映画『ベニー・ラブズ・ユー』結末ネタバレ!B級を愛せるかどうか試される作品




「大人のトイ・ストーリー爆誕!捨てたぬいぐるみの復讐劇」ホラー映画『ベニー・ラブズ・ユー』物語結末までネタバレ!大人になり数多くのおもちゃを捨てた人は見て欲しい愛すべきB級ホラー映画をご紹介…

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あらすじ

おもちゃデザイナーであるジャックは35歳の誕生日に事故で両親を失い、仕事でも失敗続きで解雇されてしまう。お金に困ったジャックは一人立ちを決意して家を売る事を計画する。色んなものを片付けている中で、子供の頃大切にしていたぬいぐるみベニーを捨ててしまう…

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映画『ベニー・ラブズ・ユー』結末ネタバレ!

自己中でわがままな少女アシュリーは新しいバービー人形をもらったことで、長い間一緒に遊んできた古いテディベアを捨ててしまう。その夜、叫び声を聞いた母親が様子を見にいくとクローゼットの中で目玉をくり抜かれて死んでいるアシュリーと首を引っこ抜かれたバービー人形、そして血だらけのテディベアがいた。

玩具デザイナーとして失敗したジャックはいまだに実家に寄生して悠々自適に暮らしていたが、35歳の誕生日に足を滑らせた両親が死んでしまう。10ヵ月後、寄生し続けたジャックに家事ができるわけもなく電気も水も止まり残っている住宅ローンを払うために家を売ることにする(売れるまでは実家で暮らせる)。

会社では同僚のリチャードが年間最優秀デザイナー賞を受賞されているもジャックは失敗を続けており、上司であるロンに散々比較された後、解雇されてしまう。そして最低賃金になるが再雇用してもらえる条件にサインすることになる。

ジャックは大人になることを決意し彼のおもちゃをほぼ処分していく。その中でチャッキー人形を残すが、長い間大事にしていた赤いしゃべるぬいぐるみベニーを掴むと子供時代を思い出してしまうためベニーを捨てる。

その日の夜、物音を聞いたジャックが下の階に降りるジャックのぬいぐるみやおもちゃ全てをズタズタに切り裂きパスタを詰め込まれ、首を切断されたチャッキーは鍋で煮込まれていた。警察官に通報するが馬鹿にされて終わる。仕事場ではコンサルタントのドーンと知り合う。

翌朝、家を売却するために対応したデイヴィッドの頭部が転がっていた。一階に降りると椅子にはデイヴィッドの首なし死体、家中は血まみれ、トースターには彼の指が。彼はすぐに家の中を片付け、前日家に置いていったものを取りに来た警察官を辛うじて追い出す。

ベニーは自由に動き回りジャックの前に現れると二人で遺体を隠した後話し合いを行い「誰も殺さない限り、ここに残る」と約束する。いつもナイフを手に歩き回り自由な行動をするベニーに触発されたジャックはベニーをモチーフにおもちゃのデザインを作ると上司のロンから褒められ社内で評価も上がり昇格しドーンとの関係も縮まる。ベニーとの奇妙な二人暮らしは続き、ベニーが時折衣装チェンジをする様子をスケッチして次々とシリーズを生み出し続ける。

不動産屋は売り出し中のジャックの家をタラという女性に見せに訪れると、ベニーは不動産屋を木の看板で突き刺して殺し、タラを屋根裏に閉じ込める。帰宅したジャックは惨劇を見て怒りドーンが家を訪れる前にベニーを箱の中に閉じ込めるが速攻出てしまう。怒ったベニーは一晩だけ預かっていたロンの飼い犬をぶっ殺してしまったため、ジャックは死を偽装するために行動したことが全て裏目に出てドーンとロンの目の前で犬を投げつけて殺したことになってしまったジャックは会社を解雇される。(ジャックなりにドーンを守るための苦肉の策だった)

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エンディングネタバレ

自宅で腐っているジャックだったが、物音がしてリビングに向かうとロンがプレゼント包装されていた。ジャックは縛られているの良いことにさまざまな好条件を前提にした復職契約を結ぶことに成功するが、ベニーは喉に園芸用具をぶっ込み殺してしまうのだった。ジャックはベニーを頑丈な箱に閉じ込めロンの遺体と一緒に森に埋めてひとりぼっちの誕生日を過ごす。

家を訪れたドーンと和解して素敵な一夜を過ごす。さっさと脱出したベニーは出社するドーンの車に潜り込み会社に忍び込むことに成功する。ベニーの脱出を知ったジャックはベニーが危険であるとオフィスに殴り込み主張するがどう考えても狂人の言葉で馬鹿にされまくる。その直後ベニーが起き上がると同僚リチャードの手をナイフで突き刺す刺す。

逃げ出したジャック、ドーン、リチャードはベニーをオフィスに閉じ込めるとなぜかジャックの家に向かいベニーを撃退するための準備を始める。オフィスに閉じ込められたベニーは会社の備品で武装するとジャックの家に向かいトイレから侵入する。

リチャードの前に以前に捨てたおもちゃのロスコが現れ腹を割かれた後内臓を掃除機で吸い取られて死亡する。ベニーはドーンを人質に取るがジャックが悪かったたと和解を申し入れハグをする。子供時代のことを思い出しながら隠し持っていたナイフを取り出す…とかスローモーションでやっているのに苛立ったドーンがさっさとベニーを外に放り出し待機していた警察に射殺される。

