映画『デューン 砂の惑星 PART2』物語結末までネタバレと海外の反応評価まとめ




「この映画はスター・ウォーズを超すSF史上最高傑作だ!」全世界で満点評価を叩き出した映画『デューン 砂の惑星 PART2』物語結末までネタバレと海外の反応評価まとめを紹介。何が人々を感動させたのか?続編を超すと言われる理由とは?前作未視聴でも忘れていても関係なく見る人に最高峰の映像体験を約束してくれる傑作です。

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前作DUNE 砂の惑星 Part1ネタバレおさらい

映画『DUNE デューン 砂の惑星 Part1』は、フランク・ハーバートの同名の壮大なSF小説を映画化した作品で、未来の銀河帝国を舞台にしています。物語の中心は、貴族家系アトレイデス家の若き後継者、ポール・アトレイデスです。彼の家族は、宇宙で最も価値のある資源「スパイス」が採掘される砂漠の惑星アラキスの支配権を帝国から与えられます。しかし、これは罠であり、彼らはライバルであるハルコンネン家の陰謀によって襲撃を受けます。

家族と離れ離れになったポールと母ジェシカは、厳しい砂漠での生活を余儀なくされます。そこで彼らはアラキスの先住民であるフレメン族と出会い、彼らの文化と共に生きることを学びます。ポールはこの過程で、自身が予言された救世主「クイザッツ・ハデラク」としての運命と、強大な精神力と予知能力を持つことを受け入れざるを得なくなります。

ポールの内に秘められた力は次第に覚醒し、彼はフレメン族の中でリーダーとしての地位を確立していきます。彼らとの絆を深めながら、ポールは家族を襲った裏切りに対する復讐と、アラキスの未来を守るための戦いに身を投じていきます。『DUNE デューン 砂の惑星 Part1』は、ポールの成長と変革の物語であり、彼がいかにして自らの運命を受け入れ、未来へと歩み出すのかを描いています。

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映画『デューン 砂の惑星 PART2』物語結末までネタバレ

良質なスパイスが取れる惑星アラキス(デューン)は、アトレイデス家が統治を行っていた。しかし、皇帝シャダム4世(クリストファー・ウォーケン)の嫉妬により、ハルコンネンにアトレイデス家の抹殺を命じた結果多くの血が流れたことを、皇帝の娘イルラン・コリーノ王女(フローレンス・ピュー)が語っている。

続けて、父シャダム4世は、レト・アトレイデス公爵を息子として扱っていたが、突然アトレイデスの血統の断絶を命じたのか、理解できないこと、アトレイデス家を失った惑星アラキス(デューン)にとって何を意味するのかを考える。

ポールは救世主なのか?

ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)と妊娠中の母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)は、ハルコンネンの追手から身を隠しながら歩み続ける。

追っ手が近くまで迫るが、砂漠の民フレメンのスティルガー(ハビエル・バルデム)たちに助けられ目的地のシエッチに向かう。

シエッチに到着するが、フレメンたちは彼らをスパイと見なす者、仲間であるジャミス(バブス・オルサンモクン)を殺したポールを憎む者など、大多数が2人を敵視する。ポールを救世主と信じているスティルガーが評議会を開き、彼らを助けることが未来を救うことになると全員を説得させる。

スティルガーはジェシカに内密に、ベネ・ゲッセリットのマザーが死去したため、ジェシカに代わりを務めるよう要請、ジェシカはベネ・ゲッセリットとラマッロ牧師(ジウジ・メルリ)に合流し、そこで男性には致死性の毒物である「命の水」を飲む。

ジェシカは痙攣して意識を失い危険な状態に陥るが、無事に毒を克服したジェシカは先祖の記憶を受け継ぎ、まずは北アラキスの人々に予言を信じてもらうために、弱者を助ける方針を決める。

ポールは、チャニ(ゼンデイヤ)と友人のシシャクリ(スヘリア・ヤコブ)、その他の仲間たちはポールをあまり信用していないことに気がつくが、スティルガーが彼らを説得する。

ポールを追ってきたハルコンネンの偵察部隊が巨大な戦車を投入して付近の捜索を始める。砂漠に身を隠したポールやフレメンの戦士たちは次々に兵士を殺し、ポールの活躍で空を飛ぶオーニソプターを破壊して、ポールはリサン・アル・ガイブ(救世主あるいは預言者)として受け入れるようになり、仲間たちから受け入れられるようになる。

