ドラマ『ガンニバル』全7話ネタバレ！漫画と何が違うのか？どちらが面白い？

「原作リスペクトしている良質作品」ドラマ『ガンニバル』と漫画版の物語結末まで全話ネタバレ！漫画との違いとは？エンディングは違うのか？

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1 ドラマ『ガンニバル』全7話ネタバレ！
2 第8話最終話…？があるなら2月8日（水）更新予定
3 漫画”ガンニバル”結末ネタバレ！実写との違いは？
4 まとめ「ドラマが凄いんじゃない！漫画が凄いんだ！」

ドラマ『ガンニバル』全7話ネタバレ！

この先からディズニープラスで配信中のドラマ版『ガンニバル』の毎週更新に合わせて全話結末までネタバレしていきます。
さらに最後に漫画版『ガンニバル』の物語結末までネタバレしているので閲覧注意です。

第1話：供花ネタバレ

阿川大吾は妻の有希と娘のましろを連れて山奥にある供花村（くげむら）に駐在警察官として赴任する。村人たち全員が駐在所に必要な荷物を運んでくれて、挨拶時には全員が拍手をしてくれるなど優しく穏やかに接してくれるため阿川一家はこの村での仕事に希望を持っていた。前任者の狩野は妻と娘を残しギャンブルで借金作って失踪したという話を聞く。

翌日村人たちに挨拶している最中にこの村の権力者である後藤家の男後藤恵介に山で死体が見つかったと言われ山奥に入っていく。そこには後藤家の老女後藤銀が何者かに食い荒らされたような無惨な死体だった。警察官として阿川が残った腕を見ると”人間の歯形”がありこれは熊に食われたんじゃねぇなと呟く。すると途端に周囲の男たちは猟銃を阿川に向けて後藤家を舐めるなと脅す。分かった、と阿川が呟くと後藤家が笑い出し冗談だと言うが阿川は何か引っかかるのだった。

阿川の自転車には釘が刺されてパンクさせられているのが気になるが、後藤家に呼ばれた決起集会に参加し恵介と仲直りする。その頃ましろが勝手に家を飛び出し山を徘徊する獣のような老人と出会う。

翌朝になり熊狩りに向かうと阿川は熊に襲われて殺されそうになったが後藤洋介の猟銃に助けられこの事件は解決だと阿川たちは胸を撫で下ろす。

個人的な感想
思ったよりも安っぽいのが目立つ。熊のCGは良いが銃声音はなんだか気になる。柳楽優弥の誰に対してもタメ口を聞くタフガイ阿川を演じているが、優男にしか見えずただの横暴な警察官にしか見えないのも残念。かな。
死体の描写ももっと、もっと残酷に見せてくれないと物足りない。
あと奥さんは漫画だともっと巨乳やで。

第2話：襲撃ネタバレ

事件は無事に解決し村に平和が訪れ、ましろは近所の学校に初登校する。

村独自の葬儀が行われ全員が白装束で顔を隠して誰かわからないように死者を弔い歩いていた。葬儀を仕切っていた後藤恵介は参加者が多いことに気が付くと勝手に参加していた前任の駐在さんだった狩野の娘すみれを見つける。お前に参加資格はないとすみれを突っぱねるが、すみれはお前らが父親を食べたと叫び出す。騒ぎを聞きつけた阿川が現場に到着すると突然ましろが山で見かけた獣のような老人が現れすみれに襲い掛かる。間一髪恵介が獣の老人に掴みかかり阿川にすみれを連れて逃げろと叫ぶ。

駅まですみれを送る最中、この村では食人が風習で残っていること、父親の狩野はパチンコなんて一度もやっていないこと、最後に父親は後藤家に向かったことを話すと駅で別れ間際に気をつけてと警告して立ち去るのだった。

一服した後、阿川は後藤家に向かうが途中で後藤家の人間に行く手を阻まれ妄想をいつまでも気にするなと言われ狩野が後藤家で叫び銃を発砲している姿を録画した映像を見せられる。それでも仕事なんだわと阿川は静止を振り切り車を走らせる。

