「全部分かった?」映画『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』に登場するスパイダーマン達種類、元ネタ、名前などを紹介していきます。レオパルドンはついに出るのか?
もくじ
- 1 映画『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』登場する主役級スパイダーマン紹介
- 2 スパイダーバース2に登場した大量のスパイダーマン解説
- 2.1 ボンバスティック・バッグマン
- 2.2 インソムニアックス・スパイダーマン
- 2.3 アメイジング・スパイダーモンキー
- 2.4 レディ・スパイダー
- 2.5 ベン・リリー/スカーレット・スパイダー
- 2.6 メトロ・スパイダー
- 2.7 スパイダーマン2211
- 2.8 スパイダーガール
- 2.9 スパイダーキャット
- 2.10 プテル・プターカー/スパイダー・レックス
- 2.11 ピーター・パーカードカー
- 2.12 ウェブスリンガー(カウボーイ・スパイダーマン)
- 2.13 スペクタキュラー・スパイダーマン
- 2.14 スパイダーマン アンリミテッド
- 2.15 スパイダーバイト
- 2.16 スパイダーマン1967
- 2.17 サン・スパイダー
- 2.18 スピナレット(白と赤のコスチューム)
- 3 東映版スパイダーマン
- 4 レオパルドン登場?
- 5 まとめ
映画『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』登場する主役級スパイダーマン紹介
本作では予告編通り、100人以上のスパイダーマンが登場しているため、以下では主人公マイルスたちと少しでも絡んだ特徴的なスパイダーマンだけをピックアップして紹介していきます。
というか、ほんの少しの間に大量のスパイダーマンが一瞬だけ映ってそれだけだったりするので記憶とメモが追いつかず、ひょっとすると日本のスパイダーマンファンの方にしか見つけられないようなキャラが大量にいると思います。その時は遠慮なく「このスパイダーマン見つけれないとかニワカ!➕キャラの解説付き」でコメントお願いします。
マイルズ・モラレス
フルネームは「マイルズ・ゴンザロ・モラレス」
ブルックリン出身の黒人とプエルトリコ系の高校生で、他のスパイダーマンと同様に彼も放射線にさされたクモに噛まれ、自分の次元であるアース-1610で超人的クモのな能力を得ます。2018年公開の『スパイダーバース』では普通の高校生だったマイルスが突然手に入れてしまった身の丈に合わない能力や責任感に苦悩する姿が描かれていますが、その等身大の若者の姿が多くのファンを獲得しました。そして第二作ではグウェン・ステイシーとの再会から物語が始まり、全編を通して二人の距離が縮む描写が数多くあるのでニヤケが止まらないのでお楽しみに。
忘れてはならなない父との距離感についてだが、二作目でも彼に正体を明かすことはせず、相棒のような立ち位置で共に防犯活動を行い、父は警察のキャプテン?に昇進するが、突如現れた異次元を行き来できるポータルを生み出すヴィラン”スポット”(別名ドクター・ジョナサン・オーン、ジェイソン・シュワルツマンの声)と対決します。
マイルスの初出は2011年の、ブライアン・マイケルとサラ・ピケリによって作り出されました。原作は全体的に映画とは似つかない暗い要素が多くあり、彼がスパイダーマンになったきっかけは、ヴィランで叔父のアーロン・デイビス(別名プロウラー)がグリーンゴブリンから盗み出した遺伝子組み換えクモに噛まれたことによるもの。
しかもこの宇宙ではグリーン・ゴブリンによってスパイダーマンは殺されてしまい、亡きスパイダーマンのを引き継ぐ形で徐々に成長していく姿が描かれます。スパイダーマンの楽観的な価値観とは違い、マイルスの等身大の考え方は我々一般人の思考と似ており、彼は起こった出来事に対することに罪悪感を抱き悩む姿は映画でも忠実に描かれていることも人気の一つです。
