「もはやコメディ」映画『スクリーム6』物語結末、犯人全員ネタバレ!歴代キャストが次々死んでいくパワーアップした続編だが、真犯人の正体に全員が笑うしかない驚愕のラストとは?もはやコメディだとニンマリ楽しむ海外の感想評価も紹介。
前作「スクリーム5」の物語ネタバレを読み直したい人はこちら↓
もくじ
映画『スクリーム6(2023)』物語結末犯人ネタバレ!
ローラ・クレーン(サマラ・ウィービング)が待ち合わせしているレジーから連絡が入り道に迷ったので電話して欲しいと言われる。ローラはレジーと電話越しに初デートや、スラッシャー映画の映画研究教授としてのローラについて話しながらレジーが辿りつきやすいように外に出て言われるがまま薄暗い路地に入っていく。電話をしている最中にレジーの声がゴーストフェイス(声だけロジャー・L・ジャクソン)に変化し女性が一人で暗い路地を歩くというホラー映画の定番に自ら引っかかったローラを嘲笑いながらナイフで刺し殺す。ローラの遺体を眺めた後、ゴーストフェイスのマスクを外しジェイソン・カーヴィー(トニー・レヴォロリ)であることを明らかにして学生寮に戻る。
ゴーストフェイスvsゴーストフェイス
ジェイソンが歩いているとパーティ会場に向かう途中のタラ・カーペンター(ジェナ・オルテガ)と話をする。
ジェイソンがルームメイトのグレッグと一緒に住んでいる寮部屋に戻りクローゼットを開きゴーストフェイスグッズの中に先ほどまで被っていたマスクを戻す。ルームメイトのグレッグからゴーストフェイスの声で電話がかかってきていつもの彼のイタズラだと思ったジェイソンはそのままスクリームの世界で有名な映画「スタブ」について話をしながら、誘導されるがまま冷蔵庫を開け中に本物のグレッグの切断された遺体があるのを発見する。その直後本物のゴーストフェイスが背後から現れジェイソンを刺す。刺される直前にリッチーの映画を完成させなければならないと訴えるが、ゴーストフェイスは彼に「映画なんて誰がやるんだ」と言い放ち何度も腹部を刺して刺し殺す。
前作5の生き残りのあれから
前作“スクリーム5”の生き残りのタラ・カーペンター(ジェナ・オルテガ)、サム(メリッサ・バレラ)、チャドとミンディ(メイソン・グッディングとジャスミン・サヴォイ・ブラウン)は事件のトラウマから逃れるためニューヨークに引っ越していることがわかる。
サムはクリストファー・ストーン医師(ヘンリー・ツェルニー)のセラピーを受け、ウッズボロで起きた殺人事件からまだ完全に立ち直れていない様子が描かれる。サムがビリー・ルーミス(スキート・ウルリッヒ)の娘であることから(前作スクリーム5参照)殺人事件を計画してリッチーとアンバー・フリーマンに罪を着せたという噂が広まっていること。自分を裏切り、自分と妹を殺そうとしたリッチーを殺したことに“ある種の満足感“を感じていることを話すサムに対しストーン医師は不安げな表情を見せる。
サムがアパートに戻り同居しているクイン・ベイリー(リアナ・リベラート)とイーサン・ランドリー(ジャック・チャンピオン)からサムが行くなと言ったにもかかわらず、妹のタラが男子学生のパーティにいることを聞く。妹を探しに行く前、サムは向かいの隣人イケメンダニー(ジョシュ・セガラ)の素敵な胸板に釘付けになっているのをクインに言われるがリッチーとのことがあったため、再び男性と付き合う気にはなれないようだった。
