「フリクリプログレ」視聴後に「オルタナ」を見て思ったのはプログレはいらないってこと。フリクリ最新作を見るなら「オルタナ」だけで良い理由・あらすじ・感想と違いを解説。U-NEXTの方がフリクリ見るならオススメの理由も紹介。
「フリクリ オルタナ」の個人的評価
「最高!!」
「原点回帰」これぞフリクリ
「ハル子はやっぱり新谷真弓さんが一番」
「フリクリ2はオルタナ」
「プログレ」はいらない
評価の理由
ハル子さんが帰ってきた。いろんな意味で。
オルタナとプログレどちらを先に見ようか迷っていたが、Netflixで「プログレ」シーズン1・「オルタナ」シーズン2となっていたので順番に視聴。プログレが酷すぎた。何よりハル子が可愛くないのだ。
更にプログレは全エピソード全ての監督を変える斬新な手法をとった結果、実験的「フリクリ続編らしきもの」がお目見えした。主人公ハルハラハル子の声優も変えて新キャラてんこ盛りのそれぞれの監督のオ●ニーを見せつけられた感じでガッカリオブザイヤーだった。1日置いてオルタナを見た結果。このような浮かれた評価になったわけです。↓
前作OVAフリクリの正統続編に相応しい「当たり前の日常が変わっていく様」が女子高生カナを中心に描かれているのだが、まぁ面白い。リアルな?何もない女子高生の日常の小さな悩みや葛藤にハル子が介入するだけで面白いのだ。ラストのオチだけは?だったが、全体的に整っており前作ファンだからこそ面白いと言える内容である。素晴らしいの一言なのである。。
プログレの感想はこちら↓
フリクリ オルタナ エピソード毎のあらすじと感想(微バレ有り)
まだ見ていなくても大丈夫。今作は前作フリクリファン全員がスタンディングオベーションをする程の出来である。プログレで心が折れた人も安心して見てほしい。だからこそあらすじと感想をここに残す。
エピソード1「フラメモ」 あらすじと感想
あらすじ:「毎日毎日がずっと続くと思ってるんじゃない?」ハル子
仲良しグループのカナ・ペッツ・ヒジリー・モッさんの4人は今時の女子高生でめちゃくちゃ仲良く日々を過ごしていた。4人で巨大なペットボトルロケットを製作中に謎の怪物が現れカナが襲われる。そこに突如現れたピンク髪のお姉さん「ハルハラハル子」が窮地を救ってくれる。
フリクリな非日常がまた始まる。
感想:フリクリが帰ってきた!ハル子の声が新谷真弓さんに!やっぱりこれだ。そして全体的な絵も「前作フリクリ」に近く、プログレのような「違和感」は一切ない。
ストーリーの急激な変化、それらを置いていくハル子のノリ・雰囲気・ベースの攻撃音・素晴らしいです。早く続きが見たくなるファンはにんまりする「オルタナの開幕である。」「ムスタング67年型」ってなんやねん。
あの額から色々出てくる現象の説明を聞くことができる。↓
あの額から物体が出る現象を「N.O」(エヌオー)と呼ぶ。右脳と左脳の思考ディファレンスを使って超空間チャンネルを開きあらゆるものを引き寄せる能力。
謎のおっさん
冒頭で「涙の跡を残したハル子」がいたので、なんとなく「ハル子の野望が叶わなかった」ことがわかる「フリクリ」か「プログレ」の続きなのだろうか?
