映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』物語ネタバレ!「シュレック5に繋がる最高のエンタメアニメ」




「シュレックシリーズ最高傑作!そして”5”を待ってるよ!」世界が称賛した映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』物語結末までネタバレ!

シュレックシリーズから派生した長ぐつをはいたネコプスが主人公のシリーズが2作目にして最高傑作ですよ!全てのエンタメが詰まったシリーズ最高傑作は何が面白いのか?を紹介していきます。

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映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』作品情報

上映日:
2022年12月21日(米国)
2023年3月17日(日本)
制作:米国
上映時間:1時間40分
公式サイト
DreamWorks Animation
Official Facebook
言語:英語/スペイン語
原題『Puss in Boots: The Last Wish』
製作会社
DreamWorks Animation
Pacific Data Images (PDI)

あらすじ

『長ぐつをはいたネコと9つの命』特報

長靴をはいた猫プスは、冒険への情熱が仇となり、9つの命のうち8つを使い果たしてしまったことを知り神話に登場する「願い星」を見つけて命を取り戻すために壮大な旅に出るが、元カノのキティ、猫に扮装したイヌ、一筋縄ではいかない変な奴らが立ち塞がり結構やばい冒険になる。いつもの調子で死ねにゃいのは辛いぞプス。

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スタッフ/キャスト

監督
ジョエル・クロフォード
ジャニュエル・メルカド
脚本
トミー・スワードロウ
トム・ウィーラー
ポール・フィッシャー …

キャスト
アントニオ・バンデラス… 長靴をはいた猫プス (声)
サルマ・ハエック… キティ・ソフトポーズ (声)
ハーベイ・ギレン… ペロ (声)
フローレンス・ピュー… ゴルディロックス (声)
ジョン・ムレイニー… ジャック・ホーナー (声)
ワグナー・モウラ…ビッグ・バッド・ウルフ (声)
レイ・ウィンストン… パパ・ベア (声)
サムソン・カヨ … ベビー・ベア (声)
オリビア・コルマン… ママ・ベア (声)
ダバイン・ジョイ・ランドルフ…ママ・ルナ (声)
アンソニー・メンデス …ドクター (声)

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日本公開はいつ?

映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本上映は2023年3月17日(金)よりTOHOシネマズほか全国で公開を予定しています。公式サイトはこちら。

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映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』物語ネタバレ!

長靴をはいた猫ことプス(アントニオ・バンデラス)はかつて空から落ちてきた流れ星がどこか知らない場所に落ちたという『願い星』はどんな願いをも叶えてくれる魔力が秘められておりこの願い星は今も誰かが願いを叶えるのを待っているのだそうだ伝説がある。

デルマー総督の家で家主がいない間にパーティーで勝手に自分が偉大なヒーローであることを歌い、生きる伝説としてもてはやされ有頂天だったプスの前にデルマーが現れ警備員と乱闘を起こし、余興で打ち上げた花火のせいで眠れる巨人を目覚めさせてしまい屋敷を破壊される。しかし生きる伝説プスは物怖じせず巨人に立ち向かい角に教会の鐘を巻きつけぶつけて気絶させ決着をつける。群衆がプスを持ち上げ再び歓声が沸き起きるが直後に鐘に潰されたプスは潰されて死んでしまう。

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プスの残りの命

目が覚めたプスは町のドクター(アンソニー・メンデス)の診察所で目を覚まし、ドクターに鐘に潰されて死んだことを伝えられ、次は命がないと警告をされる。しかしプスには”9つの命”があるから大丈夫だ!と全く気にする様子がないが考えてみると
1:闘牛で、2:ポーカーでイカサマがバレて、3:酔って塔からから落ちて、4:筋トレで、5:大砲に入って、6:海鮮仏のアレルギーで、7:クッキーマンのクッキーが焼きあがるのが待てず、そして8:教会の鐘に潰され…
あと一回死ねば終わりだからプスの冒険生活から引退するよう勧められるもプスは気にしない様子で診療所を出る。

パブで牛乳を楽しんでいたプスの隣に賞金首ハンターのビッグ・バッド・ウルフ(ワーグナー・モウラ)がプスに掛けられた懸賞金には生死を問わずと書かれていると勝負を挑まれる。プスは余裕で挑むも湾曲した鎌のような剣を使うウルフはプスよりも圧倒的に強くプスは全く歯が立たなかった。もう死ねないプスの本能が死を悟り毛が逆立ち走馬灯を見てウルフに恐怖したプスは慌ててパブから逃げ出す。

