「カンフージャングルよりも熱演」映画『シャクラ/SAKRA』物語ネタバレと海外の反応評価を紹介。ドニー・イェンが監督をする!と話題になりましたが、ジョンウィック4で見事なアクションを見た後だと、驚くほどがっかりする見る人を混乱させる支離滅裂な物語と安っぽいCGアクションの微妙な作品です。
映画『シャクラ/SAKRA』物語ネタバレ
注意
この先の『シャクラ』の物語ネタバレは、見終わった後、全く意味がわからなくて、海外のレビューを閲覧しながらやっと繋げた文章になります。
ひょっとすると意味が違う誤訳もあるかもしれませんが、この物語自体がそもそも訳わからないのでご容赦ください。
キタン出身のチャオ・フォン(ドニー・イェン)は赤ん坊のときにキタンと戦争中の宋の夫婦に拾われて成長する。卓越した武術の才能を開花させたチャオ・フォンは、ならず者たちの集団”乞食宗”のリーダーとなる。(この物語では二つの国家が、相容れないまま互いに憎しみあっている)
ある日、乞食宗の副リーダーの馬”マー”が殺害された濡れ衣を、マの妻カン・ミンに着せられ、自ら乞食宗の首領の座を降りたフォン、誰が自分を嵌めたのか真実を探す旅に出る。旅に出る前に実家に戻ると、両親と乞食宗の長老の一人で祖父の三人が、何者かに殺害されていた。遺体のそばで嘆き悲しむフォンの姿を見た仲間たちは、フォンが家族を皆殺しにしたと勘違いする。乞食宗は裏切り者となったフォンの命を狙う。
フォンは自らの出自を知るであろう少林寺の師父に会いに向かうが、師父はすでに老衰で亡くなっていた。再びタイミング悪く遺体のそばにいたフォンを見たかつての仲間たちはフォンを親殺しと襲い掛かる。さらにタイミング悪く、フォンの目の前で少林寺の至宝を盗んだ阿珠”アズー”(ユーキー・チェン)を助けつつ少林寺を逃げ出す。
茂隆”マオロン”(ウー・ユエ)の従者
少林寺の金剛掌を受けたアズーは死にかける重傷を負っていた。フォンは自らの生命力を分けてアズーを助ける。なのに、”私はあなたに生命力を与えて助けた”と恩を着せるようなことを話す。フォンは死にかけのアズーを連れて乞食宗のアジトを訪れると、アズーを助けるために医者の雪夢華”シュエ・モンファ”(ユエン・チョンヤン)の治療を受けにきたと話す。もちろん何言ってんだこいつ?と拒絶されるも、フォン自らの命を引き換えに彼女を助けてほしいと願い、願いは聞き入れられる。
フォンの献身は認められ、フォンをずっと夫殺しと罵っていたカン夫人は彼の汚名を払拭させ再び”英雄”の称号を受けることを認める。乞食宗全員から認められ次々に盃を交わし別れの言葉を続ける。しかし最後の最後に、フォンを嫌っている男がフォンを侮辱したため、怒ったフォンは彼を全力で蹴り飛ばす。
結局のところ、素直に殺されるフォンではなく、乞食宗全員と殺しあいが始まる。フォン”龍掌”を駆使してかつての仲間をぶっ殺しまくる。アズーを助けようとたどり着いたフォンの背後からシュエ医師が近づき、力を奪い取るツボを刺されてしまう。力を奪われたフォンは残った仲間達から殺されかけるも、突然謎の覆面男に助け出され乞食宗の前から姿を消す。フォンを助けた謎の男は、フォンの出自を知っているようだったが、大事なのは出自ではなく、自分が何者であるか?だと伝え立ち去る。
フォンの依頼通り、シュエ医師はアズーを治療するが、シュエ医師はフォンを敵国の裏切り者だと罵りながら治療を行うため怒ったアズーは、シュエ医師をぶっ殺した後、彼の医療所を焼き払う。
一方、荒野を彷徨い歩くフォンは、捕虜のキタン人を一方的に虐殺する宋の兵士と出会い、彼は怒りに任せて宋の兵士を皆殺しにする。キタン人を助けたフォンは、キタン人を殺すために武術を学び強くなり続けた刷り込みによる倫理観と出自に疑問を抱く。そこに現れたアズーと愛の誓いを交わす。
