スパイダーグウェン:性格プロフィール、特技、特徴、マイルスと恋の結末は?




「可愛いグウェンのことをもっと知りたいあなたへ」映画『スパイダーマン:アクロスザスパイダーバース2』で大活躍するもう一人の主人公スパイダー・グウェンについて解説。意外と暗い彼女の生い立ち、原作での驚きの改変っぷりなどこの記事を読んだら今すぐにコミックを買いたくなります!

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グウェン(スパイダーウーマン)とは?

グウェンスパイダーは前作「スパイダーマン:スパイダーバース」で登場した白と黒のコスチュームの別宇宙のスパイダーマンの一人。独特な真っ白なコスチュームに、刈り上げた髪型、男勝りで勝ち気な性格でマイルスを引っ張る様子、何よりキャラデザが秀逸で多くのファンを生み出しました。

前作「スパイダーマン:スパイダーバース」では、グウェン(スパイダーウーマン)とマイルス(スパイダーマン)の恋愛関係が深まりそうな描写はあるものの、マイルスの成長を中心に描いていたため、サブキャラの彼女達の物語はあまり描かれることなく発展せずに終わってしまいます。しかしラストで元の宇宙に戻ったはずのグウェンの声が聞こえたため、多くのファンは続編を長らく待っていた状態でした。

そして本作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では明確に主人公がグウェンとマイルスの二人に定まっているので、グウェンについても前作のマイルス並みに多くの時間をかけて彼女の宇宙でどのような活躍をしてきたのか?彼女はなぜマイルスの宇宙に来れるようになったのか?彼女の世界のピーター・パーカーはどうなるのか?彼女の父親との複雑な関係までかなり深堀して語られるので、グウェンファンにはたまらない内容になっています。

言い忘れていましたが二人の関係性は良い感じに深まるので大丈夫です。

皆さんも前作からグウェンのファンになった方も多くいると思いますが、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』で彼女のことをもっと知りたいファンが増えると思ったのでにわかながら彼女について色々と調べたので紹介していきます。

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原作のグウェンとの違いとは?

とりあえず原作スパイダーマンに登場する「グウェン・ステイシー」とは?

ざっくりと説明すると、グウェンはスパイダーマンの永遠のヒロインにして彼女MJことメリー・ジェーンの前にピーターと付き合っていた元カノで、彼女はグリーンゴブリンに殺されて死んでいます

当時1965年に初登場して、ピーターの彼女として君臨していたグウェンが1973年に予告なしであっさりと殺されてしまったことで当時のファンに相当な衝撃を与えました。しかし原作者のスタン・リーは彼女の死を主人公とMJが精神的な大人になるための試練として描いたため、以降の二人はメンタル的にも大人に成長していったようです。

え?原作で死んだグウェンがなんでスパイダー?と思うかもしれませんが、実はこれはアメコミの特殊な漫画事情の話になります。

アメコミキャラクターは、バットマンのDC,マーベルのスパイダーマンなほぼ全てのキャラ、ヒーローは日本とは違い原作者が生み出したキャラクターは企業が権利を持っているので、企業から依頼された別の作家の手によって新たな物語、設定などが改変されていくのが普通です。

日本で言うと鬼滅の刃の外伝を他の漫画家が書く、レベルではなく、鬼滅の刃の続きを別の作者が原作者の監修を受けながら書いていく感じです。しかもそれが一人や二人とかではなく、例えば今放送中の刀鍛冶編が終わったら、次からまた別の漫画家がバトンタッチして全く違う絵で続きを書くぐらい違います。

ほら、作家によってブサイクだったり、ちょっと日本を意識していたり、ゴリゴリのアメコミだったりと様々。

ちょうど手元にある『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』に登場したスパイダーマン2099も生み出されてから何十年も経てば侍やマイティソー、数多くのヴィランとのストーリーが描かれますがほぼ全て違う作家が描きますので色々設定が変わったりヴァージョンアップしたりと色々な改変があります。↓

