「ベアグリルスに何度も幼虫を喰わせてライオンと蛇をけしかける傑作」
Netflixインタラクティブ映画「猛獣を追え YOUvsWILD究極のサバイバル術映画版」の感想評価を紹介。
MANvsWILD(邦題サバイバルゲーム)の人気サバイバーベアグリルス最新作は映画!しかも再びインタラクティブ対応!ってことで早速子供と一緒にベアグリルスにクッセェ虫を無理やり食べさせてゲラゲラ笑ってきました。
ちなみに前作「YOU vs WILD」の感想評価はこちらから
もくじ
ベアグリルスの偉業を紹介
そもそもベアグリルスって誰?って人はいないと思いますが紹介させてください。
ベアグリルスとは「伝説の冒険家」です。
功績をさっくり紹介するとこんな感じ
軍歴
1994年から1997年の3年間、イギリス軍特殊部隊SAS(国防義勇軍に属する第21SAS連隊)にて勤務。1996年には、ザンビアでの任務中、高度4,900メートルからのパラシュート降下の際に事故にあい、背骨を骨折する大けがを負う。二度と歩けぬものとも思われたが、子供のころの夢である『エベレスト登頂』を目指し、軍のリハビリ施設で18ヶ月を過ごし、回復する。
2004年には、数々の功績が称えられ、ベアはイギリス海軍予備員(Royal Naval Reserve、RNR)の名誉階級である少佐の階級を授与された。さらに2013年、イギリス海兵隊予備員の名誉階級である中佐の階級を授与された。
IBA(国際ボディーガード協会)のライセンスも保持しているエージェントでもある。
功績
1998年の5月16日、8歳の頃からの夢であったエベレスト登頂を果たし、「英国登山家最年少(23歳)のエベレスト登頂」として、ギネスブックに認定される。パラシュート事故から、18ヶ月後の事であった。その他、世界初水上オートバイによる連合王国一周を成功させ、凍結した北大西洋を屋根なしの複合艇で横断するという冒険も指揮。一方、エベレストでの試みはアフリカの子供たちを支援する慈善事業「グローバル・エンジェルス基金」のために100万ドルを集め、英国ディスカバリーチャンネルとチャンネル・フォーで2時間のドキュメンタリー番組にもなった。
2009年5月には、英国ボーイスカウト総長(英語版)に任命される。10代目、史上最も若い総長である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%82%B9
こんな輝かしい経歴を持つ彼が突然ドキュメンタリー番組「MAN VS WiLD 邦題サバイバルゲーム」で一躍人気となります。
このサバイバルゲームの面白いとこは「ベアグリルス」自ら体を張ったサバイバル術の紹介です。
装備もなしに雪山に遭難したらどうする?サバンナで食料が無くなったらどうする?などなど軍隊仕込みのサバイバル術を惜しげもなく披露します。
もちろん全てがリアルドキュメンタリーではないのですが、迫力のある映像、そして「こんな極限状態になることないだろう」って状態に自ら陥ってから民家のある場所に脱出するまでのベアグリルスの熱い行動から目が離せないんです。
そして最も人気があるのが「ベアグリルスの食事レポート」特に昆虫食。
見た方が早いですがサムネの時点で無理な人は視聴推奨しません。
毒虫も大丈夫!火を通せばね!
エピソードまるまる視聴できるYouTube動画がありました↓
Netflix「猛獣を追え YOUvsWILD究極のサバイバル術 映画版」感想評価
あらすじ
電気柵への電気供給が遮断された野生動物の保護区にやってきたベア・グリルス。状況は深刻だ。ベアは人里の方へ逃げ出したライオンを捕獲し、ヒヒを崖と捕食者から守り、他の動物が逃げ出す前に給電を再開させなければならない。彼を助けられるのは君しかいない!
