見終わった後「やっと終わった」と安堵するぐらい、視聴が苦痛です。
「ホラーに泥を塗りつけるクソ作品」映画『The Outwaters』物語ネタバレ。2023年4月にひっそり上映されて驚きの低評価と興行収入を叩き出した、クソホラー映画になっています。予告編で嫌な予感がした人は、本当にその通りの映画なので、閲覧注意です。映画なのにサングラス持って行った方が良いかもレベルのストロボに頭が痛くなります。
映画『The Outwaters』物語ネタバレ
ニュースの映像が流れ4人の男女ロビー、アンジェラ、スコット、ミシェルが行方不明だと伝えている。その背後には、パニックに陥った男女の叫び声、そして”あれを見たか?”と言う謎の声が流れている。
タイトルコールの後、”これから流れる映像はモハベ砂漠で回収されたメモリーカードの映像です”と注意書きが。
映画監督志望のロビーは、常にカメラで撮影をしている。弟のスコットの誕生日を祝うシーンが収められ、歌手志望のミシェルのミュージックビデオを撮影するため、スコットと友人のアンジェラの四人でモハベ砂漠に向かうようだ。
4人は、美しい大自然の中を車で走り抜け、ロバの群れが道をふさぐトラブルに遭遇しながらも目的地の干上がった湖底横の小さな丘陵地帯に到着し、キャンプを始める。なんだか丘の頂上に斧がぶっ刺さっていたが、別に気にする意味もないので無視する。
夜、4人は近づいてくるドーンという機械的な音で目を覚ます。繰り返しなるその音を調査するため、スコットとロビーはテントを出て調査するが、雷鳴が鳴り響き、周囲に虫が大量に這い回っている以外、特別不思議なことはないのに、三人はなぜか怯えてテントに戻る。ロビーはカメラを回し続け調査を続けると、丘の中腹でフラッシュライトのストロボがこちらに向かって点滅を続けている様子をカメラに収めていた。
翌日、四人は前夜の不気味な出来事について話し合い、映像の撮影を開始する。休憩中、ロビーとミシェルは、彼が光を見た場所を調査しようと近づくと、丘の中腹に拳大の穴が開いているのを見つける。ロビーがマイクを近づけると、甲高い機械音が聞こえることを発見して二人は大はしゃぎする。
ミュージックビデオの映像を撮ろうと、干上がった湖の真ん中で撮影を行う。再び夜になると、再びドーンという大きな音と動物の鳴き声が聞こえる。ロビーが再び撮影しようと外に出ると、再びストロボライト、そして丘の上には斧を持って佇む男の影、誰だ?と近づくと、暗闇の中駆け寄ってくる足音と、グシャ、と言う斧がロビーを傷つける音が収録されている。
頭に怪我を負ったロビーは、スコットのテントに向かうが、斧の男が女性に襲いかかっているのか、悲鳴が聞こえる。
ロビーは、カメラを持って声のする方に向かう、”お母さん!”と”助けて!”と命乞いをする声がする方向に向かうと、血まみれのアンジェラに出会うが、彼女は発狂しているのか何かに怯え叫び続ける。
朝になる。ロビー一人だけカメラを持って逃げ出すことに成功したのか荒野をフラフラと歩く。そこになぜか巨大なミミズのような生物に追いかけ回される映像が映り込む。近づくとそのミミズのような生物は例の穴の中から聞こえた機械音のような叫び声を上げる。
夜にな理、キャンプに戻ると、テントは血まみれで内臓が撒き散らされ、ミシェルの遺体らしきものがカメラに収められている。24時間経っても乾かない血液まみれのロビーは夜も彷徨い、斧を持った男に遭遇し、謎のストロボライトの光に当てられると、赤い水のプールに突き落とされる。
エンディングネタバレ
再び砂漠に戻ったロビーは、大量の赤い水を吐いた後、足にできた皮膜のようなものを剥がす。あのロバの群れを見ていると、遠くの方に砂漠を歩くかつての自分の姿を見つけて叫び出す。さらに幻覚症状が続き、湖底を走る血まみれのミシェル、血まみれのスコットとアンジェラ、テントから出ると、母の家であり、飛行機の中、そして再びストロボライト。
砂漠に戻り、真っ暗闇の中、ロビーは大きな怪物に遭遇する。猪のような、獣の姿をした怪物をしばらく観察したロビーは走ってテントに戻る。そこで、巨大な肉ミミズに強姦されている全裸のアンジェラの姿と、艶かしい喘ぎ声を映し出す。
ロビーは再び赤い水に流され、砂漠に戻され、様子が映し出される。ロビはガスマスクと政府の周辺がなんらかの禁止区域であることを示す古い看板、そして斧を持った自分自身の姿を見て逃げる。
翌朝、朝日に照らされた三人の友人が杭にぶっ刺さったオブジェを見つける。そして、地面に落ちていた動物の歯を使い、自分のペニスを切断すると、切腹して臓物を撒き散らしたまま歩き出す。
