2022年2月18日に配信開始Netflix映画【悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ】あらすじ結末ネタバレ記事です。まさかの1973年の悪魔の生贄の正当な続編!前作から49年後の現在、レザーフェイスが潜伏していた廃墟のなぜか裕福な投資家たちが現れることで再びテキサスに血の雨が降る…そして前作唯一の生存者のサラが復讐のために現れる。最後に視聴後の感想も。
もくじ
Netflix映画【悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ】あらすじ結末ネタバレ
レザーフェイスはまだ生きていて、ハーロウで平和に暮らしている。裕福な若者たちが町を買い占め、養母を追い出すと(養母はショックで死亡)、レザーフェイスは新しいマスクとチェーンソーを身につけ、殺戮の限りを尽くします。オリジナル映画の唯一の生き残りであるサリー・ハーデスティは、彼と戦うために戻ってくるが、レザーフェイスは彼女の腹をチェーンソーで切り裂く。ライラとメルの姉妹がレザーフェイスを殺そうと現れるが、彼は彼らの攻撃を生き延び、ライラが自動運転の車で逃げると、メルの首を切る。
1973年8月18日にテキサス州に起きた事件を振り返る映像が流れる。そこでは、テキサスの田舎に住む殺人一家と出会った10代の若者たちが惨殺される痛ましい事件の詳細だった。唯一生き残ったのは、サリー・ハーデスティという若い女性であること、そしてレザーフェイス(マーク・バーナム)と呼ばれるチェーンソーを振り回す殺人鬼は警察から逃れて現在も捕まっていないことが明かされる。
あれから49年後の現在。
ガソリンスタンドで流れていた事件を追う映像を見ていたライラ(エルシー・フィッシャー)はガソリンスタンドの店員に彼女は生き残ったサリーはどうなったのかを聞くとサリーはレンジャーになって犯人を追い続けているという。
ライラの姉のメロディ “メル”(サラ・ヤーキン)とメロディの友人でダンテ(ジェイコブ・ラティモア)とその恋人ルース(ネル・ハドソン)と4人一緒に旅をしている。
彼女たちは、ハーロウというテキサスの廃墟のような町へ向かいます。SNSでインフルエンサーであるダンテは破産セールでこの町を購入し裕福な若者たちに土地を売却し、より牧歌的でモダンな新しいコミュニティを建設することを計画しているのだった。
建物の修復を担当しているのがリクターに挨拶をした後、孤児院に今も住んでいるマック夫人(アリス・クリージ)という老婆に出くわす。ダンテはこの街全てを購入しているため、マック夫人の立ち退きを迫るが夫人は借金を返済したこと、孤児院の正当な持ち主であると主張する。しかしダンテは、彼女が町の計画を台無しにすることを懸念し彼女を追い出すために警官を呼ぶ。
ダンテは彼女を追い出すために警官を呼び、警官がマック夫人を家から追い出そうとするが彼女は容態を崩す。その時上の階から巨大な男が階段を下りてきてマック夫人を助ける。大男はどうやら最後の孤児で、何年も一緒に暮らしていると説明を受ける。
大男、警官、マック夫人、ルースの4人は救急車に乗り込み、マック夫人を病院へ運ぶ。メルとライラはダンテの対応に憤慨するが、ダンテはそんなことは気にせずこの街を発展させるための競売に夢中になっていた。救急車が走り出すと、裕福な若い投資家を乗せたパーティーバスが到着する。
レザーフェイス再び
救急車の中でマック夫人が亡くなり、ルースはダンテに悪い知らせをメールする。男は悲しみのあまり暴力的な行動を始めたのを咎めた警官の腕をへし折り、警官の喉に、警官自身の露出した腕の骨を突き刺し殺す。その後、もう一人の警官を撃ち、救急車は放棄された農機具に衝突する。
ライラは町をぶらぶら歩いていると、リヒターが店で働く姿を見つける。彼女は彼がアサルトライフル銃を持っていることなどを話している間に、ライラは学校で起きた銃乱射事件の生存者であることを明かすが、誰もがライラに特別な生存者なのだから特別な事をしようと自分に大きな期待を寄せているが、自分には何もないと思っていること、生存者だからこその罪悪感を打ち明ける。
