「ニコラスケイジの当たり外れが酷すぎる」海外で酷評された映画『ガンズ・アンド・キラーズ (The Old Way)』物語結末までネタバレと感想評価を紹介。
キャスト
監督
ブレット・ドノフー
脚本
カール・W・ルーカス
キャスト
ニコラス・ケイジ… コルトン・ブリッグス
ディーン・アームストロング … クラーク
ライアン・キエラ・アームストロング… ブルック・ブリッグス
ノア・ル・グロ … ジェームズ・マッカリスター
ケイトリン・バウアー… マリア
ニック・サーシー… ジャレット
アブラハム・ベンルビ… ビッグ・マイク
クリント・ハワード… ユースティー
エヴェレット・ブルンク… ヤング・ジミー・マッカリスター
ケリー・クヌッペ … ルース・ブリッグス
クレイグ・ブランハム… アーニー
シャイロ・フェルナンデス… ブーツ
映画『ガンズ・アンド・キラーズ 』結末ネタバレ!
1878年モンタナ州
ガンマンのコルトン・ブリッグス(ニコラス・ケイジ)は悪名高い盗賊ウォルター・マカリスターの弟を絞首刑にしようとしていたが仲間が逆襲に現れるもコルトンは幼い子供を残して全員を銃殺で冷酷に殺した後、静かに立ち去る。
20年後
コルトンは妻のルース(ケリー・クヌッペ)12歳の娘ブルック(ライアン・キエラ・アームストロング)と一緒に雑貨店と小さな農場を営む穏やかな暮らしを享受していた。
コルトンは雑貨屋で娘のブルックの勉強と手伝いをしているころ、コルトンの農場にジェームズ・マカリスターがリーダーの四人組の男が現れルースを殺し血でメッセージを描いて立ち去る。
夕方になりコルトンとブルックが戻ると、マカリスター一味を追う、かつてコルトンの仲間だった連邦保安官フランクリン・ジャレット(ニック・サーシー)が農場で待ち構えていた。ルースが殺されたこと、マカリスター一味について話をした後、ルースを黙って埋葬するコルトンが家庭を築くために暴力的な手段を辞めたことを誇りに思うと言う。そして、ジェームスへの復讐を思いとどまるよう勧める。
その夜コルトンはピストルを掘り起こし準備すると、娘のブルックと別れるのを避けるため撃ち殺そうと構えるが、ブルックに一緒に行こうと言い。昔のガンマンのスーツを着て、ブルックと一緒に農場を燃やして復讐の旅に出る。
ジェームズを追うフランクリン率いる保安官たちはジェームズの待ち伏せを受け壊滅しかける。負傷したフランクリンたちに追いついたコルトンとブルックは生存者の手当てをした後、ジェームズたちは南部の町サンタ・ローザで埋められた金を回収した後国境を越えて逃亡しようとしていると聞いて再び出発する。途中焚き火を囲んで一緒に会話したり銃の扱い方を教えながら旅を続ける。
サンタ・ローザに到着したコルトンは、顔のバレていないブルックが先に地元の店を訪れわざとジェームズ一味に捕まる。いずれ娘を助けにコルトンが現れると予想したジェームズは部下たちに見張りを命じるがコルトンは正面から敵陣突破し部下たちを次々と殺す。
ジェームズはブルックを人質に取理、自分を殺してブルックが死ぬか、娘に銃を向けている男を撃ち、ジェームズに殺されるかの二択を迫る。
コルトンはブルックに銃を向けている男を打ち殺す代わりにジェームズに撃たれて死んでしまう。敵をうてたジェームズが喜ぶ隙をついてコルトンの銃を受け取ったブルックはジェームズを撃ち殺す。
遅れて現れたフランクリン保安官はコルトンは英雄として死んだと伝える。フランクリンはジェームズが持っていた大金を大事に善い行為に使うと約束させ彼女に預けて去って物語は終わる。
海外評価メタスコア 43点
3/10
顔面蒼白
出だしはかなり良かったし、最近のニックの安っぽいフリックとは違って、Saban Filmsは本物のプロダクションのような雰囲気を出していた。正直なところ、「これは面白い!」と思ったのですが、プロットはどんどん引き延ばされていきました。
基本的にストーリーはほとんどない。上映時間に対して要素が絶対的に足りないので、意味のない無意味な台詞を並べて引きずる、引きずる。