パーティーでタラ、ミンディ、アニカ・カヨコ(デビン・ネコダ)と一緒にいたが、タラが酔っぱらってフランキー(アンドレ・アンソニー)にお持ち帰りされそうになっているのをチャドが止めたことで喧嘩になり外に出たところでサムに見つかってしまい説教を受ける。しかしサムが前作のトラウマから過剰に敏感になりタラの私生活にまで口を出す口うるさい姉にうんざりしていることを正直に伝える。彼らは女性グループから嫌がらせを受け、サムに飲み物を投げつけ、彼女を殺人犯と呼ぶ。
一行が家に戻ると、チャドがタラを慰め悪くない雰囲気を醸し出していた。一方、サムは数ヶ月前からダニーと付き合っていたが、サムはこれまでの経緯から姉には知られたくないと思って隠していた。その後テレビでジェイソンとグレッグがゴーストフェイスによって殺害されたこと、さらにジェイソンが教授のローラを殺害したというニュースを見る。
サラはゴーストフェイスが復活したと信じタラと逃げる準備をするがタラは姉の妄想だと信じず逃げようとしない。そこにクインの父のウェイン・ベイリー刑事(ダーモット・マルロニー)から電話があり、サムの免許証を何者かが盗み、ジェイソンとグレッグの殺人現場に丁寧に置かれていたので警察署に来て欲しいと言われてしまう。
史上最悪のアクティブゴーストフェイス
サムとタラが警察署に向かおうとすると前作のキラー“リッチー“から電話がかかってくる。躊躇しながらも電話に出るとゴーストフェイスの声で前回のウッズボロ殺人事件の責任は自分にあると言われ電話を切られる。直後に背後からゴーストフェイスがタラを刺そうと襲いかかるがサムに突き飛ばされ、姉妹は近所のコンビニに逃げて助けを求める。
客の一人が追いかけて店内に入ってきたゴーストフェイスの前に立ち塞がるが、ナイフで滅多刺しにされて殺されてしまう。店主がすかさずショットガンを撃ち込むも、ゴーストフェイスは店中を逃げ回り、ついでに二人殺し店主の背後に回り込んでショットガンを奪い取ると容赦なく射殺する。コンビニの客全員を囮にして外に出た迷惑姉妹の前に警察が到着するが時すでに遅くゴーストフェイスはマスクを残して店の裏から逃げ出していた。
サムとタラは署に連行され、ベイリーに事情を説明した後、過去のゴーストフェイス事件(スクリーム4)から生き残りFBI捜査官になったカービー・リード(ヘイデン・パネッティーア)と合流する。ついにFBIもゴーストフェイス事件を完全決着させようと動き出したのだ。
サムとタラが外に出るとメディアに囲まれてしまう。いつものうざったい女記者ゲイル・ウェザーズ(コートニー・コックス)からリッチー事件の再来だとか、生まれながらの殺人鬼とか色々言われまくったことがありゲイルにむかついたサムは前作と同じようにゲイルを殴ろうとするが流石に学んだ彼女は拳を避ける・・・がすかさず妹タラの鉄拳を受けてしまう。
サムのカウンセラーをしているストーン博士が呼び鈴がなったのでドアの前に行くとドア越しにゴーストフェイスに頭をナイフを突き立てられて絶命する。部屋に侵入したゴーストフェイスは“サムのファイル“を盗み出す。
犯人は誰だ?