学校帰りの有希とましろに向かい同級生の母親が”後藤家には関わらない方が良いよ”と言ってくる。

本家に到着した阿川を待っていたのは、葬式帰りの白装束に武装した後藤家に人間たちだった。”殺すぞ”と銃を打たれるが阿川はかわして銃を奪い取るも、後藤家の男たちが襲い掛かるがさすが訓練を受けた阿川は全員をぶっ倒す。最後に倒れた男は”あの人が黙ってはいない。後藤家に手を出すなというルールを破った。お前の家族も安全ではない”と脅したため全員逮捕している最中に突如背後から”あの人”と呼ばれている獣の老人が鎌で阿川に襲い掛かり切りつけると阿川の足を引きずってどこかに運び始める。

駐在所には後藤恵介含む大勢の後藤家の人間が武装した集まり有希とましろを確保していた。

死体の調査をしていた検査官が阿川に留守電を吹き込む。

”あの指の持ち主は前任者の狩野さんのもので間違いありません”

感想
漫画と同じように後藤家が黒幕だと視聴者にミスリードする展開が始まったようだ。あの人こと獣の老人が良い感じにCGなのか不明だが良い振りかぶりで阿川に鎌を振り下ろすシーンはグッときた。
この調子で行くと漫画とほぼ同じ展開だけど大丈夫だろうか。やっぱり漫画版を読みたくなってきた。

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第3話：凶弾ネタバレ

過去。

娘のましろは今と違い表情豊かで授業参観日で父親は立派な警察官だが、暴力を振るう暴力警察官で間違っていること、でもそれは大人全体に言えることで子供たちに暴力は振るうべきではないし、大きな声で怒鳴るのはやめてもっと優しくしてほしいと発表して拍手喝采を受ける。

娘の言う通り阿川は犯罪者を暴力で屈服させるタイプの暴力的な刑事として有名だった。犯罪を憎む阿川は今日もひったくり犯を必要以上に痛めつけ”お前がひったくりを行った23人の人たちはもっと痛いぞ”と殴り続けるのだった。

ましろと阿川、有希が公園で遊んでいると、かつて女子児童に強制わいせつ罪で起訴され執行猶予中の”今野翼”が現れたため阿川は警戒する。近所で強制わいせつが数十件発生していることから今野を警戒していたが、今野の部屋に娘のましろがいると通報があり今野の部屋に直行する。

現在。

阿川は何者かに頭を斬られ気絶していたところを消防団に助けられて病院に運ばれていたのだ。後藤恵介たちが現れ、鎌で頭を斬りつけたのは私の兄だと言う男が阿川に謝罪するがはっきりと大男の老人を見ていた阿川は後藤家は何かを隠そうとしていると不信感を抱き病室から追い返す。しかし恵介が帰り間際に阿川を襲った犯人は1人ではないこと、自首した男以外の血気盛んな奴らがうろついているから気をつけろとやんわり脅されたので有希とましろを本署で保護してもらうことにする。

派出所に戻ると狩野の娘すみれが父親が最後に電話した連絡先を教え、後藤家の中で恵介だけは別だからと言い残して立ち去る。

有希はなんの説明もないまま村人がおかしいとか夫が殺されかけてなぜここまで捜査に執着するのかと阿川を問い詰める。阿川はましろが以前渡してくれたのは人間の指だったこと、多分狩野のもので、警告されていた通りこの村は危険なのだと説明してやっと納得してもらう。。

本署に向かうと警察署長が出迎え自ら阿川の報告を聞くと、署長も供花村出身で昔から”後藤家には関わるな”が暗黙のルールだったこと話す。そして阿川は被害者であるためこれ以上本件には関わらず家族を守ってあげてほしいと言われ捜査ができなくなるのだった。

署長と話が終わると、前回指は狩野のものだったと留守電を入れていた医師からの電話が入り”会って直接話をする”と約束をした阿川は警察官高柳の運転で約束の場所に向かう。実は頭を斬りつけられた時に阿川の携帯を奪った後藤家は医師を脅して阿川を誘き寄せるための嘘の電話をさせていたのだ。トンネルの中に入ると突然銃で武装した後藤家三人組が銃を乱射し始める。なんとか撃退して後藤睦夫を確保するが”狩野を殺したのは俺だ”と突如自首を始める。

