「シーズン1から一気に失速!」「海外で低評価続出」「パクリ疑惑」アニメの歴史を塗り替えたNetflix『ラブ、デス&ロボット』待望のシーズン2の全エピソードのネタバレと感想を紹介「あの才能の輝きはどこへ?」驚くほどにがっかりな内容になっているのでご注意ください。
この記事作成した私の記事は大体一方的な主観で感想を書き殴る性質をもち、白黒はっきり言ってしまうため多少過激な内容になってます。
今回もシーズン1が好きすぎてがっかり作品が多かったシーズン2に対する辛口感想がてんこ盛りとなっています。
もくじ
『ラブ、デス&ロボット』とは?
『ラブ、デス&ロボット』とは「セブン」「ファイトクラブ」のデヴィットフィンチャー監督が”地球の全ての大人達”に贈る「脳髄直撃の極彩色に彩られた世界と性と暴力を堪能する最高のエンターテイメント作品です」
CGってここまでできるの?写実的とか美しいとかそういった今までの常識を覆してくるハイセンスな映像の数々に度肝を抜かれること間違いなしです。
「この作品のためにNetflixに加入した!」
この作品が配信された直後にNetflixの新規加入者が一気に増えたとか増えなかったとか、、、。
それほどの魅力のあるこのラブ、デス&ロボットとはいったいなんなのか?
詳しい内容を知りたい人は以下の記事をご覧になってください↓
Netflix「ラブ、デス+ロボット」感想評価「地球の大人全員が見るべき」)
Netflix『ラブ、デス&ロボット』シーズン1の魅力とは
シーズン2海外評価はかなり悪い
海外評価もかなり低いですね。
RottenTomatoesでも評論家88%、視聴者48%、この開きがリアルですね。
一部コメントを抜粋すると
一部のエピソードが非常に悪く長い間見る気が起きない。巨人のエピソードは好きだが、クリスマスは見る価値がない。
なぜこの作品を作り続けるのか意味がわからない。
退屈でテーマ性が薄い。シーズンを通して視聴者に何ももたらすことができていない。
当たり障りのないストーリー。全体的に非常に残念な出来であると言わざるを得ない
などと見栄えのしない「よくある内容」に辟易している視聴者が低評価をつけているように感じました。
『ラブ、デス&ロボット』シーズン2全エピソードのネタバレ&感想
シーズン1が面白すぎて来年シーズン3も控えている『ラブ、デス&ロボット』ですが、まさか「シーズン2では感動や興奮を一切味わえない凡作の連続にがっかり」でした。
もちろん光る作品もありましたが、記念すべきシーズン2の第一話がめっちゃくちゃつまんないし、シーズン1は18エピソードもあったのにシーズン2はたったの8エピソードしかないので、
「あれ?もう終わり?」ってのが視聴後の素直な感想だったり。
いやぁ、本当に残念です。
もちろん今回も私の一方的な主観と思い込みによる記事になっているので勝手に脳内保管されている情報もあったりしますがご容赦を。
とにかく
もう一度言いたい。
ラブ、デス&ロボット
シーズン2には
がっかり。
『自動カスタマーサービス』
シーズン2
あらすじ:掃除機がお客様を殺そうとしている場合は”3”を押してください。
記念すべきラブ、デス&ロボットシーズン2のエピソード1は「生活必需品となったサービスロボットの叛逆」物語。
まぁよくあるプロットですがラブ、デス&ロボットならなんとかしてくれると思ったら大間違い。
視聴者の期待を裏切らない普通の展開が続き、「何か起きないの?」と思わせたまま10分経過して終了。(しかもエンドクレジットに大体2分前後かかるから実質8分程度の作品)
ロボットが反旗を覆したのは実は元々の仕様で、販売会社がロボットの影響を受けない不動産を売り込むために購入者を襲うようにしていただけっていうオチ。
自動カスタマーサービスの監督は監督:Meat Dept(ケヴィン・ヴァン・デル・メラン、ダヴィード・二コラ、ローラン・二コラ)私の適当な検索ではヒットしない人たちでした(もちろん外国では超有名かもしれません)
これが記念すべき第1話!?
ラブ、デス&ロボットシーズン1の第一話は「ロボットトリオ」・・・。(あれ?ソニーの切り札じゃなかったけ?)