日本で唯一似たことをやっているのは漫画NARUTOの続編BORUTOぐらいです。もちろん多くの日本人は別の作家が書いた漫画なんて…と、そう忌避するかもしれません。しかしアメコミではそんな感じで常に良い意味でアプデだったり、外伝で実は彼は生きていました、とか、地獄で大活躍とか、「別の世界線もしくは別宇宙で活躍」なんて表現でズーーーっっと昔から「マルチバース」をやっているのでこれが当たり前だと思っています。

彼女が生み出されてから60年以上経過すればグウェンはピーターの元カノで、金髪という設定だけは継承されつつも、多くの改変を経て彼女はここにいるので、原作のことを話すと宇宙レベルの面倒なことになるので、この記事では「スパイダー・グウェン」についての話だけに焦点を当てていきます。アメリカでは原作ヒロインが劇的に変わっているのは仕方がないことだと、伝えたかったのです。

ということでお待たせしました。スパイダ・グウェンについてお話をしていこうと思います。

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スパイダーグウェン:原作プロフィール、変身の経緯

我々の知りたいかわいい”スパイダー・グウェン”の正式名称は”ゴースト・スパイダー”。2015年2月にスパイダーマン・バースのシリーズの一つとして初登場。ご覧のように映画とは違い白と黒を基調としたコスチューム、ちょっと日本人好みのスタイルとキャラデザがめっちゃくちゃ絶賛され、”スパイダー・グウェン”、”ゴースト・スパイダー”としてレギュラーシリーズ化。

特に彼女の人気を不動のものにしたのが、日本人アメコミアーティストのMIYAZAWA TAKESHIの描いた「スパイダー・グウェン:ゴースト・スパイダー」コミックシリーズ。

しかしスパイダー・グウェンの物語は意外とダークで不幸だったりするので驚く人も多いかも。というのも彼女の宇宙(地球-65)ではグウェンがスパイダーウーマンになった代わりに、ピーター・パーカーはスパイダーマンになることができないナード、いわゆる落ちこぼれカスやろう扱いでめっちゃくちゃ虐められまくっている。というかなり暗い人間関係から始まる。彼女のスパイダーウーマンへの変身経緯は他のスパイダー達と同じ遺伝子変異したクモに噛まれたから。

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で、このピーターはグウェンと付き合っているのだが、スパイダーウーマンになって活躍しまくるグウェンに若干嫉妬して自分で開発した血清を注射してリザードマンに変身してしまう。グウェンはピーターとは知らずにリザードマンを止めるがその際の事故?で変身が解けてピーター・パーカーに戻り、グウェンの腕の中でピーターは死んでしまう。その様子を見た警察官でグウェンの父ジョージ・ステイシーはスパイダーウーマンがピーターを殺した犯人だと勘違いされ、さらにピーターが長年お世話になっている新聞社のJJJもここぞとばかりにそれまで街を守る素敵なヒーロースパイダーウーマンとしてメディアに引っ張りだこだったことを利用して彼女を猛バッシングしまくって街全体で指名手配&逮捕状まで発行されることになる。

で、結局グウェンは世間に自身の正体を明かし、刑務所での刑期を終えた後、彼女への一般の人々の反応はかなり改善され、JJJは彼女を認め正式にテレビで彼女を歓迎するパフォーマンスをしたことで街から再び受け入れられる。しかし、彼女に対してまだ恨みを抱く人々もおり、新恋人でグリーンゴブリンの息子のハリーとのデート中にレストランから立ち去るように言われたり、素顔を晒したヒーローとしての苦労は絶えない。

刑務所からの釈放後、グウェンは市民とスーパーヒーローの生活を両立させるのに苦労しました。彼女は自分が普通の生活に戻ることを期待するのは愚かだと気付き、自分の秘密のアイデンティティを持っていないことに嘆きましたが、できる限り前に進もうと努力します。

一度能力を失ったが、ヴェノム・シンビオートとの結合後、攻撃的で暴力的になりさまざまな事件や混乱を生み出すが、今では人間は自分の責任である生き物で、シンビオートとの共存することができている。

