「元気がない人は今すぐ見るべきロマコメ」映画『ルーシーのセックスリスト(A Nice Girl Like You)』物語エンディングまでネタバレ。セックスに奥手すぎたルーシーは壁を乗り越えるために体当たりで一つ一つ経験して自分とは何か、良いsexとは何かを見つけていくラブロマンスコメディ映画です。
映画『ルーシーのセックスリスト』物語結末ネタバレ!
ルーシー・ニールは性に対して奥手でセックスは思ったよりもつまらないと感じているのが態度に出てボーイフレンドのジェフを失望させてしまう。行為後のがっかりジェフと口論したあと、ジェフがノートパソコンでポルノを見ていることを知ったルーシーはなんでこんなのを見るのかと質問するが、「君とするセックスは実に味気ないものだった。ポルノ嫌いなんだろ」とはっきり言われ口論になった二人は別れ、ジェフはアパートを出て行ってしまう。
12のセックスリスト
ルーシーは結婚式でネッサ、プリシラ、ポールからなる弦楽四重奏団で演奏する。昨夜の自分とは違い幸せいっぱいの二人を見て昨夜の傷が一気に爆発したルーシーは涙が止まらない。楽団の仲間には”ジェフが自分を満足させてくれないから別れた”と説明するが3人はルーシーの性への経験値不足だと指摘されたため”12のセックスリスト”を作ることにする。(ポルノを見る、大人のおもちゃ屋にいく、官能小説を見る、ストリップ行く、大人のおもちゃパーティ?、セックスセミナー、大人のおもちゃを試す、ネットでポルノ見る、セックスの専門家に会う、ポルノスターに会う、バイブを使う、売春宿に行く)
結婚式に出席したルーシーは、酔っぱらって一人で”コック(ポ○チン)”を連呼する。その声を聞いた結婚式の招待客グラントは女子トイレに入ると床に座り込むルーシーを見つけ彼女を慰め、おしゃべりをした後ルーシーは自宅に戻る。
色々試してみた
ポルノをたくさんみよう。
翌朝、ルーシーはポルノの悪夢を見た勢いで覚悟を決め、家でポルノをたくさん見て、非常にきわどい小説(女が男の股間を銃で撃つ)も読んだりして少しづつ性への耐性を鍛えていく。翌朝、音楽仲間のネッサとプリシラがやってくるが、彼女はリストを見せてセックスショップに行こうと誘う。そこでは大小様々な用途不明の道具を試して恥かいてリストバンドと勘違いしてリングをはめたり楽しんでいると。店を訪れたグラントと出会いルーシーのセックスリストを見られてしまうが逆に話が盛り上がりグラントに惹かれていく。
ストリップ劇場に行こう。
同じ日の夜、ルーシーは音楽仲間のポールの行きつけのストリップクラブに参加する。ステージ上のダンスに感動したルーシーはストリッパーにチップを払おうとするが20ドル札しかなかったので勝手にお釣りを取ろうとしたため怒られてしまいポールと一緒に追い出される。
大人のおもちゃパーティ
音楽仲間を集めて大人のおもちゃパーティで見識深めたルーシーは、早速気になるおもちゃを入れた状態でダンスイベントに参加しグラントとダンスをするが擦れて気持ちよくなってしまいダンスどころじゃなくなる。
セックスセミナー
セックスセミナーでは男性の喜ばせ方を知り、彼女はルーシーに話をするように持ちかける。彼女は彼女の性体験の少なさを感じ取り、基本的にグラントに楽しい時間を見せるように勧める。
専門家に相談する
仲間の後押しもありルーシーはグラントとデートをしてドクターベッカーのテレビ収録に参加して良い感じになり、ルーシーの玄関前で色々と話をしたあと二人は付き合い今までの経験とか関係なく自分を曝け出した良いセックスをする。
朝、グラントは彼女の寝室にあるたくさんの大人のおもちゃと、ルーシーが純粋に快適さを求めて買った履き心地の良い妊婦のパンツを見て、あれ?既婚?と気が気でなくなったグラントは逃げるように出ていく。冷静になったルーシーは寝室中に飾られたおもちゃを見て急に恥ずかしくなり、セックスグッズをすべて捨ててしまう。
結末ネタバレ
ルーシーはフィルハーモニー管弦楽団オーディションのために練習をするがグラントに勘違いされてしまい嫌われたと思っている彼女は演奏に集中することができない。
ルーシーとポールと一緒にラスベガスにある高級売春宿に向かうがうまくいかない。バーでグラントを見つけ話をして妊婦パンツを見てルーシーが妊娠していると思いパニックになったと説明し誤解を解いた二人は再び付き合う。
ルーシーは、フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに落選したメッセージを受け取るが幸せなので全く気にしない。ルーシーとグラントはリストの最後を試すためにキスをしたあと部屋に戻る。
海外の感想評価 IMDb:5.1/10
4/10
コメディのための怠慢な言い訳
この映画は、自分のセクシュアリティを探求する女性についての非常に面白くない映画である。この映画はR指定ですが、ファミリーチャンネルで放送されるテレビ映画のように退屈なものに仕上がっています。この2人が恋愛に興味があるとは到底思えない。脚本もキャストもお粗末で、全体的にダラダラしている。
