映画『The Tank(2023)』物語ネタバレと海外の感想評価「見応えゼロの低品質ホラー」




「ディセントのパクリクソ作品」海外で大不評の映画『The Tank』物語ネタバレ。アメリカで2023年4月に公開された本作は謎の巨大な水槽に潜む怪物との戦いが描かれますが、全てが低品質で見る人全員を退屈の海に誘います。

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映画『The Tank(2023)』物語ネタバレ

1946年5月、大雨の中、地下の様子を見に行った男性が引きずり込まれている。

現代、
ペットショップを経営するジュールズとベン夫婦と娘レイアの元に弁護士が店に現れます。弁護士はベンの家族が亡くなったこと、彼女の残した遺産としてオレゴン州の海に面したホビット湾の不動産を相続したことを伝えます。しかしベンは母親がそんな土地を持っていたことを聞いたことがなかったので一度家族で旅行がてら見にいくことにします。

彼らはウキウキで家に到着しますがすぐに笑顔は消え去ります。思った以上に山奥にあるその屋敷は荒廃し、素晴らしいとは言えない様相だったからです。しかしバルコニーからの海の眺めは素晴らしく思わずジュールズとベンはキスをします。

バルコニーと海の途中に、コンクリでできた巨大な用水路につながる蓋を見つけます。(観客はその蓋のデザインから冒頭で男性が引き摺り込まれた蓋だと気付かされます)一度だけ下に降りたベンは巨大な水槽のようになっている古い用水路で汚れたランタンを見つけたあと、娘のレイアに一人でそこに行かないように注意した後、家族でこの屋敷に移住を決めリメイクを始めます。

ジュールズとベンはこの家の家主はなぜこんな完全な状態で家具を置いていったのかを疑問に思いながら見つけた書類を見ていきます。新聞の切り抜きがスクラップされており、読んでみるとベンの父と姉は”海で溺死”が”死体は見つからなかった”ため、ベンの母リンダが容疑者ではないかと推測している記事でした。読み進めると、リンダは二人の溺死事件の後精神的に不安定になり施設に入った先で回復することなく亡くなったことがわかります。

さらにジュールズはリンダの日記を見つけました。リンダは家族でホビット湾が見えることの場所に引っ越したことで幸せに満ちていたこと、そしてある日、ベンの父、アレックが、家族のために湧水がいつも飲めるように”水槽/Tank”を作ったこと、しかしある嵐の夜にベンが水槽の様子を見にいくと出ていったきり戻らなかったことが記されていました。

その頃、娘のレイアが寝ているとレイアは地下室から音がする、何かがいると訴えたためベンとジュールズは周囲を捜索しますが運良く何も見ることはありませんでした。

翌日、ベンは水槽に降りて古い用水路のような水路を軽く探索して無事に湧き水を出すことができました。戻り際水たまりに謎の生物の死体があったので動物に詳しいジュールズのためにしたいを持ち帰ります。そこで謎の生物について調べますが両生類の仲間だというぐらいしかわかりませんでした。

後日不動産屋のメリアルが一家の様子を見にきてくれたので色々と話をした後メリアルは家に帰ります。しかし帰宅途中の森の中で何かを見たメリアルが車から降りると何者かに襲われて殺されてしまいます。翌朝水槽の様子を見にいくと水槽の中は大量の水で満たされていましたが、なにかが詰まっているのを見つけたベンがそれを引っこ抜くとそこにはベンの姉ロージーのつけていたネックレスだったことが判明します。

ベンがガソリンスタンドに向かう途中メリアルの死体を発見して警察に連絡をします。その頃、水槽の蓋が開いて”巨大な何か”が家の中に足跡を残しながら侵入してきましたが、ベンが戻ってきたため怪物はどこかに逃げたようです。

怪物の微妙なデザインと展開

ジュールズがリンダの続きの日記を見つけて読むと、夫アレックと娘のロージーは溺死したのではなく、生物に連れ去られたと記されていました。しかしそのことを警察に伝えると彼女は精神病だと病院送りにされたようでした。そして最後にリンダは”この日記を読む人へ、早くここから逃げろ”と記していました。そこの頃、通報を受けた警察がベンの家に向かう途中例の怪物に襲われて殺されてしまいます。ここでようやく生物の顔が映されますが、皮膚が硬質化した男性器に牙が生えたような微妙なデザインです。ちなみにこの生物は人間のような骨格をした四足歩行の生物で、ありていに言えばエイリアンをパクったようなデザインです。ちなみに中の人はレジーナ・ヘイゲマンさん。ダンサーです。

IMDb
Regina Hegemann

銃声が聞こえたベンとジュールズは、何が起きているのか?原因は何か?を話し合い、例の生物の巣が水槽の近くにあり、ベンが湧き水を出した水流と騒音、そしてベンが垂らした一滴の血液が怪物たちをこの家に呼んでしまったのではないか、と推測します。

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エンディングネタバレ

そこでベンは怪物と家を繋ぐタンクを爆破させようとしますが怪物に襲われ重傷を負いますがなんとか脱出します。その頃ジュールズは屋敷ドアを怪物に破られまいと必死に抑えていました。しかし怪物は複数存在し、背後から別の個体が現れるとレイアを咥えて水槽に逃げ込まれてしまいます。

