映画『ハッスル/Hustle(2022)』物語結末までネタバレ




「Netflixとアダム・サンドラーが帰ってきた!」海外でも高評価のバスケ映画『ハッスル(Hustle)』の物語エンディングまでネタバレ。不運なスカウトマンと遠い国スペインで出会った驚異的才能を持つ男との出会いはNBA界を震撼させることになる。海外の反応評価や感想も紹介。バスケを知らなくても元気が欲しい人は今すぐに見てほしい見事な作品です。

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作品情報

あらすじ
運に見放されたNBAの凄腕スカウトマンのスタンレーが遠い異国の地スペインで出会った驚異的な才能を持つ1人の男を、NBAの地に立たせるために奮闘する。ただし彼には前科があり、多くの壁が2人の夢を拒もうとするが「バスケは好きか?決して屈するな」を合言葉に逆境を跳ね退けた先に…Netflixオリジナルスポ根作品。

監督:ジェレマイア・ザガー
ジェレマイア・ゼイガー 脚本クレジット
ウィル・フェッターズ …(脚本)
テイラー・マテルネ … (脚本)

キャスト(クレジット順)
アダム・サンドラー Adam Sandler … スタンリー・サガーマン
クイーン・ラティファQueen Latifah … テレサ・サガーマン
フアンチョ・ヘルナンゴメス Juancho Hernangomez … ボー・クルス
ベン・フォスター Ben Foster … ヴィンス・メリック
ケニー・スミス Kenny Smith … レオン
アンソニー・エドワーズ Anthony Edwards … カーミット・ウィルト
ロバート・デュバル Robert Duvall … レックス・メリック
ジョーダン・ハル Jordan Hull … アレックス・シュガーマン
マリア・ボット María Botto … パオラ
アインホア・ピレット Ainhoa Pillet … ルシア
ラウル・カスティーリョ Raúl Castillo … オスカー・モラレス
ハイディ・ガードナー Heidi Gardner … キャット・メリック

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映画『ハッスル/Hustle(2022)』物語結末までネタバレ

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジャケット羽織った男、スタンリー・サガーマン(アダム・サンドラー)はかつては有名な選手だったが怪我により引退、今は世界中を巡り有望な選手のスカウトに奔走しているが、ほとんどの選手は年齢詐欺、下手、怪我、ドラッグなどまともな選手がいないのが現実だった。

本部に戻りスカウト会議に参加し唯一認めた選手ハースを勧めようとしたが、スカウトマンで会長の息子でもあるヴィンス・メリック(ベン・フォスター)の熱弁に反論することを諦めてスゴスゴと退散している。会議を静観していた会長から「決して屈するな」という激励と彼のためのオフィスを貸し出し、スカウトマンではなくチームのアシスタントコーチを襲名される。

間も無く会長が死亡し、ヴィンスが幹部に昇進した。葬式から3ヶ月後。スタンレーはコーチとして奮闘していた。しかし、幹部となったヴィンスに呼び出されスタンレーのコーチとしての不甲斐なさを指摘され「スカウトマンに戻れ」と命令されてしまう。

運命の出会い

かつてのチームメイトのレオン(ケニー・スミス)から「一緒にエージェントしないか?」と相談を受けるが保留にする。以前目をつけていた選手を見にきたが故障から復帰をしていないという・・・流石に疲れ切ったスタンレーはバスケができる場所を求め彷徨うと、そこには地元住民が数百人集まり熱狂の中プレイしている地元ストリートバスケを目撃。その中でひときわ輝く男たちがいた。なも知らないその大男のプレイは見事でチームを圧勝させる。そのプレイに納得できないライバルが一対一で賞金をかけて勝負を挑むが彼は見事に抑え切った。

そのプレイを見たスタンレーは彼に声をかけるが無視されてしまう。それでも諦めきれないスタンレーは彼を追いかけ家にまで押しかける。彼の名前はボー・クルス(フアンチョ・ヘルナンゴメス)根負けしたボーはスタンレーの話に乗りスペインチームの練習に参加し、チームメイトもコーチすらも驚かせる見事なプレーを見せつける

しかし、早速本部のヴィンスは納得しなかった。

「決して屈するな」

何も言い返せずに電話を切るが、本部には内緒でボーを大学生のドラフト試合に強引に参加させせることに成功する。しかしチームプレイに慣れていないボーは才能を発揮させることができず上層部を納得させることはできなかった。

ボーの才能を認めないヴィンスに対し辞めると宣言してしまったスタンレーは後には引けない。それでもボーの才能を信じているスタンリーは落ち込むボーに繰り返し聞く「バスケは好きか?NBAに入りたいか?決して屈するな」と。6週間後のコロンバインと呼ばれる全国から有望な新人が集まるコロンバイン大会(NBAの登竜門的新人選考会)に出場させるためにボーと共に特訓を繰り返す。

