クソみたいな45分間を我慢した先はカタルシス満載だが期待しすぎも良くないNetflixで配信開始中の「カメラを止めるな!」のストーリーネタバレ感想です。
この記事では
- カメラを止めるな!はぶっちゃけどう?
- え?くそつまらないんだけど?え?
- やっとNetflixで配信されたよ!で、どう?
- どんなお話?
といった疑問が解消される内容となっています。
で、私はただの映画好きの凡人なので文才等は一切ありません、Netflixで久々に観たい!と思えた「カメラを止めるな!」視聴15分後の興奮そのままに書きなぐっていくのでご容赦ください。
大事なことなのでもう一度言いますが。
きっと開始5分で「視聴を止めよう」と思ったでしょう?
とにかく
45分間我慢してください。
そのつまらないクソみたいな序盤の内容全てに理由があります。
視聴後の爽快感を得るために。
邦画もバカにできねぇな!と思わせてくれます。
とにかく我慢してみてください。
カメラを止めるな!感想評価:60点
主演の監督役と脚本すげぇ。
でもそれだけ。
あまりに酷い序盤の映画撮影風景と裏側までの45分間が苦痛の極み。
一人で視聴していたら絶対に冒頭10分で止めてますね。
いつか観るだろうと思っていたのでなるべくネタバレサイト等、予告も見ないようにしていましたが2017年の上映開始から2年も経過してやっと視聴開始できました。
で、先ほど嫁と一緒に視聴開始しましたが、あまりの内容に序盤の10分で視聴を諦めようとしましたが、前評判が高かったため諦めきれない嫁は再生中に調べ始め
「序盤は我慢しろって書いてある!後半からめちゃくちゃ面白いって!」
「苦行を乗り越えた先に凄い展開が待っているんだって!」
と私を鼓舞し続けてくれたおかげで視聴を終えることができました。
まぁ60点って感じです。
とある廃墟でゾンビ映画を撮影している最中に本当にゾンビが出てきて逃げ回る出演者と最高の映像が撮れるじゃねぇか!とカメラを回し続ける監督のドタバタ映像が37分間続きます。ところがこの37分間があまりの出来のひどさには理由があって・・・後半に向けて実は裏ではこんなことがあって・・・出演者だけではなく、舞台裏で頑張るスタッフ達の裏側も交えて少しづつネタバレしていくお話。
45分間は苦虫を噛んだ顔で視聴していましたが
ラストの頃には手に汗にぎって目を見開き
最後は出演者と一緒に「ふぅ〜」と笑顔になりました。
見て損はないけど、長ったるい45分間を我慢しなければ楽しめない、と言うのは映画としてはどうなのかなと。個人的には冒頭の5分間で人を惹きつけられない映画は視聴を止めてしまう可能性が高いので「嫁がいなかったら絶対に最後まで見ません」ので。
嫁の期待値が高すぎたおかげでなんとか視聴しましたが、すげぇ楽しかったよ!お勧めだよ!とは「一切なりません」ね。
あぁ、邦画。
って感じ。
Netflixではコメディホラー作品扱い。
ここも知っておけば、序盤の酷さも和らいだかも。ネットフリックスではまさかのコメディホラー作品扱い。
ちくしょう。ちゃんと見ておけば良かった。
この先はカメラを止めるな!のラスト5分前までのストーリーネタバレしています!ここまでの内容で「なんとなくカメラを止めるな!」みたいかもと思ったらここで記事を読むのを止めて映画を見ましょう!
ネタバレストーリーざっくり
超ざっくりですがあらすじネタバレします。
- ゾンビ映画撮影中
- あまりに酷い演技をする女優に監督がダメ出し。
- 熱の入った演技指導が行き過ぎるため一旦休憩。
- 休憩中にスタッフが次々とゾンビ?になっていく。
- 血まみれの監督が登場して謎の儀式を行ったらしい
- 興奮気味に「カメラは絶対に止めないぞ!」と言い姿を消す
- 怯える出演者、襲いかかるゾンビ
- 足を噛まれた出演者に「念のため」とトドメを刺そうとする女
- 止めようとする男性がはずみで女を殺してしまう
- 男性もゾンビ化、足を噛まれた女性がトドメを刺して
- 一人謎の儀式の魔法陣のある屋上で佇みエンドクレジット
- 「ONE CUT OF THE DEAD」とタイトルコールされて暗転。
- そして1ヶ月前。
- テレビの再現ドラマの監督続けるしがない監督に企画が持ち込まれる
- 生中継で編集一切無しのワンカットで撮影するゾンビ作品を作って欲しいと依頼される。
- 「絶対に無理」だ!と断るが色々な思いもあり承諾。
- 癖のある出演者・売れっ子アイドル・作品にダメ出しする俳優・神経質・アルコール依存症・ウルセェ奴。
- スタッフも腰痛持ちのカメラマン・イケメンなだけのプロデューサーなどなど監督は全ての人を束ねる自信がないとうんざりしながらも廃墟で「ONE CUT OF THE DEAD」撮影が始まる。
- 撮影直前になって、主演の二人が事故で来れなくなりあわや中止と思われたが、台本が頭にあり年齢層も同じ「監督」が「監督役」をやることに、そしてもう一人のメイク役は監督の台本を読むのが好きな「とある過去の事故で映画界を追放された嫁」が代役に。
- 早速映画冒頭のダメ出しをするシーンが始まると「監督の作品への熱意、今までの出演者への不満が爆発した最高の演技と演出」となる。
- 熱くなってしまってすみません!と言いながらもどこかスッキリ顔の監督役の監督。
- だが生放送で一度始まると30分間は中止できない。
- が、アル中の俳優が泥酔してダウン。
- 神経質の男が腹を下して撮影現場から逃走。
- NGが多いアイドルへのNG行為連発の出演者。
- そして役にハマりすぎてしまい共演者に大怪我を追わせて追放された嫁の演劇熱がピークになりアドリブ連発でけが人も続出。
- それでもカメラは止まらない。
- 監督は再びカメラ目線で言う
- 「カメラは絶対に止めないからな!これは俺の作品だ!」
- 「っ絶対に止めるなよ!」
- そして波乱のゾンビドラマ作品撮影が続く。
Netflix:カメラを止めるな!まとめ
Netflixの配信告知で「37分間の恐怖」とかって謳い文句があったから「てっきり37分間の映画作品」と勘違いしてしまい、どんなに駄作でも37分ぐらいは我慢するわ。と視聴開始した私が悪いのですが、まさかの90分作品です。37分とは作中で製作されていたゾンビ映画の上映時間のことで、煽り文句間違えてないか?とは思いましたね。
そして延々約45分間垂れ流しクソ映画と裏側を見せつけられてからの後半はまぁ面白い。
面白いが、それだけ。
監督役の濱津隆之さんにアカデミー主演男優賞を上げて欲しかったが、話題になった割にはアカデミー賞の受賞には一切かすっていませんでした。芸人・DJを諦め役者を志して鳴かず飛ばずで辛い日々の中今作でブレイクを果たした濱津さん。あの演技力は辛い下積み時代の積み重ねの結果なんだなと思うと今後も応援したいとおもいました。
なんというか、
ああ、邦画。
そんな感じでした。
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