映画『ザ・シスト/凶悪性新怪物』物語エンディングまでネタバレと感想「素晴らしきB級作品、これでいいのだ」




「恐ろしくつまらない…だがそれでいい!」キモさ爆発映画『ザ・シスト/cyst(2022)』物語エンディングまでネタバレと感想、海外レビューなどまとめて紹介。スッゲェB級の鏡のような面白グロい良質ホラーコメディを堪能してほしいです。

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シスト/CYSTとは?タイトルの意味

シストとは生物体が堅固な膜をつくり一時的に休眠状態となったもの。 嚢子(のうし)。嚢胞(のうほう)とも呼ばれ、軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す。内容物が固体の場合は嚢腫と言う。
粉瘤腫なども有名。生物体と書かれているが、新生物や生物ではない。ニキビの白い海は正確には毛穴を皮脂が蓋をして中で菌が繁殖して炎症した膿疱で、でシストとは違う。
しかしこの映画で生理的嫌悪させるために生まれたこのシスト怪物は人間の体内のしこりやできものから吹き出す、膿などの気味の悪い部分を指しているだけで医学的分類などは気にせずに楽しめますのでご安心ください。

が、いまいちイメージ湧かない人は、吹き出物から色々と飛び出す=スッキリでもあり、グロいイメージを持ったほうが楽しめると思うのでこちらをどうぞ↓さ

人間の体に拳大のシストができると中から何が出てくるのか・・・
この恐怖心を映像化したのがシストです。

youtubeで粉瘤腫の取り除きスッキリグロい映像を見るならこちら

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映画『ザ・シスト/凶悪性新怪物』あらすじ

1960年代初頭、小さな町のガイ先生はレーザー技術を使って皮膚の異常を取り除く機械を発明する。しかし、看護婦はこの機械が危険であり、まだ準備ができていないと考えていた。しかし思いのほかしっかりとできものを削除できるので盛り上がったガイ先生はわざと患者の吹き出物を巨大化してスカッと切除できることを証明しようと悪魔の実験を開始。早速出来上がった巨大なできものを削除しようとするが、2人の争いが原因で機械は誤作動を起こし、シストモンスターが生まれ、医院で大暴れする。

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映画『ザ・シスト/凶悪性新怪物』スタッフキャスト

監督
タイラー・ラッセル
脚本
タイラー・ラッセル
アンディ・シルバーマン

出演者
エヴァ・ハーバーマン … パトリシア
ジョージ・ハーディ … ガイ博士
グレッグ・セステロ … ビル
ジェイソン・ダグラス … アル
ジーン・ジョーンズ … ミスター・シャーマン

映画『ザ・シスト/凶悪性新怪物』エンディングまでネタバレ

1960年代

皮膚科のガイ先生(ジョージ・ハーディ)助手の看護師パトリシア(エヴァ・ハーバーマン)と一緒に今日も患者の皮膚にできた巨大な瘤(コブ)を切除して指で押して大量の膿を絞り出して”素晴らしい!”と満足そうに手術を行う。

ある日美しい女性が困り顔で来院、ぜひ観てほしいとのことでスカーフを取り除くと首筋に拳ぐらいの大きさの巨大な瘤ができていた。これは膿の搾り出しがいがある大きさだ。早速ガイ先生が診察を始め、突然鉛筆で瘤を指して少しだけ膿を出すと、とても困った顔でこの瘤は厄介だ、私が発明した機械を使おうとするが試作品だから危険だとパトリシアに嗜められたため少しいじけたガイ先生は指で激しく瘤を絞りパトリシアの顔に大量の膿をぶっかけながら治療を終える。

ガイ先生が発明した膿を吸い取る医療機器『ゲットゴーン(get gone:消え失せる)』を見に来た人に威力を証明するため、部下の技師の背中にできた小さな吹き出物では物足りないと思ったガイ先生は追加で謎の菌を背中に注入し無事?に人間の顔程の大きさの立派?な黄色い毒々しい瘤だらけ背中が生み出される。

ガイ先生も納得の大きさに育った瘤を前に嬉しそうにゲットゴーンの電源を入れ、銃のような形の機械から発射されたレーザーを瘤に当て始める。技師の男は痛みと熱さを訴えるが無視してノズルをぶち込み膿を吸い出し始める、あまりに痛みを訴えるため見かねたパトリシアがノズルを取り除こうとするが強固に食いついて取り除くことができない。

見学者が膿を吸い出す部分を止めようとナイフで破ると大量の血が溢れている、吸い過ぎだ。そしてあまりの吸引力に技師の男の頭蓋骨まで吸い取られ機械から排出、その頭蓋骨をモロに受けた男は頭を吹き飛ばして死んでしまう。技師の男の頭蓋骨が床に転がるが、なぜか頭蓋骨から虫のような足が生まれると他の見学者の首に食いつき離れなくなる。

真っ先に逃げ出したガイ先生とパトリシアは院長のオフィスに隠されていた非常ボタンを押す。そして病院中のドアや窓に鉄のシャッターが下りて施錠され誰も外に出ることができない密室を自ら作り出してしまうのだった。一人だけ寸前に外に出た男は降りてきたシャッターで偶然首にできた瘤を取り除くことができ血だらけになりながらもフラフラと帰宅する。

ガイ先生とパトリシアが狼狽えていると謎の生物に食いつかれた見学者が助けを求めてきたので、ゲットゴーンのレーザーで怪物の頭を焼くと逃げるように離れたので全員喜ぶが、再び見学者は顔に食いつかれてガイ先生たちは慌てて逃げる。