映画は、致命傷を負ったロビーが空に向かって手を伸ばす映像で締めくくられる。
海外の感想評価 IMDb:4.1/10
3/10
いやはや
この映画は、どういうわけか『Skinamarink』に非常によく似ていて、それは全く良いことではありません。
上映時間中、何が起こっているのか全く分からないし、たまに懐中電灯で照らしながら極端に暗いショットを撮るなど、ひどい映画作りに満ちている。
暗闇が気になるなら、何の脈絡もなく叫び声や走りが出てくるので心配はいらない。もしそれが気にならないのであれば、夜から昼にかけてのランダムな映像が繰り返されるだけです。
この映画で一体何が起こっているのか、本当に分からない。こんなに簡単に映画が作れるのなら、iPhoneを手にして適当な映像を撮り始め、スタジオに頼んでひどい映像の映画を買ってもらい、劇場公開してみんなを怒らせる必要があるのかもしれない。どうやら2023年にはそれが簡単になっているようだ。
2/10
もっと良い懐中電灯が使えたかもしれない。
ひどいプロット、悪いカメラワーク(特に主人公がカメラマンなので)、悪い照明。90分間、栄光の穴を覗いているような気分だった。
誰かが「ただそこに行って映画を撮ればいいんだ」と言うと、こういうことになる。お金も、俳優も、脚本も、FIXも、映画のクロージング・クレジットを構成するその他の罠も必要ない。ただ走り回り、足に大量のシロップをかけ、時折ウィンナーやおっぱいのビジュアルを入れれば(アダルトホラーとして成立するようなエッジの効いたシーンのため)、ほら、お客さんが来てくれるでしょう。
この映画で一番良かったのは、おそらくいくつかの音でしょう。映画は映像メディアであることが残念です。
2/10
完全な混乱。
ファウンド・フッテージ・ホラーに恥をかかせた。
想像以上に退屈で単調なストーリーが1時間続き、その後に私が今まで見た中で最もナンセンスなゴミが続く。韻も理由もない。
一貫したストーリーがない。なぜこんなことが起こるのか?それどころか、何が起こっているのか?さっぱりわからない。大きな音。彼らは大きな音が好きだ。ランダムなフラッシュ…物。何が起こっているのかわからない。たくさんの血…攻撃…?何が起こっているのかわからない。主人公が奇妙に歩き回る。何が起こっているのか、まだわからない。たくさんの光、奇妙なイメージ、速い手ぶれのショット…見当がつきません。さらに大きな音 主人公はさらに変になる。終わり。
何が起こったのか全く分からないし、気にもならない。これは、奇妙であることのために奇妙であろうとするアートハウス的な試みであった。この映画で目立つのは、音声だけです。それがなければ、最も無意味なファウンド・フッテージ映画になっていたかもしれない。おそらく今でもそうだろう。
この映画を大々的に宣伝したことで本当に信用を失った。私は彼らがそれにお金を持っていたとは知りませんでした。また、高得点のレビューをチェックすると、そのユーザーは参加したばかりで、この映画しかレビューしたことがないことがわかります。
まとめと感想「久々のB級以下のクソ映画」
冒頭の「これから流れる映像は砂漠で回収されたカメラの映像です」って流れた時点で嫌な予感はしていた。
が、
期待を裏切らず、本当にクソだった。
”何が起こっているのかわからない”と言う手法は別に悪くはないのだが、それにしてもブレアウィッチプロジェクトを自分達で作ってみた、ような作品を劇場の大スクリーンで見るのはもう無理。
謎の存在も安っぽい効果音にしか聞こえず、ああ、低予算なんだなー程度の感想。叫ぶミミズの声もウルセェだけだし、ドーンって音も”マイクを叩いた音”にしか聞こえず、惹きつけられる何かもない。
手ブレがひどいのは素人だから、何が起きているのかよくわからないのは彼らも混乱しているから、懐中電灯の光が弱すぎて何が起きているのかわからないまま、悲鳴をあげるクソウルセェ肉ミミズ、斧男、フラッシュライトをこっちに向けるクソ野郎、赤い水、乾かない赤い血液、もううんざりだった。
後半ずっと暗闇で混乱する男の姿が映し出されるが、赤い水、砂漠、斧男、ミミズ、血だらけのテントを繰り返し繰り返し流すだけなのは、げんなりした。
他に何かないのか?と。
一番グッと救いがあったのはぽっちゃりアンジェラの血まみれ全裸と肉ミミズにレイ○されているシーンぐらい。あれは艶かしくてよかった。でもそれだけ。
そして、暗闇、斧男、血だらけ、赤い水、テント、肉ミミズ、
そして終わる。
え?
あ、やっと終わったか。
と言う感想。
2024年アメリカ公開映画
ネタバレ↓