5/10
あまりに安全すぎる
ルーシー・ヘイルが妙にカリスマ的で見ごたえがある。今までホラー映画でしか彼女を見たことがなかったのですが、中にはもっといい映画もあり、必ずしも最高の映画ではなかったにもかかわらず、彼女は強かったです。私はロマンティック・コメディで彼女に挑戦することにした(そう、私がこうしたジャンルに頼らざるを得ないほど、現在の映画公開は厳しいのだ)、そしてそれはほとんど同じことだったのだ。その映画はあまり見栄えのするものではなかったが、それでも彼女は光り輝いていた。
この作品に挑戦しようと思ったのは、R指定があったからです。この映画は、境界線を押し広げ、リスクを冒すことを望んでいるのではないかと思った。しかし、悲しいかな、この作品はとても地味でした。とても安全な映画で、それがこの映画で一番がっかりしたことです。ラスベガスを舞台にした複数のシーンがある映画で、これほど平凡な作品はないはずです。
この作品には楽しいコンセプトがあり、もう少し努力し大胆に扱えば、何か良い作品になったかもしれない。でも悲しいかな、この作品は1週間後には私の頭から消えていることでしょう。
7/10
“ルーズと呼ばれる人もいる”
ストーリーはちょっと変ですが、「スライス・オブ・ライフ」的なロマコメとして作られているので、主人公がセックスに興味がないという発想で変だと対比させるために、設定が普通だと言われているほどです。
この映画のキーコンセプトである、彼女が過度に性的でないことが奇妙なのか、それとも彼女が堅苦しいからそうでないのか、本当に悩ましいところです。とにかく、彼女は楽しい小さなリストを持っているのですが、明らかに一回やって次に進もうとしています。私は「一度やってみて、気に入らなければ二度とできない」というのが好きなのですが、これについては誰かが勇気を出してやっているのを笑えということなのです。
この映画は、彼女のキャラクターとしての成長を描いているはずなのに、彼女は明らかに実際に成長するようにはできておらず、ただ新しい男性という新しい経験に対して彼女が心を開くのに十分な時間、自分の道を切り開き、そしてその同じ開放性が葛藤となるようにできています。ネタバレになってしまいますが、それがこの映画のコンセプトの一部だと思います。
2/10
やれやれ……またもや病んだハリウッドの名作か
この映画、最初は面白かったんですが、5分後には坂道を転げ落ちるように落ちていきました。この映画では、女の子はいい子で面白くてイケメンだが、男はそうでもなく(彼女には大人しすぎる)、二人の間には何の化学反応もない。この映画も、現実離れしている。
1/10
完全にひどい、そして何もいいところがない
この映画は、あらゆる種類のセックスが罪であると考える家庭教育を受けた宗教狂信者や、映画を見ることしかしないハリウッド作家のように、明らかに人間の生殖プロセスに関する経験や知識がない人たちのために作られています。50 Shades of Gray』をベストセラーにした、絶望的に退屈している主婦たちのための本だ。オーガズムが何なのかわからず、セックスは大型店で手に入れることができる単なる商品だと考えている女性や、詐欺のエクササイズマシンのように自分のためにすべての仕事をこなしてくれる奇跡のガジェットのようなものを使っている女性のための作品です。
この本は、自分がベッドで何を求めているのかを相手にはっきりと言えない、欲求不満の女性たちのために作られたものです。私が知っているのは、ストリップクラブではセックスについて何も学べないということだ。
哀れな負け犬が考える普通の行動以外はね。私たちは皆、それを行うために必要なすべてのものをすでに持っています。無料だし、見た目も関係ない(ハリウッドが信じ込ませているにもかかわらず、醜い人々も素晴らしいセックスをすることができるのだ)。
アメリカのテレビや映画で、主人公の男性がイギリスやオーストラリア訛りでないとイケてないとされる「セクシーな訛り」については、僕だけでしょうか
まとめと感想
ルーシーを演じたルーシ・ヘイルがかわいい。素敵な眉毛、ぱっちりとした瞳はアン・ハサウェイのようだ。そんなアン・ハサウェイが演じたプリティ・プリンセスと今作は少し似ているようだ。プリティプリンセスのアン・ハサウェイもただの地味な田舎娘だったが実は王位継承権を持つ血筋と知っていきなり煌びやかな皇女としての教育を受け知見を広めていき、夢にまで見た本当のキスをする物語。似てない?ポルノの知見を広め本当のセックスを知って最高のパートナーと出会う。
ラブロマンスなんてわざわざ見ないので新鮮だったけど、ラブロマンスって大体そんな物語なのね。
話を戻すと、主人公ルーシーは見た目だけではなくキャラも良い奥手女子を見事に演じている。が、脇役が普通で誰も尖ってないのと、展開がありきたりなのに、大体ルーシーが失敗するか何も面白いことが起きない、なのに都合よくグラントがどこにでも現れて良い中になる。最後は幸せな気持ちになるんだけど、映画としては半端な印象。
2024年アメリカ公開映画
ネタバレ↓