Netflixで全世界待望の「フリクリ」最新作のプログレ・オルタナがいつの間にか配信開始しています!待ちに待った最新作「プログレ」のあらすじネタばれ感想を紹介!前作との違い・ポスター詐欺?ハル子が別人?作画崩壊?音楽はピローで正解!?どう言うこと!?全部紹介!
※注意:私は前作フリクリが大好きです。しかし今作「プログレ」のコンセプトや監督の意向なぞは一切知りません。ただイチファンとして映画を見た結果の感想を言っているだけなので「お前の理解力が少ないせいだ」等の誹謗中傷は勘弁してください。
もくじ
フリクリ プログレ の感想
期待しすぎたか
何か足らないフリクリ
監督6人で6エピソード別に任せるのは間違っている。
やはり前作が音楽作画スタッフ監督全てがマッチした名作ということを再確認できた。
…だけどサントラは購入します。音楽は最高でした。
感想の理由
期待しすぎたか?の理由
「ストーリー」「絵」「キャラ」が全体的に魅力を感じない。
前作のような野心的なアニメの魅せ方(漫画タッチ・サウスパーク風など)もなく。様々な要素をパクったような尖ったアニメ技法もなく全体的に「普通の深夜アニメ程度の質」という。。。おおすごい動きだ!色彩だ!という感動が皆無。
エピソード毎に監督変えたのは失敗
前作フリクリは「実験的に様々なアニメの表現方法を試した」結果驚くほど見事な化学反応を起こし全世界で賞賛を浴びた。
そして今回は「実験的にエピソード毎に監督を変更」という無茶をした結果。最高級のステーキにパフェぶっかけて、コーヒーこぼして、中濃ソースどばがけして提供したような結果に。実際に
「ストーリーもガタガタ・絵も作画崩壊・深夜アニメ以下」という酷評をされている。
メインストーリーはあるのでズレすぎることはないが、監督毎の謎の少女「ヒドミ」の魅せ方に様々なフェチズムを感じるのはニヤリとする。が、しかしこのアニメタイトルは「フリクリ」なのである。日本で売れず、海外でスマッシュヒットを飛ばし逆輸入してきて私たちをキャラと音楽と絵の魅せ方で驚かせてくれた「あのフリクリなのである」
監督毎の「これが俺のフリクリだ!」的なのはいらないのである。
ストーリ毎の監督一覧
- 総監督:本広克行
- スーパーバイザー:鶴巻和哉監督
- EP1監督:新井和人
- EP2監督:海谷敏久
- EP3監督:小川優樹
- EP4監督:井端義秀
- EP5監督:末澤彗
- EP6監督:博史池畠
前作の鶴巻和哉監督はスーパーバイザーに。前作でいうエヴァの庵野監督の立ち位置に格上げ?下げ?どれ程の助言をしたのかは明白。
唯一EP5だけは「手書き風のタッチでフリクリを目指した」感じがあった、実際に前作の音楽を挿入してきたりと前作のファンも満足の出来。
ついでに次作品「フリクリオルタナ」の感想などはこちら↓
ストーリーが…
「結局最後まで謎」「フリクリってなに?」「ハル子さんかわいい」「で、あれはいったいなんだったのか?」と嵐が過ぎさったあとのような視聴後の興奮冷めない感じに初めてさせてくれたが、今作はストーリーははっきりしているようで、意味の感じないパッと出キャラをメインに押し出してきたり、え?こいつが世界救っちゃうの?って正直「邪魔すんな」と思ってしまった。
ハルハラハル子にガッカリ
本当に作画崩壊?って思うほどに今作のハルハラハル子は可愛くないしかっこ良くない。
ストーリー的に相変わらず謎の宇宙海賊を追いかけているのだが今作は焦り気味で「ハル子さん風の何か」って感じだ。
しかも「プログレ」は何故か主人公「ハルハラハル子」の声優が「新谷真弓」さんから「林原めぐみ」さんに変更、キャラ演技は見事だと思うが、肝心の「絵が可愛くない」のである。顔のブサイクさで、動きも少ないしアップに耐え得る絵じゃない。そのせいでガッカリ感がひどい。
下の画像は全て前作フリクリのハル子である。
新キャラ「ジュリア・ジンユ」にガッカリ
残念ながら。ハル子程のキャラもなく、ハル子のボケにつっこみ切れず、世間知らずを装いボケてみても常にスベる、ほかのモブキャラに食われ続ける。難解なフリクリストーリーの補足説明ガイド役。ラストまで見て思う。
ジンユいなくても楽しめた。
音楽はさすがpillows!