過去。

この時、阿川は今野がましろを人質にとってナイフを突きつけたため銃を発砲し今野の頭を撃ち抜くが、ましろはその様子を目の前で見てしまい気絶。それ以来ましろから表情がなくなってしまったことを思い出す。

現在。

まるでわざと捕まるために現れたかのような態度の後藤睦夫の不敵な笑みに納得できない阿川だったが、連行されるパトカーを見送るしかできなかった。

ここで第三話は終了する。

第三話感想。
お、阿川の過去編が結構早めに出てきた。原作だと後藤睦夫が自首した後にじっくりと阿川はなぜ人殺しと言われるのか、なぜこの土地に飛ばされたのか、なぜましろが表情を失ったのかが明かされていく。
あと、原作では後藤睦夫が単独犯だと1人で自首することで後藤家は関係ないと阿川たちを納得させるために動いていたが、ドラマだと睦夫あわせて三人が阿川に向かって銃を乱射した後に捕まりそこで”狩野を殺したのは俺だ”と自首するが、三人揃って銃を乱射しちゃってるから組織的な犯行だからやっぱり後藤家調べようぜってなっちゃう気がする。

この先、第四話からは原作だと”ほら、狩野を殺した犯人捕まったからもうおしまいな。俺たち村人も後藤家には関わるなって言われてるぐらい怖い存在だったから歯向かえなくてさ、でも阿川くんが頑張ったおかげで犯人捕まったしやっとこれで村に平和が訪れるよ、ありがとうね”と周囲が言うものだから、阿川一家はやっと平和が訪れ、供花村の人たちと和解して仲良くなり残った後藤家とも仲良くやって、ついに有希と阿川の濡れ場→家に”人殺し”の落書き→後藤家のやつだ！→問い詰める→後藤家「いやいや、なんでも後藤家のせいにするな、気をつけるのはお前だ、お前が仲良くしている村人は狩野一家を村八分にしていた奴らだぞ？あいつらのせいで狩野も妻も頭がおかしくなったんじゃないか」で、精神病院に入院している狩野の妻は村人に何かをされたのかずっと”逃げろ”を繰り返している姿でガンニバル２巻が終了する。
ちなみにガンニバルは全１３巻。まだまだまだ色々あるのでお楽しみに。
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ちなみに、狩野の娘すみれ、「ナイスの森」のホームルームで委員長だったのを思い出した。１１年前ぐらいの映画だけど全く変わってないのが不思議↓（生徒役でエヴァの庵野監督がいるのも不思議）

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第4話：視線ネタバレ

後藤睦夫の供述通りご当家の山から狩野らしき遺体が見つかる。阿川と一緒にいた署長は事件は解決したので、まだ阿川を切り付けた相手はこの村にはいないと聞き込みの調査で分かったこと、後藤家には関わってはいけないと釘を刺してきた。さらに別の村の駐在を勧められる。

阿川は妻の優希とましろのことを考え、事件は解決したのだ、この村で穏やかに過ごそうと決めるのだった。

あれから阿川は地域密着の駐在として地域住民から迎え入れられていた。消防団の飲み会に参加した阿川一家は後藤家の名前をうっかり出してしまい空気がピリつくが、”さぶ”さんが代表して村の人間は後藤家に誰にも逆らえず困っている阿川や狩野を助けることができずに申し訳ないと涙を流して謝罪し和解する。

このまま穏やかに過ごせる。そう思っていたが二人が抱き合っているところを覗いている後藤龍二を見つけて追いかけようとするが、家の壁には”人殺し”と大きく書かれていたことで怒った阿川が後藤家の作業場にまで追いかけ問い詰めるが、既に恵介が龍二を痛めつけておりこれでチャラにして欲しいと言う。落書きもお前だろうと問い詰めるが龍二は知らないと言い張るため阿川が詰め寄るが、龍二は”狩野を村八分にした村の人間を信じているお前がおかしい”と言うと恵介も”村の人間を信じすぎるな”と言うのだった。後藤家ではなく、誰があの落書きを・・・阿川は困惑する。