その後、ポールとチャニは距離を縮めキスを交わす間柄になる。

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サンドワームの試練とムアドディブ・ウスル

時は流れ、ポールはフレメンたちの訓練を重ね、チャニとともにフェダイキンの正式な戦士として、砂漠に生息するカンガルーネズミにちなんで “ムアドディブ・ウスル “という名を授けられる。しかしポールは南へ向かう謎の人物(後にジェシカであることが判明)、人物の後を追う恐ろしい怪物たちの幻覚を見るようになる。

ポールは、サンドワームライダーになるための試練に挑み、フレメンたちが見守る中、ポールは巨大なシャイ=フルード(サンドワーム)に乗ることに成功してフレメンたちから大喝采を浴びる。その姿は予言の救世主の姿に酷似しており、その知らせを聞いた

ジェシカは、他のフレメンにポールが救世主であることを広めるため、アラキス南部に向かう準備を始める。

ウラジミール・ハルコネン男爵(ステラン・スカルスガルド)は、ポールを殺害できず、スパイスの統治ができないラッバーン(デイヴ・バウティスタ)を降格させると脅す。焦ったラッバーンは大軍を率いて捜索を行うが、砂嵐に乗じて襲いかかってくるポールやフレメンに手も足も出ず撤退する。

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残虐な男フェイド

男爵はラッバーンの弟で残虐なフェイド=ラウタ(オースティン・バトラー)のお披露目に出席する。会場にはマザー・モヒアム(シャーロット・ランプリング)、ベネ・ゲセリットのレディ、マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ)も出席する。

闘技場の中央にフェイドが向かうと、3人の男が現れフェイドに襲いかかる。フェイド危なげながらも見事に三人を殺害後、男爵との謁見の場で、男爵はラッバーンがスパイスの生産とフレメン討伐に失敗し降格、フェイドにアラキスの統治者を継がせると告げる。ラッバーンが異議を唱えようとするが、フェイドにぶちのめされナイフを首に突きつけられ力の差を見せつけられてしまう。

モヒアムとマーゴットは、ポールの異名”ムアドディブ “の名前がアラキス中に広まっていることから、ポールがまだ生きている可能性について話し合う。マーゴットはフェイド=ラウタを能力を使い誘惑、フェイドの娘を身ごもる。

惑星デューンで密輸業者の一団が砂漠に降り立つ。フレメンたちは彼らに襲いかかるが、ポールがその中の1人が彼の剣術指南者のガーニー・ハレック(ジョシュ・ブローリン)だと気が付き、仲間の襲撃を中止させて再会を喜ぶ。

フレメンと合流したガーニーはフレメンたちにはハルコンネンに対する武器が足りないと感じ、ポール、チャニ、スティルガーを連れてアトレイデス家に伝わる隠し場所に連れていくと原子弾頭を見せる。

その頃、南部の寺院に到着したジェシカは、サンドワームの幼体から生命の水が採取される過程を見ていた。

フェイド・ラウタが軍隊を率いて大規模な捜索を始め、フレメンたちが次々に捕まり殺されていく。襲撃を知ったポールが迎え討とうとするが、フレメンたちは南に撤退することを決める。

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“クウィサツ・ハデラッハ“

ジェシカの足跡をたどり寺院に到着したポールは、男性には猛毒である生命の水を飲み、ジェシカの見た予言を体験し、成長したジェシカのお腹の中にいる妹のアリア(アーニャ・テイラー=ジョイ)が話しかけてくるビジョンを見る。

気絶している間に多くのフレメンの民やジェシカが集まり始め、遅れて登場したチャニは意識を失うポールの姿を見て動揺する。ジェシカのアドバイスで、チャニは自身の涙と命の水と混ぜた液体をポールの飲ませポールは目覚めるが、勝手な行動をとったことに腹を立てたチャニはポールに対し怒りを覚え頬を叩いて立ち去ってしまう。

目覚めたポールはジェシカと2人になるとビジョンで、ジェシカが男爵の娘で、自分は男爵の孫であることを知ったことを伝える。誰も知り得ないことをビジョンで知ったポールは“クウィサツ・ハデラッハ“(生命の水を飲んだベネ・ゲッセリットと同じ能力を持つ男性)となる。

