映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』はつまらない？海外の感想評価まとめ

「主役は死なせない精神が邪魔」「最高傑作だ！」「同じ展開」「地球最強の映像美」「白人最高！」「どうせ続編で生き返るよ」世界で話題の映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』は駄作か傑作か？海外の感想評価をまとめてみました。

視聴後も視聴前でも読んでみる価値があります。

映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』あらすじ、結末までネタバレを５分で知りたい方はここから↓

映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』作品情報

上映日：2022年12月16日（米国）
上映時間:3時間12分
制作：アメリカ
公式サイト：
公式サイト（英語）
公式サイト（日本語）
言語：英語
別名：Avatar 2
撮影場所
ニュージーランド、ウェリントン、ストーン・ストリート・スタジオ
制作会社
20th Century Studios
TSG Entertainment
Lightstorm Entertainment

あらすじ

ジェイクがナヴィ人に生まれ変わって14年新たな家族たちを迎え生活していたが、一度撤退したはずの人類は再びパンドラの資源を狙って侵略してくる。そして傭兵団を率いているのはかつて死んだはずのクオリッチ大佐だったが、なぜか彼もナヴィの姿となってた。

スタッフキャスト

監督
ジェームズ・キャメロン
脚本
ジェームズ・キャメロン
リック・ジャッファ
アマンダ・シルバー
ジョシュ・フリードマン
シェーン・サレルノ

キャスト
サム・ワーシントン..ジェイク
ゾーイ・サルダナ …ネイティリ
シガニー・ウィーヴァー…キリ
スティーブン・ラング … クオリッチ
ケイト・ウィンスレット…ロナール
クリフ・カーティス …トノワリ
ジョエル・デヴィッド・ムーア …ノーム
ジェイミー・フラッターズ …ネテヤム
ブリテン・ダルトン …ロアク
トリニティ・ジョリー・ブリス…トゥク
ジャック・チャンピオン…スパイダー

映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』海外の感想評価まとめ

この先はネタバレをなるべく控えてはいますが（完全にではない）映画『アバター2:ウェイ･オブ･ウォーター』の海外の感想評価をまとめて”面白いとつまらない”の二つに分けて紹介していきます。

「面白い！」肯定的な感想まとめ

7/10
視覚的に美しく、アクションも満載だが、ストーリーは軽い
この続編は、前作に匹敵するデザインと外観を持っているが、もはや同じインパクトはない。海の舞台は、私たちが驚嘆するような新しい生き物をもたらしてくれるが、-13年前のように息を呑むような新しさはない。
アクションシーンは多く、どれも見ごたえがあるが、繰り返しが多いか、『タイタニック』など過去のキャメロン作品から拝借している感がある。
私にとっては、グレースというキャラクターと悪の大佐の両方を復活させるのはやりすぎだと感じた。大佐は『ダイ・ハード3』のように兄弟にすることもできただろうが、その場合、思春期の「スパイダー」のキャラクターについて、さらにストーリーの変更が必要になる。でも、「家族の大切さ」というテーマを全面に押し出すよりは、その方が良かったかもしれません。ただ、「家族の大切さ」というテーマを全面に押し出すよりも、「付随的な人物しか死なないようにしよう」というテーマが私には多すぎる。
3Dや高フレームレートも、私には何のプラスにもならず、本物の映画ではなくビデオのように感じられることもあった。しかし、興味深いことに、このビデオ感はホビットの映画のように常にあるわけではなく、行ったり来たりする。
本作のストーリーは、ジェイクとクローン大佐の戦いとなり、パンドラ対人間というグローバルな側面は脇に追いやられています。クローン大佐ではなく、新たな敵役が将軍の命令に背き、エイハブ船長と白鯨のように、ジェイクを追い詰めるために無許可離隊をするのであれば、もっと面白くなったでしょう。

