日本人には理解不能。広大な土地・自然が満喫できるアメリカの住居を手放して極小トレーラーハウスに移り住む人達を応援するNetflix「タイニーハウス大きなアメリカの極端に小さなお家」のあらすじ感想を紹介。私には快適には感じられなかったデザインや長所短所を紹介。
もくじ
タイニーハウスあらすじ
広大な土地アメリカでは一部の人達が小さなトレーラーハウスに移り住むのが流行中。Netflix「タイニーハウス大きなアメリカの極端に小さな家」では二人の建築のプロがゲストの初トレーラーハウス作りのお手伝いをする。
タイニーハウス作りのお手伝いをする。建築のプロジョンとザックが困り人の情報を共有しながら現地に赴くところからエピソードが始まる。
タイニーハウス感想
「わざわざ小さい家に住みたがるなんて理解出来ねぇ」
である。
もちろんアメリカも土地が広大で自然が豊かとはいえ、無料で家に住むことはできないので賃貸よりも安価で新居を購入できて、移動もできるトレーラーハウスの方が色々捗るのだろうが…日本の狭い土地、道路、まだまだトレーラーハウスの受け入れ可能なキャンプサイトも少ないこの日本に住む人には理解が難しい趣味嗜好番組である。
この番組を楽しめるのはデザインに興味のある人だけかな。
多分日本人の多くがトレーラーハウスと聞いたら、普通の人は「福島の震災後の支援居住区に置かれたトレーラーハウスだろう。Netflix好きなら「トレーラ・パーク・ボーイズ」かな?
ゲストのタイニーハウスへの引っ越し理由も様々で新婚で引っ越し、子供達の学費のために、わがまま娘のわがまま、など引っ越しの理由はそれぞれ。後述するが娘のわがままエピソードは本当にイライラする。
タイニーハウス番組の流れ
とりあえずまともに作れていないから、ジョンとザックとその他大工チームがほとんど作ってくれるから、ゲストはほぼ丸投げ状態。
ジョンとザックが汗水垂らして頑張っている間はゲストの私生活の不満やら、本当に小さな家に住むことの大変さを教えられて断捨離、大量の思い出の品を振り返り、移り住む家族の歴史やら軋轢やらを聞いているうちに、いつの間にか完成。ついでにゲストのギクシャクした関係も修復。みたいな流れ。
スッゲェムカついた娘の話。
シーズン1エピソード2「小さな家で関係修復」でのお話。
大金持ちの娘が「自立したいから」という理由でトレーラーハウスを「我が家の庭」に建て始める。
ここから「はぁ?」となる。
農村部に多い庭に一人部屋が欲しいという理由で、小さな平家を建ててもらう金持ちの一人息子みたいなもんだ。
しかも自宅の寝室が超立派。アメリカの映画に出てくる「私たちのイメージするアメリカ人の部屋」そのまんまが出てくる。この金持ち娘が自立したいから、自分の家の庭に家を建てる。フザケンナってなるよね。
流石の二人も口をあんぐり。いつもの物を捨てる断捨離も必要ない。だって目と鼻の先に自宅兼物置があるんだから。でもせっかくだから、小さな家に住むってこういうことって事を教育するために小さな部屋で住むことを強要する。まぁ嫌そうな顔していたけど。
何日か後にスタッフが伺うとどうやらこの小さな寝室で健気にやっているようだ。とか言ってるけど「こいつ絶対に上の自分の部屋で寝ているんだろうな」とか思ってしまう。
で、一番可哀想なのが娘の父。
ずいぶん前に離婚しているようで、しかも父はこの立派な家の持ち主ではない。(持ち主は金持ちオーラ出まくっている奥さん。)
なぜ別居している父が出てくるのか?それは「父を無視しまくる娘との関係が修復できるなら喜んでお手伝いするよ」という健気な心意気が理由。絶対に利用されているよね。
まぁ、父が汗水垂らしている間完成までの間まで娘から父に近づくこともなく、なんでそこまで父を嫌っているかの理由も「離婚したから」程度の理由しか語られずもやもやする。元奥さんもその他家族は家から出てこないし。一家揃ってこの父親を嫌っていることがよーーーーく分かってしまう。
まぁそれでもジョンとザックが来てしまえばいつかは完成する…
完成したらひょっこり娘が現れて一言。
「愛でやってくれたのよね」
「だから親子の愛以外に私には何も求めんな」とも聞こえる。きっとこの後パパは家の敷地に一切入れず、外食とかも娘とできず、いつも通りな生活が待っているんだろうな。と思ってしまう。
さらに、自立とか言って、数週間後スタッフが言ったら「彼氏も住んでた」から、あーあ、ってなる。
お前自立目的じゃなくてママのお金とパパの労力と番組の力で「二人の愛の巣」を作ってもらっただけじゃねぇか。
何が「たまに何かを取りに帰るけど」だ。
彼氏が来た時だけ利用しているんかなぁって。。。
なんかなぁとなったエピソード2。
トレーラーハウスの長所短所
結局のところ住み心地はどう?って思うだろうけど、どうやっても極端な狭さに居住を構えるってこういうことってことがわかる。せっかく一戸建てを建てたばかりの私には一切理解できないデザインと機能。
欠点:デザイン美?機能美?