カン夫人に変装したアズーは、濡れ衣を着せた乞食宗の幹部白石景”バイシージン”(ドゥ・ユーミン)を騙して真犯人名前を聞き出そうとする。しかしカン夫人と恋仲だったバイシージンはアズーの変装と見破り、敵国の大将段正春”ドゥアン・ジンチュン”(エディ・チャン)がフォンの両親を殺した真犯人だと嘘を信じ込ませるのだった。嘘の情報を間に受けたフォンとアズーはドゥアンを暗殺しに向かう。その様子を見ていたのは全ての罪をフォンに被らせて、バイシージンも捨て駒にして、この世の支配を目論むカン夫人だった。
エンディングネタバレ
シャオフォンとアズーは鏡湖に向かい、そこで偶然、娘のアジと親子喧嘩をしているドゥアンの命を救い、フォンはドゥアンに気に入られ夜に行われる晩餐会に招待される。ドゥアンの屋敷に忍び込んだアズーは、妻とドゥアンの会話を盗み聞きし、自分もドゥアンの娘で、アジは妹だと知る。
フォンがドゥアンを殺すのを防げないと考えたアズーは、ドゥアンに変装し彼の一撃を受ける。吹っ飛んだ衝撃で変装が溶けたフォンは、死に間際にフォンに話して絶命する。フォンはアズーの亡骸をドゥアンに渡し、アズーが実の娘であることを伝える。ドゥアンはフォンが聞いた話は全て嘘だと話す。
嘘を信じ込んで愛する人をぶっ殺しちゃったフォンと、姉の復讐のために勝手についてきたアジを連れてバイシージンとカン夫人の屋敷に向かう。黒幕二人の自分勝手な野望を聞いた後、アジの毒薬を顔に受けたカン夫人は顔が焼き爛れてしまう。ついでにバイシージンをぶっ飛ばす。そこ現れた全ての黒幕のムロン・フー(レイ・ルイ)が軍隊を引き連れてやってくる。あっさりとバイシージンとカン夫人を射殺すと、アジとフォンに襲い掛かる。
ムロンもなかなか強く良い勝負をするが、戦っている最中、バイシージンの裏切りによって皆殺しにされた乞食宗の仲間たちの遺体を見たフォンは心が折れて一方的にやられてしまう。気を失う直前、かつて少林寺の師父の教えを思い出したフォンは自らを奮い立たせ立ち上がりムロンを倒す。生き残った乞食宗のメンバーがフォンの元に集うが、アジとフォンは馬に乗って立ち去る。
後日、フォンはアジと一緒に牛を飼って平和な生活を送っていた。
一方、フォンに殺されたはずのムロン・フーは父ムロン・ブーによって蘇生される。
その後、フォンの実父シャオ・ユアン・シャンの元をムロン・ブーが訪れたシーンで物語は終了する。
海外の反応評価 5.9/10「訳わからん」
2/10
稚拙な演出、支離滅裂なストーリー展開、安っぽい台詞回し
ドニー・イェンは監督ではなく、演技に専念する必要がある。演出はずさんで支離滅裂、ストーリーはあちこちにあり、台詞は安っぽいものだった。
登場人物に深みがなく、発展性がないため、筋書きを把握するのが難しかった。重要な登場人物である新人女優のアー・ジーが登場するのは1時間30分後で、しかも、その登場シーンはすべてダサい戦闘シーンで急がされていた。なぜ誰かが娘を襲うことを決意し、次のシーンで取り繕おうとするのか。
ナンセンスだ。戦闘シーンは振り付けが悪く、全く信じられませんでした。特殊効果も圧倒的で、映画に何の足しにもなっていない。
俳優たちはセリフを覚えるのに必死で、チーズの会話で埋め尽くしているように見えた。
ラブシーンも相性が悪く、娘と父親のような関係で、ぎこちない感じがしました。ドニー・イェンが彼女を治療のために連れてきたのに、結局みんなの歯を折ってしまうという馬鹿げたシーンも忘れてはいけない。
映画全体が低予算制作のように感じられた。編集もひどいもので、一貫性のない速いペースと遅いペースが混在した急ぎ足の映画という感じでした。
全体的に、これは信じられないほど残念な映画で、誰にも勧められない。
