「ツッコんだら負け」ある意味海外で話題の低予算B級映画『海上48hours 悪夢のバカンス(原題:Shark Bait)』物語エンディングまでネタバレ!最近グッとくる映画がないと嘆きのあなたにこそおすすめしたい「これでいいんだよ!」なB級映画をおすすめします。5人のバカ、酔っ払ってジェットスキー盗んで大怪我、大海原で5人だけ、足元には巨大ザメ。さぁお酒とお菓子と笑う準備をしたら一緒に観ようぜ!って感じで楽しめます。
もくじ
映画『海上48hours 悪夢のバカンス』作品情報
あらすじ
週末を楽しむ友人たちが、ジェットスキーを盗み、恐ろしい正面衝突に陥ってしまう。彼らは重傷を負った友人と一緒に家に帰る道を探すのに苦労するが、海の底には捕食者が潜んでいた。
監督
ジェームズ・ナン
脚本
ニック・サルトレーゼ
キャスト(クレジット順)
ホリー・アール… ナット(黒髪女トムの彼女)
ジャック・トゥルーマン … トム(ナットの彼氏)
キャサリン・ハネイ … ミリー(金髪女)
マラカイ・プラー・ラッチマン… タイラー(黒人)
トーマス・フリン … グレッグ(黒髪男)
映画『海上48hours 悪夢のバカンス』物語エンディングまでネタバレと感想「たまにはB級を楽しむ余裕を」
申し訳ない。
どうしても突っ込みを我慢できない部分は()で突っ込んでいます。野暮なツッコミを見たくない人もいると思いますがご容赦ください。
カンザス大学4年生の酔っぱらい5人組
ホリー・アール… ナット(黒髪女トムの彼女)
ジャック・トゥルーマン … トム(ナットの彼氏)
キャサリン・ハネイ … ミリー(金髪女)
マラカイ・プラー・ラッチマン… タイラー(黒人)
トーマス・フリン … グレッグ(黒髪男)
は、メキシコのリゾートで最後の春休みを楽しんでおりテキーラのボトルを分け合い。テキーラを飲み干すと次はヒロインのナタリー、通称ナット(リー・アール)がボトルを買いに行く。その道中、彼女は物乞いに遭遇する。この老人(マヌエル・カウチ)は、膝から下の足がなくどうやらこの海域に住むホオジロザメにやられたのだろう。
明け方彼らは波止場に停泊している2台のジェットスキーを発見グレッグが乗り込み。タイラーが近くの小屋に忍び込みジェットスキーの鍵を奪む。ナタリーは不服そうに顔をしかめるが、取り残されることを嫌がり乗り込むことに。
ジェットスキーで大怪我
悪ノリがすぎる彼らはジェットスキー2台を勝手に拝借して、青く輝く海を爽快に疾走する。快晴、青い空、青い海面白くないわけがない。しかし、これが裏目に出てしまう。調子に乗りまくった彼らはジェットスキー同士を接触させてしまいグレッグ(バカ)が足を開放骨折。あなたの予想通りだ。彼の周りには血の海が広がる。一台は沈没、もう一台はエンジンが掛からない。
「電波が届かないぞ!」
トムは叫ぶ。(ジェットスキーの燃料程度で電波が届かないぐらい走れるものなのか!?というツッコミは野暮、ついでに街は普通に遠くに見える)
ナタリースマホを光に反射させて遠くの街に向けるが夜明けの早朝であり誰も気付かない。(そう、普通に頑張って泳げば街にたどり着ける距離に彼らはいる。)
浮気バレて最悪の雰囲気
「よし、俺が街まで泳ぐよ」
「ちょっと待って」
とナタリー。トムが私たスマホを勝手にいじったナタリーは友人のミリーとトムが抱き合っている浮気写真を目撃し激昂。トムが慌てて取り返そうとしたが誤ってスマホを海底に落としてしまう。とりあえず回収成功。(彼氏の携帯を勝手に見るどころか、LINEの中身まで見るナタリーにも問題が)
街とは反対方向に泳ぐアホ
「あー、じゃあ俺が」
とタイラーが泳いで助けを求めに海に飛び込む。(さっきまで街が見えていたのに、彼が泳ぎ始める先には大海原だけ、街の反対方向に向かった?一瞬で沖に移動した?監督も彼らもバカなのだろうか?)そしてこのタイラー、泳ぎが下手くそ。(誰がどうみても絶対に辿り着けなそうだと思うレベル)
タイラーの後ろにはサメの背びれが追いかけていた。やばい逃げて!といっている間に自分達の真下にサメがいたことに気付きパニックになった4人は海中に落下。もちろん怪我しているグレッグが最初の餌食に。ハンパに助けようとしたナタリーの髪の毛がグレッグの腕時計に絡まって一緒に海中に引きずられるもなんとか脱出。残り3人。(ちょっと待ってナタリーの海中に引き摺り込まれるシーンいる?)
タイラーは遠くにヨットを見つけ嬉しそうに泳ぐも、お約束通りあと一歩でサメに食べられてしまう。
不死身のナタリー
夜になってしまう。(彼らは街に向かって手でボートを漕ぐ努力すら一切行わずにジェットスキーで項垂れたまま実に12時間以上ぼーっとしていた計算になる)
光が見えたからナタリーが近づくと、どうやらサメの襲撃にあったであろう他の犠牲者の死体との出会いがあっただけだった。夜が明けて難破した船の破片をパドルにして三人で漕いでいたらトムがガッツリと脇腹を抉られてしまう。彼を助けようとしている間にミリーが食べられてしまう。
瀕死のトムをジェットスキーに放置、ナタリーは一人であらためてジェットスキーの故障箇所を調べると『驚くほど簡単に修理箇所を発見』、何故か食べられずに残っていた夜に出会った死体のライフジャケットにあったチューブをゲット。その間にサメに襲われるが都合よく覚めは彼女の目の前で飛び跳ねたため顔面を刺して撃退に成功。
ポンコツのトムを差し置き、彼女は10秒でジェットスキーを修理しエンジンをスタートさせ街に向かう。
エンディングネタバレ「生き残ったのは誰」
瀕死のトムの血でサメがずっと追っかけてくるのでトムは浮気してごめんねー愛してるよーと自己犠牲のダイブをして代わりに食べられてしまう。(この時、ナタリーはすぐに逃げずにトムに「トム!早くこっちに!この手を掴んで!」と3mぐらい離れた場所から手を差し出すという鬼畜行為を行う)
トムが完璧に食べられたことを確認したナタリーは嘘泣き(充血すらしていない)を即座に止めてエンジンスタート無事に岸にたどり着き終了。(この時最後の最後までサメが襲ってくるが岩礁に挟まったため寸前で逃げ延びることに成功してしまう)
まとめ感想「友達と一緒に見たい作品」
ツッコミどころ満載の馬鹿映画でしたね。街が見えていたのに真逆に泳ぎ出す黒人、誰がどう見ても故障箇所が丸わかりなのに何もできないポンコツ彼氏、自己犠牲で頑張った彼氏を形だけでも助けるふりをする女の怖さが目立つある意味ホラー映画でしたね。
結局女が凄いのよ!女だって故障直せるしサメ刺して倒せるんだからって”女すげー、男雑魚い”をアピりたい映画は誰に向けた作品なのか?海外でも賛否両論というか一方的に脚本全てに否定的な意見が多数で低評価でした。。。。
たまには、こんなB級を親しい友人と楽しみたいなーと思いました。
2024年アメリカ公開映画
ネタバレ↓