彼は「アルティメット・コミックス:スパイダーマン」というコミックシリーズで活躍し、2015年にマーベルが「アルティメット」の展開を終了した後、モラレスは本編のマーベル・ユニバース(アース-616)のキャラクターとなりました。これは2015年にデビューした「オールニュー、オールディファレント・マーベル」のブランディングの一部でした。また、モラレスのオリジナルのアース-616のバージョンである悪役のウルティマタムも2017年の「スパイダーメンII」で登場しました。
グウェン・ステイシー
グウェン・ステイシーは、は、彼女の宇宙、アース-65で放射線を浴びたクモに噛まれたことで、スパイダーウーマンに変身しました。彼女の宇宙のピーター・パーカーが悪役のリザードになってしまう驚愕の展開を見せ、劇中グウェンは無意識の怪物と戦っていると思い込んでリザードと戦うものの、実は相手がピーターであることに気付くも時すでに遅く、彼女の腕の中でピーターは死んでしまう。その瞬間、グウェンの父であるジョージ・ステイシー警部が現場に現れ、スパイダーウーマンがピーターの死に関与していると思い込み彼女は実の父親に狙われてしまう。
コミックでは、ジェイソン・ラトゥアとロビー・ロドリゲスによって創造されたスパイダーグウェンのキャラクターが2014年のミニシリーズ『エッジ・オブ・スパイダーバース』で初登場とされているが、どうやらこのグウェンの出自については…面倒臭い、出自がすごい古く、何より時代ごとに好き勝手に改変されまくっているキャラクターなので超さっくり解説した記事をこちらで書いたので読んでみてください。
グウェン・ステイシーのグリーンゴブリンとの不倫関係と双子出産、三股などの知られざる原作話まとめ←
個人的には映画版よりもコミック版の方が好みなので、ペーパーバック版を購入して綺麗に切って額縁に入れるのをお勧めします。
ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099
ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099は、ルチャドールのようなマスクをかぶり、腕に長い刃を持つ攻撃的なスタイルを持つスパイダーマン。
ミゲル・オハラは『スパイダーバース』のアース-928からのアンチヒーローです。グウェンが別宇宙から登場したヴィラン「ザ・バルチャー」を取り締まるために別次元から移動してジェシカと一緒に登場します。彼はスパイダーマンたち全員を取り仕切るリーダーとして厳格な一面を見せますが、仲間の親が死ぬことになってもそれは全宇宙を守るためだと冷静に切り捨てることができる彼の中での徹底した正義感は、若くまっすぐなマイルスと何度も衝突し最終的に敵対することになります。
ミゲル・オハラ/スパイダーマン2099の登場は古く、マーベルコミックスで最初の非白人スパイダーマンとして1992年に世界に紹介されました。彼の物語は他のスパイダーピープルとは少し異なります。オハラはアルケマックスの遺伝学の責任者であり、スパイダーマンの能力を複製しようとしました。
超さっくり原作紹介
ミゲル・オハラは遺伝子工学や仮想現実の危険な革新が蔓延している近未来の2099年の世界にいる。実は彼も悪名高い力を持つアルケメックス社の研究者の一人で、自身の実験の被験者になることで夢にまでみたスパイダーマンの力を手に入れています。古典的なスパイダーマンとは逆に、ミゲルはヒーローの姿では無口でむっつりとした性格であり、現実の生活ではおしゃべりな男。
ミゲル・オハラのプロフィール詳細はこちら↓
ジェシカ・ドリュー/スパイダーウーマン
『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』に登場するジェシカ・ドリュー通称”ジェス”は、アフロヘアで妊娠しており、スパイダーマンのスタイルをクールなバイカースタイルで表現している