事故現場で、ルースは意識を取り戻す。彼女はサイドミラーで、大柄な男がマック夫人の遺体から顔を削り取り、自分の顔に貼り付けているのを見る。この男はやりレザーフェイス(マーク・バーナム)である。
彼女は警察無線を手に取り、無線で助けを求めようとするが、彼女の声を聞いていたのはガソリンスタンドの店員だけだった。そしてレザーフェイスは先ほど撃ったもう一人の警官を、マック夫人の酸素ボンベで頭を潰して殺害。ルースは死んだふりをして逃げようとするが、レザーフェイスに見つ仮ナイフで腹を切り裂かれ殺される。レザーフェイスはその後、ハーロウの元へと歩き始める。一方、ガソリンスタンドの係員は、今は老婆となった旧友のサリー・ハーデスティ(オルウェン・フーエレ)にレザーフェイスが現れたことを伝える…。
虐殺開始
町に戻ったリヒターはマック夫人の立ち退きと逝去を知りダンテの車とパーティバスのキーを奪い、ダンテに本当に孤児院の正当な所有者であることを証明すれば返すと言う。ダンテは自分のファイルに目を通すが証書を見つけることができないためメルは、自分たちがマック夫人を不当に扱い、うっかり殺してしまったかもしれないと動揺する。メルトダンテは老婆の家を調べ本当に自分達のものであるかを証明すると言い出す。
そして老婆の家を探した二人はこの家の権利書を見つけてしまい、自分達は不当に権利を主張し老婆を殺してしまったことに気が付く。その直後この家に到着したレザーフェイスはダンテを殺害。肉切り包丁で彼の顔を切り離す。メルがベッドの下に隠れている2階へ向かったレザーフェイスは夫人のマスクに化粧をし始める、外でパーティーの音が聞こえ窓から浮かれる投資家を見て怒りに震えたレザーフェイスはハンマーを取り出し、寝室の壁を叩き壊し古びたチェーンソーを取り出す。
かろうじて生きていたダンテはリヒターとパーティーの参加者に出くわしレザーフェイスについて彼らに警告した後死んでしまう。
リヒターは孤児院に入り、レザーフェイスと戦うが負けてしまう。死に間際にバスのキーをベッドの下に隠れていたメルに車のキーを投げて死んでしまう。
現場に到着したサリー救急車の事故現場を目撃する。レザーフェイスが顔面を剥いだ夫人の死体を見つける。
一方、ダンテの死亡現場を見た参加者の静止を振り切りメルを探すためにバスを降りたライラは、ダンテの亡骸を発見する。
レザーフェイスがいなくなったメルはこっそり外に出て出口まで行こうとするがレザーフェイスに見つかり床下に逃げるがレザーフェイスがチェーンソーを使ってメルを切り裂こうとする。騒ぎを聞きつけたライラが地下室の窓を開けてくれたので、メルは逃げ出すことができた。
姉妹は鍵を持ってバスに逃げ込み、運転手にすぐに走るように伝えバスは動き出すがレザーフェイスの妨害によって車が停止してしまう。運転手が外に出たがレザーフェイスによって切断された頭部がバスの中に投げ込まれる。
若者たちが乗ったバスに乗り込んできたレザーフェイスをサプライズ演出と勘違いした若者たちは次々に録画を開始するが、チェーンソーで次々に切り裂いていく。ライラとメルは、天井にある非常口からなんとか虐殺を逃れる。
サリー50年目の反撃
ちょうど到着したサリーが運転している車に逃げ込み逃げるように伝えるが、サリーは「狙いはあなただから無理だ」そういい残し車を降り孤児院に向かう。
孤児院でレザーフェイスを見つけたサリーはショットガンを突きつけ、自分が誰であるか、そして彼が彼女の家族と友人に何をしたかを覚えているか?と問い詰めるもレザーフェイスは何も言わず外にいるメルとライラの声を聞くとサリーの前を通り過ぎるだけだった。サリーは「覚えていないの?」と落胆していた。
ライラとメルの乗った車に襲いかかったレザーフェイスにショットガンを撃ち込んだサリーは車のキーを彼女たちに投げつけレザーフェイスを追いかける。