他のフレメン指導者たちが神殿に集まる中、中央に立ったポールはリザン・アル・ガイブであると自覚し民を率いるリーダーとなることを伝える大演説を行い全員の心を掌握する。しかし、チャニは予言こそがフレメンを奴隷にしてきたと主張するが誰にも伝わることはなく、ポールに対するチャニの心が徐々に離れ、彼の元を離れてしまう。

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エンディングネタバレ「ポールは復讐を果たすのか?」

皇帝、男爵、フェイドらハルコンネン一族はかつてない規模の戦力をデューンに投じ、フレメン殲滅作戦を始める。

フレメンの戦士たちは、侵略者たちの準備が整う前に核弾頭を打ち込み甚大な被害を与えたあと、サンドワームに乗って奇襲を始め、ハルコンネン軍の大部分をなぎ倒すことに成功する。

ポールは男爵は皇帝の玉座に向かって這いずる男爵に対し、祖父と呼びかけたあと首にナイフを突き刺して殺害する。

その頃、ガーニーはラッバーンの胸に刃を突き立てて殺害する。

ベネ・ゲッセリットや評議会が見守る中、ポールは父の死に手を貸したことへの報復として皇帝を申し込み、断るならスパイスの供給を破壊して断つと脅す。皇帝はフェイドを代わりの決闘者として2人は決闘を始める。

ポールとフェイドは激しい決闘を繰り広げ、ポールは脇腹を深く刺されるが、ポールはフェイドの胸を刺し返し決闘に勝利する。

フェイドはポールに「よく戦った」と言い残し崩れ落ちる。

ポールは皇帝を殺そうとするが、皇帝の娘イルランが割って入り、ポールとの結婚を条件に助命を懇願、皇帝はポールの前にひざまづきイルランの手を取り結婚に同意する。

ポールは王女の手を取る前にチャニの方を見るが、チャニは涙を流しその場を立ち去っていく。

その後、ガーニーから皇帝に即位したポールに対し反対する奴らをどうするかと訪ねられたポールは”彼らを楽園に送る “と伝え、フレメン全軍の行軍を命令する。

その様子を見ていたジェシカはお腹にいるアリアに“聖戦が始まった“と述べる。

チャニがサンドワームを呼び出し、ここではないどこかへ向かう準備をしているところで物語は終了する。

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映画『デューン 砂の惑星 PART2』海外の反応評価まとめ

IMDb 9.0/10

10/10
ハリウッドに必要なのはこれだ
これこそハリウッドに必要なものだ。素晴らしい監督とプロデューサーによる素晴らしい物語。その後、スタジオができる最善のことは、邪魔をせず、芸術家に芸術を創造させることだ。
デューンPART2』は創造的で、美しく、悲劇的で、魅惑的だ。一度たりとも飽きることなく、次に何が起こるのか予想することもなかった。私は本を読んでいないので、比較するものがない。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは、どの作品にも努力を惜しまず、私を驚かせ続けている。この映画の演技も一流だった。IMAXで観たのだが、音響は地響きのようだった。この映画を見るなら、できるだけ大きなスクリーンで見ましょう。

9/10
驚異的な内容。明日になれば落ち着くだろうが、今は心臓が狂ったように鼓動し、脳が血まみれの傑作だと叫んでいる。これは、私が事前に期待をコントロールしようとしなかった数少ない映画の1つであり、それでも多くの点でそれを上回った。
「スパイスを超える力は全てを超える力」-それは最後には嘘だと判明した。映画が始まると、そのスコアからすぐに緊張感を感じた。映画的な体験だ。家でベッドに横たわり、ヘッドホンで見ているのと同じ感覚を味わえるとは思えない。劇場に響く音の振動が、壮大な雰囲気を作り出している。パート1が公開されたとき、人々は「宇宙でのゲーム・オブ・スローンズ」だと言った。
この映画は家で観ても正当に評価されないと思う。かなり壮大で、まだ2月にもかかわらず、2024年のベストムービーのひとつとして記憶に残ると思う。私は絶対に気に入った。