ただし音楽は最高。前作に引き続き「PILLOWS」が音楽を担当。新曲「Spiky Seeds」は前作のED曲「」に劣らず耳に残る。(もちろん前作の衝撃程ではないが、音楽は時代や劣化を感じることもなく「お帰りなさい」って思ってしまった。新曲アルバム楽しみにしています。
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ジャケットは前作の方が可愛かったしかっこよかったな!↓
フリクリ プログレ全エピソードあらすじ紹介(微ネタバレ)
エピソード1 「サイスタ」 あらすじと感想
あらすじ:荒廃した世界を彷徨う腐りかけの主人公ヒトミが歩き続ける。前作のように「額から赤いナニカ」が突き出ている。さまよい歩いた先には「アトモスク」(ハル子が前作で宇宙中を追い求めていた謎の宇宙海賊と呼ばれる生物)の死体が。目を開く「アトモスク」目があった途端、彼女の体を機械が覆い始めロボットに変身?してしまうところで夢から目が醒める。(毎エピソード冒頭に彼女の夢を覗くことができるがどうやら「彼女の無意識下の願望」を表している事に気がつく、その病的な願望も)
目が覚めたヒトミは学校に向かうところから物語は非日常の日々となる。
あきらかにあやしい先生といきなりフリクリという言葉のオンパレード(最後までいみは解らないけど)置いていかれるな!ついてこい!って感じです。
感想:待ちに待ったフリクリ最新作「オルタナ」エピソード1。音楽良い。ヒドミかわいい。主人公井出ダサい。
ハル子の代わりに新キャラ「ジンユ」が登場お約束の「ベースでゴイーン」の代わりにお約束の「車で轢き逃げアタック」。思ったよりも衝撃はない。
が、期待を込めて90点。
エピソード2 「フリハニ」 あらすじと感想
あらすじ:今夜の夢。ゾンビになったヒドミはゾンビのクラスメイトと殺し合い喰らい合う。(やはりこの血みどろのシーンで現実の彼女はかすかに笑う。少しだけ猟奇的な物に惹かれているようにもみえる)
正体を表したハルハラハル子は、謎のフリクリという単語を連発したり呪文?セリフでクラスメイトを洗脳した後にハル子の偽造した思い出アルバムに感動している。ハル子に頼まれてクラスメイトの井出にプリントを届けにいくが陽気な彼とは裏腹なスラム街で過酷な労働をしていた。
感想:やっとこさ始まるロボ✖️ハル子✖️ベース✖️怪物の戦いだったが。
まず二人の武器?の「ベースの音」が「前作より音がひかえめ」グッとくるような腹にくる音ではない。迫力がない。どうして?あの音好きだったのに。苦情きたのか?