ミンディは弟のカーペンターズ、クイン、アニカ、イーサンを集め例によって“今回のゴーストフェイスの動機は何か?“を話し合う。いつも通りの単なる続編で模倣犯なのか、続編の続編なのか、そして例によってゴーストフェイスが自らに課したルールを知ることで事件を解決できると斜め上の話しを行う。お約束満載のゴーストフェイスがこのニューヨークで何をするのか?どんなことをするのか?前回の殺人事件の生存者でさえも容疑者となりえるほどに多くの容疑者が存在すること。ジェームズ・ボンドやトニー・スターク、ルーク・スカイウォーカーのように、「主役」であっても生き残る保証はないと映画オタのミンディは嬉しそうに語る。
ベイリーがカービーと一緒に過去9人のゴーストフェイスたちのつながりを分析しようとしていた。カービーはシドニー(1-5シリーズ全てに登場する主人公)のいとこジル・ロバーツとその相棒チャーリー・ウォーカー(カービーを刺して傷跡を残した)などについて話し合う。
アパートに戻った一行は、ストーン医師が殺害されたニュースを見る。悲しみを乗り越えてなんとか進もうと話していると部屋に閉じこもっているクインから画像が届くがそこにはクインの死体とゴーストフェイスが映し出される。驚いた一行がクイン部屋を見つめると開いたドアからゴーストフェイスが現れクインの死体を投げつけてきた。タラとチャドは速攻逃げ、ゴーストフェイスは残ったサム、ミンディ、アニカに襲いかかる。ミンディの肩を切りつけた後、アニカの腹をブッ刺す、サムがナイフホルダー(ナイフはすべて紛失していた)でゴーストフェイスを殴りひるんだところで三人はクインの部屋にバリケードで扉を塞いで逃げ込む。
向かいに住むダニーが異変に気付き助けようと梯子を伸ばしサム、ミンディが先に渡り残ったアニカが渡ろうとしている間にゴーストフェイスがはしごを揺らしてアニカを落下死させる。警察が到着し、ベイリーが娘クインの死を悼み、犯人を黙らせることを誓う。サムとタラは哀悼の意を表す。チャドとミンディはあの場にいなかったイーサンに疑いの目を向ける。
ゴーストフェイス博物館
ゲイルとカービーは冒頭で殺された映画スタブファンのジェイソンとグレッグが借りていた場所に一行を連れて行く。そこは廃墟となった映画館を改装してゴーストフェイスの歴代殺人犯のマスクやマント、使用した武器、被害者、殺害に使用した武器に至るまでが紹介されている博物館になっていた。
カービーは過去にチャーリーが自分を刺すのに使ったナイフを見つけ、サムはやはり自分に襲いかかったビリーのマスクと衣装を見つける。ミンディとカービーがホラー映画愛で絆を深める一方、タラはゴーストフェイスたちの負の遺産に関わるのは無理だと出て行ってしまう。サムはゲイルに、私のせいでタラの状況が悪化したと思っていることを話す。
そして一行は、ゴーストフェイスの通話記録を負うが、ゴーストフェイスが次にゲイルを狙っていることを知る。ゲイルの元にゴーストフェイスから電話がかかり電話に出るとボーイフレンドの遺体を投げつけガラスを割ったゴーストフェイスが侵入してくる。ゲイルはとっさに逃げて備えていた銃を手にいれドア越しに銃を撃つ。何故か外に出たゲイルは再びゴーストフェイスに襲われ何ヶ所か刺されるがなんとか吹っ飛ばしてナイフを奪い取ってトドメを刺そうと過剰に振りかぶるとゴーストフェイスが地面に落ちたガラスで腹部をえぐられて死にかける。そこに現れたタラ、サラ、カービーの声に反応したゴーストフェイスは部屋から脱出する。重傷を負ったゲイルは病院に運ばれていく。
外では、サムがタラ、チャド、ミンディと集まっている。カービーの協力のもとゴーストフェイスを例の博物館に誘い込み、罠にかけようと画策する。一応タラはベイリー刑事に連絡して、計画を話しておく。
サムを助けたいダニーも加わり、サラ、タラ、チャド、ミンディの五人は地下鉄に乗り込むが今日はハロウィン祭りが開催されており電車に乗るときに。ミンディとイーサンの二人だけが取り残されてしまいハロウィン衣装の乗客で混雑する列車に乗り込む。
サム、タラ、チャド、ダニーは、ゴーストフェイスの仮装をした人たちを見てトラウマが再燃して怯える。別の列車に乗ったミンディとイーサン、定期的に車内が暗くなるタイミングでミンディはゴーストフェイスに襲われ刺される。離れた場所にいたイーサンはゴーストフェイスが立ち去った後にミンディが刺されていることに気がつき途中でおりて救護を呼ぶ。ミンディはイーサンが犯人だったのに違うのかよ、、と落ち込んでいた。
