)、ラファエロ(ブレイディ・ヌーン)は、人目を忍んでコンビニ、スーパー、食糧配送車に静かに忍び込むと忍者のように音を立てず見事な技術で次々に食料を奪い去ります。食料を奪取した後、”フェリス・ビューラーの休日”の野外映画を屋上から見ながら友人や恋人たちとみんなで一緒に映画を楽しんでいるニューヨークの人たちに憧れの眼差しを向け地下道を歩いて家に戻ります。

TMNTがこっそりとアジトに戻ると水道に戻るがマスター・スプリンター(ジャッキー・チェン)が待ち構えており説教を始めます。しかしティーンエイジャーの彼らが当たり前のようにニューヨーカーに憧れを抱いていることを伝えますが、マスター・スプリンターがミュータント化する前はどこにでもいる普通のネズミで毎日弱肉強食の過酷な世界で生き延びるために必死だったこと、特に人間からは酷い扱いを受けていたことを伝えます。

そして、下水道で荒んだ生活をしていたスプリンターの前で、上から落ちてきたミュータント血清を浴びた四匹のカメを保護した際、自分も血清を触ってしまい変異してしまったこと。ある日、外の世界に興味を持ったTMNTたちのために抱き抱え夜のニューヨークを散策しようとしますが、スプリンターの姿を見た民衆たちからバケモノ、ミュータントだと彼らを拒絶されたことがトラウマになったこと。そしてスプリンターは彼らに強く生きるために日本の空手や忍者、中国のカンフー映画を見せて一緒に鍛錬を続けTMNTは今に至ることを思い返します。

その頃、ニューヨークのどこかで謎の男スーパーフライ(アイス・キューブ)と手下の犯罪者グループがTCRIのトラックからミュータント血清を盗み出します。即座に警察たちに追われますが、警察たちの目の前でハエ人間にミュータント化したスーパーフライがバスごと空中に持ち上げて奪い去ります。そしてアジトに到着したところで手下を皆殺しにします。

屋上で自分たちの武術を撮影しながら遊んでいたタートルズが遊びで投げた手裏剣がスクーターに乗った少女エイプリル・オニール(アヨ・エデビリ)なぜか黒人に、声優も黒人…。)のヘルメットにブッ刺さってしまい激怒されてしまいます。レオナルドはそんなエイプリルに一目惚れしてしまいますが、目を離した隙にエイプリルのスクーターがチンピラに盗まれてしまいます。

タートルズはチンピラが盗品を保管している倉庫にたどり着くと、全員をボコボコにする。武術の達人レベルではあるがメンタル面で未熟な部分が多くヤキモキするが全員ぶっ倒した後、エイプリルが到着しタートルズがカメのミュータントと知って最初は気味悪がりますが、ジャーナリストの卵の彼女は彼らに興味を持ち好物のピザをお礼にプレゼントしながら出自についてインタビューして彼らの情報が徐々に明かされていきます。仲良くなった彼らは次に街で犯罪を繰り返している”スーパーフライ”を捕まえるために情報共有しようと連絡先をタートルズに渡して別れます。

タートルズは、スーパーフライを捕まえれば自分たちがヒーローとして世間に認められて憧れのニューヨーカーとして街を堂々と歩けるのではないかと期待が膨らみ、エイプリルと協力してスーパーフライの犯罪の手がかりを探して回ることにします。(ここでエイプリルが過去に皆が見守る大舞台で盛大な吐瀉芸を披露してしまい学校中の笑い者になっているトラウマがあること、スーパーフライを捕まえれば逆転できると考えてることを明かし互いにパートナーシップを結びます)

まずはタートルズは街の様々な国籍のギャングたちを次々にぶっ倒してスーパーフライの手がかりを、エイプリルはその様子を撮影してSNSにアップして手がかりを探します。そしてついにスーパーフライがブルックリン橋の下で会合を行なっている情報を手に入れたタートルズはエイプリルからもらった盗聴器を装着して現場に向かうと、ミュータントのタートルズを好意的に受け入れミュータント仲間を紹介し始めます。ビーバップ(セス・ローゲン)ロックステディ(ジョン・シナ)ウィングナッツ(ナターシャ)、レザーヘッド(ローズ・バーン)、レイフィレット(ポストマローン)、ジンギスカン(ハンニバル-バレス)、モンド-ヤモリ(ポール-ラッド)を紹介されます。

スーパーフライは近所のボーリング場に忍び込み親睦を深めた後、スーパーフライが親のバクスターに世話をされていたが彼は人間に殺されてしまったこと、そして一緒にいるミュータント化した仲間たちと一緒になんとか暮らしていましたが、人間に見つかり迫害を受けまくっていた過去を話します。

