映画『マッド・ハイジ(2023)』物語ネタバレ!クララ役女優のアルマーG佐藤さんとは?




「暑い夏にぴったり!アホで間抜けでグロくて最高だ!」海外で絶賛された『マッド・ハイジ』物語ネタバレ!チーズを規制された近未来のスイスで恋人のピーターを殺されたハイジが復讐する最高にぶっとんだ内容になっている愛すべきB級アクションホラーコメディになっているので少し酔っ払ってみるのを推奨します。

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映画「マッド・ハイジ」作品情報

・タイトル「マッド・ハイジ(原題:Mad Heidi)」
・上映時間:92分
・ジャンル:アクションコメディホラー
・制作国:スイス
・評価:IMDb 5.5/10(レビュー数3000超え)
・受賞:
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 観客賞
トリエステSFフェスティバル(英語版)
Vancouver Horror Show 最優秀長編映画賞
・批評家の評価:賛否両論、このチープさとグロさとアクションをぽっかり楽しめる人もいれば、この程度は普通という人、メッセージを求める人には苦痛だが、気にしない人には最高の娯楽、などなど。

あらすじ

スイスの独裁者によって、自社製品以外のチーズの製造販売が禁じられた近未来のスイス。闇チーズを売って殺された恋人ペーターの仇を打つためハイジは生まれ変わり復讐を開始する。

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スタッフ、キャスト

監督:
ヨハネス・ハートマン
サンドロ・クロプフシュタイン … (共同監督)
脚本:
サンドロ・クロプフシュタイン
ヨハネス・ハートマン
グレゴリー・D・ヴィドマー
トレント・ハーガ

キャスト (クレジット順):
アリス・ルーシー … ハイディ役
マックス・リュドリンガー … コマンダント・クノール役
カスパー・ヴァン・ディーン … プレジデント・メイリ役
デイビッド・スコフィールド … アルペーイ役
ケル・マッツェナ … ゴート・ピーター役
アルマー・G・サトウ … クララ役
パスカル・ウリ … ドクター・シュヴィッツゲーベル役

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クララ役のアルマー・G・サトウとは?

本作にハイジの足を引っ張る仲間として登場するクララだが、他のキャラは英語字幕で紹介されるのに対しクララだけ「クララ・ゼーゼマン」と明朝体のカタカナ表記で字幕紹介されて日本人はビビるはず。

で、誰?と思って調べたけどほとんど情報はなく、どうやら彼女は日本人と外国人のハーフらしく、海外の映画やドラマで日本人役で登場していること、国内外問わず様々なジャンルで活躍しているようで彼女のインスタを見ていると「なんでクララ役でブサイクにメイクされたんだ?」ってぐらい美しい女性であることがわかる・・・。が書いていてなんだけどマジでクララの人なのか?と思うぐらい別人に感じる。

アルマー・G・サトウのインスタグラムはこちら

アルマー・G・サトウのインスタグラムはこちら

アルマー・G・サトウは、『Letters to Paul Morrissey(2018)』、『Bajo el mismo techo(2019)』、『Mylove Lost(2018)』で知られています。
IMDbでもこの程度の情報しかない。

imdb
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映画『マッド・ハイジ(2023)』物語ネタバレ!

時代は不明、このスイスでは独裁者マイリによって、自社の経営するチーズ以外の製造販売を禁じる法律を制定したため、スイスの酪農家たちによるデモが起きていた。が、独裁者マイリの命令でスイス軍はデモ隊を一人残らず銃殺してしまう。

それから20年後。

大人になったハイジの恋人のペーター、眼帯のイケオジのお爺さんは気楽に暮らしていた。しかしペーターは隠れて闇チーズを作って売り捌いていたのがバレてしまい軍に捕まり、ハイジと群衆の目の前で頭を吹き飛ばされて殺されてしまう。

ハイジの実家がバレてしまい、マイリの手下の軍隊がお爺さんたちを捕まえようとするがお爺さんの奮闘虚しく兵士が適当に撃った銃弾が燃料に当たり、お爺さんは爆死してしまう。

ハイジが刑務所に連れて行かれる間、なぜか一緒に捕まっていたクララ(アルマル・H・サトウ)と知り合い一緒に連行される。

女囚が集まる刑務所に到着した二人は、早速洗礼とばかりに全裸にされてホースの水で洗浄される。女囚人たちはステロイドバッキバキに打った超人のような女ばかりで二人はいじめられまくる。女刑務官と所長はフランクフルトにチーズぶっかけたのをケツに突っ込んだりして楽しんでいた。