その頃、盗聴器で優希とすみれの会話を盗み聞きするさぶの姿があった。その周囲にはノラ作業をしながら、散歩しながら、窓の隙間から阿川家の様子を伺う村人の様子が映し出されるのだった。

村人の動向に不安に感じた阿川が庭にフェンスを立てようとするとさぶがタイミング良く表れフェンスを立てると角が立つからやめた方が良いと釘を刺され、阿川は刃向かおうとするが優希のフォローでフェンスは立てないようにすることを伝える。

その二人のやりとりが村中に共有されており、阿川はことあるごとに村人から小言を言われて苛立つ。帰宅するとさぶさんに謝罪に行こうとする優希と口論になるもタイミング良く表れるさぶの登場に苛立ち刃向かおうとするが、再び優希のおかげでさぶに頭を下げて謝罪する。

別の日、突然狩野が最後に電話をした衛星電話番号から着信があり、相手は名乗らないが阿川が狩野について知りたいと伝えるととある廃墟に一人で来るように伝えて電話を切る。

廃墟に向かった阿川の前に現れた男は、かつて供花村で食人が行われていることを証明する生きる証拠です。そう話すと顔の人工皮膚を外し左目と鼻を失った恐ろしい傷跡を阿川に見せるのだった。

ちっ、やっぱり濡れ場は下着有りか・・。べ、べつに期待してねぇしっ！でもそこまでやったら凄いと思ったんだけどね。
謎の男のビジュアルは原作よりもリアルで良い感じ、
流れや展開はほぼ原作と一緒。後藤家が材木屋を営んでいるのは多分ドラマだけの展開だと思う。これから供花村の村人と仲良くやっている風で、村八分にされないように薄氷の上を歩くような展開が続き、謎の食われた男だけではなく、狩野と連絡をとっていたオカルトサイト管理人など新たな登場人物が一気に現れるなど物語は一気に加速する。

が、それでもまだ現時点で３巻の途中である。

全１３巻なのにだ。

全９話、ドラマの半分に差し掛かっているがこれは、小さく事件を解決させてシーズン２狙いか？それとも一気に狩野と連絡をとっていた協力者を省いてしまうのか？展開が気になる。

ちょっと怖いさぶ、
謎の男、
さらに謎の男、
原作コミックはここからが面白い！！！！

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・・・ついでに気になってアメリカではこのドラマの評価どうなってるのか調べてみたら、アメリカではディズニープラスではなくHuluで配信中、そして大手レビューサイトIMDbの評価は6.8/10でレビュー数は192件とインディーズ映画レベルでレビュー数が少ないことが分かった。なるほど、”やっぱり”日本のドラマって全く人気ないのな。
ついでに評価点をつけているけどレビューを誰も書いていないのでいつか溜まったら海外のガンニバルのレビューを翻訳して紹介します。

ちなみに妻も太鼓判を押す日本ではNetflixで配信中の韓流ドラマ”ウ・ヨンウ弁護士は天才肌”のレビュー数は15000件、評価は8.7/10と桁違いのレビュー数と評価。

さらに、せっかくなので同じディズニープラスで配信中の阿部寛のドラマ”すべて忘れてしまうから”の評価7.5/10 レビュー数24件となっている。
日本のドラマ人気のなさよ…ちなみにチェンソーマンは8.6/10でレビュー数23,000件。アニメ人気は凄まじい。

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第5話：痕跡ネタバレ

「喰われたんです、供花村の誰かに」

顔にひどい傷を持つ男は驚く阿川に向かい話を続ける。

子供の頃、供花村の誰かに食べられていたところを母親の手で助けられて今に至ること、大人になってから戸籍がないことを知ったこと。推測では、供花村では食べるために子供をどこかに幽閉している可能性があることを伝えて男は阿川の前から立ち去る。

阿川は供花村に戻り奉納祭の準備を進める村人たちと合流すると、この村の神社の宮司である忠宗（ただむね）が現れ阿川と二人きりで話がしたいと囁く。夜になり忠宗はこの村でこれから行われる供花村奉納祭はかつて人間を奉納していた何百年も続いている祭りであること、そして狩野のようになりたくなければこの村から去った方が良いと忠告するのだった。村人たちは阿川が何度もいなくなることに不信感を抱いていたが忠宗の宮司としての力関係のおかげでこれ以上詮索されることはないが明らかに家の中に盗聴器があることを仄めかす言動に苛立つのだった。

