「心配するなマーベルファンよ、素晴らしい作品だ?」海外では古参と新規ファンで賛否両論なドラマ『シー・ハルク』1話〜全話(配信後に追記)エンディングまでネタバレ!一体海外の人は何に賞賛し何に激怒しているのか?みなさんはどう思いましたか?
もくじ
ドラマ『シー・ハルク』あらすじ
弁護士のジェニファーはシーハルクであることは仲良しのニッキと家族だけの秘密だ。しかし彼女はそんな何も知らない私たちに向かって、かつて私は一般人だったのに”従兄弟”のブルースと一緒にドライブをしただけで…と昔話を始めるのだった。
ドラマ『シー・ハルク』キャストスタッフ
監督
キャット・コイロ
アヌ・ヴァリア
脚本/制作
ジェシカ・ガオ
ジョン・ブシェマ
ジャック・カービー
原作
スタン・リー
シリーズキャスト
タチアナ・マスラニー… ジェニファー・ウォルターズ
マーク・ラファロ… ブルース・バナー
ティム・ロス… アボミネーション
ベネディクト・ウォン … ウォン
ジンジャー・ゴンザガ … ニッキー・ラモス
ジャミーラ・ジャミル…ティターニア
チャーリー・コックス … デアデビル
ジョシュ・セガラ …オーガスタス・プグリエーゼ
シーハルクネタバレ配信日時は?
第1話「普通レベルの怒り」
第2話 「超人の起訴」
第3話:「エミル・ブロンスキーの仮釈放」
第4話:「本物のマジックとは?」
第5話:「ノリノリ、緑、デニムの着こなしバッチリ」
第6話:「ただのジェン」
第7話:「リトリート」
第8話:「ケロケロ ジャンプ」
第9話:「主人公は誰?」
シーハルク第1話「普通レベルの怒り」ネタバレ
弁護士のジェニファー・ウォルターズ(タチアナ・マスラニー)が最終弁論を勝ち取るところから物語が始まる。大手ライバル事務所との対決に選ばれたことでジェニファーは緊張しているが先輩女弁護士のニッキはもしもの時は”ハルク”になればいいじゃないと軽口を言えるが、彼女がハルクだということは親しい仲間だけの秘密らしい。
オフィスを出るとジェニファーは”画面のわたしたち”に向けていきなりこんな話をして申し訳ないと謝罪をして昔話を始める。シーハルクについての昔話だ。
昔は一般人だったジェニファーはアベンジャーズでお馴染み元祖ハルクで、従兄弟のブルースとドライブしていた。そこで彼女はキャプテン・アメリカが童貞だという持論を話していると突然目の前にサカールの飛行船が往く手を阻み驚いたジェニファーはハンドルを切って車ごと崖から落ちてしまう。怪我をしたブルースを助け出そうとした時にブルースの血がジェニファーの傷に入り込み彼女はシーハルクに変化してしまい独りどこかに去ってしまう。
目を覚ましたジェニファーは泥だらけで裸足だった、近所のバーに忍び込みトイレで顔を洗っていると、地元の若い女性たちが彼女がレイプにあったと勘違いして服と靴を恵んでくれる。電話をかけバーの前でブルースを待っているとナンパされたことに腹を立てたジェニファーは瞬時にシーハルクに変化して襲い掛かろうとするが間一髪ハルクに変身したブルースに助けられる。
目を覚ますと南国のリゾートのような場所で目を覚ます。地下に降りるとスマート(賢い)ハルク(すらっとした身長2mぐらいの状態で冷静)のブルースがいた。エンドゲームの後彼はトニー・スターク(アイアンマン)が作ってくれたメキシコにある秘密基地でハルクとブルースを融合するために研究をしていたのだという。ジェニファーはブルースと似た遺伝子を持っているため死なずにハルクになってしまったこと、ハルクから人間に戻ることはできないと説明される。
で、ブルースがここで培ったハルクを制御する方法を10年かけて教え込もうとするが、シーハルクに変身したジェニファーはハルクのように別人格が現れることなく、ジェニファーのままシーハルクになれることが分かる。
一緒に修練を始める。
翌朝からは変身した状態でハルクとしての日常生活の極意や強大なパワーをバランスよく扱う、どんなに酒を飲んでもほろ酔いを楽しめて一切潰れないメリット(だが二日酔いは起きる)、ヨガとマインドフルネス(瞑想)で集中力を学ぶが…ジェニファーには帰るべき家と弁護士としてのキャリアが待っているので無理矢理帰宅しようとしたため、一応ハルクはスーパーヒーローなんだから自覚を持てと説教するが興味のないジェニファーは全く聞く耳を持たずシーハルクとなってハルクと取っ組み合いの喧嘩をするが、トニーが作ってくれたバーを壊してしまったため一旦落ち着きジェニファーが帰宅することを認めるのだった。
”ということがあったわけ”
と私たちに向かって説明をした彼女は裁判に向かうのだった。
しかし、最終弁論が始まると同時に謎のヴィランが登場して裁判所を破壊する、ニッキの後押しでシーハルクに変身したジェニファーはワンパンでヴィランをぶっ叩いて騒ぎを収めると”よろしければ最終弁論をしても?”と裁判を続ける意思を伝えたところでエピソード1は終了する。
が、エンドクレジットが終わった後、ジェニファーは酔っ払ってキャプテン・アメリカが童貞説を唱えていたが、折れたハルクが1943年に慰問で訪れた時に女性と一夜を共にしているから彼は童貞ではないよと教えたところ、彼女は言質を取った!と大喜びして本当にエピソード1は終わる。彼女はずっとアメリカの正義の象徴であるキャプテン・アメリカが非童貞であることの事実を探っていたことが分かるのだった。
まとめ:海外と私の感想「新シリーズとして良い導入」
海外での大手レビューサイトIMDbではシーハルクは5.1/10と低評価で、どうやら海外では先に4話が先行配信されているのである程度全貌が分かったのだろうが「女ハルクは認めない」と「脚本がダメ」という意見が大多数を占めている。とにかく雑なのだそうだ、今回見たエピソード1だけならスマートハルクとシーハルクの痛快なやりとり(緑色のアバターに見えるが)で最近の性的差別を意識することは全くなかった。
もちろん冷静な高評価を助けるレビュアーは低評価をつける人は「女性差別主義のマーベルファン」と呼び「彼らには理解できないスーパーヒーローの新しいコメディジャンルを確立した、マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」以上の良い作品だと褒めています。
2024年アメリカ公開映画
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