エンディングネタバレ「6の真犯人は…」
他のメンバーは美術館に到着しゴーストフェイスを捕まえるために待っていると、ベイリーから電話を受けたサムは“カービーは精神不安定を理由に数ヶ月前にFBIを解雇されている“と言われる。カービーがゴーストフェイスだと思ったサラはタラとチャドと合流するとゴーストフェイスが襲いかかってくる。三人で協力してゴーストフェイスをぶっ倒して安心していると、2人目のゴーストフェイスがやってきてチャドを滅多刺しにしてぶっ殺す。
二人のゴーストフェイスに囲まれた姉妹がピンチになったところに4発撃つが1発も当てられないポンコツ元FBI捜査官カービーが現れる。そこにベイリー刑事が到着し娘の仇だ!とカービーを撃つと、背後から二人のゴーストフェイスが現れゴーストフェイスが三人いたことを明かす。
一人目のゴーストフェイスはベイリー、二人目のゴーストフェイスはイーサン、そして三人目のゴーストフェイスはクインだった。クインは死体だと思われたが血糊で擬態していただけだった。
ドヤ顔で三人は親子だと明かすと。クインたちは実はリッチーの親族で、リッチーを殺したサムを憎んでいること、ベイリーがジェイソンとグレッグの名前を使ってこの博物館を買収したことをドヤ顔で話す。勝手に殺しの背景を話すベイリーに対し冷めているサムはリッチーは哀れなこどもだと愚弄すると挑発に乗ったクインが殴りかかってくるがタラがレンガでクインをぶん殴って歯を叩き折る。虫の息だったカービーがベイリーを撃つと怒ったイーサンにブッ刺されてカービーは絶命。ナイフを奪ったサラがイーサンをブッ刺しまくって2階に逃げる。1階に落ちたタラにナイフを預けるとタラはイーサンにお腹を刺されながらイーサンの首を刺して殺す。2階のタラはカービーの銃でクインの頭を撃ってぶっ殺す。
生きていたベイリーがサラにタックルして一緒に一階に落下して二人とも気絶する。目を覚ますとタラとサラがいないことに気がつき周囲を見渡すと、電話がかかってきて出るとゴーストフェイスからだった。“お前はなっちゃいない”とか色々挑発を受け怒ったベイリーが銃を乱射したところにゴーストフェイスの格好をしたサラが現れベイリーをブッ刺しまくって目玉にナイフを突きつけてぶっ殺す。
サムとナイフが深々と刺さっていたはずのタラと普通に会話をしていると、再び生き残っていたイーサンが二人に襲いかかる。そこにカービーが現れかつてシドニーがスチューを殺すのに使ったテレビ(だと思う)をイーサンに投げつけてぶっ倒す。そこにダニーが警官隊を引き連れて現れる。
一行は手当てを受ける。タラがチャドの死を悼む中、10回以上刺されたのにチャドは生きて運ばれてきてタラは彼にキスする。そこに元気一杯のミンディが到着する。二人が運ばれるのを送りタラが先に歩き出すが、サラがバックを開けるとかつて父が被っていたゴーストフェイスのマスクをじっと見つめる・・・悪に見入られそうになったサラだったが自分の意思でマスクを捨てるとタラに向かって歩き出して合流したところで物語は終了する。
海外の感想評価
まとめと感想「続編7も作り始めてるな」
後半はやばいね。
何回も刺したのに死なないし。
何回も刺されたのに死んでいないし。
銃を10発近く撃ったのに銃で死んだやつひとりしかいねぇし。
チャドなんて二人がかりで何十回も腹を刺されまくったのに生きてるとかありえねぇ。
そろそろ続編あたりで”このゴーストフェイスマスクを被ると無敵の力を手に入れるパワーがある!”とか言い出しそうで怖い。
脚本家の都合でもう誰でも犯人になり得ることが今更わかって7がもう怖い。なんだよ、前作の殺人鬼の家族でしたって。シリーズ最新作のキラーは3人だ!とか、じゃあ次は4人か、ひょっとしたら全員がゴーストフェイスかも。
犯人も好き勝手展開させるから笑うしかねぇよ。冒頭からサラが取り憑かれている感じを匂わせてラストもマスクに魅入られている風に見せるし、良い奴風のダニー、しれっと生き残っているであろうイーサン、カービー、ああ、もう脚本家がニヤニヤしながら7の脚本練ってると思うともう・・・。
ちょっと待ってこれってコメディなん?ってなるよ。お腹いっぱいだけど、海外ファンも”これが良いんだよ”って楽しんでいるようで何より。