スパイダーグウェン:性格、趣味、人物像

Spider-Gwen

性格趣味:
グウェンは自由な精神を持ち、芸術的な趣味を持っている。警察官の厳格な父の教育からは少し反発するような性格と思想を持っていて、グウェンの趣味は、「ザ・メリー・ジェーンズ」ではドラマーとして活動しています。また、彼女はコーンドッグが大好きです。グウェンは父と同様に強い正義感を持ち、自然な探偵能力を持っており、これらは彼女がパワーを受け取った後にスーパーヒーローになることを適しています。

変身初期:
グウェンはスパイダーウーマンとしてメディアからの賞賛や人々からの注目に喜びを見出し、当初はスパイダー能力を利他的に使用するよりもむしろそれを使い注目し人から搾取することを選んでいる。この時、自宅で警察官の父が彼女の活躍を見て「スパイダーグウェンの行動は、人々を助けるのは簡単だと信じているように見える」と彼女の行動から見える慢心と傲慢さを鋭く指摘されて以来自身の考えを見直すようにしている。

トラウマと復讐心:
リザードマンに変異したピーター・パーカーが死亡した後、グウェンは非常に罪悪感を抱き、彼女が彼の死に対して一般の人々から非難されたことで、その罪悪感はますます悪化しました。しかし、世界の多くから敵意を向けられても、彼女はスパイダーウーマンであり続けるために強い意志を持ち立ち直ったが、鬱一歩手前にまで追い込まれたことがある。

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スパイダーグウェン:能力、特技

Gwen Stacy swings into the Marvel Universe as the superpowered Spider-Woman of "Spider-Gwen."
Spider-Gwen

パワー:
シンディ・ムーンによってパワーグローブでパワーを奪われたが、ヴェノム・シンビオートとの結合により似たような再びスパイダーマンと同等の能力を獲得している。

知能:
劇中、グウェンは分析的思考に優れた探偵のようだと言われたことがあるほど。さらに警察署長の娘として彼女は父の仕事の一部の警察のプロトコルと方法を知っている。

音楽:
グウェンはバンドのメンバーであるメリー・ジェーンズでドラムを演奏しています。

格闘術:
他のスパイダー達と同じくグウェンは型にハマらないフリースタイルの格闘逮捕術で敵を無力化することに優れている。が、彼女の場合大好きなカンフー映画から動きを学んでいる描写がある。別次元のキャプテン・アメリカことシンディ・ムーンによれば、グウェンは正しいパンチの打ち方を知らないと言っている。

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スパイダーグウェン:能力

Spider-Gwen

ウェブシューター:ジャネット・ヴァン・ダインからグウェンに与えられました。空気中から水分を取り込んで「ウェブフルイド」として使用し、ウェブのロープ、ネット、塊を発射することができます。

ヴェノム・シンビオート:
ヴェノム・シンビオートと結合したことで、彼女の服やコスチューム、ウェブシューターは全て自前でできるようになり学生とスパイダーの両立がほんの少しは楽になる。

スマートフォン:
彼女曰く「私のスマホは人生の全て」

Spider-Gwen

マイルスの恋の結末は”破局!?”

結論から言うと”原作では二人は破局します。”

映画ではいい感じなので、原作でもいい感じに・・・と期待した分落差がでかいです。とはいえ、前述した通り、全て別次元の話だから、で話をどうにでも畳めてしまうので、次の作者のコミックでは二人が結婚してーーーーなんてこともありえます。

が二人の恋の結末を知りたい人はこちら↓

まとめ

いかがでしたか?調べてみてマルチバース展開をとっくの昔からやっていたスパイダーマンシリーズ。しかもグウェンもただの元カノ扱いから、立派なヒーローへ。キャラデザも美しくカッコよく早く表紙だけを切り取って額に入れて飾りたくなりませんか?

その他、さまざまな次元のグウェン達の活躍を楽しみたい人はこちら↓

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