エピソード2 「トナブリ」あらすじと感想
あらすじ:「大人とか子供とかどうでもよくねッ?」ハル子
ヒジリーの恋人トシオの依頼で4人は公園で撮影モデルをすることに。何故かケバブ屋を出店しているハル子に出会う。ハル子の出現によって相変わらずの日常が少しづつ変化していく。
感想:ハル子の魅力とフリクリらしさが全開に。前作も人の「感情の爆発」が原因で額からバケモノやら何かが出てきたが、大体はハル子があの手この手で嫉妬させたり怒らせたりと揺さぶりまくっていたのが原因だったが、今作も多感な女子高生相手に色々と揺さぶりをかけてくる。どうやら今作の(遊び?)相手は「鬼のようなツノが生えてくる」主人公カナが騒動の中心になりそうだ。
エピソード3「フリコレ」 あらすじ感想
あらすじ:「夢なんかなくっても良くない?」ハル子
今回の主役はモッさん。(が、ハル子に色々余計なことされる役割)今回の悩みは「進路と夢」。カナは自分の夢がまだ分からないからモッさんの夢を応援したいと張り切るが「自分の夢は自分で叶えないと意味がない」とつきはなされる。人を応援したいと言う想いや自身がやっていた事はエゴだったのか?と悩む。
が、程よく悩み楽しむ女子高生のちょっとした「変化」にハル子が掻き乱しに現れる。
感想:思春期の日常と悩みが綺麗にまとまっている。4人それぞれが悩み努力して解決していく姿はこんな感じで熱くいきたかったな、なんておもわせてしまう良い日常を描いたエピソードである。
が、フリクリ感は微妙。次だ次。
エピソード4 「ピタパト」あらすじと感想
あらすじ:今回の悩みは「恋」。
カナが想っている「佐々木」に対して何故かハル子が露骨にまとわりついている。カナは面白くなく機嫌が悪い。バスケの試合中もハル子が絡みまくり全員集中できず試合は惨敗する。これらはカナを意識したハル子への攻撃であり、実際嫉妬心で震えるカナの額が反応をを始める。
感想:なんかすっげぇフリクリっぽいエピソードで好き
女子高生の痛い痛い一方通行の恋患いを楽しめる。うまくいかない、うまくできない恋心に翻弄されるカナと面白がる仲間達。なかなか額から出さないカナにハル子はより露骨な煽りをはじめる。ヒヒヒとニヤケが止まらない。
そして始まるロボとのバスケ対決の描写はめちゃくちゃ面白い。
「左手は添えるだけぇ!」って(笑)
カナの最期の告白もなんか良い感じ。
そしてメディカルメカニカが動き出す。
女子高生の日常を追っていると世界の窮地なんてどうでも良かったが、思った以上に深刻なようだ。
エピソード5「フリステ」あらすじと感想
あらすじ:今回の悩み「やっぱり女子高生ってメンドクセ」ハル子
メディカルメカニカの建物が完成(前作同様アイロン型)。それに合わせて世界中にアイロン型の建物が現れ町中では火星移住の噂が立ち始める。どうやらメディカルメカニカのこのアイロンが動き出し地球を真っ平らにされてしまう前に実際に一部の人間だけが移住する計画が水面下で動いていたようだ。そしてペッツ一家は火星移住に選ばれていたがペッツは行方不明になってしまった。
感想:一気に物語が加速。完成したメディカルメカニカの建物。そこに向かう巨大怪物。立ち向かうハル子とカナ。完全に視聴者を置いてけぼりにするストーリー。ちょいと中途半端な戦いもっともっと動いて欲しかった。
しかし今までにはないストーリーの根底が理解できる気がする。
今回はペッツが思いのハケをカナにブツける。今までのカナの行動全てに対する想いをだ。
「世界中のプラントが稼働し世界を真っ平らにするまで残り34時間…」
ラストエピソードに続く。
エピソード6 ラスト 「フルフラ」 あらすじ感想
ずっと当たり前の日常が続くと思っていた。
あらすじ:「この日常が終わらないで欲しいと本当は願っていた。」カナ
オープニング曲の合間はハル子と前作のロボ「カンチ」に似た相手と喧嘩をしている。何があった?何が起こるんだ?
ついに起動するプラント。次々と平らにされていく街。政府は何も対抗策はない。ペッツはみんなから離れてしまった。塞ぐカナと仲間達。
「いつまでも変わらないものなんかない」
「だからこそいつも通りの笑顔でいたらいいじゃないか」
ハル子のベスパ初登場。決心したカナ。
「叫べ!17才!」
最後まで意味解らない!いいの?
いいんだ。最後まで見よう。
感想:カナは思いの丈をブチかます。誰にだって悩みはある。嫌われたくもない好かれたい気を使わなきゃいけない、それでも私は友達が大好きだしこの日常が終わらないことを願っていた。詳しいことなんてわからないよ、
「でもみんなが大好きなんだから仕方ないじゃない!」
赤い光がカナを包み込む。
そして…驚愕のラスト。
カナは無事に日常を迎えることができるのか?
エピソードまとめ!