肝心な戦いには迫力がない。ミサイルのシーンは神作画でおなじみのマクロスを真似したところだけが見どころか。このへんからどうした?って気持ちが湧いてくる。
エピソード2で最も印象的だったのは痛めつけられる井出を見て「頰を染めて鼻血を出すシーン」可愛いぜ。
しかし、井出の過酷な労働とか貧困街とかのくだりいる?って思った。ギャグで落ちているけど発明の才能があるところとか。。(結局最後までいらない意味のない設定でした。)
エピソード3 「ミズキリ」 あらすじと感想
あらすじ:荒廃した世界で「やたらと陽気なキャラのヒドミ」が歩き回る。巨大な腕に釣り上げられた人間たちは握りつぶされてバラバラに、眺めていたヒドミは満足そうに笑みを浮かべ夢から醒める。
感想:なぜか井出とマルコ・森(ぽっちゃり女装野郎)とハル子・ジンユ・ヒドミと6人で海水浴場から始まる。なんで海?なんで6人?などの説明はない。フリクリには説明なんていらないのである。
って監督がニヤニヤしているのが目に見えてイラっとする。
正直このエピソード全部いらないんじゃない?って感じ。
ほんの少しだけヒドミが井出や周囲と打ち解けようとするシーンはかわいかった。こっそりと中に水着着ていたりとかは◯。
この辺からだんだんとハル子が可愛くなくなっていく。
エピソード4 「ラリルレ」 あらすじと感想
あらすじ?:ヒドミが異常なほどにハイテンションな女の子にキャラチェン。メディカルメカニカル特製のあのヘッドホンが原因のようだ。エピソード後半に目が醒めるまでこの調子。このエピソードでは夢がないもしかしたらこのハイテンションなのは彼女の無意識下で望む変貌だったりもするのかもしれない。
ハル子とジンユが決着をつける。謎が深まり意味不明となっていく。
感想:前作のラストにハル子がなった「赤くなるモード」になってジンユは青くなり戦う。「どうやら二人は二人で一つらしい。」わけわからん。
ジンユがハル子に「喰われた」なんでやねーーん。
前作登場したあの「カンチ」の残骸や、あの「ノリ眉毛」も登場。謎が深まるエピソード4。
エピソード5 「フルプラ」 あらすじと感想
あらすじ:今回の夢は写実と虚像が入り混じる白黒の世界。謎の死体のオブジェクトの部品を集めているようだ。一筋の青い光、人のような魔女のようなロボのような影、色彩豊かな海辺、彼女が走る先には何があるのか?
夢は彼女の願望なのか、救いを求めている?
そして現実世界では水面下で「地球軍」vs「メディカルメカニカ」の戦いがはじまろうとしていた。
感想:フリクリが帰ってきた!!!
全体的に作画が変化しキャラクターが原案の「貞本義行」風に。ハル子も美しく、動きも驚くほどなめらかで、色々と実験的表現も多く、フリクリが帰ってきた!って思って感動した。
しかもpillowsの名曲「I think I can」を流した監督ありがとうございます。。
このエピソード前作フリクリを忘れられない人の為の救済処置か?他のアニメとか漫画風のやり方持ってくるところとか頑張っている…が10年前だったら感動した表現方法も今では「もっと他にないの?」と欲しがってしまう。
変更したら酷評され、真似したらキレられる監督に同情します。
エピソード6 プログレ最終話「アワラン」 あらすじと感想
あらすじ:半機械化したヒドミはハルハラハル子に「夢が叶ったのなら井出を返してくれ」と頼むがハル子は拒む。代わりに「頼んでないものをあるようにすることはできない。その力を代わりによこせ」
ヒドミが選んだ答えは・・・・
感想:アトモスク✖️ヒドミ✖️ハル子に決着がつく。
「フリクリ」のストーリー的にも一応決着か。
pillowsの「LAST DINOSAUR」が流れニヤリとする。
フリクリファンなら見届けてください。
まとめ
無理してフリクリ作る必要あったのか?余計な設定・作画崩壊・キャラ・何一つ輝くものがない。もちろん前作も尖っていたので全体を見ると平均かもしれないがそれぞれが「尖って」いたので必ずどこかで「人を驚かせ、感動させる何か」が見つけられた。それが、ないのだ。
「そうだ、Pillowsの壮大なMVと思おう」
これで良いのだ。
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Netflixではフリクリ オルタナとプログレが配信中だが、「前作のフリクリ」は配信がされていないのだ。
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長い長い記事を最後まで読んでいただけただけで嬉しいですが、せっかくなので次作品「オルタナ」感想もどうぞ
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