阿川に謎の傷男からメールが届き狩野の協力者に会うことになる。ホテルの一室で待っていたのはオカルトサイト運営者の宇多田（うただ）だった。傷の男仲介で日本でいまだに行われているカニバリズムに興味を持った宇多田は狩野と協力して食人の証拠を集めていること、そして供花村は死産が多すぎること、一年に一件必ず死産が起きていること、そして狩野が最後に電話したのは宇多田ではないこと、狩野には別の内通者がいるのではないかと教えてもらうのだった。

その頃、供花村で行われていた打ち上げで、阿川の子供ましろを強く抱きしめる村人さぶの娘加奈子が”私の子供は後藤銀に盗まれた”と大声で喚いたため、さぶは加奈子に暴力を振るい連れて行ってしまう。

優希は加奈子に会いにいき暴力行為を受けているのなら警察に助けを求めるようにアドバイスする。その間阿川は再び神宮の忠宗に会いにいき、近年でも子供を取られたと苦情が起きていたこと、しかし後藤銀はこの村唯一の助産師だったため、村で出産があれば必ず彼女が取り上げていること、しかしそんな恐ろしいことを後藤銀はしていないだろうと言うことだった。

その夜、さぶが眠っている間に加奈子は家を飛び出し阿川のいる駐在所を訪れたところで物語は終了する。

感想と漫画との違い

おお、漫画そのまんまの展開にするから、ドラマ1話が漫画の３話分しかないため、まぁ面白みもなく展開が遅く退屈だった。
第5話は原作と同じ展開。違いはほとんどないが、徐々に目立ってきたのは漫画に比べて阿川の口数が少なくただの威勢だけは良いだけで、タフガイさもない口がいつもオラァって感じで、段々と警察としても人間としても頼りなさが出てきた。
今回の目玉であるさぶと加奈子の関係も浅く描かれ、優希が半端にアドバイスするシーン、漫画に比べて全体的に薄味になっているようには感じる。というかガンニバルドラマ版は全7話と言われているが、現在原作漫画全13巻の３巻の途中である。一体どうやって最後まで描くつもりなのかだんだん不安になってきた。
海外のドラマみたいにアホみたいにシーズンを続けるとは思えないので、祭りとか食人やクライマックスに一気に行くのなら、後藤銀と宮司祖父正宗の話や奉納祭、後藤家の本当の血筋などは一気に端折られる可能性がある。
あれ、来週が逆に楽しみだ。どんなオリジナル展開を迎えるのだろうか。
このままだとただの田舎の村で起きた食人風習を探る警察の浅いドラマになってしまうぞ。

ガンニバルは全１３巻。
ドラマではぶった斬られるであろう若き後藤銀と村人の対立、供花村の奉納祭で人を食べるようになった経緯、そして例のあの人の親の話などが描かれるのは６巻から１２巻…
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第6話：予感ネタバレ

さぶの家から逃げ出した加奈子は阿川に保護され車で村のはずれに止まると加奈子は何が起きたのかをぽつりぽつりと語る。

”あいつに子供を取られました。”

加奈子が出産した時、後藤銀は取り出した子供を死産だと一方的に言うと子供の指が動いたのにそのまま連れ去られてしまい二度と合わせてもらえなかったことを話してくれた。

話を聞いて駐在所に戻るとさぶたち村人が集まり阿川に文句を言ってきた。その中で上田仁と呼ばれる血気盛んな男が阿川の頭を掴みかかるが、阿川は指を掴み柔でぶっ倒し首を絞めると”お前らが後藤家のことを調べないから代わりに調べているだけだ、文句あるなら言え”と一括し村人たちを引き退らせるのだった。阿川に投げられた上田仁は後藤恵介に阿川は危険だから殺してくれないかと相談を持ちかけていた。

