「クソ面白いぞ!」映画『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』物語ネタバレ!クリス・プラット、ジャックブラックの声がキャラに命を吹き込み、製作陣の原作へのリスペクトと愛に溢れる誰もが楽しめる最高のエンターテイメントアニメに仕上がっています。
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もくじ
映画『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』物語ネタバレ!
ペンギンたちが住む氷の王国に大きな船が着陸すると、船から武装したカメ族の大群、魔術師のカメック(ケビン・マイケル・リチャードソン)と彼らの王クッパ(ジャック・ブラック)が現れる。応戦するために現れたペンギン一族だったが彼らの反撃は雪玉を投げるだけだった。
クッパは炎を吐いてペンギンの氷の城を溶かすと、隠されていたクエスチョンマークの箱が現れる。クッパはその箱を破壊すると、中から出てきたスーパースターを見て笑い出す。
マリオブラザーズの現実
ブルックリン
マリオ(クリス・プラット)とルイージ(チャーリー・デイ)の兄弟が、新しく始めた配管工事会社のCMを見た元上司のブラッキー(セバスチャン・マニスカルコ)にバカにされる。弟のルイージは神経質な性格で怖がりなため、いつもマリオがルイージをかばっていると、初めての仕事の電話を受注するが肝心の車が壊れてしまい、目的地まで例の横スクロールのステージの道のりを走り出す。
富裕層の家に到着したマリオ兄弟は、あっさりと配管の水漏れを修理させる。しかしルイージが、ペットの大型犬のおやつを踏んでしまい、怒った犬に追いかけられた結果、家中の配管が壊れて失敗してしまう。
マリオ兄弟は大家族のいる実家に戻ると、家族で食事をするがマリオはキノコが嫌いなため、家族の食べていたきのこパスタを食べることができなかった。自室で自信を失いゲームをしていたマリオは、ニュースでブルックリンのダウンタウンで大規模なパイプ破裂による大規模な水漏れ事故が発生したニュースを目にして直しに向かう。
現場に到着したマリオとルイージは、地下に潜り水漏れを直そうとするが失敗してしまい下水道の奥深くまで落ちてしまう。落ちた先にあった緑色のパイプにうっかり吸い込まれたマリオはキノコ王国へ、ルイージはクッパたちが住むダークランドに移動してしまう。
キノコ王国とピーチ姫
マリオは巨大なキノコだらけのキノコ王国にたどり着く。そこでマリオは、キノコの頭をした小さな生き物、キノピオ(キーガン=マイケル・キー)と出会い、キノコ王国へ案内してもらうのだった。
そんな中、ルイージは暗い森のダークランドにたどり着き、ドライボーンズと呼ばれる骸骨のカメ族のモンスターに襲われてしまう。臆病なルイージは遠くに見えるお城まで必死に逃げて門を閉めるが、城の中にいた小さな仮面の手下たち(シャイガイズ)に捕まる。
マリオとキノピオは発展した豊かなキノコ王国城下町を通ってピーチ姫(アーニャ・テイラー=ジョイ)の城にたどり着く。城の中ではピーチ姫が指揮を取り、クッパの脅威に対抗するため、コング軍の助けを借りて対決する計画を立てていた。マリオはルイージを見つけるために彼女の助けを求めるが、ピーチはマリオの力を試すとマリオを連れていく。
ピーチ姫は、城の池から現れた(ゲーム経験者ならご存じの)障害物コースを難なくクリアする姿を見せつけると、ビビるマリオに、例のパワーアップキノコを食べさせようとするが、きのこ嫌いなマリオは拒否する。結局じれたピーチ姫の手で無理やりキノコを食べさせられ、パワーアップしたマリオは何度も障害物コースに挑み始めるがすぐに失敗してしまう。それでも何度も何度も失敗を続けたマリオは、徐々に自信を手に入れ、ついにコースクリアしてピーチ姫を納得させる。
クッパ王国とコング王国
クッパは手下たちに向けてピーチ姫と結婚して、スーパースターを使ってキノコ王国を支配する計画を話していた。その後、ピアノを弾いてピーチ姫への愛のバラードを歌い始める。
マリオ、ピーチ、キノピオの三人はクッパと戦うためにコング王国に向かう。道中、ご存じヨッシーの大群、ファイアフラワーを使って手から炎を出す方法などをピーチ姫から学び、彼女の生い立ちなどを聞きながら旅を続ける。
ルイージはペンギン王国の住民やペンギン王(カリー・ペイトン)、そしてルマリー(ジュリエット・ジェレニック)という陽気な小さなスターと一緒に投獄される。クッパたちもコングとピーチの同盟計画を知り、阻止しようと動き始める。
コング王国に到着した三人は彼らの移動手段の車(いわゆるマリオカート)に乗ってクランキーコング(フレッドアーミセン)に謁見する。ピーチ姫は同盟を仰ぐが、クランキーはマリオがクランキーの息子と戦い、勝てば協力すると条件を出す。