『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』で初めて映画に登場するジェシカ・ドリューは、アース-404のスパイダーウーマンであり、マーベル初の妊娠中のスーパーヒーローとして注目を浴びる。ほとんど顔隠していないようだが、終始この黄色いサングラスをつけた状態で戦うことからこれが彼女なりの変装のようだ。
初登場は冒頭でグウェンがザ・バルチャーと戦っている最中に、ミゲルと一緒に登場。ミゲルの右腕として、グウェンが彼らと一緒にスパイダーソサエティ本部に戻ってくることを説得し、彼女がトレーニングを行う間、彼女のメンターとなるなど部下思いの良い人なのだが、最終的にはミゲルの冷酷だが正しい決断に賛成してグウェンとマイルスを追う立場にある。続編3では彼女の決断が大きな鍵になる可能性が高い。
原作、元ネタ
アルティメット・マーベルのコミックでは、ジェシカ・ドリューはブライアン・マイケル・ベンディスとマーク・バグリーによって創造されたキャラクターで、ドクター・オクトパスによって「クローン・サーガ」のストーリーライン中に作り出されたピーター・パーカーの女性クローンです。彼女の妊娠は、デニス・ホープレスとハビエル・ロドリゲスによる2015年の『スパイダーウーマン』のエピソードで導入されました。
ホビー・ブラウン/スパイダーパンク
スパイダーマンのコスチュームに黄色いスニーカー、袖なしのデニムジャケット、モヒカンのスパイク、そして背中にエレキギターを持っている。
ホビー・ブラウン、通称スパイダーパンクは、アース-138の反体制的なパンクロッカーであり、『スパイダーバース』で悪役と戦いながらエレキギターを身に着けています。グウェンは、異なる次元で出会った人々についてマイルズに話す際に、ホビーの名前を挙げます。彼は二人を助けてスポットと戦います。戦闘後、グウェンは彼らをスパイダーマンの本部に連れて行き、彼はいくつかの素晴らしいワンライナーを披露します。
スパイダーパンクは、スパイダーバースの世界では比較的新しいキャラクターです。彼は2015年に初めて登場し、ホームレスの黒人の若者で、その宇宙の大統領にまで上り詰めたノーマン・オズボーンの有毒廃棄物の投棄により変異した放射能を持つクモに噛まれたことでスパイダーパワーが発現。彼はキャプテン・アナーキーとアース-138のハルク(ロビー・バナー)と共闘し、抑圧的な権力構造に対する自由のために戦っていた。
パヴィトル・プラブハカール /スパイダーマンインディア
「スパイダーマン・インディア」、別名パヴィトル・プラブハカール。彼は目だけを覆うマスクを着た赤と青の長袖を着ています。 他のスパイダーマン同様に楽観的ではあるものの、慈愛に満ちておりインドのようにも見える彼の宇宙は高度に発展した都市で彼のスパイダーパワーで縦横無尽に移動して人々から愛されている。彼の世界に迷い込んだスポットを追っている最中に、グウェンとマイルスと出会い意気投合、共に宇宙を救うために行動を共にする。しかしこの時マイルスがとった人を救うという行動が運命の歯車を狂わせる結果になろうとは誰にも予測することはできなかった。
初登場:スパイダーマン・インディア#1
2004年の「スパイダーマン・インディア」シリーズは、マーベルコミックスとそのインドのライセンサーであるゴッサム・エンターテイメントとの異例のパートナーシップを組み、インドのクリエイターたちが自身の文化的な文脈でスパイダーマンを再構築するために協力して”パヴィトル・プラブハカール”というキャラクターが誕生しました。
スパイダー能力を手に入れるまでの彼の出自も面白く、彼はインドの田舎町出身で、国際都市ムンバイに移り住み、古代のヨギからスパイダーの力を授かっている。他のスパイダーマンと同様に能力を手に入れた後の自己中心的な行動が彼のおじさんビームの命を奪う結果を招いてしまい、正義のために自己を捧げる決心をする。その後、2015年のスパイダーヴァースのクロスオーバーで主要なマーベルコミックスのスパイダーマンと出会いを果たしている。
スパイダーバース2に登場した大量のスパイダーマン解説
ここからが本番です。あの瞬間でどれだけのスパイダーマンが登場したのかは観た方にはわかると思いますが、百人を超すスパイダーマンたちを全て紹介することは不可能です。