今まで以上に視聴者置いてけぼり。だがそれでも良い。謎は大量に残った。でもそれがフリクリじゃない?考察とか探すのやめてさ。
カナはどこにでもいる女子高生。みんなと同じく悩み恋をする。世界をアイロンで真っ平らにすることを生きがいにするメディカルメカニカ(真っ平らにすることに意味はないと思われる)フラタニティという謎の組織から派遣されたハル子は、人間に眠る力を解放することで対抗する力を手に入れようと、様々な人にちょっかいを出している。日本政府は恐ろしい相手になすすべもない。それでもハル子はふざけながらも適当に世界を救おうと奮起する。
ってところか。ほとんどが女子高生の日常。ほんの少しのフリクリ。
これがフリクリ2。
オルタナティブだ。
〔オルターナティブとは〕 ① 二者択一。 ② 既存のものに取ってかわる新しいもの。 ③ 1990年代のカウンター-カルチャー、音楽スタイルのこと。オルト-カルチャーとも。
コトバンク「オルタナティブ」より引用
プログレとオルタナの違い
オルタナはシーズン2 プログレがシーズン1 ?
Netflix上では
- プログレがシーズン1
- オルタナがシーズン2
と表記されているので、Netflix利用者は「あんまり面白くないプログレ」から観る事になり「フリクリ2であるべき正統続編 オルタナを視聴しない人がいそうで心配だ」
オルタナとプログレの違い 「監督」
プログレではエピソード6まで全て違う監督が担当。それぞれの個性が光る。
オルタナでは1人の監督「上村崇」が担当。上村崇は幼女戦記で国内外で評価された監督である。
結局はそれぞれの個性が水と油のように相反してしまいストーリーの難解さも合わさりよくわからない深夜アニメみたいなアニメとかしてしまった「プログレ」に対して
オルタナはじっくりと全エピソードを「フリクリ」にしてくれているので見やすくて楽しめた。
オルタナとプログレの違い 「ストーリー」
プログレはメディカルメカニカ製の猫耳ヘッドホンを装着した寡黙な女子高生「ヒドミ」をハル子とジンユが引っ掻き回す。各エピソードに彼女の夢の描写があり少しづつヒドミのことが分かっていく。ストーリーは難解・何が起きた?どうしてそうなった?新キャラも多数で邪魔。
オルタナは女子高生4人の日常を中心に描かれる。多感な17歳にありがちな悩みや葛藤を細かく描きその隙間に起きる不可解な現象にはハル子が必ず現れる。小さなことでも女子高生にとってはとては大きな問題、大人になったら思い出せないような様々な日常の喜びも「毎日は続かない」といつから気付いてしまっただろうか?いつの間にか忘れて大人になってしまったのか?17歳の心の叫びの名作。
主人公「ハルハラハル子」の声優の変更
前作「フリクリ」のハル子役は「新谷真弓」さん
シーズン1プログレは「林原めぐみ」さん
シーズン2オルタナは「新谷真弓」さんに戻している。
やはりと言うか、「あのハル子」は新谷さんしか演じることは出来ないと実感させられる。プログレの林原めぐみさんは悪くない、ストーリーとアニメ表現がダメだっただけ。
NetflixとU-NEXTの見せ方の違い
U-NEXTでは
フリクリ・フリクリ オルタナ・フリクリプログレの3つにしっかりと別れている。
3本だけ検索に出てくれるので見やすく、前作から18年も経っていることに足が震えるような月日の残酷さを個人的に感じ身震いしてしまった。
Netflixでフリクリと検索するとこんな感じ。
ちょっと雑。しかしサムネイル画像は綺麗なイラストポスターだから目を引く。が他の作品に邪魔されて見落としてしまう人も多いんじゃないかなと。
そして見ての通りU-NEXTとは違ってプログレもオルタナも一緒くたになりシーズン1と2に分けられているから、個人的駄作なプログレから全員視聴開始する羽目になってしまうのだ。
シーズン2は1が面白かったからこそ観るものである。
オルタナをシーズン1にすべき。
もっと言えばオルタナとプログレを分けるべきです。
フリクリ観るならU-NEXTが一番良い理由。
見ての通りU-NEXTではフリクリ3作品全てが視聴可能。それだけで最強ですが。
もちろん全て見放題作品なので初回登録後31日間の無料期間を利用すれば1ヶ月間何度でも視聴可能。せっかくなのでU-NEXTのいいところをざっと紹介。Netflixにはない強みがあります。
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なので両方使いこなしている私的には
U-NEXTはあなたの新しい世界の開拓に一役買ってくれる素晴らしいコンテンツです。
さぁ人生を楽しみましょう。!
フリクリは前作から見ることを忘れずに!
それでは
情報は全て2019年2月3日時点のものです。
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