そしてタイトルコール。

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猫に扮する小型犬ペリット

プスは長ぐつをはいたネコを引退し墓に埋めたあと普通の猫に戻ると、ドクターの提案に従い、ママ・ルナ (ダバイン・ジョイ・ランドルフ)という猫を多頭飼いしている女に引き取られ新たな名前”ピックル”をもらい大量の猫たちの仲間になるも、二足歩行を禁じられ、食事もキャットフード、トレイも順番待ち、そんな普通の猫の生活はストレスそのものだったがプスは立派に汚らしく目の光を失ったただの飼い猫になっていくのだった…。ある日、猫を装った小型犬のペリット(ハーヴェイ・ギレン)と知り合う。

ある日ママ・ルナの家に、パパベア(レイ-ウィンストン)、ママベア(オリビア-コルマン)、赤ちゃんベア(サムソン-カヨ)三匹の熊を従えた賞金稼ぎのゴルディロックス(フローレンス-ピュー)はプスの懸賞金を狙ってここまで辿り着くもプスに気付かず外にある “プスの”衣装”の墓 “を見つけプスを諦める。ゴルディロックスたちは次の計画は”願い星”の地図を持っているビッグ・ジャック・ホーナー(ジョン・ムレイニー)を襲うと話しているのを聞いたプスは衣装を掘り出し着替えたあとペリットと一緒に願い星の地図を奪いに向かう。

元カノ”キティ”登場

ビッグジャックホナーは大富豪で他のおとぎ話に登場する魔法のアーティファクトの蒐集家で次は”願い星”を狙っている。プスはジャックの隙をついて地図を盗もうとするが、かつての恋人、キティ・ソフトポーズ (サルマ・ハエック)に邪魔された挙句に、ゴルディと三匹のクマが乱入してしまいジャックに潜入がバレてしまう。プスはキティと宝の地図と一緒にペリットが運転する馬車に飛び乗り逃亡するも群衆の影の中にかつてプスを追い込んだウルフの姿を見て戦慄するのだった。

地図を奪われたジャックは集めまくった魔法のアーティファクト(ユニコーンの角、クロスボウ、白雪姫の毒リンゴ、不思議の国のアリスのクッキー、ファンタジアの魔法の帽子など他多数の品)をバックに詰め込むと魔法のステッキでカボチャを巨大な馬車にしてプスたちを追いかける。

プス、キティ、ペリットの三匹は地図の示すダークフォレストに入る。不思議な空間だったがそこは地図を所持する人に応じて環境が変化することが判明する。キティやプスが持つと冒険満載の危険な旅路になるが、ペリットが持つと楽観的な性格が反映された幸せな虹の土地に変わったため地図はペリットに地図が持つことになり旅は再開される。

ダークフォレスト

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三人の前に立ち塞がる最初の難関は3人は巨大な花畑「ポケット・フル・オブ・ポージー」、巨大なバラが立ち塞がりキティとプスは挑んで襲われるも、ペリット “Stop and smell the roses”(立ち止まってバラの香りをかぐこと)することで花が道を示してくれるのだった。その背後からゴルディとクマたち、そしてジャックとその子分たちが花畑に挑むも次々花に捕食されていくがジャックは魔法のアーティファクト”フェニックスの炎”を使い焼き払いながら進むのだった。

プスたちの前にジャックとゴルディたちが登場し三つ巴の戦いになりゴルディが地図を手に入れたため環境が切り替わりゴルディたちは地図を奪って先に進んでしまう。その騒乱の最中遠くにウルフの姿を見たプスはパニックを起こし逃げてしまう。

パニックを起こした暗い森を逃げ続けパニックで過呼吸を起こすもペリットの犬の癒し効果によって落ち着きを取り戻し、ペリットに感謝をしつつ9つの命を取り戻すために願い星が必要なことを白状する。そしてプスは冒険に魅せられてしまいキティとの結婚式の日に冒険に出てしまったこと、そしてそのことを後悔していることを白状する。その話を影で聞いていたキティはプスのために協力することを決める。

ゴルディの願い

地図を手に入れたゴルディの前に現れたのは、かつてゴルディが住んでいたコテージだった。過去に孤児でコテージに1人で住んでいたゴルディはベア一家に出会い引き取られるまで本当の家族を持ったことがなかったこと、そしてゴルディはそんな家族を持つ願いを持っていることが示唆される。