そしてスーパーフライは本題に入ります。最近彼らがTCRIから盗んだミュータジェン(タートルズは “ウーズ “と呼ぶ)を使って、地球上のあらゆる生物をミュータント化させる装置を作っていること、そして人間は奴隷か殺すという計画だった。タートルズは当然のことながらこの計画を快く思っておらず逃げ腰でしたが、スーパーフライが計画に参加するのを拒んだら殺すとほのめかしたことで計画に従わざるを得なくなります。

スーパーフライはレザーヘッド、ウィングナット、ロックステディ、そしてタートルズをミュータジェンを乗せたバンに乗せてドライブしますが、タートルズたちは機転を効かせ無急ブレーキをかけることで他のミュータタンとたちを吹っ飛ばしてバンを乗っ取ります。しかしスーパーフライグループは強くバンからあっという間にミュータジュンを盗んで飛び去るとバンごとタートルズは端から落下してしまいTCRIのエージェントに逮捕されてしまいます。エイプリルはスプリンターに助けを求めに向かいます。

捕まり捕まったタートルズはTCRIがミュータント血清を使って強力な兵士”スーパーミュータント”を作るため、タートルズの血液からDNAを “搾り取る “装置が作動し彼らの血を抜き取り始めます。施設にスプリンターが潜入しTCRIの兵士たちを次々ぶっ倒す圧倒的な力を見せけタートルズを助け出し共にスーパーフライの隠れ家に向かいます。

隠れ家に到着したタートルズたちはスーパーフライたちを前に人間を殺したくないこと、彼らの文化に憧れていることを必死に伝えます。するとスーパーフライ以外のミュータントたちは自分たちの利益のために人類を滅ぼしたくないことを認め、タートルズとミュータントたちは力を合わせてスーパーフライと戦うことになります。

彼らがスーパーフライを追い詰めミュータジュンと一緒に彼を墜落させますが、ミュータジュンの力で川の水中生物と融合してしまい超巨大ミュータント”スーパードゥーパーフライ”に変化して登場します。味を占めたスーパーフライは街の動物園の動物たちに襲いかかり融合し、より大きく、より強くなって次々に人々を襲い街を恐怖に陥れます。

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エンディングネタバレ「群衆の反応」

タートルズが街に到着したとき、町中のテレビでマンハッタンを攻撃している巨大ミュータントの仲間としてタートルズの姿も一緒に報道されているニュースを見てタートルズは悲しみます。しかしレオナルドは認められるためにヒーローになるのではなく、正しいことだからヒーローになるべきだと兄弟たちを説得し前に進みます。その頃事実を知っているエイプリルはニュース番組に出演して事実を伝えようとしますが結局盛大に吐瀉るが、最後までニュースを読み上げこの窮地を救えるのは”タートルズ”だけだと伝えます。

タートルズ、スプリンター、ミュータントたちが力を合わせてスーパーフライの変異を止める血清を投与しようとしますが、逆にスーパーフライに吹っ飛ばされてしまいます。死にかけたスプリンターは動けなくなりますが、彼を助けようとしてくれる人間の姿を見て感動し考えを改めます。事情を聞いた街の人間たちとミュータントが協力してスーパーフライに血清を打ち込みますスーパーフライを元の小さなハエの姿に戻すと、融合した動物たちも無事に動物園に戻ります。そしてタートルズは群衆たちに盛大な拍手で迎え入れられ夢にまで見たヒーローとなるのでした。

下水道にはタートルズの他に、一緒に戦ったミュータントも一緒に暮らすようになります。そしてタートルズは顔のバンダナを外して普通の高校生として登校し、無事に学生たちに受け入れられた彼らは一緒に校舎に入ります。

隠しエンディング「シュレッダー登場」

クレジットの途中、

タートルズの高校生活が映し出されます。ドナテロはコンピュータークラブ、ラファエロはレスリング部、ミケランジェロは即興のクラスに入り、レオはスーパーフライ事件の後、姿を消したTCRIについてエイプリルと一緒に調査する姿が映し出されます。

TCRIは、タートルズやミュータントたちを監視を続けており、彼らの手にはハエに戻ったスーパーフライを入れた瓶、そして謎の暗殺者…シュレッダーに助けを求めるところで物語は終了します。

