「アダムス一家は今何してんの?」1991年映画『アダムス・ファミリー』で怪演した俳優(キャスト)、天才子役達の現在はどうなったのか?驚愕の変化した子役から若くして亡くなってしまった俳優などファンだからこそ驚く現在の姿とは?ついでに知られざるアダムスファミリーの歴史も少しだけ紹介。色々とお楽しみに。
アダムスファミリー作品の関連記事はこちら↓
もくじ
映画『アダムス・ファミリー』とは?
「アダムス・ファミリー」は元々雑誌に掲載されていたチャールズ・アダムス作の1コマ漫画でキャラクター等の設定や名前などは一切記されていないかった。プロデューサーの目にとまりテレビドラマ化されることが決まった後に「アダムス・ファミリー」というタイトルに、登場人物それぞれに名前や設定が付いた。
1964年にドラマ版アダムスファミリーが製作され日本でも大ヒット、その後映画化された「アダムス・ファミリー(1991)」が世界中で大ヒットとなり現在も、アニメーション、ミュージカル化、2021年にはアニメ映画「アダムス・ファミリー2」が公開予定されている。
その中でもやはり強烈に私たち映画ファンの脳髄に刻みつけたのは1991年版「アダムス・ファミリー」ではないだろうか?
奇妙な家族の怖いのに何処か可笑しい、不思議な魅力あふれるアダムスファミリーを知らない人の方が少ないのではないだろうか?
そんな私は金曜ロードショーで放映されたアダムスファミリーを録画したVHSを後日「来来キョンシー」に上書きされるまで何度も何度も視聴していたほど好きな作品。(その後普通にテンテンに恋したのは言うまでもない)
そして現在、2021年にアニメ映画「アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行」の予告編を観て、ふと思ったのは「アダムス一家の俳優たちは今何してんの?」である。
とりあえず興味の赴くままに調べてみたので楽しんでいってほしい。
どんなのだっけ?と思う人のために、私もみていたフェスターおじさんの声が青野武だった金曜ロードショーの吹き替え版。海外でも「名作」と呼ばれている映画「アダムス・ファミリー」(1991年)の動画↓
そして伝説の1964年度ドラマ版「アダムス・ファミリー」の映像がyoutubeで見つかったのでよろしければどうぞ。
ゴメスを広川太一郎さんが吹き替え、それにしても台本が存在しているようで、していないような軽快な台詞回しは今聞いても「面白い」と感じる。これが大御所の力か↓
映画『アダムス・ファミリー』出演俳優、キャストの現在は?驚愕の変化、亡くなった人
お待たせしました。
それではアダムスファミリー一家の現在を紹介していきます。
ゴメズ・アダムス役(夫)
ちょび髭でいつも陽気に笑いながらも攻撃的、だけど紳士的、何より遊び心を忘れないアダムス一家を象徴するゴメス・アダムス。
ゴメス役を演じていたのはプエルトリコ生まれの俳優「ラウル・ジュニア」さん。
1940年3月9日生まれ、
ラウル・ジュニアさんは1994年10月24日に胃がんと脳卒中で54歳の若さで死亡している。
ラウルさんは劇場作品では1994年公開の『ストリートファイター』が、テレビ映画では1995年放送の『闇に抱かれて』が遺作となった。没後、テレビ映画『バーニング・シーズン』での演技でエミー賞ミニシリーズ・テレビ映画部門主演男優賞、ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門主演男優賞、全米映画俳優組合賞ミニシリーズ・テレビ映画部門男優賞をそれぞれ受賞する。
これまでのラテンアメリカ出身の俳優の地位向上に大きく貢献したとして、葬式は国をあげて執り行われ多くのファンに見守られ、現在でも功績を讃えられている。
実はこの時アダムスファミリー3の企画中だったが、主演のゴメス役のラウルさんが死去してしまったためお蔵入りとなったそう。
残念です。
モーティシア・アダムス役(妻)
魔女の血を引く「モーティシア・アダムス」底知れぬ器と愛、夫ゴメスを深く愛しアダムス一家の手綱を操る。子供の頃は静かな佇まい、そこが知れない感じ、何を考えているのかわからない点、後半拷問器具にかけられても「もっとぉ、上手ねぇ」と妖艶な声を出すモーティシアは恐怖でしかなかった…。
演じていたのは女優の「アンジェリカ・ヒューストン」さん。
1951年7月8日生まれのアンジェリカさんは現在70歳。現在も女優業を続けておりジョン・ウィック:パラベラム、テインカーベルト輝く羽の秘密で声優としても精力的に活躍を続けている。
ジョン・ウィック、パラベラムで確かにいたなこの人↓
From the new issue, here’s an exclusive first glimpse of Angelica Huston in John Wick 3. https://t.co/hF2OBoXtFj pic.twitter.com/UyseDis9Go