プスたちはゴルディのコテージに侵入して地図を奪うとキティが地図を手にして環境を変えてゴルディたちから逃げようとするがペリットが捕まってしまったため、再び道を作るためにプスが地図を手にして再度地図を変化させるがプスはクリスタルに閉じ込められてしまう。ペリットはゴルディたちと話をするがそこで彼女の希望である「家族」を既に持っているじゃないかと話をする。その間にキティはペリットを助ける。

プスは閉じ込められていたが、そこに現れたのはウルフだった。ウルフは死神の異名通りプスの9つ命を奪うことを伝えるとプスは再び恐怖に囚われてしまいその場を逃げ出してしまう。そして”星の場所”に到着すると急いで願いを叶える魔法の呪文を唱えようとする。そこにキティとペリトが現れキティは願いはプスと共有すると約束したのに自分で一方的に願いを叶えようとする姿を見て裏切られたと考えたキティはその場を離れようとするが、周囲をジャック、ゴルディ、三匹のクマに囲まれて絶体絶命のピンチになってしまう。

結末ネタバレ「プスの願いは?」

再び三つ巴の乱戦となり人々を吐き出し星形の火山の中で戦いが始まる。ゴルディが地図を手に入れるも赤ちゃんグマが死にかけたため地図を諦め家族を優先して命を助ける。最後まで自分しか考えないジャックは魔法のカバンに突き落とされて永遠の奈落に落ちていく。

そこに現れたのは死神ウルフがプスの命を奪いに現れプスに剣を投げ、地図を持ったプスを見てどうせ命を粗末に扱う望みを叶えるのだろうとバカにするがプスはキティやペリットと過ごした時間を振り返り、最後の人生を大切にしようと決意し地図を捨てると覚悟を決めた表情で剣を手に取りウルフと決闘する。激しい戦いの末はウルフの武装を解除することに成功する。ウルフと完全決着を求めるプスは剣を取るように伝えるもウルフは再び会うことを約束してどこかに立ち去ってしまう。

ウルフは去ったが今度はジャックが魔法のバックの中でアリスの成長クッキーを食べてバッグから脱出する。ジャックが地図を持ち魔法の呪文を唱え始めるが、ペリットがプスの真似をしてかわいい子犬の目を発動しジャックはまんまと騙されてしまう。

その隙にプス、キティ、そしてゴルディは地図を三人同時に引き裂き火口に残ったジャックは火口に沈んでしまう。

ゴルディはクマたちを本当の家族として接して既に願いが叶っていることを伝え立ち去る。

数日後、デルター総督はバカンスに向かうため船付き場に向かうも自分の船が盗まれたことに気がつく。船を奪ったのはもちろんプス、キティ、ペリット。行き先はプスの古い友人を訪ねると言い物語は終了する。

シュレック5が始まる?

SHREK 5 : Rebooted (2023) Dreamworks Animation – 5 Pitches for the Movie

海外では映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』のエンディングで「古い友人に会いにいく」というセリフと緑の怪物の姿が示唆されているため、次は「シュレック5」が公開されるのではないか?と話題になっています。

現時点ではシュレック5の公開時期は未定ですがシュレックシリーズは1〜4が3年おきに公開されていることから映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の2022年から3年後の2025年に公開されるのではないか?と言われていたり、2023年にシュレック5が劇場公開されるという噂などが飛び交っていますが、公式は現時点では何も明かしていません。が、楽しみですね。

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海外の感想評価 IMDb:7.7/10

9/10
ついに!純粋に良い子供向けアニメ映画!!!

この数年、子供向けアニメはほとんど例外なく同じようなものばかりで、うんざりしている。この映画もその一つで、大人が目を丸くするか寝てしまうような、お下劣なユーモアとストーリーの作品ばかり。これはその例外の一つである。
キャストのあらゆる部分が完璧な声優であり、古い物語のコンセプトを比較的新鮮に、また面白く感じさせてくれる点で、この作品は勝者であるといえるだろう。何より、この映画は低俗なトイレのユーモアに頼ることなく、笑いを売っているのが素晴らしい。私のお気に入りは、ジミニー・クリケットを使ったある遊びで、きっとあなたも爆笑することでしょう。
アニメーションは少し物足りなかったので星を1つ減らしましたが、これは主観的なものなので、その辺りは見る人それぞれの判断にお任せします。私にとっては、アクションが始まると、不具合や不完全さを感じるのですが、そのスタイルを楽しむ人もいるかもしれません。
全体としては、今月末に公開されるこの作品は非常におすすめです。子供も親も楽しめる映画であることは間違いない。私は楽しめたことを知っている。

9/10
この映画は、「シュレック」以外のドリームワークスのベストムービーです!