ああ、思い出した。
シーズン1もロボットトリオが普通の内容で「え?こんなもん?」と思わせといて名作&衝撃作「わし座領域の彼方」で視聴者の度肝を抜いてくれたんだったっけ・・・。(そして次の氷河時代が普通につまらなくて・・・代表作「ソニーの切り札」で鼻血出したんだった。で、やっぱりその次の「ヨーグルトの世界征服」もつまらなくて・・この繰り返しだったわ。)
もちろんシーズン2の視聴中はそんなことはすっかり都合よく忘れていたため、がっかり度合いは半端じゃなく・・・。
『氷』
次の作品は「面白い」。
あらすじ:地球から遠く離れた「とある惑星」では人体改造を受けているのが普通。人体改造をしていない「兄」は人体改造している「弟」が夜中にこっそりと家を抜け出して仲間たちと行っている命懸けの”遊び”に参加したいと持ちかける。
人体改造できていない劣等感のある兄、改造済みの並外れた身体能力を持った弟と仲間達に意地でも食らいつこうとする兄の踏ん張りっぷり、未来の惑星でもどこでも同じような度胸試しをする若者たちと同じ体験をすることで生まれる一体感など、12分間で気持ちよく起承転結させて視聴後に「良い作品見たな」とさせてくれる。
さっき見た「がっかり1話」はこのエピソードで覆してくれる。
アメコミがそのまま画面を飛び出したかのようなガッツリと陰影が刻まれたデザインに驚くかもしれませんが、ラストの衝撃を全力で堪能するためだと思ってOK(多分)
監督:ロバート・バレーも調べが足りないせいで無名なのか有名監督なのか不明。いい作品を作り上げているので今後この人の作品は期待していきたい。
『ポップ隊』
ネタバレあらすじ:この世界では子供を作れなくなる代わりに不老不死になることができる。
そのため人口が増え続けるのを防ぐため、子供を産み育てることは違法で、子供は例外なく抹殺対象となっている。
「子供なんかいらない、
一生死ぬ恐怖から解放される」
喜んで不老不死を受け入れる人が多数いるこの世界だが、それでも日々違法に子供を育てる親が後を絶たない。
主人公の男は違法に育てている家を捜索し子供を抹殺する任務を淡々と繰り返す日々を送っていた。
ある時、男の胸に一抹の疑問が生じ始めていた。
星新一のショートショートで見たことのある「イキガミ」みたいな内容。
いや、そのまんまだわ。
星新一のあれ、国がランダムに選んだ死ななければならない人の自宅を訪問して殺していく男自身が次に選ばれる話に似てる。(SF作品なんてどこか似通ってしまうのだろうか)
オチも短編映画っぽく、白黒はっきりさせないところが好印象だった。
監督:ジェニファー・ユー・ネルソン
『ポップ隊』の監督:ジェニファー・ユー・ネルソンの代表作は「カンフーパンダ2、3」「スポーン(SPAWN)」アニメシリーズの制作にも携わったレジェンド監督。
ならばもっとすごい作品期待していたのは私だけだろうか。
『荒野のスノー』
普通に面白い。
ネタバレあらすじ:賞金首の男「アルビノのスノー」の特異体質「不死」を狙う男たちが後を絶たない。
今日も酒場で重傷を負いながら撃退するスノーの前に「あなたを手伝いたい」と申し出る謎の美女が現れる。
2人の前にプロの傭兵集団が集まろうとしていた。
ラブデスロボットの超写実CG枠は期待を裏切らない出来栄え。
「荒野のスノー」の監督は:リオン・ビハイレ、ドミニク・ボワダン、レミ・コジラ、マキシム・ルエール。シーズン1で名作「わし座領域のかなた」を監督していただけのことはあり実績は十分。
実写?と思わせる見事なビジュアルと破壊描写、賞金首の主人公を守る女と追う悪党たちとの血みどろ劇はシンプルに楽しめる。
この作品は最高画質で堪能したい。(が、4K対応TVではないので残念)
が、わし座領域のかなたであと一歩で実用性が生まれそうな程に過激な性描写は今回はほぼないのが残念。結構あれを超すエロを期待していましたよ。
『草むらに潜むもの』
監督:サイモン・オットー
ネタバレあらすじ:列車が緊急停止する合間に一服している男。
目の前に広がる背丈ほどもある草原の一部が光り輝いているのを発見し興味本位で立ち入ってしまった男に襲いかかる不可思議な恐怖を描く。
世にも不思議なアメージングストーリーに出てきそうなお話で、どこか既視感がたっぷりある内容。ネットフリックスでスティーブンキング原作で似たような草の牢獄の話を思い出したが似ている。
内容は普通、なんとなくタイトルと雰囲気でオチがわかってしまったから。
『草むらに潜むもの』監督:サイモン・オットーはドリームワークス制作のアニメ「ヒックとドラゴン」劇場版とアニメシリーズのキャラクターアニメーションの責任者で今作が初監督作品。
やはりアニメ界を代表する人物のことはあり、キャラデザが秀逸。
CG?2D?木造?油絵?と不思議なグラフィックで描かれたキャラは見ているだけで不思議な気持ちに。
『聖夜の来客』
クリスマスにはサンタが来るって本当に信じていたのかい?