次の日、後藤恵介は阿川を連れて一緒に狩りを行い、やんわりと後藤家について探るのを止めるように警告するが、既に喧嘩腰の阿川は話を聞かない。帰宅すると優希からの電話で娘のましろが行方不明だと連絡が入る。阿川は一緒に探してくれていたさぶ達にどこに隠したんだ！？と因縁をつけ探し回った結果、村人の子供と一緒に遊んでいただけだとわかり謝罪を受け解散となる。

後日、例の狩野の指だと調査した医師から連絡が入り阿川が会いに行く。医師は以前狩野から”ある病気”について調べほしいと依頼を受けていたこと、かつて狩野が突然後藤銀を連れてきたこと、その時後藤銀は狂ったように笑っていた蒸気を逸した状態だったこと、診察の結果後藤銀は”クールー病”を発症していたこと、クールー病とはパプワニューギニアの”食人”部族の間で発症する病気であること、後藤銀も食人をしていた可能性があること供花村では”狂い病”と言われていること、狩野が後藤銀を病院に連れてきた以降、後藤家や村人から一方的に村八分を受け始めたこと、医師が村人のカルテを調べた結果狂い病を発症した”戸籍のない６歳の子供”がいたことを話してくれた。

阿川はその狂い病（クールー病）に感染している戸籍のない子供が後藤家で”あの人”と呼ばれ恐れられているあの老人なのではないかと推測していた。

祭りの前日、後藤恵介は弟の洋介を連れて厳重に施錠されたトンネルの奥深くに向かう。後藤家の中でも一部の人しか知らないというトンネルを進みながら言われたままマスクをかぶって奥に進むと、そこには牢屋が連なった場所で数多くの子供達が囚われていた。

”これは二年後、これは来年、これは三日後の奉納祭にささげる肉だ”

と恵介は洋介に淡々と説明する。

子供達は生まれた時からここに幽閉され飼われていたのだろうか、言語能力は失われ恵介達に向かってうー、うー、と唸るしかできない様子だった。

”お前にはこれが人に見えるのか？”

恵介は皿に食事らしき何かを盛ると口で直接食事をとる子供達を見ながら伝える。

”やっぱりこの村を出よう”

阿川はましろと優希を連れて村を脱出することに決める。夜中の出発にもかかわらず尾行がついてきたため山道を突き進みなんとか追手を振り切ると、警察署に逃げて阿川の上司山伏に二人を預けると、子供達を助けて普通に母親に甘やかせてやりたいと村に戻るのだった。

洋介はマスクをしたまま、うーうー唸る子供達の体を拭いていたが、マスクを取ると”わしにはお前が人間にしか見えない”と話しかける。

”恵介との赤ちゃんができた”

狩野すみれからの電話を無言でうけた恵介が電話を切ると後藤家当主であると正式に認められる儀式を行う。

村の様子を遠くから見ていた阿川だったが、後藤岩男に襲われる。咄嗟に後藤家には裏切り者がいると伝えると岩男は激昂し阿川を激しく殴りつけるシーンで第6話は終了する。

感想と漫画との違い

ましろが行方不明になったのは子供と遊んでいたからとなっているが原作では、母の言いつけで子供がましろと遊んでいたこと、意図的にましろを隠していたことが判明する。そのためやはり村人は信用できない・・・となるのだが、ドラマ版ではその辺は端折られているため、阿川が一方的に村人を悪者扱いして悪かったけど、、、よし、村を出よう！って唐突に話が進むのであれ？となる。

あと、優希、この人の影が薄すぎる。もっと強く阿川を愛している人なのだが、このドラマ版だとただのおばさん。半端に手を出して半端に手を引いて半端に阿川に楯突き、半端に涙を流して供花村に行く阿川を送り出すだけのおばさん。原作漫画だとしっかりと家族のため人のため危険を犯して供花村に向かう阿川の背中を押す素敵な女性なのに。

ね、素敵なんだけどね。

でも、ドラマ版の方が、幽閉されている子供達のヤバさが伝わってきたので良い。

で、次回、どうやら最終回らしいけど大丈夫だろうか？

原作だとこの後、阿川後藤家に乗り込むが何故か登場する署長に連れ戻されるも、警察署には供花村のご当家を食人容疑で逮捕するためのチームが組織されており一網打尽にする計画が開始する・・・が、後藤家はましろを誘拐、祭りの生贄にされてしまい・・・・・。とかなり熱い展開が待っている。
今更だけど、来週の展開がスッゲェ楽しみになってきた感じ。

