映画『スランバーランド』物語ネタバレと感想「前半我慢できればなんとか観れるが」




「いつもの観る価値のないNetflixオリジナル駄作品」映画『スランバーランド』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介。

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映画『スランバーランド』作品情報

詳細

原題:Slumberland
配信日:2022年11月18日(Netflix)
上映時間:1時間57分
制作国:米国
公式サイト
Netflix公式サイト
言語:英語
撮影場所
カナダ、オンタリオ州、トロント
制作会社Chernin Entertainment

あらすじ

少女ニモは夢の世界スランバーランドへの秘密の地図を発見し、風変わりな無法者フリップの助けを借りて、亡き父ピーターとの再会を願いながら、夢から夢を渡り、悪夢から逃げ回る大冒険を繰り広げる。

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スタッフキャスト

監督
フランシス・ローレンス
脚本
デヴィッド・ギオン
マイケル・ハンデルマン

キャスト
ジェイソン・モモア …フリップ
マーロウ・バークリー…ニモ
クリス・オダウド… フィリップ
カイル・チャンドラー… ピーター
ヴェルーチェ・オピア… グリーン捜査官

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映画『スランバーランド』物語ネタバレ

ニモ(マーロウ・バークリー)は灯台守の父ピーター(カイル・チャンドラー)と一緒に暮らしていた。ピーターはニモを深く愛し寂しくないように常に一緒で眠る時にはかつてピーターが若い頃に一緒に冒険したという無法者仲間のフリップの冒険活劇を話してくれた。ある嵐の夜、ピーターは遭難した船を助けに向かったまま帰ってこなかった。

1人で灯台守をするつもりだったニモだったが、灯台から少し離れた本土の街に暮らすピーターの弟のフィリップ(クリス・オダウド)に引き取られることになる。フィリップは孤独を好み人との付き合いを嫌うためニモにもどう接するべきかわからずにいた。ニモも突然会ったことのない叔父に引き取られて混乱しているが、涙を見せずに気丈に振る舞うも父を失った悲しみは深いトラウマを与えているようだった。

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夢の男フリップ

叔父の家での初めての夜、ニモは豚のぬいぐるみのピッグが立ち上がって走り回ってるのをみて驚いていると、ベッドに足が生えて街を歩きピーターと暮らしていた灯台に戻ると人の気配したので父が帰ってきたのかと思い会いにいくがそこにはツノの生えた巨漢の無法者”フリップ”(ジェイソン・モモア)がピーターが隠した宝の地図を探していた。恐る恐る話しかけるとフリップは確かにピーターの相棒でかつては2人で人の夢から人の夢を渡り歩いて冒険したことを話してくれた。そんなフリップが探しているのはどんな願いも叶えるという悪夢の海の底にある真珠で、その真珠に辿り着くには宝の地図通りの夢から夢を渡り歩かないと辿り着けないのだという。

父親の残してくれた物の中に宝の地図を見つけたニモは嫌がるフリップに無法者の掟で必ず言うことを聞かなければいけない”ダブルフリップ”を行い同行することになる。早速フリップの”夢から夢の通路を見つける能力”で何もない場所の出入り口を発見して次の夢に向かうも突然目の前に人の夢を取り締まるドリームコップに見つかる、同時にタコの形をしたナイトメアと呼ばれる悪夢に捕まりそうになったため咄嗟に次の夢に向かう。

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夢から夢の冒険へ

次の夢の通路は常に移動している改造されたゴミの収集車のダッシュボードの中。ドリームコップのグリーンに追いかけ回されなんとかダッシュボードから次の夢”鏡だらけの洗面所で髪の毛が生える男性の夢”に辿り着く。ナイトメアとグリーンからも無事に逃げ延びた2人は喜びダンスを踊るもグリーンが背後から忍び寄りあっという間にフリップは見つかってしまう。そこのでフリップは本当は目覚めて現実の世界に戻りたいと願っているが、長い間夢の世界スランバーランドに滞在してしまったため現実の記憶を失ってしまい自力で目覚めれなくなったこと、フリップはその記憶を取り戻すために真珠を探しているのだと白状する。そしてフリップはドリームコップの独房に閉じ込められ、グリーンはニモが観ている夢はトラウマによる物だが、いずれその灯台の夢も忘れて新しい目標や夢を見ることになると大人になっていくことを説くがニモは父親を忘れることができず諦めれない様子だったが、二度と悪さをしないことを誓わされ現実の戻される。

