「発表はどっちが先？」人気漫画の設定丸パクリ？「大怪獣のあとしまつ」は「怪獣８号」を本当にパクったのか？制作発表をしたのは「大怪獣のあとしまつが先」と言う噂、あなたはどっちを信じますか？もし盗用しているのであればNetflixドラマ「イカゲーム」が日本の漫画を盗用していると話題になっていますが、日本国内でこんな盗用を認めてしまう日本映画界には暗雲しかありません。
日本の作品はは
海外ではどう思われてるの？
価値観の違いが面白い！
もくじ
「大怪獣のあとしまつ」は「怪獣８号」の似ている点
結論から言うと
大怪獣のあとしまつは
怪獣８号を
パクっていません。
しっかりと納得できる理由を後述しますので安心してください。
しかしその前に、パクるパクったパクられたとかまず言う前にそれぞれの作品のことご存知ですか？
怪獣８号？
大怪獣のあとしまつ？
何それ？
となる前にせっかくなのでそれぞれの作品を紹介させてください。
漫画「怪獣８号」とは
怪獣８号（かいじゅうはちごう）とはweb漫画「少年ジャンプ＋」で2020年7月から連載中（最新刊４巻）の松本直也による日本のSF漫画作品。
”怪獣８号のあらすじ”
主人公「日比野カフカ（ひびのかふか）」は、怪獣が頻繁に発生する架空の日本を舞台に巨大な怪獣を駆除する組織「日本防衛隊」が駆除した後始末をする「怪獣の後始末、清掃業を生業とする」モンスタースイーパー（株）の社員である。
日々数百メートル級の怪獣の駆除をしているカフカだが、過去に地元の街を巨大怪獣によって共に両親を殺害された幼馴染の「ミナ」は防衛隊のトップにまで上り詰めており、二人の格差を気にはするものの「毎年受けている防衛隊からは不採用」の通知を今年も受け取ってしまう。
ある日、突如小型の怪獣が口に入ってしまうことで自身が怪獣になってしまったカフカは怪獣化しつつも人格は人間のまま、能力だけが爆発的に上昇してまさに人間サイズの怪獣に変化することが可能に。防衛隊の年齢制限が引き上げられたことで再び入隊を目指す。
主人公のカフカは主人公にも関わらずアラサーでしかも防衛隊に入隊したいと毎年応募するもリアルに不採用されまくる夢を半ば諦めていたこと、一緒に育ったはずの幼馴染は防衛隊のトップに、彼女が駆除した怪獣の死体の後始末する主人公とヒロインの格差。
偶然怪獣化で手に入れた巨大すぎる力を怪獣を憎む日本政府から目をつけられないように抑え隠しながら挑む最後の入隊試験。
ーーあらすじ以上ーー
主人公おっさんカフカは無敵の力を手に入れたにもかかわらずバレたら即処刑される環境で全開を出せない点を、怪獣の後始末や掃除で培った怪獣に対する深い知識を武器に巨大怪獣に挑む点、熱い正義感。草食系な周囲の若い連中が徐々におっさんに感化されていく姿など、我々おっさんたちの漫画熱を再び熱くさせる展開が多い点が最も人気と言われる所以でしょうか。
このように、ちょっとだけでも怪獣、ウルトラマン、巨大生物にグッとくる世代のおっさんたちの心を鷲掴みにしているのが怪獣８号です。
・うだつの上がらないおっさん主人公
・能力を手に入れても「ワハハ」しない
・正義感の塊のおっさん
・地道に頑張った怪獣清掃業の知識が役立つ
・でも変身したらほぼ無敵の怪人になれる。
俺たち社畜の鏡だ！
現実を忘れさせてくれる！
などとSNSで感想が出ている点も頑張るおっさんがいかに支持されているかが良くわかリマス。
１巻発売時は書店でもこのように専用の棚が作られて販売されるほど人気に。（SAMURAI８が邪魔していましたが速攻撤去されていました）
これだけ人気の
「怪獣８号」を
『知らないはずがない』
と言う点が『パクった派の言い分のようです』。
映画「大怪獣のあとしまつ」とは
【あらすじ】
暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。
突如、ヒーローが現れて世界を救う―。
子供の頃に誰もが憧れた、お決まりの、お約束の展開。
しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか？
誰が、いつ何時、どんな方法で―。
前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、
ある男の“極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、動き出す。
【作品概要】
■タイトル ： 『大怪獣のあとしまつ』
■監督・脚本 ： 三木 聡
■出演 ： 山田涼介 土屋太鳳
■企画・配給 ： 松竹 東映
■製作 ： 「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
■公式HP ： https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/
■公式Twitter ： https://twitter.com/daikaijyu_movie