10/10
私たちの世代のSF/ファンタジー大作
この映画を早期上映で観ることができ、完全に圧倒された。
ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの大ファンとして、これほどの世界観と壮大さに出会ったのは久しぶりだ。この映画はかなり自己完結的で、3年前に第1作を観ただけの一般観客も十分に楽しめるだろうから、完全に必要というわけではないが、繊細さと伏線をよりよく理解するためには、第1作を再鑑賞することを強くお勧めする。
ドゥニ・ヴィルヌーヴは、現代で最も有望な映画監督の一人であることを証明し続けている。私であれば、このような高予算の壮大な物語に彼を起用し続けるだろう。彼ほどこのジャンルに取り組める監督は、現在活躍している監督でもほとんどいないからだ。
個人的な意見だが、この映画はほとんどすべての面で前編より良くなっている。ハンス・ジマーのスコアは期待通り素晴らしく、アカデミー賞受賞者でグラミー賞にもノミネートされた前編のスコアからワンランクアップしている。VFX、プロダクション・デザイン、音響、編集など、技術的な面もすべて一流で、受賞に値する。すべてが一流で、受賞に値する。アクションシーンはまさに度肝を抜かれ、背筋が凍った。デニス監督の演出は非の打ちどころがなく、ストーリーは非常に魅力的で、Pt.1のキャラクターをさらに深く発展させ、新たな驚くべき魅力的なキャラクターを登場させている
この映画は、壮大なファンタジー/SF映画の歴史的作品であり、このジャンルの古典として記憶される映画だと私は信じているので、IMAXでこの映画を見る機会をお見逃しなく。

10/10
すごい!今すぐデューン・メサイアが欲しい。
前作が好きなら、今作も同じでしょう。個人的には、今作の方がもっと好きだし、一般の観客もそうだと思う。だから、『デューン・メサイア』が今必要なのだから、興行成績が良いことを願っている。これこそ、私が映画を見に行くことのすべてだ。あと、ハンス・ジマー。
本の読者にとっては、この作品は1作目よりも自由度が高いと言えるが、それは私が気に入った変更であり、一部はより良いものでさえある。大部分は、本で描かれた主要なビートをそのままに、いくつかの点が変更されている。最大の変更点は、タイム・ジャンプがないことだ。そのため、あるキャラクターは本とは逆に映画には登場しない。とはいえ、個人的には好きなキャラクターを違った形で使っている。
今年はまだ早いけど、この映画のアカデミー賞ノミネートは確実だろう: 作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞、撮影賞、作曲賞、音響賞、視覚効果賞、衣装賞、プロダクションデザイン賞、メイクアップ賞。というわけで、今回は助演女優賞にレベッカ・ファーガソンを選びたいと思います。

10/10
紳士淑女の皆さん…映画製作の頂点です!!
この映画は、語るだけでは正当な評価を下すことが不可能な映画です!一度は経験したが、もう二度と味わえないと思っていたような映画だ!
この映画は1作目の面を受け継ぎ、ほとんどすべての可能な方法でそれを改良している!
この映画のすべてが最高だった!デニス・ヴィルヌーヴは、彼がSF映画の巨匠であるだけでなく、映画製作全般の巨匠である理由を証明した!この映画は、映画製作で達成できる力のデモンストレーションだった!
ぜひ、できるだけ大きくて最高のスクリーンで観てほしい!これは一生心に残る体験になるだろう!
本物のブロックバスターは死んだと思っていた!これは私が切望していた映画体験だ!
今、私はこの映画をもう一度、そして多分もう一度観るつもりだ!そして本を読むつもりだ!