9/10
ジェームズ・キャメロン…。
彼はまたやってくれた。しかも、その方法がよくわからない。彼は何か神秘的で特別な力を持っていて、私たちに気づかれないように密かに操っている。そうやって私たちを騙して、苦労して稼いだお金を全部使って彼の映画を観せているのです。というのも、これらはジェームズ・キャメロンの最も典型的なトレードマークであり、彼の映画のほとんど全てにおいて、アバター2でもまた忠実に採用されているのです。
ストーリーは紙一重で、台詞は16歳のインターンが書いたように軽く、映像とは比例しない信じられないほど安っぽいサウンドトラック。そして主役サムの演技力は皆無で、悪人は100％完璧な悪人 、善人は聖人君子のような人たちという９０年代の典型的。物語のメッセージとモラルは削岩機と同じくらい繊細で微妙だ。
しかし、彼と彼のビジュアルデザインチームが作り上げた世界は、まさに芸術品…。驚くほど美しく、創造的で、独創的で、その場に居合わせたくなるような、痛快な作品です。アクションシーンはいつものように確実に素晴らしいし、本当に心に響く感動的な場面もある。
正直なところ、ストーリーは予測可能で、1作目のほぼ段階的な焼き直しに近い。しかし、魔法がそこにあり、それが本物であるため、これを気にすることはほぼ不可能である。
そして、クジラが…。クジラだ。鯨のような生き物も 魔法にかけられたようだ。お馴染みのキャラクターも以前と全く同じで、13年待ったことが嘘のように思える。まるでしばらく会っていない友人と会っているような感じです。
特にゾーイ・サルダーニャが大好きで、彼女は常にアバターで輝いていたスターでしたし、出演時間は少し短くなったものの、この作品でも同じように魅力的です。新キャラクターも皆いい味を出していて、全体を強力に補完しています。
クリフ・カーティスは海の民の長として非常に力強く、ケイト・ウィンスレットは彼の仲間として全く見分けがつきません。
しかし、最も大きな、そして最も嬉しい驚きは、ジェイクとネイティリの子供たちです。1人を除いて、若く、ほとんど経験のない俳優が演じていますが、皆、自分の任務を完璧に理解しています。彼らは例外なく、愛らしく、魅力的で、とてもリアルです。
彼らはそれぞれ、成人することで生じるそれぞれの悩みに対処しなければなりませんが、この若い出演者たちは皆、完璧に配役されています。私は彼らを愛しました。しかし、「だがしかし」は、私がこれまで見た中で最も驚くべきキャラクターとパフォーマーの組み合わせのひとつである。シガニー・ウィーバーが14歳を演じているのです。そうです、その通りです。そして、それは驚くべきことです。彼女もすごい、全部すごい…。
ジェームズ・キャメロン もし彼がスーパーヒーローだったら、彼の名前はマジック・ムービー・マンだろう。

アバター：ザ・ウェイ・オブ・ザ・ウォーター」は、非常に長い映画であるにもかかわらず、時には優れた続編である。特にIMAX3Dで見ると、より美しいです。この映画では、「アバター」シリーズをより深く理解することができます。この映画は、アバター嫌いの人たちを幸せにすることさえできるかもしれません。

この映画は、偉大なるジェームズ・キャメロンによる真の傑作である。この映画を観た後、どのような気持ちになったかを説明する言葉がありません。

単純に言葉を失う、パンドラへの帰還は魔法のようだった。数え切れないほど面白いし、キャラクターもよく構成されているし、彼らが経験する出来事も感情的で胸がいっぱいになる。すでにもう一度見に行きたいと思っています。

この映画は、前作が好きな人ならきっと気に入ると思う。映像は美しいが、プロットに新しさはない。実写映画と呼べるかどうかさえもわからない。

グラフィックと3D効果に釘付けになりました。この映画には、ゆっくりとした脚本があり、しばらくの間、少し退屈に感じられたのが、小さな欠点である。

この映画は、CGIとストーリーだけでなく、アバターの伝説に本当に飛び込んでいくので、もっと多くの映画を手に入れることができるように見ることをお勧めしますこの物語はとても素晴らしいです私は、この映画は大丈夫になることを期待して行った私は非常に間違っていたジェームス-キャメロンは再びやった今年最高の物語を書いた別の驚異の映画、.