少なくともマイルスと少しでも触れ合ったりクローズアップされたスパイダーマンたちを紹介していこうと思います。
ボンバスティック・バッグマン
一瞬だけ登場したのですが、一人だけ紙袋をかぶっているのでめちゃくちゃ目立っているスパイダーマン、彼の名前はボンバスティック・バッグマン(もしくはアメイジング・バッグマン)彼もスパイダーマン。
で、代表的なボンバスティック・バッグマンの姿がこれ↑
スパイダーマンがファンタスティック・フォーのコスチュームと紙袋をかぶっている?冗談だろ?と思うかもしれませんが、マジで彼はマーベルコミックが認めるスパイダーマンで、1984年の有名なエイリアンコスチュームサーガの結末で、ピーター・パーカーは自分が着ていた黒いコスチュームが実は他の惑星の共生体エイリアン(後のヴェノム)であることを恐怖を感じコスチュームを切れなくなってしまう。
この時手を差し伸べたのが長年の仲間であるファンタスティックフォーの一員のジョニー・”ヒューマン・トーチ”・ストーム。彼は冗談が好きな悪友で、、、ピーターに自分の余分なスーツの1つと、彼の顔の上に袋をかぶせ、最後に背中にこっそりと「蹴ってください」と書かれたサインを貼り付けパトロールに向かわせる。
で、このたった一話のネタがひっそりと語り継がれさまざまな時代でスパイダーマンがこのコスチュームをせざるを得ない状況を作り上げられ時にはカッコよく、ダサく描かれてきた実は伝統のあるコスチュームだったりする。調べてびっくりするけどすげぇ細かい。
インソムニアックス・スパイダーマン
インソムニアックス・スパイダーマンはこの画像の右端にいる胸のクモのデザインが白いやつ。2018年のビデオゲーム【Marvel’s Spider-Man Remastered】で登場したオリジナルキャラ。
アメイジング・スパイダーモンキー
アメイジング・スパイダーモンキー、マイルスを追うスパイダーマンの中に紛れて突然現れたスパイダーマンのマスクを被った猿。さ、サル!?と驚いたかもしれませんが彼の歴としたマーベル公式のスパイダーマンの一人。2009年のリリー・ブラウン、チャド・ウェイン・ハーディン/マーベルコミックス『スパイダーマン・ファミリー#1 』で初登場。
原作では、地球-8101は人型の猿が住む地球で、スパイダーモンキーは他のスパイダーマン同様に、大いに異なる個性と力を持って活躍する。。しかし、彼はマルチバースの危機に駆けつけた後、スパイダーバースのクロスオーバーの中で英雄的に命を落としました。
レディ・スパイダー
ドクター・オクトパスの親戚?いいえ違います。彼女の名前はメイベル・リリー/レディ・スパイダーと呼ばれるスパイダーマンの仲間です。
19世紀のスチームパンクの世界の住人で、彼女は父親の実験中のクモを逃そうとしたところ噛まれて、スパイダーパワーを手に入れる。父の研究を受け継ぎ作り上げた四本のアーム付きデバイススーツと機械式ウェブ・シューターを身につけて日夜ヴィランと戦いを繰り広げている。
ベン・リリー/スカーレット・スパイダー
青いパーカーを着たスパイダーマンが少し目立っていましたが、彼の名前はスカーレット・スパイダーでピーター・パーカーのクローン人間という興味深い出自を持っている。初登場はアメイジング・スパイダーマン(vol. 1)#149。
原作の面白いクローン話。
1975年、作家ゲリー・コンウェイとアーティストロス・アンドルが開始した「クローン・サーガ」は後のかなり複雑である意味マルチバースの元祖となる長大なストーリーの基になったと言われている。クローンサーガではヴィランのジャッカルによってピーター・パーカーのクローンが生み出されてしまい、ピーター本人が自分自身との死闘を繰り広げ、物語のラストではそのクローンの体を煙突に投げ捨てて物語は終了します。