1/10
退屈で予測不可能
稚拙で陳腐な台詞回し、イップマンと1993年にジェット・リーが描いた太極拳のような古風なカンフー映画をごっちゃにしたような稚拙なアクション演出で、ドニー・イェンが監督としてどんなアクションをしたいのかが全く見えてきませんでした。
そして、映画のサウンドトラックのメロウなセンチメンタルさは、適切な場所やシーンになく、出会ったばかりのキャラクターの間にあるものが多すぎて、観客に共感させたいのだろうが、私にはただの大げさな下品さにしか見えない。
ドニー・イェンはこの映画を、アベンジャーズのスーパーヒーローやDCバットマンのスーパーヒーローのようなものにしたいのだろうが、シーンの1つが浅く、ノーラン・バットマンの真似をしようとしている。
1/10
ひどいひどい努力。
ドニー・イェンは自分の映画を監督したり製作したりするべきではない。この映画はとても素人的な撮影で、多くの陳腐な一発芸がある。この映画の目的は、主演俳優を美化することにあるようで、観客を困惑させるほど達成されている。
筋書きは支離滅裂な形で明らかにされ、時々、今何が起こったのだろうと思わされる。終盤になると、今起こったことの意味を理解するために、多くのシーンが映し出される。素人っぽい話の進め方。
映画のCGIは、ちゃんとした武術映画を引き立てるどころか、安っぽくしているだけだ。
どうやらこのひどく長く、座っているのが苦痛な映画には続編があるようです。
まとめ感想「訳わかんネェ」
ええええ?
え?
あ?
終わり?
だった。
英語字幕でもだめだった。
物語にツッコミどころ満載で物語が頭に入ってこない。
シャオ(ドニー・イェン)がキタン人で栄人と敵対していて、乞食宗のリーダーだったのに、なんか一方的に濡れ衣着せられて、なぜか自分の腹を何度か刺した後リーダーを降りる。降りた後、なぜか両親が死んでて、偶然会いに行った少林寺の師匠もなんか死んでて、濡れ衣が増えて。
偶然少林寺の秘宝を盗みにきたアズーを、なぜか助ける。親子ぐらい歳の差があるのになぜか恋仲になって、、、、
気のせいだと思うんだけどさ、
彼女を助けるために自分の命を差し出したドニー・イェンは、なぜか助けてくれる恩人であるそこにいる全員をぶっ殺しまくった。
意味わかんねぇよ。
で、悪者の嘘を信じきった愛する人を止められないと思ったアズーが勝手に変装して一方的に殺される。
おいおいおい、腐っても夫婦なんだからちゃんと話せよ。
で、さんざん悪いやつで黒幕だった二人の男女はあっさり殺されて、敵将もあっさり殺して。全員死んだように見えた乞食宗の生き残りがやってきて、殺し合いするのか?と思ったらなんか牛の牧場始めるし。
フォンと一緒にいる意味のない、他人のアジもなぜか一緒に暮らしているし。
なんか、フォンの親父生きているし。
フォン捨てたのも親父だったし。
フォンを育ててくれた両親を殺したのも実父っぽいし。
死んだはずの敵が簡単に生き返るし。
クレジットを見る限り、フォンの実父役をドニー・イェンが演じてるっぽいからますます混乱するというね。
あの映画を見てここまで文章起こせたのも奇跡。
マジで苦痛だった。
なんだこれ?
マジで。
戦いのシーンは、、ドニーイェンと謎の日本人に任せるとこんなにだめな感じになるんだなーって感じ。悪くはないんだけどさ、ジョンウィックチャプター4見た後だからなおさら、編集と早回しと”気”のVFX入れちゃうから、くそ安っぽいのよ。そこにワイヤーアクション入れると、まぁなんというか、クソダサいアクション。
まとめると、くそわかりにくい混乱させる脚本に、クソダサアクションのせいで何も面白いと思えるものがない40てんぐらいの作品だった。
2024年アメリカ公開映画
ネタバレ↓