8/10
ジェームズ・キャメロンがまたもや技術的な偉業を成し遂げたが、ストーリーは単純で忘れられがちだ
アバター2を見る前に、昨晩、初代アバターを見直すことにした。私はいつも、その映像の見事さに畏敬の念を覚える。しかし、最初のアバターでは、ストーリーは基本的で単純であり、むしろ忘れ去られるようなものでした。アバター』シリーズは、シンプルなストーリーでありながら、壮大なスケールで描かれています。
アバター：ザ・ウェイ・オブ・ウォーター」は、丹念で完璧なCGIによってあらゆる試みが美しく縁取られた、魅惑的な映像の饗宴だったが、愛する人を守るというメッセージは目新しいものではないが、工夫が凝らされたものであった。
ジェームズ・キャメロンの完璧主義のレベルは観客にも伝わり、すべてのフレームのディテールが正確で、いったいどうやってそれを実現したのかと考えずにはいられません。アバターに限らず、キャメロンの映画はほとんどすべて、このような技術的な達成を伴ったシンプルなプロットが定石になっています。シンプルであることは悪いことではありません。
初代『アバター』同様、キャラクターの設定は多く、前半はあまり感情移入ができない。しかし、第2幕でピークに達するスリルや興奮は、その価値がありました—これは、ほとんどの高予算映画のトリックで、彼らはビジュアルや技術の達成であなたを魅了しますが、観客が5年後にそれを話し続けるために、ストーリーはそれほど壮大でも特別でもないのです。キャメロンが連れて行ってくれるパンドラの世界は素晴らしく、壮大なコンセプトで作られているが、ストーリーには、この映画を気取った傑作にした感情的な魅力がないのである。
映像は相変わらず壮大だが、今回はストーリーの繰り返しと、映画が提示する限られたキャラクターアークを認識しないわけにはいかない。アバターは—青い人は別として—非の打ち所のない、この世のものとは思えないビジュアルを持つ映画として記憶に残るだろうが、ストーリーは忘れられたままである。
映画には純粋な現実逃避が必要なものもあり、観客がそれを必要としている場合もあるが、アバター2はそれを実現している。アバター2」は、必ずしも素晴らしい作品になるための条件をすべて満たしているわけではありませんが、その優れた点は、観る者に驚きと全身全霊の没入、そして美しさの瞬間を与えてくれるでしょう。
この映画を観て、その間違いや欠点を指摘するのは簡単だが、192分の上映時間を通してこの映画が提供する楽しさと冒険には抗しがたいものがある。ジェームズ・キャメロンがこの映画を一般観客向けに作っていることは明らかであり、不完全ではあるが、確かにその目的は達成されているようだ。

9/10
映画館に観に行く価値のある映画
この映画は、ストーリー的には素晴らしいとは言えませんが、とても楽しくて、見に行く価値がありました。この映画は、ストーリー的には素晴らしいとは言えないが、非常に楽しく、見に行く価値は十分にある。
映像は素晴らしいの一言で、今年の他の超大作CGIが冗談に見えるほどである。3Dで見ることを強くお勧めしますが、ほとんどの場合、ギミックとして安く行われるため、そのほとんどは目新しさです。このケースではない.最大の驚きは、彼らがちょうど右に合わせて1stムービーからいくつかの文字を返した方法でした。
映画館（できるだけ大きなスクリーン）で見るか、わざわざ見る必要はないでしょう。

10/10
13年経っても驚きの連続
ジェームズ・キャメロン監督は、『アバター：ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』ではパンチを効かせず、我々のキャラクターをさらなる限界まで試し、この文化的アイデンティティと母なる自然の壮大な物語にどれだけ我々自身を反映させることができるかを試している。この映画が私の心の中で特別な位置を占めているのは、単に技術的な進化が見られるからではなく、これが現代の神話作りの最高峰だからである。大げさな言葉を並べるつもりはないが、驚異的な出来栄えだった。最高のアクションと、ここ数年で見た中で最高のビジュアルが対になっている。驚くべき旅。3時間があっという間でした。大好きな作品なので、今週末にもう一度見るのが待ち遠しいです。なんて映画なんだ。