女性の声が聞こえなくなり様子を見ると2mを越す巨大な吹き出物新生物”ザ・シスト”が爆誕、病院関係者を次々に襲いかかり捕食していくのだった。ガイ先生とパトリシアだけがなぜか襲われず次々に食われる仲間を助けるそぶりだけして全く残念そうな感じがしない棒読みな叫びだけを繰り返すのだった。

二人はシストを倒すためにガイ先生のゲットゴーンを修理してレーザーで焼こうぜってなり二人でいじっていると、ガイ先生はパトリシアを閉じ込めて一人だけ廊下に出て高笑いする。しかし当たり前だが廊下をうろついているシストに食べられてしまうのだった。

パトリシアの前に現れたシストだったが、所詮巨大化した瘤なのでパトリシアは素手でシストをぶち破り弱点っぽい目玉を取り出すと、ゲットゴーンのレーザーを撃ち込んで殺す。元凶となった頭蓋骨に足が生えた怪物は普通に蹴り飛ばして撃退。

壊れた壁から外に出たパトリシアは空を見上げながら立ち去る。

キャストクレジットが流れた後、病院の中が映し出される。

そこには扉のシャッターで切除された瘤にシストの体液がかかり瘤がビクッと動いて終了。

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海外評価 IMDb 4.3/10「恐ろしくつまらないがそれでも」

2/10
グロいけど、68分の上映時間でも退屈すぎる。
緊張感ゼロ、雰囲気ゼロ。
早送りしてしまったシーンもある。
この手の映画は苦手なのかもしれない。
この映画より、50年代、60年代の怪獣映画の方がずっといい。

8/10
「トロール2」を愛するが故に、「シスト」を見よ!
私の「シスト」に対する評価は、おそらく寛大すぎるし、あなたが読もうとしているユーザー・コメントにある賞賛の言葉も、間違いなく好意的すぎるのです。というのも、私は古代のB級映画のような本物のスローバックに大の苦手なのです。最近の50年代SF映画や80年代スラッシャーは、単なる詐称や嘲笑に過ぎず、気取った監督はそれをメタ・ホラーやオマージュと呼ぶ神経を持っている。そんなことはない。「シスト』は正真正銘のオマージュなのだ。脚本・監督のタイラー・ラッセルは、実際のプロット(それも本当に良いもの)を思いつくのに苦労したし、ゴアとスプラッター効果は200%手作りの職人技だし、出演者の何人かは伝説の不良映画ファンにとって夢のような人たちばかりだ。
ジョージ・ハーディのほか、エヴァ・ハーバマン(ドイツでリメイクされた『トロール2』に出演)、グレッグ・セステロ(トミー・ウィゾー監督の『ルーム』で知られる)、ジーン・ジョーンズ(『ヘイトフル・エイト』でタランティーノと共演)らが注目の役柄を演じています。”シスト “は、低予算ながら想像力豊かな怪作に特に心を奪われる、真のホラー・ファン必見の作品である。
29人中21人が参考になったと回答しています。このレビューは役に立ちましたか?

6/10
本当に「お笑い」タグが必要です。
この映画は、低予算のインディーホラーを期待して見始めました。このような映画は好きです。たとえ制作が野心に見合わなかったとしても、彼らが目指したものを評価できることがよくあります。
この映画は、低予算のSFボディホラーを期待して臨んだ。なぜなら、あらゆる公式説明で、これはそうだと信じられていたからだ。実際は、グロいコメディホラーである。
そして、そのように捉えたとき、この作品はうまく機能している。バカバカしく、大げさで、血糊や膿の量も十分すぎるほど。

5/10
まともな安っぽいホラー映画
演技派キャストの演技はまあまあだが、全体的に見ていて面白かった。シストは大量の胸糞悪いシーンと、胸糞悪い登場人物をお届けします。

5/10
恐ろしくつまらないが、それでも
この映画は、もちろんものすごく下手でつまらないのですが、演技があまりにもつまらないので、80年代のB級映画を彷彿とさせるのと、ポスターが素敵なのが気に入っています。
でも、この映画は、80年代のB級映画を彷彿とさせるような退屈な演技と、ポスターが素敵なので5点だ。

7/10
楽しい
この映画は、ノスタルジアのツボにはまる素晴らしい映画です。
この映画は、本当に面白いです。
この作品は、80年代、90年代のホラーコメディが好きな人なら、一見の価値ありです。

9/10
これはもっと高評価が必要…
この作品は、とても素晴らしいコメディ/ホラー作品です。この作品はもっと評価されるべきです。この作品は、もっと評価されるべきだ。この作品は、「リ・アニメーター」を彷彿とさせる…。本当に良い作品です。

7/10
楽しいゴリゴリのモンスター映画
シスト(Cyst)」という名前からして、何を期待しているのかわかるはずです。この映画は期待を裏切りません。実用的な効果にとても感謝しています。役者の皆さんは、とても楽しそうでした! ドクターの話を聞いた瞬間、「トロール2のお父さんだ」と言ったが、その通りだった! 全体的に楽しいゴージャスな映画でした。お楽しみに

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まとめ感想「B級の楽しみ方を学べる」

しばらく牛乳、シチューが楽しめなくなった。この野郎。

どこからどこまでが狙いなのかがわからないが、日本人は楽しめると思う。ただ個人的なツッコミたいのは瘤の中から搾り出される膿の粘度だ。牛乳のような水っぽいのではなくてもう少しドロっとして少し固形物っぽいのも入っていたら最高に最悪だったのに・・・。

日本公開9月16日(金)、なるべく空腹で視聴することをお勧めします。

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