「ジェラルバトラー版ダイハードだ!酔って観ろ!」世界ががっかりした映画『ロスト/PLANE』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介。ジェラルバトラーの操縦する飛行機がジャングルに不時着し襲い掛かる兵士たちから逃げて戦うアクション映画と思いきや、、、な映画です。
映画『ロスト•フライト/PLANE(2023)』物語ネタバレ!
シンガポールにいるブロディ・トーランス機長(ジェラルド・バトラー)が娘のダニエラ(ヘイリー・ヘッキング)にホノルルで休暇を一緒に過ごそうと電話で伝えた後、コックピットに乗り込むと副操縦士のサミュエル・デレ(ヨソン・アン)と合流し飛行機は嵐の中を飛行することになると告げるが百戦錬磨のブロディはあまり気にしていないようだった。
チーフ客室乗務員のボニー(ダニエラ・ピネダ)がシェルバック巡査(レミ・アデレケ)を紹介、シェルバック巡査は元フランス外人部隊で殺人容疑で逮捕されたルイス・ガスパール(マイク・コルター)をブロディの飛行機に乗せて移送するのだと言う。
若いインフルエンサー、鼻持ちならない感じのビジネスマンが搭乗し飛行機は発進する。南シナ海の嵐を通過する際、激しい乱気流に遭遇し計器が次々故障してしまい二人のパイロットは目視で近くの島に不時着する。ブロディは負傷、客室乗務員一人が死亡、殺人犯を移送中のシェルバック巡査も死亡してしまう。
ブロディは乗客たちを飛行機から降ろしたブロディとデレは、乗客達にジョロ島に不時着したことを説明する。いることを知る。ニューヨークの本社では、取締役会に危機管理担当のスカースデール(トニー・ゴールドウィン)が出席し、飛行機と乗客の所在を確認しようと行動していた。デレはブロディに、ジョロ島は分離主義者と呼ばれる反乱軍が支配している島なのでできる限り早く避難することを推奨する。
ダトゥ・ジュンマー(エヴァン・デイン・テイラー)率いる反乱軍飛行機が不時着したことをすでに知っており乗客を人質に身代金を手に入れようと画策していた。一方、ブロディはルイスを監視しつつ一緒に行動するた森の奥に二人で連絡手段の探索に向かう。
スカースデールは島が反乱軍によって支配されていることを知り、民間軍事企業に乗客全員を救出するように手配する。一緒にブロディ機長の履歴を見て彼が暴れて暴力を振るう乗客をぶん殴り華麗に首を絞めて失神させている映像が残されていた。
ブロディとルイスは通信基地跡地を見つけなんとか外部に連絡を取るが経年劣化のためか通信の途中で壊れてしまう。反乱軍の一人が現れブロディが襲われるもなんとか絞め殺すことに成功する。さらに建物を調べたブロディとルイスは、反乱軍たちは身代金のために誘拐した被害者を拷問した様子をビデオに収めている記録を見た二人は乗客が危険だと飛行機に戻ることにする。
疲れて暇を持て余していた乗客の前に反乱軍が到着してしまう。ルイスとブロディは彼らの威嚇射撃を聞いて車を降りて徒歩で向かうが、反乱軍の大群にどうすることもできず目の前で逃げ出した韓国人女性が殺されるのを見ることしかできずにいた。反乱軍は乗客全員をバスに乗せて何処かに連れ去ってしまう。反乱軍がさった後、残って乗客の荷物を漁っている残りの二人の兵士をぶん殴って制圧し、乗客達は近くの村に連れて行かれたことを知り彼らを助けに向かうのだった。
ジュンマーは人質たちに身代金のビデオ撮影のためにそれぞれの名前と母国をいうように脅迫する。スカースデールが雇った民間軍事チームが島に到着し、ブロディ達の乗っていた飛行機と、ブロディが残したメッセージを発見して彼らの救出に向かう。
人質のいる村に到着したブロディとルイスは巧みな連携プレイと見事な暗殺術で次々と反乱軍を殺した後、人質達の逃げる時間を稼ぐために単身乗り込みジュンマーに捕まる。ブロディに価値はないと処刑されかけるも間一髪軍事チームが現れ一方的に反乱軍を殺しまくる。人質、チーム、ブロディは無事に逃げることに成功するが、ジュンマーは死んだ弟を見つけ彼らへの復讐心で燃え上がる。