■公式Instagram：https://www.instagram.com/daikaijyu_m…
■クレジット ： （C）2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
■公開日 ： 2022年全国ロードショー
現在も公開日が未定であること、オダギリジョーが出ること、この予告ぐらいしか詳細は分かっていませんが、何かしらの理由で日本を蹂躙していた巨大怪獣が死んだおかげで日本は平和に・・・
と言うエンドロールがいますぐに流れそうな場面からどうやらこの物語は動き出すようで、裏方で結構ほったらかしにされていた設定
「巨大怪獣の亡骸はどうすんのよ？」
に焦点を当てた主役は
「怪獣の死体の清掃員」です。
ん？
どっかで見たことある設定のような。
と言う考えはまずは置いといてください。
実はこの三木聡監督、結構すごい人。
「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」の放送作家でキャリアを重ねつつ、舞台やライブの演出、ドラマでは時効警察の脚本演出、映画監督として亀は意外と早く泳ぐ、インスタント沼などのマイナーながらも名作のメガホンを撮る監督が超大作「大怪獣のあとしまつ」の監督をするんです。
大怪獣のあとしまつは怪獣８号をパクったのか？
と言うことで次は大怪獣のあとしまつは怪獣８号をパクったのか？を紹介していきましょう。
もう一度結論から言うと大怪獣のあとしまつは怪獣８号をパクってはいません。と言う根拠を紹介していきます。
制作発表は「大怪獣のあとしまつ」が先
実は大怪獣のあとしまつの方が制作発表は先なんです。
制作発表
大怪獣のあとしまつ
制作発表：２０２０年３月３日
映画『大怪獣のあとしまつ』
東映 × 松竹 日本映画史上初の大型共同プロジェクトが本格始動！より
怪獣８号の連載開始
２０２０年７月３日
怪獣８号公式サイトより引用
実はこのように発表時期に大きな開きがあることがぱくり疑惑に終止符を打つ情報です。
いくら怪獣８号だって発表が７月だけど構想期間がもっと前からかもしれない！とか言う人もいるかもしれませんが、それは大怪獣のあとしまつも同じで、松竹と東映の２大映画会社がそんな簡単に他のメディア（ここでは集英社）にリークするようなことがあるでしょうか？
下手したら先に発表したと言うことで「怪獣８号」が映画をパクった。と言われかねないのでパクリ話はこれで終わり・・・
２作品が設定をパクったネタ元怪獣映画
にしたいのですが、せっかくなのでこの「大怪獣のあとしまつ」と「怪獣８号」が「怪獣清掃員」の設定をパクった元ネタ映画を紹介して終わりにしましょう。
怪獣の清掃業者の元ネタとなっているのは、オタクなギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム」です。
この作品では怪獣８号のように、突然異次元から飛来した地球を蹂躙する怪獣を倒すために作られた巨大人型兵器を駆使して戦う熱いSFアクション映画です。
超巨大怪獣と巨大兵器イェーガーのダイナミックな動き、巨大な兵器を動かすために二人の人間が手分けして操作するなどなんかよくわからないけど面白くて熱いロボ作品、ハリウッドが全力で予算を出したおかげで安っぽさは一切皆無で、夜の街で戦うシーンは脳汁が出るほど！
と、熱くなる前に、
そんな世界観に「倒した怪獣はどうする？」にも着目されており怪獣が死んだ跡地には巨大な重機が運び込まれて死体を解体処理して肉体全てを闇市で売買する組織が出てくるんです。
しかも死んだと思った怪獣の死体を解体していたら生き残りがいて襲われるシーンなんかは怪獣８号でも出てきますよね。
この辺もパクリというなら怪獣８号もパシフィック・リムをパクっているってことになりますよね。
しかしパクリと言われないのは何故でしょうか？
この部分「怪獣の解体」という設定だけをパクっているのは「大怪獣のあとしまつ」ですが、その辺はシン・ゴジラ風にするのか、臓器売買なヤクザを出すのかはまだわかりませんが。
念の為パシフィック・リムの海外公開は２０１２年なので安心してください↓
パシフィック・リムはNetflixで配信中。
まとめ：大怪獣のあとしまつは怪獣８号をパクっていない
いかがでしたでしょうか？
なぜかTwitterで話題になっていましたので調べた結果「大怪獣のあとしまつ」は怪獣８号をパクってはいないということが分かりました。
そもそも制作発表時期が大怪獣の後始末の方が先であること、コロナの影響で公開時期が遅れたこと、怪獣８号の方が圧倒的に人気が出ていることから多くのファンが内容を知っていることから「後出しのように見えた」のが今回のパクリ騒動のきっかけのようですね。
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