しかしそれから20年後、煙突に落とされたピーターのクローンは髪を金髪に染め、ベン・リリーと名乗り、スカーレット・スパイダーとして犯罪と戦っているところから物語が突如始まり読者を興奮の渦に巻き込みます。で、この驚きには続きがあり、実はベンこそが本物のピーター・パーカーであったことが明らかになったり、のちに別の作家が実はクローンでした、とか、最終的にはクローンだからという理由で殺されたり、カインと呼ばれる別のクローンも出てきたり、でも最終的には良かろうが悪かろうがスパイダーマン殺すという歴史は無かったことにされ、2014年の「クローン・コンスピラシー」のストーリーラインで再び復活。いまだにクローンなのかオリジナルか確定されておらず、似たようなキャラクターがヒーローアカデミアにもいた気がするけど、とにかく可哀想な存在。
メトロ・スパイダー
ひときわ異彩を放つこの白と黒のコスチュームと、ドレッドヘアーはメトロ・スパイダーと呼ばれるこの映画のオリジナルスパイダーマン。
一作目から引き続き映画のサウンドトラックを担当しているメトロ・ブーミンのために生み出されたキャラクターで声も彼自身が演じている。
スパイダーマン2211
ドクターオクトパスのような、ノーウェイホームのような四本のアームを装備しているのは『スパイダーマン 2211』。あまり本作では活躍していないが、彼が初登場した1995年のコミックス『Spider-Man 2099 Meets Spider-Man (1995) #1』ではスパイダーマン2099ことミゲルと一緒にヴィランホブゴブリンと戦い活躍している。
スパイダーガール
メイデイ・”メイ”・パーカーは可愛らしい赤ちゃんで、前作スパイダーバースでマイルスのメンターだったピーター・B・パーカーがあの後メリー・ジェーンとよりを戻して生まれた一人娘。すでにスパイダー能力を受け継いでおり、赤ん坊の好奇心プラススパイダーパワー、センス、ウェブ・シューターなど全てを持っているためピーターBは彼女をずっと抱っこ紐で抱えたままにしないとまともに動けないほどに一瞬でいなくなる危険性を持っている。
原作初登場は1998年の『What If…? (vol. 2) #105』当時、作家トム・デファルコとアーティストロン・フレンツによって創造され、ティーンエイジャーになったメイ・パーカーの冒険を想像したワンショットを作成した。そのストーリーは予想外の成功を収め、マーベルからメイを独立したシリーズにスピンオフするよう公式に依頼され執筆開始。いまだに彼女の作品が生み出され続けているほどに人気は根強い。
スパイダーバース2ではそんな彼女のまさかの赤子姿が描かれ、多くのスパイダーガールファンを喜ばせる反面、グウェンを超越するポテンシャルを持つ彼女のスパイダースーツ姿を拝める日を待ち望む声が再び再燃した。
ついでに画像AIに描かせたスパイダーガール。可愛い↓
スパイダーキャット
初登場:『Spider-Island: I Love New York City #1』
スパイダーマンであり、猫。Earth-999のゲーム愛好家たちのペットだったスパイダーキャットは、”スパイダー・トーテム”から力を獲得する。彼なりに動物ヴィラン、例えばヴェノム鳩と戦うためにスパイダーマンのコスチュームを着用して戦う。2014年の『Spider-Verse』の前段階で吸血鬼モーランによって命を落としている。が、スパイダーバース2で彼が突如予告で登場したことでファンの間で話題となる。
プテル・プターカー/スパイダー・レックス
猫の次はまさかの恐竜で驚くかもしれませんが、恐竜がスパイダーマンもこれもマーベル公式のキャラ。以下のコミック画像を見てわかる通り、彼の世界では恐竜が跋扈する世界で、元々プテラノドンのプテル・パーカーがエイリアンの隕石(クモ混入済み)の衝突によって巨大なからだと絶大なパワーを持つT -レックスの肉体と入れ替わってしまう。
初登場は『Edge of Spider-Verse (vol. 2) #1』
弱いはずのプテラノドンが強大な肉体とスパイダーパワーを手にいれ、ヴェノムの力を手に入れたレックスと戦うという風変わりな物語である。
ピーター・パーカードカー
猫に恐竜、もうどんなスパイダーマンが出てきても驚かないよ!と思っていた視聴者を三度驚かせたまさかのスパイダーマン、カー。正式名称”ピーター・パーカードカー”
