映画『ヘルレイザー(2022)』ネタバレ!旧作を超える面白さ!リメイク版驚愕の結末を紹介




「オリジナル版を見事に昇華させた傑作だ」海外で大絶賛!ダークナイトを越す高評価を受けたリブート版映画「ヘルレイザー」物語エンディングまでネタバレ!オリジナル版のリメイクとされながら精神的続編として繋がり、テンポ良しグロ、演出展開など旧作ファンも新規も納得の恐怖体験を楽しめる傑作ホラーを堪能してください!

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映画『ヘルレイザー(2022)』作品情報

配信日:2022年10月7日(米国Hulu独占)
制作国:アメリカ合衆国セルビア
言語:英語
別名
「ヘルレイザー」
「Clive Barker Presents Hellraiser」
撮影地:セルビア・ベオグラード

製作会社
20th century studios
247Hub
Phantom Four Films
(リンク先は英語)

あらすじ

快楽を追い求める大富豪の男は究極の快楽を体験できると噂のパズルボックスを解き放つ。
それから6年後、古代のパズルボックスを手にした人の女性が再びパズルを解く時、そのパズルは魔界からセノバイトを呼び出す魔法の箱だということを身をもって知ることになる。

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スタッフ・キャスト

監督
デヴィッド・ブルックナー
脚本
ベン・コリンズ
ルーク・ピオトロウスキー
デヴィッド・S・ゴイヤー
原作
クライヴ・バーカー

キャスト
オデッサ・アジオン… ライリー
ジェイミー・クレイトン … 神父
アダム・フェイソン … コリン
ドリュー・スターキー … トレバー
ブランドン・フリン… マット
アオイフェ・ハインズ … ノラ
ジェイソン・ライルズ … おしゃべりな人
イインカ・オロルンニフェ … ウィーパー
セリーナ・ロー … ガッテン
ザカリー・ヒン… アスフィクス
キット・クラーク… ジョーイ
ゴーラン・ヴィスニック … ボイト
ヒアム・アッバース … メネカー
プレドラグ・ビェラッチ … ローレンツ

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日本での配信はディズニープラス?

アメリカでは2022年10月7日にHuluで独占配信されましたが日本Huluでの配信は未定となっています。海外ではHulu配信でも日本では別の動画配信サイトで配信なんてこともあり得るので分かり次第追記して行きます。

追記、こちらの情報によると、ヘルレイザーのリブート版を日本では「ディズニープラス」での配信予定となっているようです。

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ヘルレイザー用語集とオリジナルの違い

ルマルシャンの箱
この箱を解いたものは「究極の性的官能を体験できる」と言われている伝説の箱。しかし実際には魔界と現世をつなぐ魔法の箱で解いてしまうと「究極の快楽=究極の苦痛」を永遠に受け続ける「苦痛の試練」を受ける羽目になる。
魔道士(セノバイト)にとってはルマルシャンの箱を解く=是非とも試練を受けて魔道士になりたい候補と思っているので彼らは善意で拷問をおこなっているっぽい。

セノバイト=魔道士のこと。
彼らもルマルシャンの箱を解いて「苦痛の試練」を乗り切り(ドM?)魔道士となる。旧作ヘルレイザー2とか3で彼らの生前の顔とか過去が明かされているらしいです。

セノバイトの名称とキャスト
魔道士ピンヘッド – ダグ・ブラッドレイ
魔道士フィメール – グレース・カービー
魔道士チャタラー – ニコラス・ヴィンス
魔道士バターボール – サイモン・バムフォード

オリジナル版との違い
2、3、4と見ていないのですが、オリジナル1で説明されていた“ルマルシャンの箱“は魔道士になるための試練を開始するための箱でしたが、本作リブート版ヘルレイザーでは真の完成を迎えるとリヴァイアサンと呼ばれる地獄の支配者から恩恵(魔道士になれる?)を得られるが、真の完成のためにはルマルシャンの箱で何人もの犠牲者をセノバイトに捧げる必要があるという設定になっています。(この辺は2とかをもう一度見直して追記していきます。

リブート版となっていますが、オリジナル版には出ていなかったセノバイトが次々に現れており、特に女ピンヘッドは魔道士になりたてなのか頭の傷口から赤い血が滲んでいることから続編ではないのか?という指摘も出ています。もう何が何だか。

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映画『ヘルレイザー(2022)』物語ネタバレ

人気のない川で女が男から大金を払って謎のパズルボックスを購入する。

マサチューセッツ州

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パズルボックスを追い求める者

快楽主義の大富豪ローランド・ヴォイト(ゴーラン・ヴィスニック)の邸宅で開かれたパーティに参加していた男娼のジョーイ(キット・クラーク)はヴォイトに言われるがまま地下室に保管されている機械仕掛けのパズルボックスを解いていく。すでに途中までパズルが解かれている状態だったため残りわずかの手順でパズルボックスを解くことができる段階になっていた・・・そしてパズルを解いた途端箱の中に隠されていた刃物で手を貫かれ大量の出血をしたジョーイは、どこからともなく現れた鎖に身体中を貫かれ空中で引き裂かれてしまう。