闘技場では、マリオとクランキーの息子ドンキーコング(セス・ローゲン)が戦いを始めるが、体格差を埋めることができずボコボコにされてしまう。マリオはクエスチョンブロックを破壊して中から出てきた”青いキノコ”を手にしてドヤるが、食べると体が小豆サイズにまで縮んでしまい殺されかけてしまう。
なんとか逃げ続けたマリオは、クエスチョンボックスから”キャットスーツ”と呼ばれるパワーアップスーツを手に入れ、猫のような反射神経でドンキーコングの樽攻撃を避け、上空からの叩きつけでマリオが勝利する。条件通りクランキーはピーチを助ける約束交わす。
みんなでマリオカート
三人はコング王国の工房に向かうと、クッパたちを追うためにカートをそれぞれ組み立てる(マリオはスタンダード、ピーチ姫はバイク、キノピオは巨大な四輪駆動車)マリオたちはほぼマリオカートのコース(レインボーコースなど)を走りクッパ城を目指す。
しかし、クッパのカート軍勢が待ち構えており、彼らの妨害を避けながらコースを走るが、マリオとドンキーコングは青いカメ族の将軍(スコット・メンヴィル)から執拗に妨害を受けるが、二人は協力してなんとか撃退することに成功する。しかし将軍の使った攻撃アイテムによってコースが破壊され二人は谷底に落下してしまう。
海に落ちたマリオとドンキーコングは巨大な魚、マウレイに食べられてしまう。二人は腹の中で口論するが、壊れたカートからロケットを取り出し、二人は脱出してキノコ王国に向かう。
先にキノコ王国に戻ったピーチ姫とキノピオだったが、クッパ軍団に包囲されてしまう。ピーチ姫の前に現れたクッパはキノコ王国の命と引き換えに結婚を申し込み、ピーチ姫は民を守るため同意する。
結婚式が始まるが、ピーチ姫はアイスフラワーを使いクッパを氷漬けにする。そこにドンキーコングとたぬきスーツで変身したマリオがクッパの手下を蹴散らしピーチ姫と合流する。ついでにルイージとペンギンたちも救う。氷漬けから解放されたクッパはキノコ王国を消滅させるためにボンバービル(キラー)を発射させるが、タヌキマリオは爆弾を緑の土管に誘い込みポータル内で爆発させてキノコ王国を救う。
エンディングネタバレ
しかしポータルでの大爆発の影響で、マリオだけではなく、クッパの船を含む住民がブルックリンに転移してしまう。
ブルックリンの路上で怒り狂ったクッパが襲い掛かってきて、マリオはボッコボコにされるが、ピーチとドンキーコングと気弱なルイージに助けられたことで、マリオは再び立ち上がりルイージと一緒に”スター”に触れ、無敵の力を獲得してレインボーに光った二人は、クッパを蹴散らし、クッパの船を破壊する。
クッパに青いキノコを食べさせて小さくし、ガラス瓶に閉じ込めてしまう。
街を救った英雄としてマリオとルイージの家族、ブルックリンの人々、さらには富裕層の大型犬が集まり、二人を祝福する。
その後、マリオとルイージはキノコ王国で目を覚ますと目の前の緑のポータル土管に入るとどこかに冒険に向かうのだった。
エンディングに合わせて、小さなクッパが檻の中でバラードを歌おうとするが、キノピオにだまれと静止される。
エンディング後、 ブルックリンの下水道で、緑の斑点のある小さな卵が孵化し始め中からヨッシーが生まれそうなところで物語は本当に終了する。
感想「この作品は字幕が最高」
マジかよ、最高だった。
大体、ハリウッドだろうがなんだろうが世界共通でゲームの映像化とかって大体失敗すると思っていたが、これは凄い、大人も子供も笑って楽しめる見事な映像化だった。既存のファミコン時代を彷彿とさせる横スクロールから、縦横無尽に360度駆け巡るステージ、ドンキーコングとの戦いはレトロ時代のようでもあり、スマブラのような戦いを楽しませてくれる。さらに子供曰くゲームキューブとかSwitch、Wii時代のマリオのキャラクターとかも登場しているらしく、知らないアイテムもあったがそんなのは気にならないほどテンポ良く物語が進み、最後にはみんな大好きマリオカートをこれでもかと出し惜しみせずに魅せてくれる。最高に面白い。作品だった。
特に、ガーディアン・オブ・ギャラクシーのクリスプラットがマリオ役、クッパ役がジャック・ブラックってだけでも面白そうなのに、実際彼らはキャラクターにどハマりした演技で文字通りキャラに命を吹き込んだように感じる。
これは絶対に続編やるよなー。ルイージの臆病キャラを生かして幽霊相手のルイージマンションとか、ヨッシー出てくるのも確定だから十分に楽しめる素材はまだまだあるからね。
いやぁ。面白かった^^
実際世界中で高評価なので、みんなの評価をぜひ見て、日本公開をお待ちください。
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