暗がりから聞こえるチェーンソーに向けてショットガンを構えるが全力疾走してきたレザーフェイスに何もできずに腹をチェーンソーで引き裂かれて死んでしまう。
メルは車でレザーフェイスを轢こうとするが失敗してリヒターの家に突っ込んでしまう。動けなくなったメルはレザーフェイスにマック夫人に起こったことについて謝罪するが無視して迫ってくる。「レザーフェイス!」と叫びリヒターのアサルトライフルを持って登場するが引き金を引いても弾が出なかった。レザーフェイスはライラを追いかけ外に出たところでまだ生きているサリーに何発か背中を打たれ近くの廃墟となった劇場に逃げ込む。
ライラは逃げようとするがサリーは、ライラが「逃げれば(サリーがそうだったように)永遠にレザーフェイスに悩まされることになる」と言う。ライラはここに残って戦うことを決意する。ショットガンを手に取り劇場に向かう。
レザーフェイスはライラを待ち伏せされ倒される。死を覚悟したがメルがショットガンを持って前に現れショットガンを2発、ライラがチェーンソーで喉を引き裂きレザーフェイスは水の中に沈んでいった。
あらすじ結末ネタバレ
姉妹は自動車に乗り込み、自動操縦を開始、車がハーロウを出発し始める。
しかし突如レザーフェイスが現れ、助手席側の窓を割ってメルを車外に引きずり出し首を切断、そしてまるで勝利を祝うかのようにレザーフェイスはメルの切断された頭部と愛用のチェーンソーを振り回して踊り始める。
隠しエンディング「そして」
ポストクレジットのシーンで。レザーフェイスは、彼が育った家、そしてサリーの家族を殺した家に向かって道を歩いている。
以上。
まとめ感想:Netflix映画【悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ】あらすじ結末ネタバレ
いかがでしたか?まさかの悪魔のいけにえの続編が約50年ぶりに登場。無駄に残虐、無駄に若者、無駄に裕福な投資家という設定、無駄だった生存者サラが登場、50年準備してきたのにショットガンだけで立ち向かうという暴挙、全てが蛇足で全く面白くもないB級ホラーはNetflixの株価を少しだけ上げたかもしれませんが期待が高すぎたゆえにきっと今頃暴落していそうな気がします。
ハロウィンシリーズの続編が成功したから「悪魔のいけにえ」でもやろうぜ。って思ったのでしょうが無名?の監督には荷が重かったようです。
すげー期待しすぎましたね。残念。
IMDbで10点満点で評価は5点。
1974年の前作悪魔のいけにえは7.5点
2003年のリメイク版悪魔のいけにえはは6.2点
どれだけこの作品がつまらないのかが良くわかる採点でございました。
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オリジナル版の怖さとか気味悪さって、家族一丸となって行われる狂気という、一般人からはおよそかけ離れた非日常感で進められる残虐シチュエーションだからこそ生まれたものだと思っている(兄弟が保安官!とかあの絶望感最高好き!!)。なのに今作では「かぁちゃん替わりの人殺されたんだから仕方ないか…」というレザーフェイスへの小さなシンパシーを感じてしまった時点で全くの別の作品になってしまった気がする。レザーフェイスの持つ殺害への快楽的、衝動的、本能的な欲求が、描かれていないためなのだろう。大体、ホントにオリジナルと同一人物なの?その辺の説明も状況証拠のみだからスッキリしない。
映画の殺人鬼に殺害の理由などは持ってほしくないのだ。ただ理不尽に殺しにくる存在ほど恐ろしいものはないのだから。
見事に感想を言語化されていて凄いです!確かにレザーフェイス本物なの?ってなりましたし、殺人鬼の背景なんて意味はなくて、目が合ったから殺されるぐらいの「なんで?」という初代の一方的な狂気の押し付けを堪能したかったですね……。コメントありがとうございます!