シン・エヴァンゲリオン劇場版の村で綾波レイが電車の図書館で見つけて読んでいた「オチビサン」と書かれた絵本は実在しているのをご存知ですか?意外と知られていないエヴァの庵野秀明監督と絵本の作者安野モヨコさんとの関係、そしておすすめした監督不行届の事などを紹介しています。
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シンエヴァ劇場版に登場「オチビサン」は実在した
シン・エヴァンゲリオン劇場版でシンジ、アスカ、レイ(仮称)が滞在した農村にある電車図書館でレイが見つけて読み続けていた絵本「オチビサン」は実在する絵本です。
私も元々オチビサンを知っていたので作中でレイが一心不乱に読んでいたシーンは嬉しかったですね。
オチビサンは朝日新聞で連載していた漫画です。
作者はシン・エヴァンゲリオン新劇場版の総監督庵野秀明さんの奥様であり漫画家の「安野モヨコ」さんです。
漫画の内容は優しく彩色されたオチビサンたちの季節の草木や食べ物に感動する日々の気付き、感動をシンプルに描いた作品で子供から大人まで「癒される漫画」として親しまれ7年もの間連載を続けていた長寿漫画です。
試し読みはこちらから。
そうなんです、
庵野秀明総監督は、愛する奥様の作品をしれっと自分の代表作に入れるあたり、奥様のことを愛しているんだなと言うことがよーーーく伝わってきます。
働きマンなど働く強い女性を描いてきた安野モヨコ先生が突然作風が変わった作品を描き話題にもなりましたがインタビューではこう答えていました。
私自身もくたびれ果てているときは、資料の本や話題の小説を読もうと思っても全然集中できない。でもぼんやりしているのもしんどいから、何か読みたい。ぼんやりしていても読めるもの、ちょっと気持ちが切り替わって、くたびれ果てているところから1ミリでも回復してもらえるものを描こうと思ったのが、「オチビサン」を始めた最大のきっかけでした。
ふわっと読んで欲しかったので、悩んで描かないと決めていました。悩んで悩んでこねくり回し過ぎると、読まれる方々もくたびれるんです。
――ポショワール(紙を型抜きして色を重ねる版画のような技法)で描いたのはなぜですか?
色をぽってり塗りたかったんです。前の作品「さくらん」のときに浮世絵をたくさん見たんですが、木版画は、紙の上に絵の具がのっていて厚みがある。私は絵の具がのった質感が好きなので、インクがずれている感じなども読者にお届けできたら、と。漫画を描くうえで手作業がだんだん減り、描くのも入稿も全部デジタルになってしまうことにも抵抗がありました。
オチビサンと歩んだ7年 安野モヨコさんインタビュー
そして実は、シン・エヴァンゲリオン劇場版の前に監督したシン・ゴジラでも家電量販店内のテレビにオチビサンのアニメーションが映し出されていたのも有名です↓
庵野秀明監督を描いた「監督不行届」も読んで欲しい
ハッピーマニア。働きマン。そしてオチビサンだけが安野モヨコ先生の作品ではありません、実は夫であるエヴァンゲリオンシリーズ総監督である庵野秀明監督との結婚して二人で暮らすフィクションなのかノンフィクションなのか絶妙なタッチで日常を描いた漫画「監督不行届」を是非知って欲しいです。
この物語は「フィクションである」と書かれているが、
日常で急に擬音を口にする「キュピーン」
結婚式に仮面ライダーのコスプレをする話。
二人で同人誌を書いた話。
徐々にオタク化する安野モヨコさん。
ガチおたく庵野秀明監督の生態。
などなどエヴァファンも庵野秀明ファンも、安野モヨコファンも、楽しめる作品です。
そしてさらに面白いのが
この監督不行届のアニメ版だ。
なんと監督役に「山寺宏一」さん
嫁のロンパース(安野モヨコ)に「林原めぐみ」さん
と言う超豪華タッグの日常会話とガチオタトーク。
しかもアニメ版だけの鷹の爪団の作者フロッグマンとのコラボ話などめちゃくちゃカオスで豪華で笑えるのでまずはアニメ第一話をご覧になってみてください↓
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