「久々に吐いた。見ないほうがいい」過激すぎて上映禁止!10年以上配信されない最悪の映画『セルビアンフィルム』物語エンディングまでネタバレ!落ちぶれたポルノスターが破格の条件で出演した作品は血と暴力と薬と性がジェットコースターのように襲い掛かる最悪の内容だった。
大事なことなので大きな文字で注意喚起します。
私はこの映画を見て
「死ぬほど後悔しています」
ゴア表現なら平気だよと思っている、私のような自称中級映画好きな方に”ご家族”がいるのなら視聴を控えたほうがいいです。
そうです、この作品には容赦なくご家族にあなたが想像できる”最悪の悲劇”の100倍ぐらい最悪なことが起きるからです。
この先この映画の物語を文字で紹介していますが、それでもかなり気分が悪くなる方がいるかもしれません。ご注意を。
私は言いましたからね。
言いましたよ?
もくじ
映画『セルビアンフィルム』作品情報
出演者
スルジャン・トドロヴィッチ(ミロシュ役)
セルゲイ・トリフノヴィッチ(ヴクミル役)
イェレナ・ガヴリロヴィッチ(マリヤ役)
スロボダン・ベシュティッチ(マルコ役)
カタリナ・ジュティッチ(レイラ役)
アンジェラ・ネナドヴィッチ(Jeca役)
アナ・サキッチ(ジェカの母親役)
リディヤ・プレトル(Jeca’sおばあちゃん役)
レナ・ボグダノヴィッチ(医者役)
ルカ・ミヤトヴィッチ(ペタル役)
ネナド・ヘラコヴィッチ(Keeper #1役)
カルニ・ジェリッチ(Keeper #2役)
マルコ・クルジェン(Keeper #3役)
ミオドラグ・クルチマリク(ラシャ役)
タニヤ・ディヴニッチ(幼稚園教諭)
ナタサ・ミリュズ(妊婦役)
映画『セルビアンフィルム』物語エンディングまでネタバレ
ミロシュ(スルジャン・トドロヴィッチ)はセミリタイアしたポルノスターで、妻のマリヤ(イェレナ・ガヴリロヴィッチ)と6歳の息子ペタル(ルカ・ミヤトヴィッチ)と一緒に暮らしている。ペタルはポルノに興味があるのか父親と母が出演していたポルノ映画をこっそり見ているがなんだかんだで幸せな日々を過ごしていた。しかしマリヤは、夫のかつてポルノスターとして栄光を掴んでいた過去に隠してはいるがいまだに囚われていること、そして収入の低下を心配していた。
ミロシュは、かつての共演者レイラ(カタリナ・ジュティッチ)とミロシュの兄マルコ(スロボダン・ベシュティッチ)の紹介でミロシュを起用したい独立系ポルノグラファー、ヴクミル監督(セルゲイ・トリフノヴィッチ)のアートフィルムへの出演を依頼される。(ちなみに兄のマルコは汚職警官で、ミロシュの生活を妬んでおり、彼の妻のマリヤに性的な魅力を感じている。)
息子のペタルが自分の映画を観ているところを目撃してしまったミロシュは、自分のキャリアを続けることをためらうが、家族の経済的な将来を考え、監督との対話を通して自分が求められていることを素直に喜び出演を承諾する。妻のマリヤに消極的に相談するが、マリヤはミロシュの本音を見抜いており彼に平手打ちをして彼の中に眠る野生的な内面を呼び覚まし映画の頃のような激しいセッ○スを堪能する。
”独立系”アートポルノ映画出演の内容
撮影は孤児院から始まる。孤児院の中で繰り広げられる出演者は全て脚本通りの演技を行い、ミロシュのみヴクミル監督がイヤホンからミロシュに指示を与え撮影する手法だった。孤児院に入ると早速ミロシュは亡き戦争の英雄である夫の思い出に囚われた母親から叱られているジェカという少女がいた。夫人に手を引かれ暗い部屋の中に入ると、突然夫人にフェ○チオをされて初日が終わる。次の撮影では再び暗い部屋で目の前でジェカがアイスキャンディーを食べて見ている前で看護婦にフ○ラチオをさせられるが、突然股間を激しく噛んできたため咄嗟に婦人を殴る。
後日マルコからの電話でヴクミル監督は元心理学者で、子供向けテレビと国家保安に携わっていたことを知る。その後、ヴクミルは躊躇するミロシュに会い自分の芸術的なスタイルを説明するため “新生児ポルノ “と呼ばれる生まれたばかりの新生児を助手のラシャがレ○プする最悪のフィルムを見せる。即座にミロシュは暴れ出し逃げ車を走らせる。途中の道路の交差点で停車するとなぜかヴクミルの女医に声をかけられ我慢できなくなった彼は自分で股間を弄り、彼女の胸を揉みしだくと彼は叫び出し謎の血まみれのフラッシュバックが起きて暗転。
何が起きたのか?