その様子を見ていたヴォイトはパズルを掲げ“リヴァイアサンに謁見させてほしい“と呟く。

ライリー・マッケンドリー(オデッサ・アジオン)は兄でゲイのマット(ブランドン・フリン)とその恋人のコリン(アダム・フェイソン)、そしてルームメイトのノラ(アオイフェ・ハインズ)と暮らしていた。

ライリーはボーイフレンドのトレバー(ドリュー・スターキー)に説得され、大富豪ヴォイドの廃墟になった倉庫にお宝が眠っているという噂を確かめるため忍び込む。奥に眠っていた巨大な金庫を破壊すると中には木の箱に入ったパズルボックスだけが転がっていた。お宝が眠っていると思っていたトレバーはゴミだと思ったようだが、ライリーはそれが手順通りに仕掛けを解くと解けるパズルボックスだと気が付き持ち帰る。

帰宅が遅くなり、心配して待っていた兄と口論となり、そのまま家を飛び出したライリー誰もいない公園に行き薬を飲んでパズルボックスを解き始める。導かれるようにパズルが解かれて行きジョーイが負傷した鋭利な刃物の仕掛けを避けたところで、薬が効いてきてしまい意識が朦朧としたライリーの前にセノバイトが現れ、ライリーか兄のマットか選べと伝え消え去ってしまう。

セノバイト登場

マットは鎖で引き裂かれる悪夢を見て起き妹のライリーが心配になり捜索に出る。近所の公園で眠っているライリーを見つけるが抱き抱えたはずみでパズルの刃物で深く手を切ってしまい傷を洗うため近くのトイレに向かう。落ちたパズルボックスはマットの血液を吸い取るとライリーの目の前で勝手にパズルが解かれ始めていき完成したのか動きを止めた途端、トイレからマットの叫び声が聞こえた途端マットは行方不明になってしまう。警察を呼んで事情聴取を受けるが証拠も何もないため釈放されてしまう。

この変形するパズルボックスがマットの失踪の原因だと考えたライリーとトレバーは、このパズルを倉庫に“隠していた“大富豪ヴォイドの元弁護士セリーナ・メネカー(ヒアム・アッバース)に会いに行く。

メネカーはオフィスに来たライリーが箱を解いたことにすぐに気付き、箱を持ち去ろうとライリーと奪い合った弾みでパズルボックスが動いてしまい刃物でメネカーの手を切ってしまう。ライリーとトレバーが箱を持って車で立ち去るが彼らの見えないところでメネカーの血を吸った箱が動き出し彼女の運ばれた部屋が魔界に繋がってしまい次々に現れるセノバイトから逃れようと逃げ回るが最終的に囲まれ連れ去られてしまう。

箱の隠されていた真実

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ライリーは、箱の持ち主だった大富豪ヴォイトの廃墟となった屋敷に不法侵入し、ヴォイトの書斎で謎のパズルボックスの箱の莫大な資料を見つける。そこでパズルボックスは“ルマルシャンの箱“と呼ばれていること、パズルの形状には段階があり、第一段階を完成させて生贄を捧げると次の段階の形態を繰り返すことでパズルが完成すること、生贄は箱の刃で傷をつけて”刻印”を付ける必要があること、刻印を受けた者は地獄の魔道士であるセノバイトに連れ去られ永遠に拷問を受けること、そして幾多の生贄と段階を踏みパズルが真の完成を迎えると持ち主は地獄を支配する存在である“リヴァイアサン“から “贈り物”を授かることができるようになるのだと言う。

資料を読んでいる途中でマットが目の前に現れ抱きしめるが、彼の背中の肉が全て削がされていたため叫ぶと彼の姿は消えてしまう。

トレバー、コリン、ノラはライリーを探しにヴォイトの屋敷に現れ一緒にパズルボックスについて謎を解く探索を続ける。ノラがうっかり発動してしまった屋敷隠し扉の中に隠れていたヴォイトが背後からノラをパズルボックスの刃物で刺す。重傷を負ったノラの背中に刺さったパズルボックスを回収して脱出する一行だったがノラの血を吸ったパズルボックスが動き始め完成してしまう。車の中にいたはずのノラが目を覚ますと一人だけ魔界に連れ去られていた。ノラは女ピンヘッドを目の前に恐怖で動けずにいると中空から飛び出す鎖に体を貫かれ吊り下げられの女ピンヘッドはノラの頭にピンを深々と刺し合図をすると全身の皮を剥がされて死んでしまう。その瞬間バンの中で眠っていたノラが同じように体が爆ぜ仲間を驚かせる。