この時、彼の左腕にはタトゥーは入っていなかったことをスタンレーの娘に問われるとここは「スタンレーの分だ」と。

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逆境の連続

しかし予想外のことが起きる。コロンバイン大会に出場ができないことになってしまった。かつてのチームの幹部ヴィンスがボーの過去の犯罪歴を暴露してしまったためだ。何も頼るものがなくなってしまったボーは自暴自棄になりスタンレーと激突するが、それぞれの過去(ボーの暴行の過去と悔やんでいること、スタンレーが飲酒運転で怪我をして引退した話)を話し絆を深める。

どうすることもできないかと諦めかけた時、娘が父親の古い知り合いを使ってイベントを開かないかと提案。ドクターJと呼ばれる超有名プレイヤーを使って客を集め「ボーチャレンジ」と呼ばれるイベントを開始、彼から点を奪えば金が手に入るイベントだ。客は熱狂し続々とインフルエンサーも乗りアメリカで彼のことを知らない人がいないほど有名人になった。流石にバスケ協会も無視できなくなり彼を大会に正式に出場させることが決定する。

少し疲れ気味のボーのために、スペインから母親と愛する娘を呼び寄せて再会させたことで気持ちは復活したようだ。コロンバインでの活躍は見事で後一歩だったが相手選手の家族への侮辱にキレてしまったボーは彼に暴行を加えてしまい失格となってしまう。

この様子は世界中に放送されてしまい彼のNBA入りは絶望的だった。

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エンディングネタバレ「決して屈するな」

しかしレオンから極秘に行なわれるNBA関係者が集う別の選考会にボーの名前を入れたという吉報が入る。そこでボーは大活躍を見せる。例の侮辱した選手もいたが冷静に対応するボーを誰も止めることはできず、シュートは全てボーが防ぐ。ボーの圧倒的勝利だった。

5ヶ月後。

NBA会場にボーがいた。

しかもセブンティシクサーズのかつてスタンレーが来ていた22番のユニフォームを着ている。彼の空いた左腕にはスタンレーの座右の銘「決して屈するな(never back down」が彫られていた。

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海外の評価IMDb:7.4点の高評価

9/10
バスケットボールのファンでなくとも、このよくまとまった映画を楽しめるはずだ。

このアダム・サンドラーとレブロン・ジェームズの作品を気に入るはずだ。サンドラーと実際のNBAスター、フアンショ・エルナンゴメスの卓越した演技と化学反応によって、完璧に語られる、偉大で感動的な物語です。他にもNBAの選手や有名人がたくさん出てきますよ。演出も、撮影も素晴らしい。2時間近い上映時間は、素晴らしいテンポであっという間に過ぎていきます。この映画は、私が見たスポーツドラマの中で、ベストとは言えないまでも、確実に良いものの一つです。笑って、泣けること請け合いです。少なくとももう1回は観るべき作品です。私にとっては9/10に値する作品です。

9/10
サンドラはキャリアの中で新しいゾーンを見つけたのか?

サンドラの映画キャリアがまたどこに向かっているのか、私は気に入っている…やっとだ。
ハッスル」と「アンカット・ジェムズ」は、深みと謙虚さと弱さを持ち合わせた本物の男としてのサンドラーを、滑稽な側面も含めて描いています。ビリー・マディソンのようなクレイジーなおふざけではなく、良き友人としての面白さがある。
この作品は非常に楽しく、魅力的で、結果は予想できるものの、その過程で多くの疑念を抱かせるものでした。サンドラーがキャリアの中盤のくだらない時期を経て、彼によく似合う新たな領域に入っていくのを見ることができて幸せだ。ヒゲも効いている。

7/10
「シリアスなサンドラーに、彼らしいコミカルなタッチを加えた、最近の勝利の方程式と言えそうだ。

この作品でもアダムがシリアスな役柄で輝いているのは驚きではありません。 彼はいつも多才なのです。彼の得意とするコメディーがこの作品に反映されていないわけではありません。また、現実でも常に持っているバスケットボールの試合への情熱が描かれており、ストーリーはむしろストレートで面白い。全体的に、最近の彼のルネッサンスにふさわしい、堅実な作品です。ラティファが妻役で出演しているのが気になりますが、そこは目をつぶることにします。

まとめ少しだけ感想

展開は読めたが、面白い。

アダムサンドラー扮するスタンレーへの狂信的な信頼の根拠はなんだったのかは不明だったが。バランスよく飽きることなく最後までテンポ良く話が進みラストに涙が出る良い作品だった。Netflixもまだまだオリジナル作品で楽しませてくれて嬉しい限りだ。

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