途中びっくりするほど長い供花村の過去編があるがその辺を上手にはしょればまぁなんとか綺麗に収めることができるのかな？あれ全何話になるんだこれ？

ガンニバルは全１３巻。
ドラマではぶった斬られるであろう若き後藤銀と村人の対立、供花村の奉納祭で人を食べるようになった経緯、そして例のあの人の親の話などが描かれるのは６巻から１２巻…

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クールー病とは

漫画版でもクールー病については詳しく話が出ていなかったので簡単に紹介。

クールー病とはパプワニューギニアの風土病で”人のプリオン”が原因で治療不能の神経変性により脳組織がスポンジ状の穴だらけになる病。

症状は三段階
第一段階は歩行や姿勢が不安定、第二段階は解除なしでは歩行ができず、運動失調、激しい震え、感情が不安定になり制御できない笑いが起きる。第三段階は介助なしでは座ることすらできない重度の運動失調、会話ができない、失禁、感情の起伏がなくなり、反応不能状態となる。第三段階になると３ヶ月から二年で死亡する。ガンニバルの後藤銀は第二段階の制御できない笑いを発症していたことが原作漫画で紹介されている。

クールー病は現在でも治療法が発見されておらず致死性である。
潜伏期間は５年から２０年と長く、発症すると１年程度で死んでしまう。

クールー病の原因となっている人のプリオンとは”人体”に多く含まれているタンパク質で、パプワニューギニアのフォレ族の習慣で遺体を掘り起こして食べる風習が原因と考えられている。特に部族内で子供と女性にクール病発症者が多く、こと子供や女性は遺体の脳を食べることが多いことが原因とされている。
クールー病のクールーとはフォレ族の言語で”恐怖に震える”のクールーから来ている。クールー病の別名は”笑い病”。

しかし具体的な原因はどうやら完全に判明しておらず、フォレ族の食文化や風習から可能性として高いだけっぽく、食事だけではクールー病は発症しないという声もあり、食人の際に女子供が遺体を解体し洗浄する作業に入ることが多くその際に受けた切創から感染したのではないかという報告も上がっている。
しかし1960年頃からキリスト教布教によってカニバリズム文化の減少に伴いクールー病も減少していき、2005年の罹患者が最後のクールー病患者だと言われている…。

第7話最終話…？：約束ネタバレ

後藤家に突入する直前で後藤岩男に暴行を受け気絶した阿川は後藤家に連れて行かれる。恵介ほか後藤家の人間達に囲まれ殺されそうになるが、供花村の村長となぜか阿川の警察署の署長が現れ、”先に後藤家に不法侵入したこちらに非がある”として納得しない阿川を連れて供花村を脱出する。

署長は秘密裏に行動していた”供花村捜査チーム”を阿川に紹介する。狩野の死後、阿川の指の検査でついに県警本部が動いたのだという。さらに例の狩野の協力者でオカルトサイト運営者の宇多田（うただ）から後藤家が子供を監禁している場所を突き止める。所長は追い打ちをかけるためにSIT（SITは、人質、立てこもりなどの特殊犯罪を取り扱う組織。SITとは正式名称ではなく、警察庁と各都道府県警察内で特殊犯罪を取り扱う組織の総称）を要請するためにもっと証拠が欲しいと阿川に伝えると、阿川は顔の傷の男に連絡をとり、警察本部が動いたこと、後藤銀の娘、そして傷の男を助け母親となった後藤藍（あい）に全て話してもらえれば後藤家を捕まえることができると伝えると、傷の男は母に聞いてみますと電話を切る。傷の男は、台所にいる母親に向かい１８年前に祭りから助けてくれたことに感謝を述べつつ説得を始めるが、母親は勝手に警察に伝えたことを罵り、後藤藍は18年前の祭りの最中”あの人”が子供に齧り付いているのを我慢することができず火を放って子供を連れ去ったこと、後藤家に捕まり殺されかけたが、幼い恵介が銃を自分に向け母さんを殺すなら俺は死ぬと脅し、秘密を死ぬまで守ることを条件に後藤銀を納得させ逃げた過去を話す。だから警察に話すことはできない、そう言われ傷の男京介は涙を流す。