現実ではホームワークだったニモには苦痛の学校が待っていた。叔父のフィリップはそんなニモを剥げますためにかつて兄ピーターと一緒に遊ぶビデオを見せて”兄と一緒にスランバーランドの夢の中で冒険を繰り返していたこと”そして”フィリップは夢の中ではフリップと呼ばれていたこと”を話す。しかしピーターは結婚を機にフィリップと遊ぶことを辞めてしまったこと、兄がいなくなったことでショックを受けて数日間眠り続けて夢を見ていたが、その時から自分は夢を見なくなったことを聞いたニモは、フリップはかつて夢を見ていたフィリップで、フィリップの記憶を思い出せばフィリップは元に戻るのではないかと考えた。ニモは1人で夢を渡り歩くとフィリップから教わった錠前破りを行いフリップ連れて悪夢の海を目指す。

旅を続ける途中でニモはフリップはフィリップだと伝え記憶を取り戻して現実に戻ろうと伝えるが、ワイルドなフリップの現実の姿が情けないフィリップだと知ったフリップは急に目覚めるのが嫌になりニモと離れてしまう。

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エンディング結末ネタバレ

タイミング悪く学校をサボって眠ってスランバーランドを冒険していたのを教師とフィリップに見つかってしまったニモは嵐の夜に家を飛び出して父ピーターと一緒に乗った小さな帆船に乗り込むと眠ってスランバーランドに向かう。そこで悪夢の海に沈みナイトメアに襲われながらも海の底にあった願いを叶える真珠を手に入れたニモは、相棒を見捨てれないと飛行機に乗って現れたフリップに救われ悪夢を脱出。

しかし現実では灯台の近くに座礁した船から落ちて気絶しているニモの姿とニモを探す海上警察の姿だった。

再び夢の中、後一歩で安全な灯台の夢だったが、ナイトメアが登場してフリップが捕まり殺されそうになったのを見て真珠の願いを自分のためではなく、フリップが目を覚ますこと願う。するとフィリップの中にワイルドなフリップの精神が戻るとフィリップは海に飛び込んでニモを探し出して救助する。しかしニモは心肺停止の状態だった。

夢の中、行き先を失ったニモだったがピッグの口の中からもう一つの真珠を見つけたニモは再び父ピーターに会いたいと願うと、灯台の夢の中で父親ピーターとやりそびれたこと、大冒険の話、一緒に食事、そして愛しているという言葉を伝えると、現実に目覚める覚悟ができたと伝えピーターに良い子だと褒められて現実世界に戻る。

フィリップはワイルドな男に、ニモは学友たちと遊び楽しんでいた。そして夜になるとお休みのキスの後、じゃあ夢で会おうと合流場所を決めると夢の世界に入って物語は終了する。

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海外の感想評価 IMDb: 6.7/10

7/10
「スランバーランド」は、シンプルなストーリー、よくできたストーリー、そしてクールなCGIで、最初から私を惹きつけました。この映画は、私にとって効果的でした。鑑賞後、主要な批評を読んでみて、驚いたことに、主要な批評家は「スランバーランド」に感情的なつながりが欠けていると感じていることがわかった。父親を亡くした11歳の子供の物語が感情移入できないほど、私たちの世界はいつからこんなにシニカルで希望に欠けるようになったのだろう?もし可能なら、謎解きをしてみてください。堅実な映画で、よくできている。お薦めです。

9/10
この文章は、とても良い文章です。
とてもよくできた、完璧なバランスの映画です。
この作品には、背景や登場人物をじっくりと描き出すだけの自信があり、それでいて引きずらない。
セットピースは想像力に富み、よく描かれているので、小さな子どもは夢中になることでしょう。
演出と演技も素晴らしい。キャストは無駄がなく、すべてのキャラクターが興味深く、目的を持っている。
脚本家たちは、現実のルールを楽しい方法で曲げ、夢のような状態を再現することに長けているが、物事を進めすぎて緊張感を失うことがないように管理している。
この作品は、楽しく、エキサイティングで、感動的な、非常によくできた映画である。
驚くべき効果と素晴らしいキャラクターの瞬間がある。