皆、飛行機へ戻り搭乗するが、すぐに反乱軍が現れ激しい銃撃戦が始まる。ブロディも戦いに参加しようとするが、ルイスが捕まるだけだからと島に残ると反乱軍を相手に戦いを開始する。軍事チームは反乱軍達を仕留め飛行機に乗り込み出発する。残ったルイスは軍事チームがもしものために用意していた身代金の袋を手に入れると森の奥に逃げるのだった。
残ったジュンマーはRPGを撃とうとするが、ブロディによって飛行機の車輪でジュンマーを轢き殺す。そして、ブロディは残りの燃料で近くの島にある飛行場に着陸することに成功し無事に島から脱出することができた。
乗客が落ち着いた頃、ブロディはダニエラに電話をかけ、帰宅することを伝えようとする。
『ロスト・フライト』海外の感想評価:メタスコア61点
9/10
まさに私が支払ったもの
私が払った金額と全く同じものを提供してくれる映画がここにありました。金曜の夜に行きました。映画館の隣のバーでハンバーガーとビールを買って、完璧な金曜日の夜の映画を見ることができました。
このようなタイプの映画がもっと必要です。スリリングで、ハラハラドキドキのアクション。かっこいいキャラクター。美しい女性。危険な悪者たち。大切なのは、考えすぎないことだと思う。ジェラルド・バトラーはこの役にぴったりでした。30年前のハリソン・フォードがこの役をうまく演じているのを見ることができた。マイク・コルターも最高でした。彼との共演をもっと楽しみにしています。全体的に、金曜の夜にアクションを楽しみたい方には間違いなくお勧めの一本です。
1/10
簡単に予想できる、陳腐な原住民の扱い
またしても西洋文化がヒーローで、フィリピン原住民が野蛮で金目当ての殺人者という、非常に予想しやすい筋書き。ジェラルド・バトラーは、低品質の映画の象徴となった。バトラーは一本調子で、愛すべき父親の一面を見せようとしても全く信用できない。特殊効果もひどく、時に滑稽である。文字通りアニメのような部分が見て取れる。戦闘や射撃のシーンは退屈で、主人公の射撃はすべて当たるのに、馬鹿な原住民の射撃は驚くほどすべて外れるという、いつも意味をなさないものだ。
7/10
意外とホワイトナックル
この作品は、画期的で独創的な要素が一つもなく、すべて見慣れたパーツで構成されています。しかし、「プレーン」は、俳優陣と本質的に緊張感のある前提を最大限に活用することで、一般的な地盤の上を飛ぶことができた。
ジェラルド・バトラーは、ここ数年で最高の演技を見せている。これが彼にとって単なるギャラ稼ぎであったとしても、そのような振る舞いをしないのは確かである。
また、監督のジャン=フランソワ・リシェは、登場人物たちが必死のアクションの合間に呼吸を整え、何が起こっているのかを理解するための具体的な時間を持つよう、巧みに映画のテンポを調整している。俳優たちには、登場人物が感じるべき感情を表現するための長いショットを撮る時間を与えているのです。
そして、登場人物が感じているのを見ることで、私たちもそれを感じることができるのです。プロットの大部分は予測可能で定型的であるにもかかわらず、残酷なアクションと動揺する人質事件の全貌に、私は身も凍るような緊張感を覚えた。なぜなら、監督の映像の焦点は常にこの物語の登場人物と彼らが感じる恐怖に置かれているからだ。
リシェはこの映画でほとんど手持ちカメラしか使っていませんが、私はそれについて複雑な思いがあります。混沌としたシークエンスでは不安を煽るのに役立つが、戦闘シークエンスの結果を見るべきなのに、それが時々不明瞭になるのは映画の妨げにもなる。