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海外の感想評価 IMDb 7.6/10

10/10
私はタートルズとその起源(ストーリー)についてすべてを知っているメガファンではないことを述べておく!
この物語、あるいは映画全般のテンポがとてもいい。これはティーンエイジャーの観客をターゲットにしており、新しい観客を取り込むのに役立っていると言える。時期的な問題はあるかもしれないが(バービーとオッペンハイマーがまだ好調なので、この映画が本当に成功する場所はほとんどなさそうだ)……それに値する観客と成功を得られることを願う。
アニメーションのスタイルは面白い。ジョークは的を射ている(くだらないものまで)…内側のロジックも機能している…ここで描かれるラブストーリーの部分に関しては、人によっては問題があるかもしれない…しかし、それにこだわるのはやめよう。声優陣は素晴らしい。ジャッキー・チェンがシーフー/ネズミ役で出演しているが、天才的な動きだ!座って、リラックスして、楽しんでください。

5/10
原作を読んでいる作家はもういないのか?
何だったんだ?まず第一に、アニメーションは良かったし、いくつかのシーンは素晴らしかったが、大部分は、大量の失敗したジョークの試み、強引なメッセージ、非常に急いだプロットで、心ない映画だった。タートルズはほとんど同じ演技で、以前のショーのような明確な個性はなかった。エイプリルはエイプリルらしくなく(文字通り、最初は別のキャラクターだと思った)、スプリンターはジョークにされ、古典的な悪役は台無しにされ、輝く時間もなかった。脚本家が目立つために変化を加え、より独自のものを作ろうとするのはわかるが、その変化は私にはうまくいかなかった。悲しいかな、またしても心無い消費者向けの心無いお笑い映画だった。

9/10
最高
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ: ミュータント・メイヘム』には、半殻のヒーローたちの10代の部分に焦点を当てるという天才的なアイデアがある。それを、彼らが受け入れられたいという願望を描いた感動的なストーリーと、ゴージャスかつユニークなアニメーションスタイルと組み合わせることで、これまでのTMNTの最高の反復が生まれた。
ニコラス・カントゥ、シャモン・ブラウンJr.、マイカ・アビー、ブレイディ・ヌーンは完璧で、全員が対応するタートルの理想的な体現者であり、その化学反応は一瞬にして止まらない。彼らは絶え間なくジョークを飛ばし、ほぼ全員が着地し、地上での生活に憧れる深みをもたらしている。
スプリンター役のジャッキー・チェンは、インスピレーションを得たキャスティングであり、それが見事に活かされている。過保護だが優しい父親であり、人類が最悪の状態に陥るのを目の当たりにし、決してそれを体験させたくないという彼のキャラクターに対する感情は、とても純粋に感じられる。彼のアークはもっと繊細でもよかったが、それでも素晴らしい。

まとめと感想「エイプリル黒人化以外は良いのでは」

90年代のアニメ版タートルズと、実写版タートルズ2部作ぐらいしか見ておらず、TMNTは全く見ていない。なんとなく。

が、本作はそんなタートルズを知らない人も、知っている人も楽しめる、若輩者時代のティーンエイジ時代のタートルズにスポットを当てていることがこんなにも見事にハマるのかと驚かされるほどによくできた映画だった。とにかく彼らは強いが未熟者でよく失敗する、彼らは人間世界に憧れを抱くどこにでもいるティーンエイジャーである、彼らは鼻っ柱が強く自惚れている、彼らは人間世界に対して疎い、そして彼らは人間たちと一緒に過ごすことを夢見ている。
そんな小さな些細な夢や希望や幻想、現実を「あるある」として心理描写や言動までを細かく描いているので見ていて面白い。誰にでもある失敗が描かれそれを乗り越えたり乗り越えなかったりする弱い彼らが徐々に一人前の顔になっていくところとかが多く、なんかもう、かつて男の子だった大人にはたまららん映画に仕上がっている。

アクションシーンはスパイダーバースに引けを取らない圧倒的な描写力で見応えは抜群。

はぁー楽しい、面白い!と心底喜べるアニメーションだった。スパイダーバース2よりは分かりやすかったしエンタメたっぷりで面白かった。

ミュータント仲間達と一緒に過ごす彼らが、人間世界に受け入れられるオチなんかは涙が出そうになったが、私たちが知っている人の目を忍んで生きるタートルズではなくなった続編でシュレッダーが登場するとなると一体何が起きるのか楽しみで仕方がない。

ただ面白いと思ったのは海外の反応、IMDbで7.6という超高評価のに対し、低評価の人は私のようにアニメだけではなく原作コミック愛好家だったりのガチファンが多いということ。声優が合っていない、キャスティングミスだという指摘も多く勉強になった。

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