2ヶ月後、ジャックとドーンは新しい生活に向けて引っ越しの準備を終えて車を出発する。

エンディングの途中で屋根裏に隠れていたタラが餓死している姿を見せて物語は終わる。

海外の感想評価 IMDb:5.6/10

3/10
興味を失った

20分の短編を長編にしたものだが、その成果が表れている。この作品は、明らかに低予算であるにもかかわらず、延々とジョークを交えて処理されているが、一番の問題はストーリーのなさである。中途半端に戯画化された人間模様やユーモアがあまり機能せず、蛇足に感じられることもある。低予算で作られたFXは、それなりにきちんと処理されているが、序盤で興味を失ってしまった。

3/10
1つの要素が足りない・・・。

その1つの要素とは、まともな演技である…とても残念だ。
他は全てポイント高いです。見た目も音もいいし、巧みな特殊効果もある。しかし、演技は最悪だ…。みんな友達・家族なのか?
演技は、深夜にE4でやっている単発の「視聴者投稿型」コメディ番組並みだった。その結果、奇妙なほど多額の予算をかけたシットコムのパイロット版を見ているような気分になる。
この映画は、より成功したイギリス映画を模倣しようとし…近年の多くの映画から側面を盗み…その結果、「あまりにもイギリス的」な印象を与えてしまったのだ!
この映画をお勧めすることはできないが、現在公開されている映画の中では最悪の部類に入るだろう。

7/10
ベニーは死ぬほどいいおもちゃだ。文字通り…。

正直に言うと、私はまったく期待せずに2019年の映画「ベニー・ラブズ・ユー」を見るために座った。だから、脚本家兼監督のカール・ホルトには、この映画で私を感動させ、楽しませるためのあらゆる機会があった。
そして、彼はそれを実行した。”Benny Loves You “はとても楽しいホラーコメディであることがわかり、最初は少し遅いものの、すぐに私の中で成長し始めたのです。そして、私はこの映画を徹底的に楽しむことができました。「チャイルド・プレイ」、「パペット・マスター」、「セサミ・ストリート」の要素を組み合わせ、さらに大量のコメディを加えた映画といえば、「Benny Loves You」でしょう。そして、それはとてもうまくいった。
ベニー・ラブズ・ユー」のストーリーはよかった。もちろん、単純なストーリーではあるが、よく書けていたし、カール・ホルト監督が見事にスクリーンに命を吹き込んでくれた。そして、ストーリーだけでなく、ぬいぐるみのベニーもこの映画をより良いものにしていた。彼は陽気で、同時に殺人鬼でもあるので、愛さずにはいられないのです。
「ベニー・ラブズ・ユー」のエフェクトは分かりやすいものでした。もちろん、映画から注目を奪うようなハリウッドのハイエンドなCGI特撮ではありませんでしたが、「ベニー・ラブズ・ユー」の特撮はこの映画に有利に働いています。この特撮には愛すべき何かがあり、ベニーに多くの個性と生命を与えていたのです。
また、ホラー映画が好きな人なら、「イービル・デッド」や「チャイルズ・プレイ」などの映画へのオマージュが盛り込まれていることも特筆すべき点です。
この映画の演技はよかったと思います。出演者リストに見覚えのない人がいたのですが、それはそれで楽しいものです。確かに、キャストのアンサンブルは比較的小さかったのですが、この映画に出演している人たちは、個人的にも集団としても、うまく演技をこなしていました。
もしあなたが2019年の映画「ベニー・ラブズ・ユー」を観る機会を与えられたら、ぜひ観てください。それくらい素晴らしいホラー・コメディでした。
私の『Benny Loves You』の評価は、10つ星のうち7つという当然の結果に着地した。

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まとめと感想「どこまで許せるか」

B級ホラーに物語とか展開とか求めてはいけないのだろうか?チープな演出も低予算だから許されるのだろうか、この映画、観客のために作った感じがしない、自分が面白いと思ったから作った!って感じがするしそれを貫く姿勢と作品は良い。でも手抜きが酷いのもわざとなのかなんなのか。ベニーがいい味出してるのに、周囲のキャストの素人感は狙っているのかいないのか、よくわからんけど最後まで見てしまった。

大手レビューサイトも賛否がひどい。ベニーを愛する人もいれば、展開や演技を酷評し1点が乱舞していたりもする。

元々短編映画だったものを長編映画にしたのが本作。なるほどB級ホラーにしては悪ノリと寒いジョークと「これ面白いよね?」といった製作者の一方通行な演出や展開がひっきりなしに出てくると思ったがそう言うことか。監督が初心を忘れなすぎたのか。これを許せる人は7点、許せない人は1点なのかなと思う。

捨てたおもちゃが次々に復活して復讐するにしたら世の中殺人ぬいぐるみだらけに・・・あ、これ続編はワールドウォーzみたいにぬいぐるみ集団vs人類とかやってほしい。

お酒飲んで笑って見たから別にいいけど。これを映画館で見るのは苦痛な気がするけど、2023年1月ぐらいに日本でも上映するので見る時はシラフではない方が楽しめると思う、とだけ。

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