メタスコア 79/100

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メタスコア
  • 93
    ポリゴン
    Austen Goslin
    デューン パート2は、パート1が約束した通りの映画であり、前作を凌ぐだけでなく、振り返ってみるとそれを向上させている稀有な続編だ…これまでのところ、今世紀最高のブロックバスターのひとつ。
  • 91
    グローブ・アンド・メール紙(トロント)
    Barry Hertz
    純粋なスペクタクルと衝撃と畏怖の達成という点で、ヴィルヌーヴは狂気の栄光とパワーを持つ映画化を成し遂げた。
  • 90
    スクリーンラント
    Graeme Guttmann
    デューン パート2は、畏敬の念を抱かせる、視覚的に見事なSFスペクタクルであり、銀河規模の神話と運命の破滅的な衝突である。
  • 88
    RogerEbert.com
    Brian Tallerico
    デューン この種の大作が芸術性とセンスを持ってできることを思い出させてくれる。
  • 88
    スラント・マガジン
    ジェイク・コール
    ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画は、前作同様、綿密に絵コンテを描いたミニマリズムの極致が可能にする映像の素晴らしさを教えてくれる。
  • 83
    コンシークエンス
    Liz Shannon Miller
    ストーリーは時代遅れの常套句から決して抜け出せないかもしれないが、『デューン』映画は、大スクリーンでの壮大なストーリーテリングのパワーを思い出させてくれる、素晴らしい才能の集合体である。
  • 80
    アリゾナ・リパブリック
    Bill Goodykoontz
    正直、うまくいくはずがない。多方面で同時に進行していることが多すぎる。しかし、ヴィルヌーヴはそれをどうにかまとめている。2作の間に5時間以上(本作は2時間46分)あり、続編がなくても前回ほど腹は立たないだろうが、こんなことを言うなんて信じられないが、私はもっと見る準備ができていると思う。
  • 80
    IGNTom
    ヨルゲンセン
    驚異的なビジュアルが特徴の『デューン』: パート2は、ドゥニ・ヴィルヌーヴのトリッキーなSFサーガの中間に位置する、目を見張るような感動的な作品だ。
  • 75
    The Seattle Times
    Soren Andersen
    小説の知識も役に立つ。
  • 50
    IndieWire
    David Ehrlich
    このサーガの全貌を捉えるのに、これほど適した映画監督はいない(だからこそ、2度も失望させられたにもかかわらず、『デューン』を心待ちにせずにはいられないのだ): そして、時には良くも悪くも、自由に使える権力と資源の中で、ポールがいかに自分の視点を見失いかねないかを映し出すことがこれほどできる映画監督もいない。

ロッテントマト 批評94/一般95

ロッテントマト
  • 偉大なものと恐ろしいものの間を行き来する『デューン』: パート2は、良い作品でありながら最終的には欠陥のあるアクション大作として、その中間にしっかりと着地している。
  • 特殊効果は目を見張るものがある。メイクもセットもこの世のものとは思えない。すべての俳優が素晴らしい仕事をしており、チャニとポールの間のダイナミックさが好きだった。
  • 視覚的に、この映画は信じられないほど見事だ。オリジナル版は好きではなかったが、これは本当に素晴らしい。ストーリーがよりわかりやすくなっている。続編がオリジナルより優れている珍しいケースだ。
  • 銀河系を舞台にした銃撃戦が好きな人にはたまらない。しかし、それ以上のものを求め、形而上学、黙示録的エコロジー、宗教、大衆操作、狂信主義、愛に関わるのであれば、何時間でも議論できる何かが見つかるだろう。[スペイン語のレビュー]
  • アラキスのロレンス』と『ドクター・サンドワーム』の出会い、あるいは『私はいかにして心配するのをやめ、ベネ・ゲセリットを愛するようになったか』……その結果、ダウンビートなドラマのような超大作スペースオペラが生まれた。
  • 私はこの惑星一のスペースオペラ好きで、『ジュピター・アセンディング』にAランクをつけた。この予算とヴィルヌーヴのビジュアルなら、最悪でもほとんど楽しめるだろう。デューン2』: デューン2:ザ・ダニング』はほとんど楽しい時間だ。
  • このケベック出身の才能豊かな映画作家は、一流の映画を楽しむことになるであろう大スクリーンの鑑賞会場を揺るがしながら、あなたの魂を揺さぶるかもしれない、目を見張るような2、3のサンドワーム乗り体験を含め、彼の大砲をすべて解き放つ。
  • ストーリーの壮大さと芸術性の高さは、クレジットが流れると自分がどこにいるのか忘れてしまうほど、観ているものに没頭できる稀有な機会だ。
  • デューン パート2は待った甲斐があり、期待以上だった。
IMDb
  • デューン パート2は壮大なエンターテインメントでありながら、ハーバートの小説のアイデアを維持し、征服の狂気と信念の力を探求している。
  • ヴィルヌーヴが『デューン』に挑む上で、そして彼の作品全般において重要なのは、細かな部分を見て感じることだ。ポールの進路と内なる葛藤、そしてそれに対するチャニの反応は特にそうだ。
  • 史上最高の映画のひとつ
  • 私の中ではトップ5の映画
  • この値段でこのクオリティはすごいと思う。
  • パートIIで3時間近い映画にしては、かなりの部分を残している!
    内容は破綻している。
  • ネタバレはしませんが、パート3はいつになるんだろうという気持ちにさせられた映画でした。もう1時間くらい長くてもよかったかも。1作目も素晴らしかったけど、今作はもっと良かった。この映画は素晴らしい。
  • 本にも前作にも沿っていない。
    内容が破綻している。
    このレビューにフラグを立てる
  • 素晴らしい映画でした。ただ、もう少し原作に忠実であってほしかった。例外は許せる。フリーメンとのシーンが必要以上に長すぎる気がした。映像は素晴らしかった。
  • 素晴らしいストーリーラインと演技。
  • 本やフランク・ハーバートのビジョンに100%忠実ではないにせよ、十分に近く、視覚的にも文脈的にも素晴らしい。よくできている!
  • 全体的に良い映画だが、パート1よりは良くなかった。
  • 美しい音と映像、素晴らしいパフォーマンス。3時間とは思えない。夢中になった。デューンが映画化できることを証明している。
  • 初めて映画館に戻った時、この映画を選んで本当に良かった。私が大好きな映画です。
  • 座席に座ったまま、全く言葉を失った。素晴らしい続編であり、映画でした。この映画は大きなスクリーンで見て、体験として楽しむべきだ。映画が戻ってきた。
  • この映画は絶対に気に入った!本が大好きで、この映画も期待に応えてくれた。登場人物の変更がいくつかあったが、彼らがどこへ行くのか興味がある。ウォーケンが皇帝を演じると聞いた時はどうなることかと思ったけど、彼は素晴らしい仕事をした。
  • とても面白いストーリーで、エフェクトがとてもクールだった。
  • パート2は、フランク・ハーバーツ監督の素晴らしい本を見事に踏襲している!この後編を見る前に、前編を再見することをお勧めします。前編の続きです。しかし、初心者にはわかりにくいかもしれない。唯一残念なのは、パート3があることが明らかなこと!長くならないことを祈る!
  • 壮大な映画。とても素晴らしい演技、セット、衣装。全く異なる領域を創造している!
  • よくできている。本を知っているか、パート1を再視聴していれば、ストーリーを追うのが楽になるだろう。