ノラの死で驚いた彼らはバンを木にぶつけて自爆。ライリーたちはその場から逃亡するがすでに周囲は魔界に繋がってしまいセノバイトに襲われるがライリーの機転で箱の刃物をセノバイトに刺しセノバイトを魔界に捧げ鎖で引き裂くことに成功。

生き残ったライリー、トレバー、コリンの三人はグループはヴォイトの邸宅に戻る。ライリーとコリンが休んでいる間。トレバーの前にヴォイトが現れる。そこでヴォイトの体にはセノバイトによって拷問器具が取り付けられており常に“苦痛の試練“を受け定期的に耐え難い苦痛に苛まれていること、そしてライリーの恋人のトレバーはヴォイトの部下でライリーを生贄にパズルの真の完成を目論んでいることが明らかになる。

ヴォイトの情けない企み

何も知らないライリーとコリンがトレバーの元に戻ると地獄から生還するため、最後の生贄に別のセノバイトを中に誘い込もうと説明する。扉を開け一人のセノバイトを部屋に誘い込み閉じ込めることに成功するが落としたパズルを拾った隠れたヴォイトが現れコリンを箱で刺す。

そこでヴォイドはかつて一度多くの生贄を捧げ真の完成を迎え新たな快感を求め、リヴァイアサンからもらった「ご褒美」は神経を捻じ曲げる仕掛けで常に苦痛を与ける耐え難いものだったこと、そして今、彼が再び真の完成を目指すのは、この “贈り物 “を解き放つことだった。

コリンの血液でヴォイトは最後のパズルを完成させる。

上空から巨大な遺跡のようなものが降りてくる

最後の生贄の刻印を受けたコリンはその場から逃げ出そうとするがセノバイトに捕まり鋼鉄のワイヤーで拷問を受ける。

現れたピンヘッドに対しヴォイトに新たな“贈り物“を与えると告げるがヴォイトはそんなものよりもこれを外せと要求。ヴォイトがピンヘッドに気を取られているうちにライリーはパズルを取り戻すと全ての扉を開錠しピンヘッドがヴォイトに歩み寄ると、彼は何度も懇願すると彼の胸の拷問器具が全て取り除かれて傷が癒えていく。喜び涙するヴォイトだったが上空の遺跡から巨大な鎖がヴォイトの胸を貫き“新たな贈り物“を授ける儀式を行うためヴォイトを地獄に連れ去っていくのだった。

エンディングネタバレ「新たなセノバイト誕生」

ライリーはトレバーに言われるがまま彼を箱で刺し、新たな最後の生贄としてマークされたトレバーはコリンの代わりに地獄に連れ去られてしまう。残ったライリーは箱を持ってピンヘッドに誘惑されるがままマットを地獄から復活させようとするが、セノバイトの報酬はいつも歪んでいることを思い出しパズルボックスを地面に置いて誘惑を全て拒否する。ピンヘッドから、自分の行いの罪を背負って生きていくことになると告げられると箱は元の状態に戻りセノバイトたちは姿を消す。

ライリーとコリンは屋敷を後にし、コリンは君の選択は間違ってなかったのかなと尋ねるがライリーは沈黙したままだった。

一方、地獄に送り込まれたヴォイトはリヴァイアサンの贈り物を授かり新たなセノバイトに生まれ変わるため残酷な変身を遂げていくシーンで物語は終了する。

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まとめと感想「バランスの良い良作ホラー」

グロいが良い映画を見たという後味が良いホラー作品だった。

ルマルシャンの箱の謎がオリジナル版と少し違うのかは不明だが、大富豪が自分の快楽のために生贄に捧げまくってもらったギフトが超苦痛だからもう一回生贄捧げて手に入れて願うのが苦痛を外して欲しいというのは最高だった。からの、そんなお前には新しいギフトが・・・って初代のフランクみたいに新たな苦痛を授けると思いきや、まさかのウルトラスーパーレアな新たなセノバイトに転生ギフトを手に入れるってのも良い展開。

ただし、セノバイトが簡単に撃退できてしまうのは少し残念、箱の刃物無敵すぎるだろ。鋼鉄の扉程度で閉じ込められるのもなーと思いつつも、人間様の知恵で魔界の魔道士に一矢報いることができるというのも良い塩梅。

一方的に企みに巻き込まれて殺されてしまった人たちには悪いんだけど、物語のテンポも良いし、次々セノバイトでるし間伸びしないしずっと程よい緊張感と謎が解かれていく展開は全く時間を感じさせない素晴らしい映画体験だったと感じた。

オリジナル作品ってNetflixが自爆しまくっているからHuluが作るとどうなるのか不安だらけだったが、この作品一発で今までのNetflixのオリジナル作品全てを越すレベルの破壊力のある作品だったので驚いた。

ということで、このブログ何では日本公開が未定だったり2023年予定の全米で公開されたばかりの映画のネタバレ感想が主になっているので、興味のある人はぜひ、こんな作品がまだ日本で公開されてないのかよ!って一緒に楽しんでください↓

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