サンタを見ようと階下に降りた2人の前に現れたのはグロテスクな怪物だった。
良い意味で大人向けの作品、良作が続いて良い塩梅に体が解れてきたタイミングに子供の頃から思い込んできたことをぶっ壊してくる感じの内容は爽快、いや痛快。
見終わった後にニヤッとできる。
やはり昔に何度もダビングされたVHSで見た世にも不思議なアメージングストーリーのような、夢とファンタジーとちょっとの恐怖が絶妙にブレンドされた内容が好きだ。
ダイハードみたいな、ホームアローンみたいな痛快な作品が数多く生み出された時代と自分の幼少期を思い返させてくれる。
監督はエリオット・ディア。
『避難シェルター』!パクリ疑惑発生中!
「俺はもうすぐ死ぬ」
かろうじて不時着した船から脱出した男が向かった避難所で待ち受けていたのは誤作動を起こした動くもの全てを破壊する「メンテナンスロボット」だった。
メンテナンスロボットは動くもの全てを怪力で薙ぎ倒し貫き破壊し尽くすまで止まらない。すでに男はロボットの一撃で傷を負っており動くのもままならない状態で発した言葉だった。
6畳程度の狭い避難シェルターで動いたら死ぬ極限状態で彼は不時着するまでのことを思い出し脱出する手段を考える。
いきなりSFホラー。
そして面白いけどどこかで見たことあるような・・・
あ、レッドプレネットだ。
ヴァルキルマーとキャリー・アンモスが出演していて、火星のサポートロボットがなぜか故障?して攻撃モードになって乗組員を襲いまくるやつ。
とりあえず足手まとい作るためにわざと殺さないで内臓痛めつけたシーンは覚えてる。
ああ、スッキリした。
じゃないな。
作品ほとんど
丸パクリじゃないか
これ?
デザインが似てて、故障して人を襲うプロットも大筋が似ているような・・・。
まぁいいか。
でも、やはり誰も助けのない状態の密室で絶対に殺すマンと一緒にいる脚本って大好き。
シーズン2で最も手に汗握った作品。
一歩間違えばハリウッド映画化してしまいそうな脚本を見事に12分にまとめている。個人的にはもっと追い込まれてほしかったのと、不時着する前の戦闘シーンはあまりいらないからもっとロボットとの駆け引きや死闘を見せて欲しかった。
監督:アレックス・ベイティ
『おぼれた巨人』
ネタバレあらすじ:
ある日、
巨人の死体が海辺に打ち上げられていた。
科学者や人々が巨人の死体に群がり、上に乗って遊んだりするが結局は死体であり徐々に腐り始めるので政府は巨人の体を切断して処理を開始する。
出オチ。
え?巨人?
進撃の巨人のような奇形ではなく、シンプルに25mぐらいに巨大化した”白人”な巨人の死体が海辺に打ち上げられているところから始まる。
いつ動き出して人類を殺しまくるんだろうか?
動かない。
腐り始めて内臓から寄生虫が???
腐っていく。
切断と同時に何かが噴出!?
しない。
そのまま巨人は切り刻まれて処理。
骨は自由に持ち帰られて街の看板になったりする。
結局何か不可思議なことが起きても人はすぐに慣れてしまい忘れてしまう中、主人公の男だけは忘れまいと回顧し続ける・・・。
それだけの作品。
あれ?
これだけ?
監督のティム・ミラーといえば「デッドプール」「ターミネーター・ニューフェイト」の監督ってことで色々期待していましたが期待外れ。
血湧き肉躍る作品を
期待してました。
もちろん見る人が見れば哲学的な隠された意図や背景を堪能できるのでしょうが、私のようなIQの低い視聴者にとっては退屈な作品。
まとめ:『ラブ、デス&ロボット』シーズン2ネタバレ感想
え?
これで終わり?
これが私の
ラブ、デス&ロボット
シーズン2の感想です。
思い返すとシーズン1も面白い作品だけではないのですが、それでも大ボリュームでそれぞれに「最高のアニメを!」と監督やチームの熱意が込められている印象がありました(個人的に大好きな血湧き肉躍る作品が目立っただけかもしれませんが)
それだけに、前作の半分以下8エピソードでシーズンを一方的に終わらせてファンが納得しているのか疑問ですね。
詳しい内容を知りたい人は以下の記事をご覧になってください↓
Netflix「ラブ、デス+ロボット」感想評価「地球の大人全員が見るべき」)
Netflix『ラブ、デス&ロボット』シーズン1の魅力とは
人口間引きマンも、誤作動起こして人間襲うロボもSFにはありがちもありがちですよ
それを星新一まんまだのパクリだの……あんたの知見が狭いだけだよ、と
ラブデスロボットはシーズン1も2も全編通してほとんど既視感しかない
超短編だから起承転結すら難しいのだろうが、これは映像を楽しむ作品だろう
素晴らしいコメント!
実はこの記事を書いた際に
逆の意見貰っていたので
色々な意見あるなーって(笑)