あの長方形のトレーラーハウスを見事に二人暮らしの家にする収納デザインの発想力は見事だが、やはりどこか「劇的ビフォーアフター」のような、「ん?そんな機能いるか?」と言ったところも見えてしまうのはご愛嬌。(それらを踏まえているのか、スタッフは実際にゲストが移り住んでから1ヶ月後に再び訪問して感想を伺いに行く。全員不満はなさそうだが…)収納可能だよ!って言われた小道具出しっ放しになっていたりする。収納面倒なんじゃねぇか!
例えば、普段遣いのダイニングテーブルは狭いので当たり前のようにカウンター席に。
人がたくさんきてもいいように簡単に、
簡単に?
か、ん…た、ん?
簡単に四人が座れるテーブルになるのさ!(椅子は固定だけどね!)
最悪な座り心地をとるかい?デザインを取るかい?
部屋を狭くする?広くする?
毎回こんな感じに見える。
だから、やはり私は常に、一生住むのは無理、バカンスでレンタル程度でいいやってなる。
欠点:狭い故に…
私が住居を選ぶときはお風呂の大きさを見る。一番落ち着く場所でもあるからだ。写真のようなバスルームは学生時代貧乏時代に散々見てきたからバストイレ別はもちろんのこと、バスタブは必須である。
だが、トレーラーハウスにはできる限り小さく狭くするので。
もちろんバスタブなんてなく、カーテンで仕切られて小さな小さなシャワーがあるだけ。トイレ・洗濯機・洗面所・シャワーがぎっちり。この映像は1秒も流さず他の場所を撮るから”やはり少し見せたくはない場所なんだなと邪推”。いやぁ無理。
憧れるにはいいが、住むのは無理無理。
欠点:パートナーが常に半径数mに居続ける。
どこの家庭でもあるだろうが、顔を合わせたくない時。ちょっと一人になりたい時も常に呼吸が聞けるほど近くにい続ける。
あなたは耐えられる?
欠点:テレビは天井近く。常に見上げる事に。
上の旦那さんの視線を見て欲しい。テレビ画面が大きいと目の前に置くと近すぎてしまうので天井近くの壁に設置されている。私はゲームも映画も好きだが、彼のように見上げながら映画やゲームをやるのは絶対に無理。気分に応じて椅子を動かすこともできないのだ。
ここまでやるなら、いっそのことテレビは置かない方が捗る気がする。
長所:アメリカでは移動手段として使える
もちろん、タイニーハウスでは移動している風景は見せてくれないが。色々なところに行けるのはトレーラーハウスならではである。
だめだ、感想書くのに中立の目線で書けない。
タイニーハウスの意味
タイニーとはTiny=小さなの意味
タイニーハウス=小さな家
トレーラーハウスの大きさ
幅3m長さ約5.5m〜約12mと幅広い。
まとめ:Netflix:タイニーハウスの感想「わざわざ小さい家に住みたがる感覚が分からん」
全エピソード残り5分ぐらいまで飛ばしていきなり出来上がりを楽しむ番組だなと。
蛇足なゲスト達の人生は興味あれば。
キャンプにちょっと興味が湧いているので、キャンピングカーに少しだけ憧れもしたけど、「あ、俺には合わないな」って思わせてくれる偉大な反面教師な番組だった。
新築一戸建てを建てたばかりの私には一切興味の出ない番組。
とりあえず興味があるならエピソード2以外を見るといい。あの坂口杏里似の娘のエピソード先に見るとその先見る気なくすから。
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