この映画には一瞬の盛り上がりもなく、ラストシーンでさえ退屈で、予測可能で、全体的にあくびが出るような作品だった。それに対して、オープニングはよくできていて、誤った期待感を抱かせた。とにかく、これは悲しいかな、ニックの低予算B級映画としか言いようがない。トム・ハーディを使っても、これ以上の深みは出なかった。
5/10
素人丸出しの下手くそな西部劇に下手くそな親が紛れ込んでいる。
この作品全体は、予算も含めて高校の演劇の授業レベルのように感じられた。ケイトは基本的に給料をもらって夢遊病者だが、小さなライアン・キエラ・アームストロングがそのカリスマ性と演技のセンスでスポットライトを浴びている。
脚本は、このジャンルに新味のない、典型的な既視感のある陳腐な復讐劇で、手早く、いい加減に書かれた感があった。いくつかの台詞は、うんざりするほど安っぽかった。演出は弱く、ほとんどすべてのシーンで緊迫感に欠けた。セットや設定も安っぽく説得力に欠け、本格的な西部劇の雰囲気も感じられない。埃や枯れ草が街を吹き抜けていれば、西部劇の雰囲気を味わえただろうに。通常95分の上映時間でさえ、テンポの悪さと圧倒的なストーリーで長く感じられた。
1/10
10歳の子供が書いたと思われるスクリプト
この映画は、ほとんどすべてのレベルでひどいものです。この映画は、ほとんどすべてのレベルでひどいものです。 このガラクタが、どうして絵に描いた餅になったのか、不思議でならない。映画作りのことを何も知らない人たちが集まって、冗談半分にクリント・イーストウッドの西部劇をやろうぜ、と言ったようなものだ。唯一の救いは、セットと音響が十分だったことだろう。ケイジが感情を爆発させるシーンがいくつかあるが、それ以外はこの糞映画を見る意味が見出せない。彼の演技を見ていると、ゲイリー・クーパーのような、西部劇を作る方法を知っていた往時の本物の一流役者が、記憶に残るようになるだけである。
まとめ「これぞC級」
いいよ、いいよ、下手くそな演技、美しくない映像、安っぽい美術、小道具、キャスト、何もかもが物足りない最高のC級映画。B級ではない理由としてはB級だったらもっと何かを全力でやるものだが、この映画は本気さが全く感じられない。みんなが副業でやっているかのようにダラダラと半笑いで弛緩した顔で演じるためこっちもなんとも言えない気持ちになっていく。
アクション微妙、
西部劇はそれほど見たことはないんだけどさ、まじめなのはニコラスケイジだけなのか、冒頭の襲撃シーンもみんなダラダラと銃を構えてダラダラと撃ち合いダラダラと走ってダラダラしていたり、なんかなぁ。決闘でもないのに遮蔽物もない道の中央で撃ち合う馬鹿野郎なんていたのだろうか。なんかモヤモヤが溜まる。
脚本微妙、
妻とは仲良さそうでもなく、やたらと飲み込みの良い娘との絆とか軽快なやりとりは、奥深さもなく、台本をお互いに読んでいるという感じ。誰も彼もが薄いつながりでしか表現されておらずなんともなんとも。
音楽も微妙、
音楽がなければ締まる感じのシーンであっても、微妙に噛み合わない音楽を流すなど、いまいちこの映画のジャンルはなんだったか?コメディか?シリアスか?と視聴中に何度も疑問になり集中できず、いつの間にか緊張感も興味も失せていく。音楽が場面に合わないと感じたのははじめてだ。
カメラ微妙、
低予算とはいえ、広大な土地を歩く姿ぐらい見せても良いものだが、いつも近接で撮影しているため彼らのいる場所がどんな場所なのかが分かりにくい、ひょっとしたら近所の公園で撮影しているのかもしれないが、おかげで壮大な自然やリアルな西部の町が見れるわけでもないのでうーん。レッドデットリデンプションがやりたくなる。
唯一良い点は娘役が可愛いぐらい。本当に。
結論、この映画は映画館で見るとまぁガッカリするよって感じ。
2024年アメリカ公開映画
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