目を覚ますとミロシュは自分が乾いた血まみれの状態だったこと、しかし何が起こったのかまったく覚えていない。トイレに行くと血尿が出て口の中も血まみれだった、そして徐々に思い出す。あの女医に自分は薬物を投与されヴクミル監督の家に連れて行かれ、攻撃的な行為に性的な興奮を覚える暗示にかかっている状態になっていたこと。
そしてヴクミル監督に言われるがまま手錠で繋がれたジェカの母親を殴打しその後・・・。そして彼はフィルムを見る、そこにはミロシュを心配し撮影を中止するように懇願するレイラを拘束後仮面の男によってペニ○を喉に押し込まれ窒息死させる映像だった。
最悪が加速する
なぜか撮影が始まっている。
ミロシュはジェカの家にいた。彼女の祖母は母親を殺したミロシュを賞賛、ジェカの “処女”をささげようとするがミロシュはそれを断り、撮影中にも関わらず窓から路地裏に逃げ込み、そこで通り過ぎる少女をつけまわす暴漢のやりとりを眺めるうちに興奮したミロシュが自○行為を始めるが助手のラシャに殺されミロシュはヴクミルのいる倉庫に連れ戻される。
倉庫に戻されたミロシュは薬を投与されるが、隙をついて注射器を彼女の喉に突き刺す。その後指示されるがまま仮面の男と一緒にシーツに隠された人物と○する。薬による興奮で我を忘れている間に監督が仮面を外すと彼はミロシュの兄マルコだった。そして彼が攻めているのは妻のマリヤ、そして・・・ミロシュが攻めていた相手は実の息子ペタルだった。
そして突如現れた瀕死の女医に意識がそれた瞬間怒ったミロシュはヴクミルに突進し、彼の頭を床に打ち付ける。マリヤはマルコの頸動脈を噛み彫刻で撲殺する。ミロシュは看守から銃を奪いボディガードを射殺、ラシャの腹を撃ったミロシュは自分の勃起した○を空いた眼窩に押し込んで殺害。瀕死のヴクミル監督は一連の流れを見てこれが映画だ!と笑顔だった。
エンディングネタバレ「最悪×100」
ミロシュは家に戻るが薬の影響で正常に戻ることができなくなった妻と息子と一緒に拳銃で自殺する。
しばらくして、新しい撮影隊が寝室に入ってくると助手に向かって “まずは小さい子から “とアドバイスし、助手はズボンのチャックを開ける。
海外の感想評価IMDb『5.0』
1/10
残酷より残酷、ダークよりダーク、下劣より下劣なエンターテインメント
セルビア映画は、醜く、残酷で、虚無的で、憂鬱な映画である。どんなに「衝撃的」な映画が好きでも、「病的で衝撃的なもの」に耐えられる人でも、絶対に見ないことをお勧めします。ちなみに、私はショック映画には強いです。私の好きな映画のひとつである『カンニバル・ホロコースト』は、「ショック」映画と言われている作品ですが、単なるショックシーンのある映画ではなく、結末が現代の腐ったモラルに疑問を投げかけるような内容になっているのです。セルビアンフィルムはそのようなことは全くせず、映画『ソウ』がテディベアのピクニックに見えるような、醜悪で下劣で反吐が出るようなものを観る者に浴びせるためだけに存在しているのである。
しかし、この映画がよくできていないと言えば嘘になるので、あまり厳しく非難することはできない。撮影はよくできているし、暗くて不気味ないい場面もある。演技もなかなかで、特にミロスの演技は素晴らしいのですが、そこで止まってしまいます。良いコンセプトが、気持ち悪く、不快で、ショッキングな場面のために、良いストーリーを犠牲にしてしまったのは残念だ。この映画の半分を占めているのは、不必要なことであり、絶対にやる気をなくさせる。この映画をもう一度見る可能性は?絶対にない。
Ain’t-it-Cool-News の「カオス」評を引用すると、「なぜこんなものが必要なんだ?
注意!このフィルムは永遠にあなたの中にある。
この映画には言葉を失いました。もしあなたがヘビー級のひねくれたホラー映画ファンなら、この映画には圧倒されることでしょう。この映画で、私は、いくつかの重いものを見たことがありますが、この映画の比ではありません。誰にでも勧められる映画ではありません。この映画は芸術の限界と精神的な倒錯の間にある。この映画は、芸術の限界と歪んだ精神の倒錯の間にあるものです。この映画は、本当に映画中毒で、この映画の良い面を見ることができるかもしれない人にだけお勧めします。
まとめ感想「私には無理、吐いた」
ゴア表現はギリ大丈夫。
sadnessも楽しめたし、恐ろしく怖い中にもエンタメがあればいける。
そう思っていた。
が、これはだめだ、セルビアンフィルムはだめだ。
ミロシュを貶めるためにひたすら実験をするのはまだ良いが
家族、妻、何より子供を犠牲にするのはダメだ。
ダメだ
ダメだダメだ。
やめてくレ。
頼むから。
吐いた。
そんな映画。
10年前に観た時はあのシーンに圧倒されてしまいました。
今回多少の躊躇いを感じつつ改めて観てみるとBGMは緊張感が有ってとても良かったと思います。
其処が唯一この作品を観て良かったと思えた所です。
何故こんな作品を制作ったんでしょうか?
コメントありがとうございますm(_ _)m
10年前にご覧になられたとは……
まさか劇場で……あの映画を……?
凄いですね……そんな方でも
なんでこんな映画を作ったのか?
という疑問は解決されませんよね。
本当になんであんな胸糞映画を作ったのでしょうか……