7/10
ベストショットではない
視覚効果は素晴らしい。でも、キャメロンはもっと上手になるべき。
私はキャメロン監督の大ファンです。監督としての腕前だけでなく、脚本家としての腕前も。しかし、今回は目標を達成できなかったようだ。彼が滅多に続編を作らないことは知っている。しかし、これが彼のできるベストなのだろうか？ストーリーは前作と何も変わっていない。繰り返される危機、繰り返される敵、繰り返される葛藤、そしてちょっと待てよ、なんだ？タイタニックの繰り返しまで。本気ですか？
監督としても、以前のレベルには達していない。長い間、この映画のペースは遅すぎると感じていた。たしかに水中シーンは驚異的だ。しかし、これは『ブループラネット』ではなく、SFアクション映画なのだ。少なくとも、ほとんどの観客がこの映画に期待しているのは、そういうことなのではないだろうか？

「つまらない！」否定的な感想まとめ

『ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』は、これまでスクリーンに映し出された中で最も素晴らしい視覚効果作品の中に収まっている、肥大化した、しばしば退屈する雑な映画である。

もし私が自宅のテレビで『アバター：ザ・ウェイ・オブ・ウォーター』を見たなら、単に平均より少し上のSF／アクション映画とみなして、そのまま帰ってしまっただろう。しかし、3Dの大スクリーンで観たこの映画は、私がこれまで観た中で最も視覚的に壮観な映画であった。

文字通り「水を入れるだけ」の映画化。きれいな色でも、退屈さを補うことはできない。

4/10
アバターのアバター
今見たのは、アバターのアバターに違いない…本物であるはずがない。
ポストコビッド・シネマと呼ばれる荒廃の中で、かつての成功作のスープをかき混ぜることで、再び興行収入を上げようとする魅力的なアイデアであることは理解できますが、これはまさに「アバターは海へ行く」だった…。せめて新しいアイデアを期待するのは酷だったでしょうか？何かサプライズがあったのでしょうか？少なくとも、古くて陳腐なスープの材料の一部が革新されることを期待しすぎていたのだろうか？
シガニー・ウィーバーを死から呼び戻したのであれば、それは明らかにやりすぎだった。
ところで、「タイタニック」のシーンがいくつかあったかな？ジョーズ』のシーンも？いや、見てない……。それとも見たかな？
というわけで、アバターのアバター、水量多め、バンバン撃ちすぎ、周りに子供多すぎ。終わらない3時間12分……。

3/10
今までどうだったんだろう？
ビジュアルは再び10/10だが、残念ながらそこで終わっている。
前作の威厳と畏敬の念は全くなく、ガラクタの再利用に頼っている。単にパート2ができるかどうか試す前に、続編を準備することはおろか、どうやってこれがうまくいくと考えたのか、私には想像もつかない。
13年後、この映画は、世界がアバターと主人公から離れたことを明らかにした。つまり、この13年間、ワーシントンは爆死続きで、ほとんど忘れられていたのに、彼の復帰に興奮しろというのだろうか？1作目を画期的で息を呑むようなものにしたものは、文字通りすべてこの映画にはない。

1/10
スマーフとのダンス、パート・デュ
カタリネ・ショウアルター2022年12月14日
バブルガムのような外見とは裏腹に、『アバター2』のアクションの大部分は力強い感情で動いている。パパ・スマーフ（サム・ワーシントン、演技かもしれない。CGIだからわからないけど。）ネイティルのアイデンティティは他人が自分をどう見ているかに根ざしており、自分が何者であるかを語る機会を与えられていません。そのため、ネイティリは自分の視点を否定する家父長制の社会的風潮の中で、自分の名前を確立するために旅立ちます。
クリフ・カーティス演じるたくましいトノワリ、CCH・パウンダー演じるもちろん賢いモアト、シガニー・ウィーバー演じる体格以外はアメリカ人のキリなど、一風変わった仲間たちがネイティリの冒険の道中、チームを組んで登場します。ケイト・ウィンスレット（彼女は小切手を換金するよりも『TITANIC 2』を撮影しているほうがいいように聞こえるが）の歌声も、たしかスマーフ・ウィローの役で登場する。しかし、パンドラのネオン塗りの光沢の下に湧き上がる、やるせない敗北感は何にも持ち上げられない。
どんなに古風で頑固なコロニアル志向でも、シアン・ヒューマノイドが手渡した馬鹿げたパッケージに包まれているのだ。しかし、不条理は必ずしもシンプルであることの証ではない。INSIDE OUT』や『THE MUPPET MOVIE』（ゴンゾ！）のような野心的な作品は、鋭いウィットと青いキャラクターが相容れないものではないことを証明している。AVATAR 2」は、これまでの優れた作品によって設定されたハードルの重圧に屈し、物語上のニュアンスに手を抜き、派手な花火のような演出を優先した。