ダン・スロット、ドノ・サンチェス・アルマラ/マーベル・コミックス 初登場:『Amazing Spider-Man (vol. 3) #12』『Edge of Spider-Verse #4 (2022)』より
彼は2015年のオリジナル『Spider-Verse』のクロスオーバーに初登場し、車好きのスパイダーマンとして実際には1970年代にピーター・パーカーが一時的に運転した、おもちゃ会社の命令で作られたスパイダーモービルに由来しています。スロットは後にツイートで明かした通り、パークドカーはピクサー風の次元から来た”カーズ”によく似たキャラクター。
ウェブスリンガー(カウボーイ・スパイダーマン)
『スパイダーマン:スパイダーバース2』で馬に乗ってスパイダーマンを追うカウボーイ風の出立とショットガンからウェブ・シューターを射出させてマイルスを追い詰める。
本名、パトリック・オハラ。”カウボーイ・スパイダーマン”もしくは”ウェブ・スリンガー”と呼ばれる。スパイダーマスクを被った馬は愛馬の”ウィドウ”
彼は地球-31913のワイルドウエストの世界からやってきたスパイダーマン。インディアンの秘薬に浸かっていたクモに噛まれたことでスパイダーパワーを発言。アルティメット・スパイダーマンのアニメシリーズに出演し、スパイダーマンと共にドク・オク・ホリデイの支配からフロンティアの町を解放するためにチームを組む。ウェブ・スリンガーのヴィランは『モービウス』で彼もインディアンの秘薬を飲み吸血鬼になってしまう。
スペクタキュラー・スパイダーマン
アメリカアニメーションな見た目のスパイダーマンの名前は、実際テレビアニメシリーズ『The Spectacular Spider-Man (2008 animated series)』の主人公スペクタキュラー・スパイダーマン。
アニメ版なんて…と思う勿れ2008年に放送された『スペクタキュラー・スパイダーマン』はテレビアニメの傑作シリーズと言われています。
コミックやアニメ、映画で様々な改変を続け原作から離れていったスパイダーマンバースの中で、スペクタキュラースパイダーマンはキャラクターを原作のルーツに戻し、高校生としてのスーパーヒーローの道を学びながら、思春期の複雑さを乗り越えるというシンプルで王道に戻した。これが功を奏し、当初は彼のデザインがスタイリッシュで当時人気のキムポッシブル風なキャラクターデザインが物議を醸しましたが、スパイダーマンの本質を現代の視聴者に抽出するストーリーで一気にファンの支持を集めます。
スパイダーマン アンリミテッド
全体的にダークなコスチュームが特徴の『スパイダーマン アンリミテッド』と破れた半マントを身につけています。
初登場:『Spider-Man Unlimited (1999 animated series)』
スパイダーバイト
スパイダー・ソサエティで皆の補佐役として活躍していたアバターのスパイダーマンはスパイダーバイトと呼ばれている。彼女の世界は、metaの夢が叶ったような全人類が仮想現実で生活しているため、彼女はEarth-22191のデジタル世界で電子犯罪相手に戦っている。
初登場:『Vault of Spiders #1』
スパイダーマン1967
誰が見ても古臭いアニメーションのテクスチャで登場した彼は『スパイダーマン(1967)』と呼ばれている。彼は名前の通り1967年にアメリカでテレビアニメ版スパイダーマンである。
彼の登場はマーベル・コミックスからアニメ化された2番目のカートゥーンシリーズで誰もが一度は聞いたことがあるであろう「スパイダーマン🎵スパイダーマン🎵」のテーマソング、そして時折忠実なディトコ時代のコンセプトの解釈により、この番組は瞬く間に当時の視聴者世代全員を虜にした。彼ら世代にとってもこのアニメは象徴的な存在となり、スパイダーマン1967がマーベルの旗揚げに一躍買った。彼がいなければアベンジャーズだって生まれなかったのだ。
彼はスパイダーマンたちを指さし合うことでも知られています。
サン・スパイダー