Netflixより引用
感想評価「前作を上回る冒険を家族と一緒に」
もちろん評価は満点。
大満足。
大好きなベアグリルス(以下ベア様)と一緒に冒険する没入感を上げるためのアイディアも豊富で前作以上のサバイバルを堪能できます。
そして昆虫食シーンの”増量”はベア様ファンにはたまりません!
映画でもなく体感型インタラクティブ作品としては群を抜いて面白い。
(Netflix作品だけなのかな?)インタラクティブ作品って何?って人はこのベア様の前作「You vs,Will」の感想評価の中でインタラクティブについて語っているのでここから見に行ってみてください。
前回はベアグリルスの生還がメインで子供向けというより前述した人気番組「Man vs wild(サバイバルゲーム)」を模範していた感じで大人向けの娯楽作品だった。
しかし今回はベアグリルスと一緒に「冒険&サバイバル」をする作品となっているどころか選択肢がかなり増えているように感じる。
前作はひたすらサバイバルって感じだったが、
今回はより没入感を増すアイディアが盛り沢山に感じる。
いつも通りのサバイバル選択肢はもちろん健在。
しかも結構頭を悩ます感じになっているので大人も首をひねる選択肢。
例えば、発電所の修理の際には手順が必要なんだ。と急にキーワードらしき言葉を言うのだが、実際に最後にこの「マイナス・プラス・マイナス」の手順通りにボタンを押さないと失敗になってしまうなど、視聴者ではなく「一緒に冒険する仲間」としてベアグリルスといられるのはなんだかファンである私が私が一番嬉しかった。
(子供たちも「これはヒントだ!」と理解したようで必死にメモっていたので成功)
もちろん今作の目玉である猛獣に襲われた際の選択肢は思ったよりも考える時間が少ないので焦る。
といきなりベア様を助けるハメになるのだが、選択肢が異常。
戦う or 水中
逃げるとか、ナイフとかそう言うのは無いの!?と言う野暮な質問はNGだ。
どの選択も面白くてどっちも試してしまった。(もちろん片側は失敗)
こんな感じの緊迫した選択肢も多く家族みんなで挑むと面白い。
例のライオンとの戦いのシーンも大人の常識で挑んだらあっさりと失敗したので意外と裏をついてくる答えは「マジか!」となれる。答えが知りたくてもう一度やり直すだけだが、いつの間にか1時間以上楽しんでしまう。
間違えても発煙筒を使えば窮地を脱して次のステージに進むことができるのは嬉しい救済処置。前作では選択肢を間違えるとゲームオーバーとなり前の選択肢からのやり直しだった。
ただし脱出できる発煙筒は3本しかないので全て使ってしまうと・・どうなるかは不明。
食虫シーン大増量中!
絶対前作でみんな普通の食事があったのに虫を選択して食べさせてベア様の苦悶の表情を楽しんだ人が多かったのだろう。
今作は食虫シーンが増えている。
というかどう足掻いても食虫するしかないのに食べ方を選択できるのだ!
巨大なヒルを見つけたんだ!次に食糧が手に入るかわからないからね!君ならどうする!?
丸呑み or 噛む
でどっちを選んでもヒルを食べるシーンを堪能できるってわけです。
こんな感じ
丸呑みすれば口の中を噛まれるし、噛めば口の中血だらけになるしとファンは大満足できる内容。(ベア様に何を求めているんだ!!?)
このほかいつもの「ネキリムシ」も大量にいるのでお楽しみに。
まとめ:ベアグリルスファンにはたまらない。
いやいやいや、子供向けと侮るなかれこれは面白い。
サバイバルゲームが終わってから偉大なサバイバーとして多くの番組に引っ張りだこでしたがやはりサバイバルゲーム以上の興奮と冒険をする作品はなかったので今回は一緒にベアグリルスと冒険!と言う珍しい作品ですが没入感を増すためのアイディア豊富で前作以上に楽しませていただけました。
個人的にはやっぱり虫。
必死に美味しい果実を選択させようとするベア様もm
「蛇に首を締められた!どうしたらいい?」