素行不良で独房に入れられたハイジだったが、油断した女刑務官をぶっ殺して脱走、ついでになぜか爆発した家から復活するお爺さん。小さな教会に逃げ込んだハイジはケミカルな色をしたハーブ酒(アブサン?)を飲んで幻覚見てぶっ倒れる。

独裁者マイリは科学者たちに命じて無敵の兵士になる”スーパーチーズ”を作らせていた。チーズの効果は抜群で一口食った一般人のおっさんは”美味い”と笑顔を見せた後、超人的な力を手に入れる。が副作用も凄まじく怪物のように変容し唸り声を上げると近くの助手の腹を掴んで引き裂いてしまう。(この時引き裂かれる内臓の映像がなぜか高画質でドアップで見せられるので注意)結局おっさんは頭を撃ち抜かれて殺されるが、マイリは実験結果に大満足”さぁもっとたくさん作ろう!だってさ。

ハイジはといえば、アブサン飲んで起き上がった後、幻覚だと思っていた緑色に光る女と従者の二人の修道女になぜか功夫と空手、日本刀の特訓を受けることになる。

生き返ったお爺さんはいかつい風貌通り裏の仲間達を集め反乱の準備をしていた。ハイジは後半ずっと日本刀の振り上げと振り下ろしを繰り返し、修道女たちとスパーリングを繰り返し繰り返し行い、いつの間にかサンドバックに穴を開けるほどに強くなり、修道女にハイジのための日本刀を作ってもらい、その間ずっと緑の女はいい笑顔で見下ろしていた。ハイジは二人の修道女を手玉にとれるぐらいに成長、なんかもらった戦闘服に着替え、髪の毛はおさげにして、さらになぜか日本刀ではなく槍を持って準備完了。

独裁者マタイの元に兵士が謎の女に殺されまくっていると報告が入る。町中にハイジの顔写真を載せた手配書が貼られまくる中、ハイジは次々に巨大な槍で兵士をぶっ殺しまくっているが捕まってしまう。

エンディングネタバレ

目が覚めたハイジはそこは囚人同士が殺し合いを行う闘技場だった。クララがムッキムキの囚人にバックブリーカーを受けて瀕死の重傷を負った後、ハイジは女囚たちをぶっ倒し、ラスボスの牛の仮面を装着した大男と一騎討ちとなる。防戦一方だったがハイジが牛の金玉を切り裂いて中身を取り出し、生かしておいた女囚の手を借りて脳天に槍をブッ刺して倒す。(日本刀は?)

ハイジが勝どきを上げると軍が押し寄せハイジは殺されそうになるが、間一髪お爺さん反乱軍が到着して軍を一掃する。

ハイジたちがマタイのにげた施設に乗り込むとそこには、チーズの隠し味だった母乳を搾乳するために無駄にエロい人妻がいたりする。そこに待ち構えていたマタイ、スーパーチーズを食べさせて怪物化させた来賓客をハイジに仕向けるがおじいさん反乱軍もいたし普通に数の暴力で瞬殺、ついでにマタイも捕まえて爆死させる。

一件落着だと思ったが、実は瀕死の重症だったおじいさんが施設に残りマタイの施設と一緒に爆死する。マタイの邪悪なチーズ工場が爆発するシーンを背後にハイジ、反乱軍、搾乳されていたエロい女たちが歩く姿が描かれる。

後日、クララと一緒に逃げた科学者を追い詰めガトリングガンを笑顔で発射して物語は終了する。(日本刀は?)

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まとめ「久々に愛すべきB級作品が来た」

いつだったかに見た「プーさん 血と蜂蜜」なんかで最高のバカな映画体験ができたと感動していたが、この作品も同じノリでバカでアホで、間抜けでジョークなのか本気なのか良く分からん情熱的な作品だった。おかげでネタバレの文字数もめっちゃくちゃ少なくて笑った。

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2件のコメント

修行シーンが1番笑いました。
あの緑のおばさんの元ネタなんなんですかね?
スイスに伝わる精霊とかなんですかね?

あの緑のおばさんの正体はハイジが事前に飲んだスイスのお酒「アブサン」です。多くの芸術家が愛飲していたことで有名なアブサンはそのボトルの色から「緑の妖精」と呼ばれていました。
しかしアブサンが愛飲されていたのは、美味しいからではなく、幻覚作用があるからでした。現代のアーティストたちがドラッグにハマっているような感覚で飲まれていたってことですね。
今のアブサンにはそんな危険な成分はありませんが、アブサンを飲んだら緑の妖精が見えたこと、ハイジもトリップしちゃったってことですね。。そんなのスイス人しかわからないようなニヤリとする描き方だったようでございます。
ってことで二人の修道女は本物でも、緑の妖精についてはハイジにしか見えていなかったと言う感じで、やはり笑ってしまいますね。

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