— Empire Magazine (@empiremagazine) December 24, 2018
私生活では1973年から1989年までジャック・ニコルソンと交際。1992年に著名な彫刻家としてしられるロバート・グレアムと結婚したが2009年に死別している。
フェスター・アダムス役(叔父さん)
漁師の網にかかっていたのを引き取られていたフェスターおじさん、当初は記憶がない状態だったため悪党の息子としてアダムス一家の財宝を狙っていたが、本の雷によって記憶を取り戻し、いつもの残虐でお茶目なフェスターおじさんに。
二人で踊るマムーシュカ!踊りは今でも思い出せる名シーン。
そんなフェスターおじさんを演じていたのは、まさかのバック・トゥ・ザ・フューチャーでドクを演じた「クリストファー・ロイド」さん。
これは私もびっくり、全く知りませんでしたが当時はBTFのロイドが化け物になったぞ!と話題になったらしい。
2000年に入ってからは俳優業をセーブ、ピラニアシリーズとか、あんまり聞いたことのないB級映画に出演してのんびり俳優業をやっているようだ。
気になるならWikipediaだけど彼の出演作参照どうぞ。
ウェンズデー・アダムス役
ウェンズデー・アダムスは静かにおでこ、黒髪おさげで可愛らしいが、決して表情を出さず淡々と物事をこなし弟のパグズリーを拷問器具でいじめまくっているような描写があるが当のパグズリーは常に笑顔でかまってくれるウェンズデー姉ちゃん大好きオーラが出ていて健気。
そんなキョンシーでテンテンに出会うまでは大好きだったウェンズデーを演じていたのは「クリスティーナ・リッチ」当時11歳の彼女も現在41歳(2021年12月時点)と、おお、結構おばさんに。
スリーピー・ホロウでジョニーデップと共演、インディーズ映画200本のたばこでマコーレカルキンとも共演。大作からインディーズ、ホラーもコメディも幅広く出演。スピードレーサー、グレイズアナトミー、そしてマトリックス・リザレクションズに出演している。
素敵な女性だが、恋多き人生を歩んでおり、しかも共演している俳優ではなく、スタッフ、ヘアメイクさんと結婚妊娠離婚を繰り返している印象。
パグズリー・アダムス役
ウェンズデー姉ちゃん大好き弟パグズリーという印象しかない。電気処刑椅子に座ってニンマリの印象。そんなパグズリーを演じていたのは「ジミー・ウォークマン」。
ジミーは2000年に俳優業を引退して今は作品作りの裏方の仕事に興味を持ち撮影技術スタッフとして働いている。上の画像はアダムスファミリーの何らかのコミコン?の出演時のもの。らしい。
少し調べると、2013年頃に”妹の娘”の親権を取り合っているようだ。何だそれ。
グラニー・アダムス役(1のおばあちゃん)
握手をすると手が落ちてしまうハンドを使って挨拶するお茶目なおばあちゃん、グラニーアダムス。彼女が現れるとだいたい悪戯が始まるので、ゴメスもウェンズデーも彼女の血を色濃く引いているのが良くわかる。このお茶目な笑顔が大好きだった。
そんなグラニー・アダムスを演じていたのはドイツ出身のジュディス・マリナ。1950年代から女優業をしている大ベテラン。2015年に88歳に死去。
ジュディスさんは1947年に夫のジュリアン・ベックと共に劇団「リビング・シアター」を立ち上げ。2003年にアメリカ演劇の殿堂入りするほど、舞台芸術作品への貢献を讃えられている。
旦那のジュリアンベックと共に「リビング・シアター」劇団を立ち上げた際の写真↓
執事のラーチ
アダムス家の無茶振りにも静かに応える執事の鏡「ラーチ」。どうみてもフランケンシュタイン。を演じていたのはオランダ人俳優の「カレル・ストルイケン」さん。
カレルさんは1948年7月生まれの73歳、213センチの高身長を生かしアダムスファミリー後は、メン・イン・ブラック、ツイン・ピークス、ゴッサム、イーストウィックの魔女たち、ジェラルドのゲームなどに出演している。
Carel Struycken – IMDb
まとめ:映画『アダムス・ファミリー』俳優キャストの現在は?驚愕の変化、亡くなった人は誰?
いかがでしたか?
映画を見た時の強烈な印象が残っていただけにぶっちゃけると二人も亡くなっていたこと、ウェンズデー役のクリスティーナリッチがおばちゃんになっていたことは少し驚いたのと、自身がもうおっさん通り越してることを改めて思い知ったので…まぁ。ね。
個人的に一番驚いたのはフェスターおじさんがBT Fのドクの人ってこと。ですね。
勢いで色々調べて本当に正解でした。
面白い興味深い知識を得ることができました。
アダムスファミリー作品の関連記事はこちら↓
まだ日本公開前の海外で先行公開された最新映画ネタバレを楽しみたいならこちらをクリック。
時間がバターのように溶ける
日本未公開最新映画の
超ネタバレまとめ↓
あの映画は海外ではどんな評価をされているのか?気になる海外のリアルな映画の感想まとめはこちらをクリック