まとめと感想

先に言っておくが、余裕で前作を超えている。しかも圧倒的に。

part1は面白かったが、あまり印象になかったが、この映画は、、、(申し訳ない、映画通の人には耳にタコだとは分かっているが)ダークナイトを観終わった後の圧倒された感覚、充実感、感動、興奮、全てが入り混じった。

子供の頃、兄と一緒に立ち見で観た「ゴジラvsヴィオランテ」を観終わった後のように、興奮して感想を兄にぶつけた時の感情に酷似していた。もう兄はいないが、この映画は限りなく同じ映画の趣味を持つ友人を連れて試聴するのが正解だろう。

そして何度も何度も海外のレビュアーが言っているようにIMAXで見るべきだ。

デューンパート2は絶対的なSF映画の傑作で、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、前作で築かれた強固な土台の上に、政治、宗教、ロマンスを巧みに盛り込み、part1よりも優れた続編は存在しないというジンクスを圧倒的な力でねじ伏せてくれた。

もちろん、もちろん前作を見返したり、原作を知っていた方が楽しめるのだとは思うし、知っていたら私以上に興奮できたのかもしれないが、ふんわりな私は大興奮できるほどに面白いので安心して楽しんでほしい。

演技も素晴らしく、フェイド=ラウタ役のオースティン・バトラーはエルヴィスのイメージを真っ向からぶち壊す残虐非道でサイコな悪役を演じきり、もう一人の主人公とも言えるジェシカ役のレベッカ・ファーガソンは前作のちょっと強めな母像から脱却し、重要な主人公の導き手を演じた。

映像は全編を通して砂ばかりの不毛な惑星のはずが、全てが美しく彩られていると錯覚するほど美しい映像美と映像技術に目を奪われる。

サウンド・ミキシング部門とハンス・ジマーのスコアもまた、奇妙に心地よく、それでいて耳をつんざくようなIMAXシアター体験を作り出すために手を取り合っている。この映画はとても派手で壮大だ。

『スター・ウォーズ』のオリジナル3作を彷彿とさせた。両フランチャイズとも、まったく新しいものへの道を開き、革命的な映画技術を披露しており、今後何年にもわたって観客を魅了し、鼓舞し続けるに違いない。

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