洞窟の奥で後藤洋介は監禁された子供を連れ出そうとしているところを岩男に見つかりそのまま子供と一緒に幽閉されてしまう。怒った岩男は恵介に他に裏切り者がいるんじゃねぇのか？あの１８年前に供物を連れて出て行った女の息子だからなと皆の前で恵介を睨みつける。（ここで、18年前に子供を連れて逃げ、傷の男を育てていたのは後藤銀の娘の後藤藍、彼女は恵介と洋介の母親でもあったことが判明する）周囲に咎められた岩男は他にも裏切り者がいると仲間の一人を殴り殺した後、耳を食いちぎって食べるのだった。

宮司の宗近は恵介を呼び出し”二人で終わらせないか？”と問いかけるが恵介は何の話だ？とシラを切るため宗近は銃を取り出し脅すが、恵介は銃を奪い取ると”俺がやらないといけないんだ”と伝え立ち去る。

何もできない阿川は捜査チームから独断で単独供花村に向かう。その様子を見ていた捜査チームの一人は署長に阿川が解決できたらそれでよし、解決できなかったらSITを動かせるからちょうど良いと笑う。

監禁場所に到着した阿川は誰もいなくなった牢屋を捜索していたが、突然あの人に襲われる

警察になりすました後藤家の人間は優希とましろが保護されているホテルに潜入し同行していた女性刑事を撃つ。

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ドラマと漫画原作の違い

一応最終話らしい７話は原作５巻まるっと使い上手にまとめているので展開が一気に進んでも分かりやすくて良い。ほとんどドラマと原作漫画の内容は同じ。だからこそこの後、８話があるなら一気に面白くなる。

８話があるならこの後、阿川vsあの人、村長と繋がっていた捜査チームの刑事の出じ、優希とましろを誘拐して供物にしようとする後藤家、恵介が後藤家を裏切る、そしてついに動いたSITが武装してついに供花村に！！！！！
って、なるんだけど、あれ？ドラマガンニバルは全7話（予定）ってなってたけどどうなるんだこれ？
とにかく先が気になる人は

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第8話最終話…？があるなら2月8日（水）更新予定

漫画”ガンニバル”結末ネタバレ！実写との違いは？

個人的に漫画が好きだったので超ざっくり説明すると、この村では食人習慣があり外部には隠し続けている。この村で赤ちゃんを取り上げる産婆は後藤家の人間で”この子は死んだ”と嘘をついて子供を取り上げると地下牢に隠して生かし続ける。（ほぼ洞窟のような場所で食べ物だけが提供されるため言葉も喋れず無表情でぼーっとした状態で生かされ続ける）そして毎年行われるお祭りのメインイベントが”食人行為”である。

このように村人全員が食人行為に関わっているため、赴任してきた阿川に対して余計なことを調べないようにするため全員が監視の目を光らせていること、一番怪しい後藤家が犯人のようにミスリードする展開で最後の最後まで誰が敵で味方なのかがはっきりしないまま進むので読み応えがある。

で、エンディングネタバレすると、後藤家の跡取りである恵介は狩野すみれとの間に子供ができたためこの村の子供を盗んで食べる風習を自分の代で終わらせたいと考えていた、後藤家が全部悪いとなすりつけるのが上手い村人にも辟易しているため味方になってくれる。

勢力はざっくり三つ、阿川と神主と恵介、後藤家と食人肯定村人、子供を攫われたのは知っているけど逆らえない村人勢である。

流石に証拠が揃いまくり食人なんてあるわけがないと信じていなかった警察本部が特殊部隊連れて村人全員を逮捕しようとするが、後藤家の気が狂った例の大柄な老人が先陣切って警察をぶっ殺し始めたことがきっかけで、特殊部隊のサブマシンガンなどの武器を手にした村人たちはもう止められなくなり警察官たちを皆殺しにして隠蔽しようとする。そこに元々自分の子供が後藤家に取られて食べられていることを知っていたが逆らえず我慢していた村人勢も加わって、殺し殺されの最悪の状況になる。