5/10
空虚な美しさ
ジェームズ・キャメロンが今年最大の失望をもたらした。アバター2」は空虚な美しさしかない。
まずは、ナレーションで急遽プロットを紹介するところから始まる。ジェイクは幸せな男で、どういうわけか子供も作っている。このことは一切説明されないが、どうやらそれは重要ではないらしい。
人々はまたここにいて、理由があってまた悪者になっているのです。ジェイクは美しい水の世界へ逃げ、その後、森の世界の話は聞かれません。おそらく破壊されているのでしょうが、かつての部族が大量虐殺されたことを気にする人はいないでしょう。ジェイクはそうではない。
彼の息子は触れてはいけないクジラを触っているので、そちらの方がずっと興味深いです。人類はなぜかマイルズのクローンを送り込み、ジェイクの反乱を阻止するのが目的だったにもかかわらず、巨額の資金を使ってジェイクを追い詰めますが、すでに反乱は成功しています。ジェイクは身を潜めていたのに、なぜかまだ追い詰められている。
3時間の映画としては、アバター2はかなり急ぎ足に感じられる。小ネタが登場したり、ほのめかされたりしたかと思えば、解決することなく投げ出されたり、大きなプロットが急ぎ足に感じられたりするが、全く不必要な捕鯨を30分も見ることになる。
ジェイクの新しい子供たちに愛着がわくはずだが、唯一、人格の深さを示しているのは、実の父親にさえ何度もいじめられ、そのために罰を受ける子供だけである。どのキャラクターも浅はかな抜け殻のようで、愛着を感じることはとても難しい。
台詞もひどいもので、「さあ、兄弟、家族のためにやらなきゃ」以上の深い意味はほとんどない。ただでさえひどい台詞が、「兄弟」の多用で氷点下のレベルまで落ち込んでいる。
どのやりとりも自然とは思えません。スパイダーというキャラクターはその典型です。彼はひどい配役であるだけでなく、プロットにまったく何の役にも立っていない。彼がしたことは、マイルズに何度か殺しをやめるように丁寧に頼んだだけだ。この映画で最も深みと成長を見せたキャラクターはクジラだ。冗談抜きで。
エンディングは極めて物足りない。新しい水の部族は完全に捨て去られるだけだ。水上族が新しい仲間をクールな水上流で助けるような大きな戦いもない。
彼らはジェイクと一緒にそこに乗り込んだ後、ただ消え、私たちはこの2時間見てきた同じ5人がいつもと同じことをする冒頭の戦いの焼き直しを見ることになります。またしても、この戦いを救っているのは、あの同じクジラだけなのです。結局、新しいウォーターワールドの設定とそこに登場する人々は、プロットやキャラクターに実際に作用するものではなく、美しい背景に過ぎない。
すべてが悪いのか？いいえ、「アバター2」は素晴らしい出来栄えです。アクションシーンは見事だし、壮大な生き物がいる水の世界も美しい。でも、それだけなんです。中身のない空虚な美しさだ。私にとっては、それが今年最大の期待はずれかもしれません。

6/10
何の変哲もないプロットに名作CGI
とても美しい作品で気に入りました。CGIや撮影は芸術作品です。また、誰もが絶対に見るべき映画館で見ました! しかし、プロットはとても居眠り祭りでした。ヒーローが登場し、成長し、家族がいて、悪者がいて、ヒーローは脅かされ、反撃しなければならない。私は何度か精神的に参ってしまったが、気がつくと何も起こっていなかった。少なくとも、オージーの男は面白かった。
あと、長い。そのせいもあるかもしれない。家で間隔をあけて観たら、もっと楽しめそうです。
映像のために見に行ってください。ただ、ストーリーを理解するために頭を使うのは勘弁してほしい。