車椅子に乗ったスパイダーマン、彼女の名前は”サン・スパイダーマン”本名シャーロット・ウェバーは、比較的最近のスパイダーキャラクターの一人。見ての通り足が不自由な障害を持つヒーローで彼女の車椅子や松葉杖からさまざまなギミックを飛び出させて活躍する。
初登場:『Spider-Verse(vol. 3)#3』
スピナレット(白と赤のコスチューム)
彼女の名前はスピナレット。本名はメリー・ジェーン。そう、彼女はピーター・パーカーの彼女である。この世界のMJは『Amazing Spider-Man: Renew Your Vows』でスピナレットと名乗りスパイダーマンと夫婦で活躍する。間違いなくスピナレットの姿、赤い髪と特徴的な白のジャンプスーツで、『スパイダーマン Across the Spider-Verse』に一瞬だけカメオ出演していた・・・はずです。
初登場:『Amazing Spider-Man: Renew Your Vows #1』
東映版スパイダーマン
東映版スパイダーマンは映画『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』には・・・・登場しません。
2019年に「KUBO」のキャラデザ担当したシャノンさんが”私が喜んでデザインしますよ!”とか言っていましたが、しれっとお蔵入りされたのか、続報がないまま2が公開され、東映版スパイダーマンいないじゃん!と多くのファンをガッカリさせています。
レオパルドン登場?
こちらも残念ですが、コミック版ではスパイダーマン2099が復活させてスパイダーバースで大活躍しまくったレオパルドンですが、『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』には登場しませんでした・・・。
日本よりも海外の方がレオパルドンファンが多い印象ですが、今回スパイダーバース2での登場はされませんでした。
が、既に2を観た方はわかると思いますが、本作スパイダーバース2は物語の途中で終了して3で完結するような内容になっています。
まだ諦めるのは早いかもしれません。
一応、
念の為、AIに東映スパイダーマンと、レオパルドンはなぜ登場しなかったんよ?
と聞いてみました↓
「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」の映画では、様々なスパイダーマンのバージョンが登場しますが、東映スパイダーマンやレオパルドンが登場しなかった理由については明確な情報はありません。
一つの理由としては、映画の制作陣が登場させるスパイダーマンのバージョンを選ぶ際に、物語やキャラクターのバランスを考慮した可能性があります。映画では、主にアメリカンコミックスのスパイダーマンやその他の派生キャラクターが中心的な役割を果たしており、他の地域のバージョンが含まれていないことがその一因と考えられます。
また、著作権やライセンスの問題も関与している可能性があります。東映スパイダーマンやレオパルドンは、東映が制作した日本の特撮テレビ番組であり、マーベル・コミックスのキャラクターとは独立した存在です。そのため、映画でこれらのキャラクターを使用するには、別途の交渉や契約が必要になる可能性があります。
ただし、公式な情報が提供されていないため、具体的な理由は推測にすぎません。映画の制作陣がなぜこれらのキャラクターを選ばなかったのかについては、制作陣自身による発言やインタビューなどで明らかになる可能性があります。
だそうです。
まとめ
いかがでしたか?『スパイダーマン:アクロス•ザ•スパイダーバース2』に登場するスパイダーソサエティのメンバーをなるべく紹介していきました。小さく登場する彼らにもかなりの壮大はストーリーや背景があることがわかり調べていて面白かったです。
もちろんまだまだ探す余地はあるので今後も余裕があれば追加していきたいなと思います。
もちろんにわかによる執筆記事なので、修正、追加などあればコメントください。罵詈雑言は無無視します。
日本版スパイダーマンとレオパルドンは出ないのか(泣)。
寝ている子を起こすなよ(途中参加)