『テリファー』殺人鬼アートのイケメン素顔と正体とは?彼はなぜ何度も生き返ったのか?




残虐ホラー映画「テリファー」シリーズに登場する殺人ピエロのアートの正体とイケメン俳優の素顔とは?劇中ピエロのアートはなぜ”何度”も生き返ったのか?なぜ生きているのか?を解説していきます。

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『テリファー1&2』殺人鬼ピエロのアートとは?

テリファーシリーズに登場する殺人ピエロアートとは、男性であること以外は何も明かされていないサディスティックな嗜好を持つ残虐なピエロの姿を好む殺人鬼である。

テリファー1ではハロウィンの夜にふらふらと街中を歩き目をつけた二人組の女性に執拗にストーカーを行いお店に入ると笑顔で飴ちゃんを与えたと思ったら、店舗のトイレに汚物を塗りたくりまくって店員に追い出されるがこっそり戻って店員二人を残虐な手口で殺害するなど少しでも彼の邪魔だと判断されたら最後、必ず殺されてしまう。その後目をつけた女性二人を一人ずつ拉致した後、映画史上稀に見る残虐な方法で、かつ、笑顔で殺し、助けにきた人を殺し、助けに来た人をまた殺しまくるのだった。彼はなぜ人を殺すのか?については何も劇中では語られることはなく「テリファー1」では全く脚本がないに等しく一切説明がないまま殺人狂に目をつけられてしまった美女二人の行く末を楽しむ映画になっている。

彼のトレードマークであるゴミ袋の中には基本的に使い古された錆びた凶器が大量に入っておりさまざまな方法でかつ残虐な方法で殺害することを楽しむ傾向にある。そして一度殺すと決めた相手は絶対に殺さないと気が済まないのである。

アートの性格について

アートの性格は残虐で無口でピエロのように常に笑い、人の苦しみ悶える姿が大好きなサイコパスである。

「テリファー2」でも彼の行動は何も変わらず、目をつけたら容赦なく殺す。大人も子供も性別も関係なく殺しまくる。相変わらず殺し方は残虐で1以上の殺し方で世界中の視聴者の気分を害しまくりついに映画館で吐いてしまう人が続出させてしまう。超ざっくり説明すると錆びたナイフで生きたままめったぎりにした後大量の塩をバッサバッサふりかけた後にすでで塗りたくり、生きたまま頭皮を剥がして、そのまま生きたままどこまで生皮を剥がせるか?チャレンジして上半身全ての皮を剥いでも生かし続けるという最悪の方法で人を痛めつけていた。そしてその様子を被害者の母親に見せつけて”どう?すごいでしょ?”と笑顔で拍手を促していたほどである。

人を苦しませるために努力は惜しまず彼はいつも新しい武器を製造しており、ゴミ袋の中に入っている武器全ては明かされていないが、2では木のハンマーに五寸釘をグッサグサに刺した凶悪なハンマーを作成して被害者にガンガン使いまくっている。

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なぜ生きている?生き返ったのか?

前作『テリファー』で殺人ピエロのアートは警察に捕まる直前に隠し持っていた拳銃で自らの口から頭を撃ち抜き自殺します。しかし警察がアートの遺体を安置室に連れて行くと突如停電が発生した後になぜかピエロのアートは復活し検査官に襲いかかったところで『テリファー』は終了している。

ピエロのアートがなぜ復活したのか?なぜ生きているのか?についてテリファー1で特に理由は明かされていませんが、停電の様子は明らかに”超常現象”だったため、”超常的な何か”の存在を示唆されているだけでした。

そして今作「テリファー2」では第三者には見えない”謎のピエロメイクの少女”が登場する。(謎の死神メイクの少女について正体はこちらを読む)テリファー2からこのように超常的な何かを秘めた”悪魔”を示唆する描写が出てくる。キャラクターは暗闇で目が金色に光る描写では、劇中でピエロのアート、謎のピエロの少女、そして前作のヒロインビッキーの目に悪魔が宿っているような描写も出てくる。

そして極め付けは2のラストで再びアートは首を切断されて殺されるが、前作のヒロインビッキーの子宮から生きた生首として産まれ落ちるという…。このことからピエロのアートは悪魔のような超常的な存在から”不死身”を授かったのではないかということがわかる。

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「テリファー」殺人鬼俳優の素顔と正体

マスクのイメージが強烈なピエロのアートですがもちろん本編では一切素顔を見ることができません。が、やはり前作を見て続編を見ると素顔が気になるところですよね。

「テリファー」「テリファー2」でサディスティックで残虐な殺人鬼ピエロのアートを演じているのは俳優の『デビッド・ハワード・ソーントン(David Howard Thornton)

1979年11月30日にアメリカ合衆国アラバマ州ハンツビルで生まれた現在43歳の男性。舞台、映画、吹き替えで知られる俳優。
「Dr. Seuss’s How the Grinch Stole Christmas」のツアーで、Grandpa Who役を演じたことで知られている。また、ビデオゲーム『Invizimals.The Lost Kingdom』では、Shizokuらの声を担当。また、YouTube「ナイトウィング・エスカレーション(nightwing escalation)」ではジョーカーを怪演、映画「テリファイア」ではピエロのアートを演じて数々の賞を受賞。その後もインディーズや短編映画、テレビシリーズに出演しついにテリファーの続編であるテリファー2が2022年に公開され前作以上の高評価と興行収入を記録。(流石にスマッシュヒットしたホラー映画『スマイル』、ハロウィン最終章『ハロウィンEnds』が同じ頃に上映されているため埋もれかけましたが、日本でも海外でも上映前から話題になっており人気も収益も上々)

ジョーカー役を演じている姿はどことなく殺人鬼アートの面影があったりなかったりしますが、やはり怪演が好きなのでしょうか。

前作テリファーの怪演が認められ2019年ファングリア・チェーンソー・アワードでチェンソーアワード助演男優賞ノミネート、2018年ファイトメーターアワードのフライトメーター賞最優秀男優賞を受賞しています。

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まとめ

テリファー1と2に登場するサディスティックな殺人ピエロの正体はイケメン俳優の『デビッド・ハワード・ソーントン(David Howard Thornton)』さん。まだインディーズや短編映画に出演する売り出し中の俳優ながらテリファーシリーズで一気に知名度を上げたため来年以降はどんな怪演を見せてくれるのか楽しみですね。

そして殺人鬼ピエロのアートが復活した理由は明確に明かされているわけではありませんが悪魔、超常的な力がアートに力を与え文字通り不死身の魂と肉体を獲得したと思われます。2のラストの最悪の展開には思い出すだけで吐き気がしますが、ということはジェイソンにも負けない最悪のヴィランが爆誕ってことで今後もシリーズが続きそうで楽しみですね。

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