この映画は、「シュレック」の本編は見たけど、「長靴をはいた猫」のスピンオフ作品は見たことがなかったので、娘と一緒にあまり期待しないで見に行きました。しかし、クレジットが流れた時、この映画の良さに衝撃を受けました。
ストーリー自体は機能的ですが、すべての登場人物に意味と親近感のあるアークが与えられています。偉大なヒーローとしての日々を終えようとしているメランコリックなパス、いつも前向きな犬の相棒、そして魔法のマカフィンを手に入れようとする敵対する3者の間で、たくさんのことが起こっているが、どれも無理やり押し込んだ感じがしない。
この映画がもたらす2つの大きな財産は、ユーモアと見事なアクションシーンである。まず、この映画は噛みごたえがあり、1作目のシュレックのトーンに戻り、子供と大人の理解レベルで動いているジョークがたくさんある。子供には分かりやすいストーリーですが、探求されているテーマは比較的成熟したもので、大人を夢中にさせるでしょう。
次に、最近のディズニー/ピクサー映画が洗練されたCGIスタイルでアクションをエキサイトさせることができないのに対して、長靴をはいた猫は戦いが始まると完全に『Into the Spiderverse』になる。1秒間に12コマの華麗な映像、あらゆるフィルターやギミックを駆使したハイパーなスタイルで、大掛かりなセット=ピースを本当に特別で印象的なものに昇華させるのだ。特に、謎の賞金稼ぎとの決闘は圧巻だ。
完全なオリジナルではないものの、「長靴をはいた猫」。『シュレック』のエッジの効いたユーモアと『イントゥ・ザ・スパイダーバース』の映像美を融合させ、比較的成熟したヒーローの旅が終焉を迎えるというストーリーは、私が思いつくどのアニメよりも『ローガン』に近いと言えるでしょう。ああ、念のため(個人的にはあまり気にしていないのだが)ここには、認識の妨げとなるような政治的意図は全くない。

まとめと感想

映像がシンプルで美しい3DCGではなく、少しなめらかな水彩や油絵絵画のような要素も入った美しいCGでプスの冒険が描かれている。前作だったか卵が出てくるやつはあまり面白くなかったので期待せずに見たが驚いた。シュレック3、マダガスカル3を見た時のような視聴者が喜ぶようなエンタメ要素がぎゅうぎゅうに詰まった素晴らしい子供向け作品に仕上がっていたのでテンションがズーーーっと上がりっぱなしだった。

冒頭でいつもの調子でノリノリだったプスが巨大なサイクロプスをさっさと倒していきなり死んでからの、プスの命が残りわずかからの強敵ウルフの登場、引退、堕落した普通の猫生活からの孤独で陽気なドンキーのような立ち位置の犬ペリット、反目している美しい元カノキティ、願いを叶える願い星を手に入れるために地図を持つ人によって様相を変える魔法の冒険の地、人間の家族を望むゴルディとクマ一家、さまざまな魔法を習得したがっているコレクターのジャックなど次から次へと邪魔と冒険と恋愛と友情が入り混じってとにかくもう面白いの連続。酒飲んでみたらもっと他の観客と一緒に叫びながら見れそうだった。明日が休みだったらもう一回見ても良いぐらい良作アニメ。

そしてラストに突然シュレック5示唆。どうせ示唆で終わるんだろ?と前作シュレック4から10年以上経っているので諦めながら海外の情報を集めたらどうやらシュレック5の情報はずっと出ていたらしいが蓋を開けてみたら「長ぐつをはいたネコ」シリーズの最新話だったりしてがっかりした人や、いや、ドリームワークスはシュレック5を作っていないとは言ってないと予想や推測、考察が飛び交っていたが、そんな騒動も今回のラストで古い友人に会いにいくとはなんとも嬉しい続編示唆で終結。でも次に始まったのはいつ公開か?合戦、まあいいや、シュレックシリーズは大好きだから。いつだって楽しみにしている。もちろんいきなり2023年公開しても嬉しい悲鳴をあげてしまうだけなのでおk。

日本公開は来年3月お楽しみに。

Netflixならシュレックシリーズ1ー4とホリデースペシャル2作、長靴をはいたネコの1作目を視聴可能。凄いぜNetflix。

Netflixで色々見る⇦
マダガスカルも見ようぜ

そしてまたマダガスカル3観たくなった。

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