おそらく二度と観ることはないだろうし、すぐに忘れてしまいそうだが、意外とモロにアクション映画で、脱力系の娯楽として観る価値があることは確かだ。
9/10
PLANEは、ほぼ完璧な映画です。
この映画で、ジェラルド・バトラーは、暴力的というより頭脳的なアクションヒーローを演じ、若手が暴力的な部分のほとんどを担っています。
悪役の、(少なくとも僕にとっては)よくわからないアジア人の集団は本当に恐ろしいです。
基本的に男性向けの映画で、恋愛や素敵な女性は出てきません。
ストーリー自体は単純で、ある飛行機が分離主義者の反乱軍が管理している島に偶然落下する。飛行機は自分の位置を伝える術を持たず、ほんの少しの間だけサバイバルゲームになる。
観客の忍耐を乱用しない。時間は完璧だ。
短いテンダーシーンのカップルがありますが、数分間イベントを遅らせますが、それはそれが全体の時間を生成する緊張とは比較にならない。
簡単に言えば、観客にふさわしい優れたエモーショナルな映画である。
5/10
あらゆる点で信じられないほど平均
「300」で一躍有名になってから、ジェラルド・バトラーは少々苦労しているようだ。この映画は彼の最も象徴的な作品であることに変わりはないが、アクション系の役柄が多く、対人系の映画ではさらに悪い結果となり、少し低迷しているようである。この映画では、再び彼のアクションが見られるが、またしても使い捨てのアクション映画で、彼は並みのアクション映画の主人公を演じることになるのは悲しいことだ。
アドレナリンが出るようなクライマックスのアクションシーンを除けば、すべてが退屈で、平均的だ。ストーリーは、飛行機が島に墜落するところと、反乱軍が乗客を人質にするところの2部構成で、いたって単純明快だ。バトラーが何度もヒーローになるには十分な内容だ。マイク・コルターがバトラーを助ける囚人として登場するが、彼はほとんど二丁目の銃として、たくさんの悪人を殺している。この映画は、90年代から00年代初頭にかけて、ブロックバスターの棚でDTV化され、より大型で優れたブロックバスターを優先して、ほんの一握りの人たち以外には無視されたような映画である。
バトラーのファンや、他の作品に飽きた人、週末に時間をつぶしたい人などは、この映画を楽しめるかもしれないが、ほとんどの人はほとんど忘れてしまうのではないだろうか。他にも素晴らしい映画がいくつも公開されているのだから、もっといい選択肢があるはずだ。
まとめと感想
びっくりするほど普通。
2時間があっという間に終わるのだが、もう終わりか?ってなるほど深みがない。
まじか、結構予告は面白そうだったから楽しみだったんだけどなぁ。墜落したジャングルで襲い掛かる原住民を二人の男がなんとか倒して窮地脱出劇を繰り広げる!って感じなのは確かに正解なんだけどさ、一瞬でジャングル脱出するんよ。マジで。
というかこの映画全体が浅い、薄いからね。
ジェラルバトラーが操縦する飛行機が乱気流で不時着した島には危険な原住民がいたから乗客守るために全員ぶっ殺して飛行機に乗って脱出する話。
見事に2行で紹介できたけど本当にこれで2時間。
肝心のアクションも少ない挙句に半端に乗客の話、半端に反乱軍達、さらに半端に本国の危機管理チームと民間軍事企業が入り込んでアクション映画を薄味にするような脚本で何も思い出せないぐらいの映画になっている。
一番薄いのはルイス役の人、えー、と誰?ってぐらい影が薄い。ジェラルバトラー一人で無双するコマンドー的な感じにすれば良いのに、半端に助けて半端に金持って逃げるルイス。
今作はジェラルバトラーはあまり銃を撃たないでずっっっっと何かを修理しているから期待しちゃダメだよ。
あれ、これって考えちゃいけないB級映画だったのか!
って見終わって気づいたよ。
ジェラルバトラーなぁ。今回も不発だよ。300以来成功作あるのかな?
でも酔っ払って見たからちょうど良いね。
2024年アメリカ公開映画
ネタバレ↓