6/10
スランバーランド
公平に見て、モモアは物語の精神に入り込んでいるが、彼のキャラクター設定はあまりにも陳腐で煮え切らない。アントニオ・バンデラスやジェフリー・ラッシュの方が良かったのではとずっと思っていた。しかし、バークレーは熱意があり、非常に魅力的で、視覚効果は創造的で想像力に富み、進むにつれて鮮やかに表現されている。物語の性質上、少し繰り返しが多いのが難点で、ストーリーは最もシンプルなおとぎ話風の取り組みで、特に彼女のブタの剥製にはある種の魅力があるが、2時間という長い上映時間を埋めるには、むしろ薄すぎるくらいである。明らかにNetflixがクリスマスのファミリー向け市場に参入しようとした作品だが、多くの子供たちがこの作品、特に長く引き延ばされた結末にじっと耐えられるとは思えない。

6/10
これが今の映画作りについて多くを語っているのが悲しい。
そう、これは良い家族映画なのだ。生き生きとしていて、複雑すぎることもない。
ただ、この映画のクレジットが、この映画の基礎となったウィンザー・マッケイについて何も書いていないのは、ちょっと腐ってる。マッケイの漫画『LIttle Nemo in Slumberland』を通して表現された驚くべき想像力は、この映画の構成要素のほとんどを含んでいたが、探索の部分はちょっと弱く、映画を前進させるものではなかった。この映画を特別なものにしているのは、マッケイのグラフィックから生まれた街や幻想的な風景、スランバーランドの夢のような側面なのだ。しかし、クレジットがないと、まるで死体が奪われたような気分になってしまう。
これ以上のコメントやレビューには値しない。プロデューサーとディレクターは恥を知るべきだ。

まとめと感想「よっぽど見るものがないなら…」

まあ、ファミリー向けの割には説明しすぎて退屈で、子供が喜ぶようなわかりやすい夢の描写が少なく、説明ばかり、子供も親も納得いかないなんとも微妙な映画に。これは久々に視聴は時間の無駄だから閲覧注意。

超駄作。

最近説明しすぎて映画の面白さを殺す典型的な例だ。ニモの父親への思い、フリップ、夢の話などを丁寧すぎた挙句に面白みもかけらもない映像、結果前半50分間になんの魅力を感じられず子供がずっと暇そうにするし、私は何度も視聴をやめようか迷ったほど。最後まで見たのは予告編を先に見ていただけである、何の興味もなく見た人は前半で絶対に見るのをやめたと思う。

だとしても、後半も面白いか?と言われると微妙。

夢の描写が全く面白くない。

修道女がラテンの夢、カナダ人がカモメに乗る夢、髪の毛の夢、、、は?それだけって描写でガッカリ、唯一面白かったのは街中を爆走するゴミ収集車の夢を見ていたのは4歳ぐらいの男の子だったと分かった時ぐらいだ。

ドリームコップも、いる意味が何とも微妙。人の夢を好きに渡って遊んでいるだけのフリップをなんでそんなに嫌うのか?別に良くね?夢の中で執行権を持つ警察ならもっと強力な武器を持っているかと思ったらそうでもなく、逆にフリップを強引に追ったせいで環境破壊しまくっているようにしか見えず存在意義が最後まで薄い。

そして、ジェイソン・モモア。お前はダメだ。何の魅力も感じられなかった。監督と脚本のせいかもしれないが最初から最後まで普通の腹が出たおっさんがワイルドっぽく演じる普通の人って感じ。コミカルなシーンも無理してんなーって思ったし、衣装とキャラに引っ張られてんなーとかずっと違和感を感じてしまった。魅力が全くないことが残念に思うのは初めてだったし、”ジョニー・デップだったら最高だったのに”なんて最初から最後まで思ってた。アクアマン一生やってて良いよ。

ニモ役のマロウ・ベーカリーね。微妙な可愛さ、微妙な演技、CGなんだけどさ夢の中に入ったんだからもっと喜ぶか驚愕の表情しようぜ、子役だから仕方ないのか、監督の指示が悪いのかは知らんけど、子供の割にはもっと無邪気に夢を楽しんでほしいなとは思ったかな。

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