1/10
本当にひどい
この映画は、ジェフ・ブリッジスが80年代のゲーム機に吸い込まれるのではなく、数え方や文字の見分け方を教えるカラフルな子供向けゲームに行き着いたとしたら、『トロン』のような感じだった。軽快なバイクで走り回ることはないが、虹のユニコーンのハービーが「S***t」の綴りを教えてくれることは多い。
ジェームズ・キャメロンに何が起こったのかわからない。彼はいつも才能よりエゴが勝っている平均的な監督だが、これはキャリア最低の作品に違いない。というのも、この人は最初の「アバター」を作った人だからです。基本的に「偉大なる白人の救世主」というトリックをスマーフに適用したものだった。この作品では、家で待機してください。

5/10
控えめに言ってもガッカリ
私はこの映画を楽しみにしていたと言っても過言ではありません。2009年に公開された最初のアバターは大人気でしたが、時が経つにつれ、人々はこの映画に対してより批判的になってきましたが、私の意見は決して変わりませんでした。「アバター1」は史上最高の映画ではありませんが、最悪の映画でないことは確かで、「青い人たちのポカホンタス」というだけでなく、もっと評価されてしかるべき作品だと思います。しかし、この続編には失望させられました。
クオリッチが死に、軍がパンドラから追放され、ジェイクがアバターの体に永久に乗り移った状態で1作目を終えた。クオリッチが都合よくアバターの姿で復活し、ジェイク・サリーへの復讐に燃えているうちに何年も経ってしまったのだ。彼の行動の動機は他に何もなく（クオリッチが父親であることですら脇役）ジェイク一筋で、復讐のためにかなりの軍事資源を費やしても構わないと思っている。
一方、ジェイクはパンドラに新たにやってきた人間の民兵に直面して、家族思いで一族のリーダーを演じていましたが、クオリッチが戻ってきたことを聞き、別のナビ族の住む海への脱出を決心するのです。この後、海辺のサリー一家を3時間近く追いかけ、そのほとんどが豪華な映像で描かれているが、ストーリーテリングやプロットポイントは明らかに、すでに制作されている多くの続編のためのお膳立てに過ぎない。ジェイクの養女は不可解な力を持ち、息子は基本的にクジラと仲良くなり、映画はその後、動物を狩ることがいかに悪いことかを視聴者に示すことにかなりの時間を費やす。
ジェイクがかつて人間であったことを振り返ることは一度もなく、ジェイクが人間と戦っていることから生じるかもしれない内的葛藤についても映画は全く触れていません。ネイティリとの関係もほとんど描かれず、ゾーイ・サルダナは犯罪的なほど活用されておらず、セリフの大半をただ叫ぶか泣くだけになっている。
パンドラの森林地帯で起こっているはずの人間対ナビの対立は忘れ去られ、人間を不老不死にする力があるとして切望されている新しい資源が街にあるという事実にも目をつぶっている（これは本当に投げやりなコメントで言及されているだけである）。その代わりに、ジェイクとクオリッチの戦いに巻き込まれ、3億ドルを超える予算であっても、この映画がいかに小規模であるかを改めて認識させられる、物足りないフィナーレへと発展していくのだ。
いくつかのショットは本当に美しいが、3時間も海にいると、映画製作者が以前パンドラで考えた奇妙で奇抜な驚きを、再び森で体験してみたいと思うだろう。
全体として、この映画は待った甲斐がなく、もう一度見るのはかなり先になりそうです。ジェームズ・キャメロン監督の名前がなければ、もっと低い評価になっていただろう。

まとめと感想

いかがでしたか？

この映画は期待されすぎたのに、続編を出すのが遅すぎた印象があります。あれから１４年、映像も進化してドキュメンタリー映像ではこのぐらいの映像は普通に出てきますし、舞台が陸から森って展開は先にゲーム『Horizon Forbidden West』でやってますし、この映像体験しちゃっていると感動は薄い↓

親子の絆、愛、互いに成長する様はやはりゲーム『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』で涙を流すほど感動済み、この見事な物語を見た後だと、なんとも薄味に感じてしまうのだ。

出すのが何もかも遅いんよ。