ジュールズはベンを助けた後、先ほど間近で見た生物の様子から怪物は両生類であること、彼らは皮膚で呼吸するので、農薬などの薬品を噴霧すれば嫌がると推測しすぐに水槽に降り立ちます。入った直後からさまざまな方向から怪物に襲われますが、化学薬品をブリまいて結界を作り、水中にいる怪物はピッチフォークでブッ刺して何匹も怪物をぶっ殺します。しばらく進み続け洞窟のようになった場所の先に囚われていたレイア(なんで?)を見つけたジュールズはお手製の火炎放射器で怪物を退散させ無事に地上に出ます。

レイアを車に乗せた後、銃を手に入れたジュールズはベンを助けて一緒に車に乗り込みます。寸前で襲い掛かられますが銃をぶっ放して殺して一家は無事に恐怖の屋敷から脱出したところで物語は終了します。

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ポストクレジット「開発計画開始」

事件からしばらくしたある日、例の水槽の上を歩く作業員たちの姿が。彼らが地図を広げるとそこにはベンの屋敷を含む周辺全てを再開発する計画書でした…。

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海外の感想評価 4.6/10

評価: 3/10
最初の40分間(導入部)を眠りに落ちずに生き抜くことができれば、いくつかのモンスターと多くの愚かな決定が詰まった標準的な「ホラー」映画が待っています。
結局のところ、私は獣たちを応援しました。『The Tank』は『The Descent』のようなものであろうと試みていますが、どのレベルでも競争できません – 製作、ストーリー、スリル、演技、すべてが『The Descent』に劣っています。
『The Tank』の前提はそれほど悪くないかもしれません、おそらく興味深いですが、その実行は、まあ、ただ退屈です。おすすめ:本当に時間を無駄にしたい(私のように)、あなたが不死であり、無駄にする時間がたくさんあるという考えで、『The Tank』をメニューに追加してください。そうでなければ、他の何かを観てください

評価: 3/10
家族が場所に行き、モンスターが出現します。興味深いキャラクターは一人もいません、多くのばかげた決定やシナリオが全く意味をなさない状況があります。
全体的に、ストーリー、キャラクター、クリーチャーの深さや発展がなく、想像力に欠け、退屈で馬鹿げたストーリーと組み合わせています。それはただ不幸であり、フラストレーションです。

評価: 1/10
タンクの中にモンスターがいます。彼らはそれがそこにあることを知っていますが、それでも彼らはタンクに入り続けます。バカですね。

評価: 1/10
シーンごとに昼から夜に変わります。キャラクターは最もばかげた決定を下します。誰が、クリーチャーが中にいることを知っている水井戸に肩まで入るでしょうか?
最後に車にさっさと乗って逃げる時間をあえて自分から放棄して自ら危機に陥る間抜けな展開、勝手に外から窓を開けることができる知的生命体たちの行動に腹を抱えて笑って怒ったのは私だけではないでしょう。

評価: 4/10
興味深い無駄。子供の部分はひどく書かれており、俳優はひどい指導をどう扱うべきかわかりません。私は第三幕で母親が死ぬのを待っていました。それが起こるのを見たいだけですが、最後の15分を終えるのを待つことができませんでした。

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海外の感想評価「うーん、クソ」

ポスターから推測した内容とは全く違うもので驚いた。もちろんタンクって水槽って意味があるんだけど、厳密には密閉されたタンクでもなく、人間が100人ぐらい暮らせそうな広い用水路でして、横には鍾乳洞があってですね…タンク?どこが?っていうツッコミから嫌な予感はしていたがここまで酷いとは。

不動産屋の女をまるで熊が襲ったかのように軽々と振り回すシーンがあり、怪物は強靭な力と素早さを兼ね備えた恐ろしいやつなんだと期待値を上げて損をした。実際に出てきたのは安っぽいコスチュームを隠すため、そして人間が入っているのを隠すためのっそりと、いや、ほとんど静止した状態で現れる奇妙で間抜け、そして鈍足な怪物だったのだ。しかも最後まで彼らはどうやって人間を殺すのかが描写されることはなく、あの時不動産屋を襲ったのは熊だったのでは?と思ってしまうほど。

怪物の目的には一貫性がなく、襲いたいから襲うのか、巣に近づいたから襲ったのか、捕食したいから襲うのか、娘のレイアは傷ひとつつけずに巣に持ち帰った理由や意味も全くわからないままで、エイリアンにもディセントにも慣れず半端なものに。

結局オチは突然変異した両生類って。アホか。まだ宇宙から飛来してきたとかの方が面白いわ。両生類が人間みたいな骨格になるかアホ。

例によって脚本も展開もくそ、母親が襲われた屋敷とか思い出とか半端な情報がテンポを阻害する。肩まで水が溜まっている、その中に複数の怪物が潜んでいる、そこに平気で飛び込むバカな旦那。水槽の蓋壊せば終わりじゃね?とか怖くなく、面白くなく、退屈な1時間40分だった。

よし、口直しにディセント観よう。

みんなディセントみよう。

って、日本ではアマプラ300円か、U-NEXTしかやってないのね。

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